赤ちゃんの歩行器のおすすめ20選｜歩行器の代わりはある？デメリットも解説

赤ちゃんが1人で歩けるようになるのは15ヶ月くらいと言われており、それまでは壁に手を付きながら、または支えながら一緒に歩く練習をします。赤ちゃんが歩くことに慣れるためには、歩行器がとても役に立ちます。

少しずつ歩くことができるようになると、歩く前よりも赤ちゃんから目が離せなくなります。しかし、他にもやらなければならないことがある場合、「少しだけ1人で遊んでいてほしい」と思うこともありますよね。そんなときは歩行器がおすすめです。

そこで今回は歩行器のメリットやデメリットに加えて、選び方や歩行器のブランドをご紹介します。おすすめの歩行器20選もピックアップしたので、ぜひ購入の参考にしてください。

歩行器は赤ちゃんがつかまり立ちを始める頃から使用するアイテムです。いつもいる家の中であっても立てるようになった赤ちゃんにとって、その景色は新鮮そのものなので、いろんな場所に行こうとします。

歩行器はそんな赤ちゃんの歩く練習として動き回るだけでなく、ストッパーをすることで動かないようにできるため、少しだけじっとしていてほしい時にも役立ちます。そのため歩行器は、赤ちゃんの成長を安心して見守ることができる重要なアイテムといえます。

赤ちゃんにとって歩行器は成長していく上で大切なアイテムとお伝えしましたが、具体的に歩行器の重要性とはどのようなものなのでしょうか？ここからは赤ちゃんの歩行器の重要性について詳しく解説していきます。

歩行器の役割の1つとして歩行のサポートがあります。生まれたばかりの赤ちゃんはまだ筋力が発達していないので、歩くことができません。1日1日成長していく中で歩けるようになります。最初は歩くのもヨタヨタとしてしまうため、歩行のサポートとして歩行器が役に立ちます。赤ちゃんが歩くことを体で覚えるということを学べるアイテムです。

歩き始めの赤ちゃんはバランス感覚が低いため、転倒する可能性が高いです。その際、打ちどころが悪かったり、転んだ場所が悪かったりすると大きな怪我をしてしまいます。歩行器は赤ちゃんの転倒防止になるため、赤ちゃんがずんずんと前に進んでいっても怪我をするリスクが軽減されます。

歩き始めたばかりの赤ちゃんは何もかもが新鮮なので、家中を探索しようとします。ずっと赤ちゃんを見ていられたらいいのですが、少し目を離してしまうこともありますよね。そんな時に歩行器は赤ちゃんをじっとさせるという役目を果たしてくれて、パパもママも安心できます。歩行器は赤ちゃんだけでなく、パパとママの強い味方なのです。

赤ちゃんの歩行のサポートや転倒防止もしてくれる歩行器ですが、実はメリットだけでなくデメリットもあります。歩行器の購入を検討している場合は、デメリットの部分もしっかりと理解することが大切です。こちらでは歩行器のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

赤ちゃんが歩行器を使うメリットは赤ちゃんの行動範囲が広がるという点です。壁などにつかまって歩くのがやっとの赤ちゃんでも、歩行器を使うと体を支えてくれるので、行きたい場所に行けるようになるのです。

パパやママの姿を見て近くに行きたいと思った赤ちゃんは、思うように進めないことで悲しくなり泣いてしまうこともあります。そんなときに歩行器があれば赤ちゃんが自分の意志で移動したい方向に進むことができるため、赤ちゃんもご機嫌になります。

赤ちゃんの歩行器には、メリットだけでなくデメリットも存在します。まだハイハイしないうちに使用してしまうと、赤ちゃんの自力で歩くという成長を妨げてしまいます。

さらに、歩行器を使用する安心感から大人が目を離してしまい、階段から落下する事故も起こっています。不注意による事故の可能性から、海外では歩行器の使用自体をよくないと発言する医師もおり、使うことを禁止している国があるほどです。

階段からの落下事故のほかにも、家具への衝突で上から物が落ちてくるということも考えられます。いずれにせよ、赤ちゃんが歩行器を使用する際は周囲に危険がないことを確認した上で遊ばせなければなりません。

赤ちゃんが歩行器を使い始めるのに適している時期は、首がすわり支えがなくても1人で座れるようになってからです。年齢でいうと生後7～9ヶ月頃です。この頃からつかまり立ちを覚えてくるので、歩行器を使用しながら歩く練習をしていきます。ただし、赤ちゃんの成長には個人差があるため年齢は1つの目安と捉えてください。

いつから使い始めていいかの目安は、腰が据わる頃からです。赤ちゃんがお座りができないうちは、腰への負担も大きいため、歩行器の使用はよくないと覚えておきましょう。

赤ちゃんの歩行器のメリットやデメリット、そして歩行器の重要性を解説してきました。ここからは実際に歩行器をどう選べばいいのか、その選び方をご紹介していきます。ぜひ購入時の参考にしてください。

歩行器を選ぶ時にまず大事なのは、使用目的です。歩行器には赤ちゃんの歩く練習以外にも、用途があります。パパやママがどうしても少し赤ちゃんをじっとさせたい時に、ストッパーを使うことで、赤ちゃんをその場に留めておくことができるのです。

さらに、赤ちゃんの歩行器には赤ちゃんを楽しませてくれるおもちゃがついているタイプもあります。ただじっとさせようとすると、赤ちゃんが我慢できず泣いてしまいますが、おもちゃがついていれば赤ちゃんが一人遊びをしてくれるので助かります。

歩行器を選ぶ上で最も重要なのは、安全性です。大切な赤ちゃんが怪我をしないように、パパやママがしっかりと赤ちゃんを見守ることはもちろんですが、赤ちゃんの歩行器自体の安全性も確認しましょう。

赤ちゃんの体重で転倒してしまわないか、勝手に動かないようにストッパーはついているかなどが歩行器を選ぶ大事なポイントです。さらに、赤ちゃんの足がタイヤに巻き込まれないような、巻き込み防止機能もチェックしてください。

毎日子育てをしていると気づきにくいかもしれませんが、赤ちゃんの成長スピードはとても早いです。いつの間にかこんなに大きくなっていると驚く方もいらっしゃいます。そのため、歩行器は高さ調節できるものを選ぶと、赤ちゃんが成長してもその都度赤ちゃんの身長に合わせて歩行器の高さを変更できるので長く使用できます。

つかまり立ちを覚えた赤ちゃんは好奇心旺盛で、色んな場所に行きたいと思っています。そんな時に気をつけたいのが、歩行器のサイズです。部屋の広さに対して、歩行器のサイズが大きいと、赤ちゃんが歩行器で移動している時に家具に衝突し、上から物が落ちてくるなどの事故につながる可能性があります。

一方、サイズが小さいと赤ちゃんにとっては窮屈でストレスを感じてしまう可能性が高いです。赤ちゃんの歩行器を選ぶ時は、サイズをしっかり確認することが大切です。

歩行器の選び方を解説してきましたが、赤ちゃんの歩行器はさまざまなタイプがあるので、どれを選んでいいかわからないという方もいるかと思います。そんな時はブランドで選ぶというのも選択肢の1つです。ここではどのようなブランドあるのかを解説していきます。

西松屋は1956年に創業し、今でも大人気のベビー用品専門のチェーン店です。子育てをしている人の中で西松屋を知らないという人は珍しいというくらい、知名度が高いブランドです。西松屋の歩行器はシンプルな作りで安価なものが多いため、コスパが高いのが特徴です。短期間のみ使用する歩行器は、費用をなるべく抑えたいという方におすすめです。

永和は2000年に設立しているベビー用品の商品作りをしている会社です。永和自体に実店舗はなく、上でご紹介した西松屋やネットショッピングで販売を行っています。永和は高品質なものを安心価格で提供するという会社理念であるため、永和の歩行器はコスパ重視のパパやママにおすすめです。

JTCは1997年に設立しているベビー用品メーカーです。扱っているものはベビーカーや歩行器、ベビーベッドなどの大きめのベビー用品です。自社独自の厳しい安全基準に基づき、商品開発を行っているため、安心して使用できる点が魅力です。歩行器を選ぶ際、特に安全性を重視している方におすすめです。

動物園をイメージした「ベビーウォーカー ZOO」などの、ボタンを押すとメロディが流れる機能の付いたものなど、丈夫さだけではなく、赤ちゃんが楽しみながら練習できる工夫がされたモデルもあります。

バースデイは、しまむらグループのベビー・子供用品専門店です。いくつかのブランドラインが展開していて、上品なフレンチスタイルが特徴のCottoliからも、歩行器が販売されています。やさしい色合いと可愛らしいデザイン性の高さが特徴のブランドで、歩行器もキッズ用品っぽい派手な色合いとは違い、淡いトーンでまとまっています。

デザインや色遣いにこだわる人におすすめです。

歩行器の使用が不安な方は手押し車を使用してみてはいかがでしょうか。カタカタと音を鳴らしながら動くので、そのままカタカタとも呼ばれています。上述した通り、赤ちゃんによっては歩行器が成長の妨げになってしまうこともあります。

そのため、赤ちゃんの筋力向上を1番の目的とするなら、手押し車を押しながらしっかりと足をついて歩く練習をさせるのがおすすめです。

歩行器には、自立歩行が困難な方向けの「介護歩行器」があります。「歩行車」とも呼ばれるキャスター付きのものが一般的ですが、手で持ち上げて前へ進むタイプもあります。高齢者の介護の場面でも多く使用されていて、筋力低下・足や腰に強い痛みを感じる場合に使う補助器具です。

歩行に問題のない方が、荷物を運んだり座ったりするために使う「シルバーカー」とは異なります。

1歳になるまでの赤ちゃんは、首がすわる・寝返りを打つ・1人で座る・つかまり立ちをするというように凄まじいスピードで成長していきます。少しでも赤ちゃんのサポートをしたい方のために、歩行器はとても役立ちます。無理に制限するのではなく赤ちゃんの意思も尊重して、歩行器を安全に活用しながら成長を見守りましょう。