おすすめ胡椒15選│パウダーや粗挽きなどラーメンに合う胡椒も！

料理をする際、必ずと言っていいほど使用する調味料が胡椒です。和風・洋風・中華とどんな料理にも合う胡椒ですが、スーパーやカルディなどで胡椒を選ぶとき、なんとなく目についたものを買っている人も多いのではないでしょうか。

実は胡椒は種類がとても豊富で、使い分けることでその料理にベストな風味を出したり、自分好みの味付けにすることができます。とはいっても、どの料理にどの胡椒を使えばいいのか、自分にぴっかりの胡椒はどの種類なのか迷ってしまいます。

この記事では、料理に使われているブラックペッパーやホワイトペッパーなど胡椒の種類・パウダー・粗挽きなど挽き方・産地などから胡椒を選ぶ方法・ラーメンに合う胡椒やサラダに合うおすすめの胡椒15選などを紹介していきます。ぜひ最後まで読んで、普段の料理にこだわりの胡椒を取り入れてみてください。

種類が豊富にある胡椒ですが、普段の食生活で使うことにより多くのメリットを得られます。香りが強めで辛味もあるため苦手としている人もいますが、血行促進や消化機能の向上など、健康面に関して体へのメリットが多いです。

ブラックペッパーは胡椒のなかでも最も万能で使いやすい胡椒です。ジャンルに問わずどの料理とも相性がいいため、多くの料理人が愛用しています。風味があり、口に入れた時の香りも強いのが特徴です。

また、料理の味付けとしてだけでなく、香り付けや臭みの解消としても使用でき、多くの場面で役立つ胡椒です。

ホワイトペッパー（白胡椒）は、ブラックペッパーよりは香味や辛味を抑えて作られていますが、上品な香りとピリッとくる辛味が特徴の胡椒です。他の胡椒と比較すると、見た目の色味が目立ちにくいです。

そのため、クリームソースなどを使った料理で色味を見せたくない場合にホワイトペッパーを使用する料理人が多いです。料理の隠し味として使えます。

グリーンペッパーは青胡椒や緑胡椒とも呼ばれており、実が熟していない胡椒を乾燥させたり塩漬けにしたものを言います。他の胡椒と比較すると爽やかな香ですが、その香りとは裏腹にスパイシーな味が特徴です。

調味料というよりは、食材として使用する料理人が多いです。色鮮やかな見た目であるため、飾りとして使用することもできます。

ピンクペッパーは他の胡椒と比較すると香りや辛味が控えめな胡椒です。見た目が鮮やかな赤であるため、主に料理への彩りとして使用されています。しかし、加熱すると味や香りが劣化してしまいます。

サラダやカルパッチョといった冷たい料理に使用されることが多いです。ピンクペッパーだけで3種類ありますが、コショウボクの実が一般的です。

ホールペッパーは潰すことなく粒状で出されている胡椒です。しっかりとした香りを引き出し、コクのある味を楽しめます。主に煮込み系の料理に使用されることが多く、ホールペッパーにより深い味わいに仕上がります。

ミルを使うことにより、挽きたての胡椒だけが持つ独特な香りが出るのも特徴です。香りにこだわるなら、ミルを使うのがおすすめです。

粗挽きペッパーは粒状の胡椒を粗めに砕いて仕上げているタイプです。粒状でもなければ粉末でもなく、程よい粗さによる香りが長続きします。料理に胡椒の風味を加えたい時に使うとベストです。

ホールペッパーと比較すると香りは少々劣りますが、ミル無しでもすぐに使用できます。料理の味をさらに引き立てることもできます。

パウダーペッパーは粗挽きペッパーよりもさらに細かく砕いたタイプであり、粉末状に仕上がった胡椒です。ミル無しでどんな料理にも安定して使えるため、一般家庭ではパウダーペッパーを好んで使っているところが多いです。

ホールや粗挽きと比較すると香りや味がマイルドに仕上がっており、ラーメンとは特に相性がいいです。

胡椒は原産地によっても香りや味わいが変わってきます。最近では世界中で作られており、インドネシアやスリランカ、ベトナムにマレーシアなど、多くの国が産地となっています。日本でよく使われているブラックペッパーは、主にマレーシア産です。

産地にもこだわりたい人は、購入する前にチェックすることをおすすめします。

胡椒を購入する際は、使用されている容器にも注目しておくと、後々苦労せずに済みます。主に使用されている容器には袋、瓶、缶などがあります。袋タイプはコストを抑えることができたり、瓶タイプであればホールペッパーの香りを逃さないなど、容器によってさまざまな特徴があります。

ホールペッパーの場合は、ミル容器付きを購入しておくのがおすすめです。自分の目的や使用頻度、使いやすさなどを考慮したうえで選んでください。

胡椒をほかの食材や調味料とブランドしたものが販売されています。主なブレンド胡椒をピックアップしてきます。

【塩胡椒】

料理で最もよく使う調味料である塩・胡椒をブレンドした調味料です。塩と胡椒をそれぞれ使用しなくても、ひとつの工程で済みます。これだけで味が決まるので料理が苦手な方にもおすすめです。塩胡椒のほかに、さらに調味料をプラスしたものもあるため、お好みのブレンドから選んでください。

【にんにく胡椒】

胡椒にパウダー状のにんにくをプラスした調味料です。にんにく胡椒を使えば、にんにくの皮をむいたり、スライスしたりなどの手間がかかりません。ラーメン・ステーキなどに使えば、胡椒の辛味とにんにくの風味がベストマッチです。

【酢胡椒】

脂っこいものでもさっぱりと食べられる酢に胡椒をブレンドしています。暑い夏の季節や食欲のない時などにおすすめです。胡椒の辛味が酢によってマイルドになり、香りと風味が引き立ちます。餃子のつけダレにぴったりです。

【柚子胡椒】

柚子の香りがポイントの柚子胡椒は、料理だけでなく薬味としても使えます。うどん・そば・お鍋に使うと和風だしとマッチし、美味しさがアップします。ただ、胡椒ではなく唐辛子が使用されているため胡椒の風味とは異なるため、胡椒を味わうならさらに胡椒をプラスするのがおすすめです。

胡椒を使って美味しく作れる料理は数多くありますが、特にどのジャンルとも相性のいいブラックペッパーを使う料理がおすすめです。少し変わったものとして、ふりかけの代わりにブラックペッパーを使った黒胡椒おにぎりなどは美味しく簡単に作ることができます。

普通の塩おにぎりとは、また違った味わいを楽しむことができます。

胡椒は多くの料理に頻繁に使用するものです。これまで胡椒にこだわっていなかったという人も、これを機会にこだわりの胡椒を取り入れてみてはいかがでしょうか。作る料理によって胡椒を使い分けるのも楽しみの1つになりますよ。