内祝いのお菓子おすすめ16選│5000円以下のものから高級品まで！

喜びを内祝いで共有しよう

おめでたいことがあったとき、内祝いを実際に贈ったりもらったりしたことのある人も多いと思います。内祝いはおめでたいことには付き物のため、贈ったり頂いたりすると嬉しい気持ちになるものです。美味しいスイーツや実用的な品など、贈り物はさまざまあります。

結婚や出産などでよく聞くことも多い内祝いですが、頻繁に贈り合うものではありません。だからこそ何を贈れば良いのか、どのように送ればいいのかなど困ってしまうポイントも多くあります。

今回は内祝いについて、知っておきたいことをまとめています。また、内祝いで贈ると喜ばれることが多いお菓子のおすすめと選び方のポイントもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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内祝いについての基本

内祝いという言葉の意味について、現代でよく使われる意味と昔では少し違いがあります。また、同じような意味で使うことも多いお返しとの違いもまとめました。ぜひ、内祝いを贈る前にチェックしてみてください。

内祝い本来の意味とは
内祝いとお返しの違い

内祝い本来の意味とは

現代では内祝いは頂いたお礼へのお返しという意味でよく使われますが、元々は違う意味で使われていました。当初、内祝いは自分の家で起きたおめでたいことを親戚や身近な人に贈り物をしてその喜びを分かち合うことを指していました。ですのでお返しという意味は無く、現代とは違った習慣だったことが分かります。

もちろん、お返しと言う意味で使っても問題はありません。この昔の内祝いの意味を知ると、お返しとして贈る内祝いにも今までとは違う気持ちで贈ることができそうです。この歴史も含めて内祝いの贈り物を選んでみると、選びやすくなるかもしれませんね。

内祝いとお返しの違い

頂いたお祝いへのお返しとして贈ることが多い内祝いですが、一般的なお返しとは違いがあります。お返しは言葉の通り、お祝いなどを頂いたときにのみ贈るものです。それに対して内祝いは、先にも記載した通りお祝いを頂かなくてもおめでたいことを共有したいときに贈るという意味があります。

そしてお祝いの中にもお返しを贈らなくて良い場合があり、それは子供に対するお祝いです。子供は経済力が無いため、お返しは不要とされています。しかし、お祝いを頂いているのにお返しをしないのが失礼だと思うときには内祝いとしてお礼の贈り物をするのが一般的です。

お返しが必要なとき	結婚、出産、病院見舞いなど
お返しが不要なとき	初節句、七五三、入学、卒業、成人など

結婚内祝い

結婚祝いを頂いたときの内祝いは2パターンあります。まず、結婚式を挙げる場合です。この場合は結婚式に招待をし、そこで引き出物をお渡しすることが内祝いとなります。このとき、頂いたご祝儀が高額で引き出物では不十分と感じたときには結婚内祝いとしてお礼の品をお贈りするのがおすすめです。

また、お祝いを頂いていて結婚式を挙げない場合は結婚内祝いとしてお礼を贈りましょう。こうすることでお祝いを頂いた人へ感謝の気持ちが伝わります。

出産内祝い

頂いた出産祝いのお返しとして贈るのが一般的です。出産内祝いを贈る目安としては、生後1ヶ月頃（お宮参り）と言われています。出産内祝いでは生まれた子供の名入りの品を贈ることもありますが、名入りのものを贈りたい場合はスイーツやお饅頭などがおすすめです。最近では簡単に注文できるものもあるので、ぜひ検討してみてください。

初節句内祝い

初節句では子供に対するお祝いを頂くので、お返しは必要ありません。しかし、お祝いを頂いていて何もお礼をしないのは失礼に感じてしまう人も多いと思います。お祝いを頂いた際、初節句を祝う食事会を開く場合は招待をすることで内祝いとすることができます。もし招待ができない場合には、初節句内祝いを贈りましょう。

新築内祝い

新築内祝いとは、一般的に家を建てたときに頂くお祝いへのお礼のことを言います。家を建てたときにお祝いを頂いた際は、お披露目とおもてなしを兼ねて家へご招待することを内祝いとします。もし遠方の方で招待が難しい場合や、高額のお祝いを頂き不十分だと判断した場合は、お礼の品を新築内祝いとして贈るようにしましょう。

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人には聞きにくい内祝いのあれこれ

習慣として根付いている内祝いの文化ですが、人には聞きにくいこともあります。内祝いの気になるポイントをまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

金額・贈るタイミング
のし
内のしと外のし

金額・贈るタイミング

内祝いの相場は頂いたお祝いの3分の1〜半分が一般的で、「お祝いの半返し」とも言われています。上司から高額なお祝いを頂いた際は半分ではなく、3分の1でも良いとされています。内祝いを贈るタイミングは、お祝いを頂いてから1ヶ月が目安です。もし、1ヶ月以上経ってしまう場合には事前に電話や手紙などでお礼の連絡をすることをおすすめします。

のし

贈り物をするときに品物に巻く紙のことをのし紙と言います。この紙には右上にのしが印刷されています。のし紙には水引という紐のようなものも印刷されており、これはお祝いの種類によって形が異なります。

	のし	表書き	差出人
結婚内祝い	紅白結びきりの水引	「内祝」または「寿」	「新姓」または「新姓の下にふたりの名前を並べて書く」
出産内祝い	紅白結びの水引	「内祝」	「赤ちゃんの名前」 ※必ずふりがなをふる
初節句内祝い	紅白蝶結びの水引	「内祝」または「初節句内祝」	「子どもの名前のみ」 ※名字は書かない
新築内祝い	紅白蝶結びの水引	「内祝」	「贈り主の名字」または「世帯主の姓名」

贈る相手が喪中の場合、のしの表書き「祝」ではなく「御礼」とするのが一般的です。

内のしと外のし

品物に直接のしを掛けることを、内のしと言います。のしの上から包装紙で包むので、どんな目的で届いたか判断できないため控えめな印象になります。一方で外のしという掛け方は、包装紙の上からのし掛けることを指します。一目で贈り物の目的を伝えたいときには外のしで贈ります。内祝いでは一般的に、内のしを使用することが多いです。

内祝いのお菓子の選び方

内祝いのお菓子を選ぶときは相手の好みはもちろんのこと、家族構成などを気にできるとより良い贈り物になります。そこで、選ぶときに気を付けたいポイントをいくつかご紹介します。贈り物選びの参考にしてみてください。

相手の好みに合ったお菓子を選ぼう
家族構成にあった量を選ぼう
名入れできるものは出産祝いに人気
おしゃれなデザインにも注目
賞味期限を確認しよう
冷蔵・冷凍が必要なものは避けた方が無難
他のギフトとセットにして贈るのもおすすめ

相手の好みに合ったお菓子を選ぼう

内祝いはお返しとして贈ることも多いものなので、贈る相手のことも考慮しましょう。好き嫌いやアレルギーなど、もし知っていることがあれば選ぶときに忘れてはいけません。もちろん、相手の好みを知っていれば好きそうなお菓子を選ぶのが喜ばれるコツです。内祝いを贈って喜ぶ顔を想像すると選ぶのも楽しくなります。

家族構成に合った量を選ぼう

内祝いを贈る相手がファミリーの場合は、その家族構成も気にするようにしましょう。多すぎて食べきれないものは相手の負担になってしまいます。また、小分けになっていてもその数が家族の人数に足りないこのも良くありません。小さい子どもがいる家族の場合は、小さい子も食べられるようなお菓子がおすすめです。

名入れできるものは出産内祝いに人気

出産内祝いには、名入りのものがおすすめです。お饅頭やスイーツに名前をプリントできるお菓子も多くあるので、相手の好みに合わせて選んでみましょう。また、名入りのものを贈ることで子どもの名前を覚えてもらいやすくなります。忘れると聞きにくい子どもの名前も、名入りの贈り物を贈ることで印象も残りやすくなります。

おしゃれなデザインにも注目！

せっかく贈り物をするなら、おしゃれなものを贈りたいものです。最近ではそんなに高価なものでなくても、おしゃれなギフトが多くあります。自分の予算に合わせて選ぶことができるので、お財布にも優しいです。現代では、昔の堅い文化もほぐれてきています。自分ももらう相手も嬉しいものを選びましょう。

賞味期限を確認しよう

賞味期限は必ず確認しましょう。同じようなお菓子でも、メーカーや使っている材料によっては賞味期限が違っているものも多くあります。贈り物をするときは賞味期限が短すぎないものを選び、届いてすぐに食べれなくなってしまうことがないようにしましょう。もし賞味期限が短いものを選んだ場合は、しっかり伝えるようにするのもマナーのひとつです。

冷蔵・冷凍が必要なものは避けたほうが無難

お菓子を選ぶときに気をつけたいのは、保存方法です。冷凍・冷蔵保存は避けるのが一般的です。ですが、季節や贈りたいものによってはどうしても冷凍・冷蔵保存が必要になってしまうこともあります。そのときは、あらかじめ伝えておくほうが丁寧な印象になります。保存方法を気にして選んでみてください。

他のギフトセットとセットにして贈るのもおすすめ

ギフトセットとして売られている商品を選ぶのでは自分らしさが出せない、ということもあるかもしれません。そんなときは、他のギフトとセットにしてお菓子を贈るのもおすすめです。お菓子に合うコーヒーや紅茶とセットにしたり、実用的なお皿やタオルなどと一緒にしたり、組み合わせ方はさまざまあります。自分らしく選んでみるのも、楽しいですね。