赤ちゃん用スリーパーおすすめ12選！おしゃれなブランドは？出産祝い・プレゼントに

赤ちゃんや小さな子供たちの多くは眠っている間も動き回り、布団の中で大人しくしていません。特に冬場はお子さんの寝相が心配で、しょっちゅう布団をかけ直しているママ・パパも多いのではないでしょうか。

しかし、近年赤ちゃんに布団を使うのについては、安全上のリスクが指摘されるようになっています。そこで、布団に頼らず、赤ちゃんに快適な睡眠環境を与えるために使われるのが「スリーパー」です。出産祝いなどにも人気があります。

スリーパーを着用すれば、寝相でお腹が出たり顔に布団がかかったりする心配がありません。この記事では、なぜスリーパーが必要とされるのかをお伝えした上で、スリーパーの選び方やおしゃれなおすすめ商品12選をご紹介します。ぜひ参考にしてください。プレゼントにおすすめの人気ブランド情報も必見です。

スリーパーは、睡眠中の赤ちゃんや子供たちの身体が冷えるのを防ぐためのアイテムです。パジャマの上から羽織れるように作られており、「着る布団」と呼ばれる場合もあります。

スリーパーの形には、身体の前のボタンやファスナーで留めるタイプのものや、肩やサイドで留めるものなどがあり、子供の成長に合わせて適したものを選択可能です。長期間使えるようにデザインを工夫した商品も多数販売されています。

まず第1に、スリーパーははだけません。布団との大きな違いは、スリーパーは服のように子供の身体と一体になるため、睡眠中にいくら動いても身体がむき出しにならないのです。子供の冷え予防はもちろんですが、大人が子供の寝相を心配せずに眠りにつける点もメリットです。

第2に、スリーパーは使用中に窒息の原因になるリスクが少ない点が挙げられます。布団は寝ている子供の鼻や口を塞いでしまうおそれがあるため、幼い赤ちゃんへの布団の使用は窒息の原因になりうるのが指摘されています。

スリーパーは身体と一体になっているので、サイズが合っていれば赤ちゃんの顔に被さるのは考えにくく、睡眠中の赤ちゃんの安全を守るのに役立つのでおすすめです。

第3にスリーパーを使うと、布団と比較して睡眠中の体温調節がしやすくなります。分厚い布団を被せられると子供が自由に動きにくくなると、体温が上昇しすぎるおそれがあるのです。特に幼い赤ちゃんではSIDS（乳幼児突然死症候群）との関連性も指摘されています。

スリーパーを使うと布団の使用を避けられるため、子供が適度な体温を保ちやすい環境を作れます。

スリーパーを使い始める時期に決まりはありませんが、新生児の時期から役立ちます。一般的には寝返りをよくする5～6ヶ月頃から布団がはだけるのが気になり、スリーパーを使い始める例が多く見られます。しかし、窒息予防や体温の上がりすぎを防ぐ目的で、さらに幼い頃からスリーパーを取り入れるのもいい選択です。

横開きタイプは、身体の両サイドと肩についたスナップで留める形状のスリーパーです。広げたスリーパーの上に子供を寝かせれば、上体を起こさず着せられます。

そのため、新生児の時期や首すわり前からでも使いやすいのが特長です。歩けるようになると丈の長さによっては裾を踏んでしまう場合があるので、その場合は丈の短いものに変えるようにしましょう。

前開きタイプは、前面についたスナップやファスナーで開閉する形状のスリーパーです。両腕を通せば簡単に羽織ることができます。一方、寝た状態では着せづらいので、上体を起こさなくてはなりません。

そのため、お座りができるくらいに成長した赤ちゃんに向いています。少し暑いときや寒いときには、スナップやファスナーの閉め具合で首元や足元の微妙な温度調整ができます。

2wayタイプは、スナップの留め方を変えればドレス型にもパンツ型にもなるスリーパーです。パンツ型は足を動かしやすく、裾がまくれ上がりにくくなります。

一方ドレス型は、赤ちゃんが幼くそれほど足を動かさない時期や、大きくなってベストのように着る場合に適しています。子供の成長に応じて形を変えられるので、1枚持っていると長く使えるのが特長です。

スリーパーを選ぶときには子供の動きやすさを考慮し、袖や丈の長さをチェックしましょう。スリーパーの多くは袖がありませんが、寒さ対策を考えた長袖の商品もあります。長袖を選ぶ場合、肩や腕周りに余裕があれば動きを妨げにくいです。

フレンチスリーブや半袖など、肩を覆う程度の袖の長さに作られている商品もあるので、ぜひ探してみてください。

スリーパーは1年中使いたいアイテムなので、それぞれの季節に合った素材のものを着せるのも大切です。主に使われる素材には「ガーゼ・タオル」と「フリース・ダウン」があります。

ガーゼやタオル地のスリーパーは綿製である場合が多く、通気性・吸水性・速乾性に優れているのが特長です。そのため、春や夏などの汗をかきやすい季節にもさわやかに着れます。特に適度な保温性も兼ね備えた多重ガーゼは、秋冬も含め通年使える優秀な素材として、多くのスリーパーに採用されています。

フリースやダウンなどの保温性の高い素材のスリーパーは、秋冬の寒い時期に適しています。特に綿でできたものを選べば、寝汗をかいたときにも蒸れにくく快適に使えます。肌触りの良さと軽さが特長のマイクロフリースは、人気の素材の1つです。

しかしマイクロフリースは化学繊維のため、肌に直接触れる際には注意してください。気になる方は、首元など直接触れる可能性がある部分だけ綿が使われている商品もありますので、探してみてください。

汗をかきやすい季節にも日常的に使いたい場合は、洗濯のしやすさも大きなポイントです。同じような素材を使っていても、洗濯機で洗えるものと手洗いしなければならないものがあります。いい育児環境のためには、大人の手間やストレスを減らすのも大切です。手洗いが負担であれば、洗濯機が使えるかどうかに着目して商品を選びましょう。

着せすぎは熱がこもり、体温が上がりすぎる原因になります。布団に比べて動きを妨げにくく、体温調節がしやすい環境を作れるのがスリーパーのメリットです。そのメリットを生かすためには、適度な厚みのものを着せるのが大切です。パジャマとスリーパーの組み合わせを考えて、子供が暑がっていないかどうかに注意を払いながら使いましょう。

足先を覆うと子供の体温調節を阻害する可能性があります。子供は手のひらや足の裏で体温を調節しています。寒そうだからとスリーパーで足元を完全にくるんでしまったり、足をカバーするようなパジャマを着せたりすると、体温調節しやすいというスリーパーのメリットが生かされません。足元は風が通る状態にしておくのが大切です。

サイズの合っていないスリーパーを着せると、子供は動きにくくなる場合があります。小さすぎると腕や足が窮屈ですし、大きすぎると身体との一体感が損なわれ、寝返りや腕の動きを妨げます。

また、大きすぎるスリーパーは気づかないうちに子供の口元や顔を覆ってしまい、呼吸を邪魔するリスクもあるので、サイズが合わないものを無理に着せないように気をつけましょう。

ベビー用品専門店「10mois（ディモワ）」は、たくさんのバリエーションのスリーパーを取り揃えています。特に、柔らかな肌触りを特長とする6重ガーゼ「ふくふくガーゼ」シリーズは、おしゃれなデザインも目を引きます。スリーパーで人気のHoppettaやナオミイトウは、10moisの取扱いブランドです。

ベビー服の有名ブランド「ミキハウス」では、ミキハウスらしさにあふれたデザインのスリーパーをラインナップしています。扱っている素材の種類が多く、ガーゼ・タオル・フリース・ダウンなどから選べるので、どの季節でもぴったりのスリーパーが見つかります。

「サンデシカ」は、ベビー布団を中心とした育児グッズのブランドです。6重ガーゼスリーパーと綿毛布スリーパーを扱っており、いずれも綿100%なので、通年使いやすくなっています。デザインの種類も豊富で、温かみのあるやさしい色柄が魅力です。

ベビー用品が何でも揃う西松屋でも、スリーパーを販売しています。公式オンラインショップでは、タオル地やフリースの前開きタイプが充実しています。人気キャラクターがデザインされたものもあり、子供たちに喜ばれそうです。1,000円以下から手に入るお手頃価格も西松屋ならではです。

家具や日用品の「ニトリ」でもスリーパーの取扱いがあります。公式通販サイトでは、綿100%の5～6重ガーゼスリーパーが販売されています。シンプルでやさしい色合いのデザインに、リバーシブルに使えるなどの工夫が加えられているのが特長です。洗濯機で洗える点にも、ニトリの機能性へのこだわりが感じられます。

スリーパーを着させるのはいつまでといった、具体的な年齢はありません。着脱がしやすく、体が冷える心配もないので、小学生まで着させている方もいます。よって、子供自身が嫌がらずに着てくれる限りは、年齢を問わず着させてあげて問題ありません。

赤ちゃんの眠りのお供「スリーパー」について、そのメリットや選び方のポイント、おすすめの商品12選をご紹介しました。子供たちの安全な睡眠環境作りに一役買ってくれるのが、スリーパーの大きな魅力です。ぜひ記事の内容を参考に、快適な眠りをサポートしてくれるお気に入りの1枚を見つけてください。