カフェインレス紅茶のおすすめ15選｜ギフトにぴったり！無印良品やカルディにある？

仕事や家事の間にほっと一息する時に温かい飲み物を飲むことがあります。多くはコーヒーが一般的ですが、コーヒーの飲めない方もいます。そんな時、考えられる別の飲み物と言えば「紅茶」です。

紅茶もコーヒー同様カフェインが含まれています。カフェインの摂取を控えている場合や、就寝前で飲むと眠れなくなってしまう方は紅茶も代わりにはできません。そんな時はカフェインレス紅茶がおすすめです。

そこでこの記事ではカフェインについての解説・カフェインレス紅茶の種・カフェインレス紅茶の選び方やおすすめ15選などをご紹介します。合わせて紅茶以外でも美味しく飲める飲料もご紹介します。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

身近な飲み物でカフェインを含んでいるものと言えば、コーヒー・紅茶が思い浮かびます。最近の新しいものではエナジードリンクなどもそうです。これまではカフェインというと体に刺激を与えるため、飲み過ぎには注意すべきものという印象の方が強い存在です。

カフェインは「アルカロイド」と呼ばれる苦味成分で、脳内で眠気を作り出す「アデノシン受容体」という物質をブロックし、眠気を感じなくなる・頭がスッキリするという効果があります。中枢神経を興奮させるのはこのような原理です。うまく利用すれば有用な成分であることは間違いありません。

しかし、成人のカフェイン摂取の最大量は1日400mgといわれており、コーヒー5杯程度です。食事の時に摂取する程度では問題ないものの、カフェインに依存しこの値を超えて摂取してしまうと要注意。適量を超えて摂取するとカフェイン中毒になる例も報告されています。

一般的に、妊娠中にはカフェインは控えた方がいいと言われています。WHOやイギリスの基準では、妊娠を予定している方・妊娠中の方はカフェイン量を200~300mgまでと、通常時の約半分に抑えるよう提言しています。そして、カフェインを摂取すると次のようなリスクが生じると言われています。

• 流産
• 早産
• 低体重児
• 低酸素状態
• 発達障害

カフェインは血管を収縮させる作用があり、それに伴ってお腹が張って流産や早産のリスクが高まります。また赤ちゃんに酸素や栄養分が送られにくくなり、低体重や低酸素状態になる恐れもあります。また、カフェインは鉄分の吸収も妨げるため、貧血になったり頭痛になったりと不調を招く原因にもなりかねません。

カフェインにかんしての表示はさまざまあり、しっかりと理解しておくと危険を回避できます。すべての表記は、一見「カフェインが含まれていない」と思われがちです。実はそれぞれ含有量に違いがあります。

• ノンカフェイン：全くカフェインを含まない
• カフェインレス：90%以上カフェインを取り除く
• デカフェ：カフェインレスのフランス語表記

このように、実際に全くカフェインを含んでいないのは「ノンカフェイン」です。元々、使われている原材料に全くカフェインが含まれていない飲料に表記される場合が多いです。たとえば、ルイボスティやコーン茶、タンポポ茶などが該当します。

手軽さが人気の秘密なのがリーフティです。お湯に浸すだけでなく、そのまま蒸らすことでさらにおいしく飲めます。1パックが一人分となっていますので、必要な分量が分かりやすく使いやすいのが特徴です。人数が多くてもポットでまとめて作ることも可能です。一人分は大体150ml～160mlが適量です。

一見するとリーフティを入れるのは難しいのではと思われそうですが、ポイント押さえれば大変美味しい紅茶がいただけます。通常ですとティースプーンに軽く中盛程度が一人分です。大きめの茶葉ですとティースプーンに大盛一杯を目安にしてください。

ティーポットに茶葉を入れ、お湯をそそぎます。数分間蓋をして蒸らすのがポイントです。香り高い美味しい紅茶が楽しめます。

粉末タイプは別名「インスタントティー」とも言われます。缶やパウチに入っていて、スプーンで計量して使うものが主流ですが、一回分ずつ小分けしてあるスティックタイプもあります。カップに入れてお湯を注ぐだけですぐに紅茶が楽しめます。

茶葉を使ったものに比べると風味などに欠ける面もありますが、簡単に作れて価格も安いので気軽に紅茶を楽しめます。加糖されたものが多いのでお子様も飲みやすくなっています。

すでに出来上がった紅茶の液体が充填されているため、キャップをあけるだけですぐにおいしい紅茶が楽しめます。風味が壊れないように工夫された製品が多く、思った以上にクオリティが高い商品が多いです。

加糖、無糖タイプとあるため、無糖ですと食事の際にも飲めて、ブレイクタイムには加糖の商品を飲んでほっこりできます。比較的どこでも手に入りやすいので、いつでも楽しめるのが利点です。

アールグレイと言えば、イギリスで大変愛されている人気の品種です。原料は中国系のキーマン茶が使われることが多いですが、特に規定はなくブレンドされた茶葉にベルガモットの柑橘系のフレーバーで香りがつけてあります。

名前の由来は1830年代のイギリスの首相「チャールズ・グレイ」からきています。ホットはもちろん、アイスにしてもおいしくいただけます。

セイロン紅茶というのはよく聞く品種だと思います。「セイロン」は現スリランカの旧国名のことです。つまりスリランカ原産の紅茶のことをセイロンティーと言います。セイロンというのは紅茶の茶葉の名前ではなく、スリランカでつくられている紅茶全般をさしています。

セイロンティーは味にくせがなく、飲みやすいので初めて紅茶を飲むときにおすすめです。

• ヌワラエリア
• ウバ
• ディンブラ
• キャンディ
• ルフナ

がセイロンティーの5大生産地となっています。

アッサムはインドの北東部にある世界でも有名な紅茶の原産地です。紅茶の栽培では世界最大と言われているインドの中でもさらに栽培が盛んです。雨量が多く、高温多湿の気候を生かし、濃厚で独特の甘い香りを持った紅茶です。

メインの収穫シーズンは3～11月ですが、シーズンによって微妙に茶葉の風味が変わるのも魅力です。発酵が深く非常にコクがあるので、ストレートティはもちろん、ミルクに合わせてミルクティにするととてもおいしくいただけます。

インドのダージリン地方で栽培されている紅茶の総称です。アッサム同様に、世界三大紅茶と呼ばれています。ダージリンは独特のフルーティな香りで「紅茶のシャンパン」とも呼ばれるくらいのさわやかな渋み、深いコクが特徴の紅茶です。

アッサムと同様に原産国はインドですが、風味は全く違います。アッサムのようにブレンドしたあとにつけられた香りではなく、元々の茶葉自体についている香りのままが楽しめます。

アールグレイも実はフレーバーティーの仲間です。ベルガモットオレンジで香り付けされています。アップルティーも有名でさわやかなりんごの香りが人気です。フルーツ系では他にも

• ピーチ
• マスカット
• アプリコット
• オレンジ
• レモン

など種類は豊富です。味よりもフルーツ独特のさわやかな香りと紅茶のハーモニーを楽しむのが醍醐味と言えます。

しょうがの風味がぴりっときいたややスパイシーな味です。意外にも紅茶との相性もよく、はちみつやミルクを合わせてもおいしくいただけます。味のバリエーションも多く、飽きず続けて飲めます。

しょうが自体に血行を良くしたり、発汗などの効果もあるため、風邪の初期に体を温めるのにもおすすめです。冷え性の方もぜひ試してみてください。

キャラメル・バニラと聞くと甘いイメージもあるかと思いますが、「フレーバー」ですので実際に甘いわけではありません。紅茶との相性もよく、ホットだけでなくアイスでも楽しめます。甘い香りが疲れた心を癒してくれます。

甘い香りは神経をリラックスさせる効果があるので、夜寝る前に飲むと深い眠りにつきやすくなります。

ハーブは味、香りともに刺激性があります。食用では香辛料などにも使われていておなじみです。

• ミント
• ローズマリー
• ローズヒップ
• カモミール

など種類が豊富で、リフレッシュ効果があるため効能にも注目が集まっています。特に女性に人気があるようです。カフェインが含まれていないものがほとんどなので、体に優しいということも人気の秘訣です。

ルイボスティーは南アフリカが原産のマメ科のアスパラトゥス属の植物が原料です。なんと南アフリカでしか育たなという貴重なお茶で、ミネラルとポリフェノールが豊富で健康と美容に関心がある方に好まれます。

味は少し薬っぽい風味がありますが、飲み慣れてくると気にならなくなります。きれいな赤色の液体です。ホットにするととても美味しくいただけます。

たんぽぽ茶と合わせて「たんぽぽコーヒー」もよく耳にしますが、基本的には同じものです。たんぽぽの根を焙煎したものが原料となりますが、たんぽぽ茶はね以外に葉なども使う場合があります。

昔からたんぽぽ茶の効果として、「母乳成分の分泌を促す」「乳腺の詰まりを改善する」と言われており、カフェインレスであることから妊娠中も安心して飲めるので妊娠中～授乳中の女性におすすめできます。

男性でも利用作用促進効果があり、老廃物を排出するので健康のために飲む方もいらっしゃいます。味も意外にくせがなく、普通のお茶と変わらず飲めます。

ごぼう茶はその名の通りごぼうを細かく切って乾燥させ、焙煎して作られたお茶です。優れたデトックス効果があり、抗酸化作用があるサポニン、ポリフェノールなどが豊富に含まれています。水溶性の食物繊維であるイヌリンも含まれていますので体にもいい作用をもたらします。

ごぼうの芳ばしい風味がくせになるほど美味しく、抵抗なく飲めます。近年では「飲むアンチエイジング」と言われるほどで、健康だけでなく美容に関心のある方も興味を持っているようです。

コーン茶は韓国が発祥の文字通り「とうもろこし」が原料のノンカフェインのお茶です。焙煎したとうもろこしの実を煮出して作ります。とうもろこしの甘味や香ばしい風味があります。さっぱりしていて口当たりがよく、ホットでもアイスでも美味しくいただけます。

ビタミンや、カリウム、ナトリウムなどの普段の食事では不足しがちな栄養素が含まれているので健康にもよく、人気があります。食物繊維も豊富なので便秘対策に使われている方もいらっしゃるようです。

妊活期・妊娠期・授乳期には特に必要な栄養素がいくつかあります。特に重要な栄養素は葉酸です。葉酸はお腹の赤ちゃんの発育や安定した妊娠期を過ごすために重要な役割を果たします。合わせて鉄分やカルシウムも摂取することをおすすめします。鉄分は赤ちゃんに必要な栄養を送るために、カルシウムは母体のカルシウム量の減少を補うために必要な栄養素です。

購入に際して、自分用に買う場合とギフトにする場合では選ぶポイントが変わってきます。自分用であれば美味しいという事が一番の目的になりますが、ギフトは見た目にもこだわりおしゃれなものを選びたいところです。

パッケージが華やかで高級感のある外国製のものや、シンプルでも「有機栽培製法」などとわかりやすく明記されていれば送る相手が妊婦の方だとしても見ただけで喜ばれるでしょう。

ここからはギフトにして喜ばれそうなカフェインレス紅茶のおすすめを紹介していきます。

ここではカフェインレス紅茶のおすすめの購入先を紹介します。ぜひ参考にしてください。

• カルディ
  有名な紅茶ブランドのジャンナッツの商品が人気。「デカフェ　アールグレイ」は香り高く高級感がある。ほかにも海外のハーブティーが有名
• 専門店
  ルイボスティー・ノンカフェインの紅茶を専門で販売している店もある。やさしいデカフェ紅茶が欲しいなら、選択肢が豊富なインターネットショッピングがおすすめ
• 無印
  「カフェインレス　アールグレイ」がおすすめ。ベルガモットの香りが楽しめる

カフェインレス紅茶のおすすめ商品をご紹介しました。紅茶以外でもカフェインレスで、妊娠・授乳中でも安心して飲める商品は意外にたくさんあります。その日の体調や気分に合わせて選んでください。気に入った紅茶を見つけて素敵なブレイクタイムをお過ごしください。