パターグリップの人気おすすめ12選｜マレット・ピン型パターに合うのは？【極太も】

パッティングはドライバーやアイアンのショットと違い決まった打ち方がないため、人によって合っているフォームが変わってきます。特にゴルフを始めて間もない人は、パターをどのように打てばいいのか悩む人も多くいるようです。

パターはグリップによっても感触が異なり、スコアに大きく影響します。極太のものにはマレットタイプ、細いグリップにはピン型など、パターグリップの形・太さ・色は商品によってさまざまなので、自分の手にしっくりくるものを慎重に選ばなければなりません。

そこで本記事では、パターグリップの選び方やおすすめ商品12選を紹介します。PINGのおしゃれなバタークリップやプロなども使用するオデッセイなど人気メーカー・グリップの握り方・グリップ交換の注意点についても解説するので、パッティングに疑問を感じている方はぜひ最後までご覧ください。

パターグリップとはパター用に作られたグリップのことです。太さや形状,、重さや素材などそれぞれ細かな違いがある為、自分のプレーに合わせて選択ができます。パター選びで重要なのは、自分に打ちやすいものの見極めです。パター本体だけでなく、グリップも自分が握りやすく打ちやすいものにしておけばいい結果に繋げられます。

プロだけでなくアマチュアもパターの握り方はさまざまあるため、万人に合うグリップはありません。しかし、必ず自分に合う握り方やグリップはあるので、次から紹介する選び方を参考にしてください。

標準サイズのパターグリップは、コントロールや飛距離においてバランスが優れています。基本的なパターの打ち方・グリップの握り方を覚えるのに最適なので、初心者がパターの基礎を練習するのにも向いています。

グリップが太くなるほど、親指方向に手首を折るコックがしづらくなります。ヘッドが走りづらくなる反面、方向性は安定します。また、極太など太いほど握った時の手首の動きを抑えられるため、振り子のようにふり幅の大きさで打つ方法に向いています。

コントロール重視の太めのグリップに対して、細目のグリップは飛距離を伸ばせます。一般的には細いものほど手の感覚を活かせるため、操作しやすいです。「毎回カップに届かない」「弱気のパッドになってしまう」といった人は、一度細めのグリップを使ってみるのをおすすめします。

テーパー（ピストル）タイプのグリップは、グリップエンドから先に向かって段々細くなっていくグリップ形状。パッティングの際繊細なタッチができるよう、微調整しやすい形状になっています。

テーパー（ピストル）タイプは右手を使いやすいため、少しオーバー気味に打ちたいとき強めにヒットできます。

ノンテーパータイプのグリップは、太さが均一になっているグリップ形状。手にかかる余計な力を軽減できます。テーパー型グリップでどうしても右手を使い過ぎてしまう人や引っかけのミスが気になる人は、ノーテーパー型を一度試してみましょう。

角がたった四角タイプのパターグリップ。グリップの側面が手のひらに吸い付くよにフィットし、持ってみると人気の理由が明確にわかります。不思議と自然に手の向きとパターフェイスの向きがまっすぐに決まるようになります。

また、体積が大きいにも関わらず、ドイツ製最高ラバーおよびEVEフォームを使用して軽量化にも成功しました。その為、グリップの角も違和感なく握れておすすめです。

ラバーグリップはゴム系の素材で多くの人が使用している素材です。ゴム系の素材はよくグリップし、滑りにくい特性があります。他の素材のグリップと比べてもクセが少ないです。そのため初めてグリップを交換する人は、まずこちらに変更するのをおすすめします。

コードグリップはラバーグリップ同様ゴム系の素材でできていますが、ラバーグリップを強化している性質があります。よく糸を練り込むと、より滑りにくく高耐久を実現しています。ゴム系のグリップが好みの人にはこれ以上ない材質のグリップです。ただし、性能がいい分ラバーグリップと比べると価格は高めです。

レザーグリップは、主にレザー素材や本革に似せたマイクロファイバー素材を使用したグリップ。手にしっかりフィットするため、乾燥しがちな人には特におすすめの材質です。ただし、水に濡れるとかえって滑りやすくなるので、雨天のゴルフが多い方は注意してください。

軽いタイプのグリップはピン型のパターにおすすめです。パターのヘッド部分の重みに任せてパッティングできます。トゥ側とヒール側を重くしているため、パターにある程度まかせて打てます。そのため、ピン型は軽いタイプのグリップとの相性がいい型です。

マレット型のパターのような大きめのヘッドには、重いタイプのグリップがおすすめです。手首を使わずに打ちやすいようにグリップをしっかり持てる重めのグリップを選びましょう。

パターには芯があり、外してしまうと上手くパッティングできません。マレット型のパターは、ボールを芯で捉えやすい特徴があります。

イオミックはエラストマーグリップの先駆けとなったメーカーです。グリップの余分な力を抑え、パッティングの操作性・インパクトの最適化が期待できます。モデルによって、吸い付くようなグリップ感やソフトな握り心地のものがあるので、自分に合ったパターグリップを見つけられます。

ゴルフプライドのパターグリップは、手元の固定がしやすく手によくなじむグリップ。手の動きをダイレクトに伝えると同時に正確なフィードバックが欲しい人におすすめです。

ゴルフプライドこだわりの素材であるSNSRラバーは、従来のラバーよりも約2倍ソフトなフィット感があり、素材に関しても熱心に研究されています。

スーパーストロークのパターグリップは、グリップの先端まで同じ太さのため、細くて握りやすく繊細なタッチが出しやすいです。

太めグリップの代名詞とも呼ばれたスーパーストロークは、全体の2割ほどに普及しています。しっかり握れる上に、太いグリップなのに重くないのも特徴といえます。

エリートグリップにはグリップエンドに重りをつける仕組みがあります。クラブの特性や好みによって重りでバランスを変えられます。微調整すると、飛距離安定性・打ちやすさなど、最も自分に合っているフィーリングが得られます。

他にも柔らかさとカラーのバリエーションが豊富なので、個性的なグリップを探せるはずです。

オデッセイのパターやグリップは、種類が豊富です。細かいところまでこだわると必ず自分に合ったものを見つけられます。現在はキャロウェイに買収されていますが、プロを始め多くの人に使用されています。

ラムキンは、初心者におすすめなパターグリップ。手になじみやすいグリップは、左手部分が細く右手部分は広くなるように設計されています。さらに、近年のパターヘッドの重量化に対応し、重めのグリップになっています。重さに関しては相性があるため、好みのものがあるか探してください。

逆オーバーラッピンググリップは、一番オーソドックスな握り方です。右手小指と薬指の間の上に左手人差し指を乗せるようにします。

パッティングは手首を使わず、腕の形をホームベースの形にして方の動きだけで打つように心がけてください。逆オーバーラッピンググリップは微妙なタッチができるため、正確な距離を求められるシーンで有利です。

通常右手は下になりますが、クロウグリップは左手が右手の下になるように握ります。この握り方は、アイアンやドライバーなどの握り方と逆になりますので、ある程度練習が必要になります。

慣れてくれば、左右の腕に一体感を感じながら打てます。低く長くストロークを意識できれば、重いマレットタイプのパターでも距離を出せます。

クロスハンドグリップは、アメリカのクリス・ディマルコ選手がイップスの対策で考え出した グリップ方法です。左手は普通に構え右手の甲を上に、グリップを上からおさえるように添えます。

このグリップ方法は、合う人・合わない人がいるので参考程度に知っておくと便利です。

パターのグリップは劣化・消耗するため交換が必要です。使用頻度にもよりますが、大体3か月から半年に1回交換してください。

パターグリップ交換は、バランスが変わってしまう場合があるので注意が必要です。です。そのため、毎回長さや重さが同じになるように交換しましょう。自信がない場合は、700円ほど交換料金を支払えばショップで交換してくれます。

本記事ではゴルフグリップの選び方やおすすめ商品を紹介しました。今のパッティングに満足できていない方は、グリップを変えてみると劇的に改善できる可能性があります。ご紹介したおすすめ商品も参考にして、自分に合ったパターグリップを見つけてください。