おたまのおすすめランキング20選｜ナイロンとステンレスどっちがおすすめ？

料理をする際に欠かせないキッチンアイテムの1つが、おたまです。近年では100均でもおたまの種類が増えて、どのおたまを購入すると便利か迷ってしまいがちです。そんなおたまは、一見シンプルに見えて実は多機能なものが多くあります。

おたまは料理ブログでも便利なキッチンツールとしてたびたび紹介され、機能性とデザイン性を兼ね備えたもの、鍋などの調理器具を傷つけにくい素材ものなど多種多様です。

今回は、そんなおたまのおすすめの選び方とランキング20選をご紹介します。有名ブランドやおたまの素材・タイプ・機能なども詳しく解説。また、気になる「ステンレスとナイロンはどっちがいい？」といた疑問にも答えています。シリコン製のお玉についても必見です。自分好みのおたまを選ぶ際の参考にしてみてください。

バリエーションが豊富なおたまを選ぶ際のポイントとして、下記の6つをピックアップしました。素材・タイプ・機能に加えデザインなどさまざまな選び方ができますので、調理器具との相性も踏まえてぜひ参考にしてみてください。

おたまには、さまざまな素材があります。その中でも店頭やオンラインショップでよく見かけるおたまをピックアップしてご紹介します。

長く使えるものが欲しい方には、ステンレス製のおたまがおすすめです。ステンレス製は耐久性が高く長持ちしやすい性質があります。そのため、一度購入するとしばらくの間買い換える必要がないのが嬉しいポイントです。

なお、ステンレス製のものは鍋など調理器具との相性によっては混ぜると傷つけてしまう場合もありますので、傷つけにくいタイプのものか、混ぜる際にあまり外側で混ぜないのが傷つけないコツです。

おたまで混ぜている際に鍋など調理器具の内側を傷つけてしまいがちな方におすすめなのが、ナイロン製のおたまです。ナイロン製のおたまであれば、鍋の内側ぎりぎりまで大きく混ぜていても傷つきにくいのが特徴です。

またおたま自体に熱が帯びにくく、おたまの伝熱による火傷も防げます。同時にさまざまなものを調理していて、つい鍋の中におたまを入れっぱなしにして火傷をしてしまった経験がある方にもおすすめの素材です。

鍋など調理器具などの内側にひっついているものまできれいによそいたい方におすすめなのが、シリコン製のおたまです。シリコン製のおたまの特徴はスクレーパーのように、鍋などの内側にこびり付いているものをきれいに取りやすい点です。

たとえばカレーやシチューなど、内側にこびり付きやすいものを多く作る方は、ほかの素材のおたまよりもきれいにとれるのでおすすめです。また繰り返しよそう手間も省け、後片付けも楽になり時短にも繋がります。

おしゃれなおたまが欲しい方や、温かみのあるおたまが欲しい方におすすめなのが、木製のおたまです。見た目にもおしゃれなので、料理中だけでなく魅せるキッチンアイテムの1つとして、使用していない際にはツールスタンドなどに立てかけておくとおしゃれです。

なお、木製は色や匂いがつきやすいので、長時間浸したり匂いの強いものの中に入れたりするのは避けておくのが長くきれいに使うコツです。

おたまには、いくつもタイプがあります。そのタイプの中でもよく見かけるタイプをピックアップしてご紹介します。

カレーやシチューなどスープ類を多く注ぎたい方におすすめなのが、深型のおたまです。浅いとスープを何度も入れなければなりませんが、深型のおたまであれば具材と共にスープもある程度多く入れられてとても便利です。

また一度に多くの量を注ぎたい方にも、深型のおたまがおすすめです。

野菜炒めなど炒めものをおたまを使って炒めたい方や、具材を多くすくいたい方におすすめなのが、浅型やスプーン型と呼ばれるおたまです。商品によってはターナーと表記されているものもあり、汁物よりも具材をすくうのに特化しています。

従来の形のおたまであれば具材をそこまですくえませんでしたが、この浅型やスプーン型であれば具材をより多くすくえます。炒めものが多いご家庭におすすめです。

鍋などにもある横に注ぎ口のついたタイプのおたまです。茶碗蒸しや溶かしたチョコレートを容器に少しずつゆっくり注げる便利なおたまで、量をきっちり決めて注ぎたい場合におすすめです。たとえば容器の内側のここまで注ぎたい場合などに役立ちます。

おでんや鍋物など具材をメインに取り出したい場合には、穴あきタイプのおたまがおすすめです。その名の通りおたまに穴が開いており、水分が下に落ちる仕組みになっているため、余計な水分を取り除けるのが特徴です。

中にはおたまの半分だけに穴が開いていて、程よく水分を落とせる多機能なおたまもありますので、程よく水分を残したい方は穴あきの中でも多機能なタイプがおすすめです。

ご自宅で本格的に中華料理を作りたい方におすすめなのが、中華用のおたまです。すくって形を整えたり、おたまの底で具材を押し付けたりできる、見た目以上に多機能なタイプのおたまです。

大きくかき混ぜるよりも、鍋を動かしておたまは添えるように使うものですので、鍋の内側も傷つきにくいです。

おたまには、見た目以上の機能性もあります。どのような機能があるのか、いくつかピックアップしてご紹介します。

寸胴鍋など深型の鍋を使用する方には、柄の長いおたまがおすすめです。おたまにはさまざまな柄の長さがありますが、深型の鍋に対しておたまの柄が短いと、鍋の中で混ぜる際に湯気や飛び散りなどで火傷をしてしまう危険性があります。

また一旦鍋の中におたまを入れたままにする場合でも、短いと倒れて柄まで鍋の中に沈んでしまう場合もあります。ですので、鍋の深さよりも長い柄のおたまを選ぶのがポイントです。

料理をする際に目分量ではなく、レシピのまま正確に作りたい方におすすめなのが内側に目盛りのついたおたまです。目分量だとどうしても量が多かったり少なかったりで偏る方にもおすすめで、おいしい料理が作れやすくなります。

また計量スプーンやカップでも測れますが、その後の洗いものが増えてしまいます。洗いものが苦手な方は、この機能がついたおたまがおすすめです。

洗いやすさ重視の方におすすめなのが、一体型のおたまです。一体型のおたまは柄からすくう部分までが同じ素材でできているもので、余計な隙間や段差がないので、洗う際にも簡単に洗えます。洗いものを短時間で済ませたい方にもおすすめです。

キッチンが狭い方や、フライパンと鍋を同時に置くとおたまを置くスペースがない方におすすめなのが、自立型のおたまです。おたまを置くとなるとどうしても柄まで下ろさなくてはならないため、そのスペースを確保しなくてはいけません。

ですが、自立型のおたまであれば柄まで倒さなくてもいいので、省スペースで置けるのがとても便利です。一人暮らしの方にもおすすめです。

魅せる収納にこだわりたい方におすすめなのが、フック穴付きのおたまです。フック穴付きのタイプであれば、収納する際にも棚やスタンドツールに立てる必要もなく、レンジフードや棚にフックなどをつけてそこに掛けておけます。

おたまの掛け方によってはおしゃれな魅せる収納もできますので、ただ単におたまを収納するだけでは味気ないと思う方や、おしゃれなおたまだから使わない際には飾っておきたい方におすすめです。

おたまの選び方のポイントとして、素材やタイプなども重要ですが、鍋との相性もおたまを選ぶうえでの大切なポイントです。たとえば寸胴鍋なら柄の長いもの、浅い小さめの鍋なら短めのものでも使いやすいです。

また鍋がダイヤモンドコートなど傷つきにくいものであれば、ステンレス製のものを使っても傷つきにくいなど、鍋の素材も併せて確認しておくのをおすすめします。

柳宗理は、20世紀に活躍した日本のインダストリアルデザイナーです。自身の名を冠したキッチンツールシリーズは、機能的で使いやすいだけでなく洗いやすさや耐久性も兼ねており、プロの料理人から主婦まで幅広く人気があります。

柳宗理のおたまは腐食に強いステンレス製で、食洗機でも使用可能です。また、シンプルなデザインでつなぎ目もないので、洗いやすく清潔を保てます。

マーナは、痒い所に手が届く便利なキッチンツールを多く製造している老舗メーカーです。そんなマーナのおたまは、きれいにすくえる・そそげる、鍋のフチにかけられる、計量もできるなど多機能な商品が揃っています。

フッ素やテフロン加工のフライパンを傷付けないナイロン製のものや、鍋肌にぴったりフィットしてソースなどもラクにこそげ取れるものなど、アイディア満載です。

さまざまな素材を見て選びたい方におすすめなのが、ニトリです。ニトリにはステンレス製をはじめ、ナイロンや木製のものなどラインナップが豊富です。店舗に行くと手にとって見えるので、サイズや機能性なども併せて確認できます。

また、キャッチフレーズでもおなじみですが、お値段が高品質で安いためお得感も感じられます。安く高品質なものが欲しい方におすすめです。

おたまの中でもターナーとも呼ばれるスプーン型や浅型のものが欲しい方は、無印良品がおすすめです。従来の形のおたまもありますが、無印良品にはターナーも揃っています。デザインもほかの商品同様シンプルな仕様ですので、シンプルなおたまが欲しい方におすすめです。

有名ブランドのおたまが欲しい方におすすめなのが、ティファールのおたまです。見た目にもおしゃれで料理を作っている際はもちろん、使っていない際にも、魅せるキッチンアイテムの1つとしてフックなどに吊るしておくのもおしゃれでおすすめです。

種類としてはステンレス製をはじめ、ナイロン・シリコン・木製と幅も広いので、好きな素材が見つかりやすいブランドでもあります。

種類が豊富なおたまですが、どのようなおたまが注目されているのか、今回は多くの方が注目しているおたまをいくつかピックアップしてご紹介します。

100均にもさまざまなおたまがあります。ステンレス製はもちろん、ナイロン製やターナーなど素材だけでなくタイプも豊富に揃っています。中には多機能なものもあるなど、値段以上の使いやすさや価値があるものが多いのが特徴的です。

中にはミッキーなどキャラクターをモチーフにしたものもあり、かわいいおしゃれなデザインのおたまが欲しい方や、安くて使いやすいものが欲しい方におすすめです。

映えるものが流行する今の世では、おたまにおいても同様です。カントリー調のキッチンなどには木製のおたまがよく似合い、スタイリッシュなキッチンにはステンレス製のおたまがよく似合います。おしゃれと機能性を兼ね備えたおたまは、より料理作りを楽しませてくれます。

料理工程を写真や動画を使用してブログなどに載せる場合などにも、料理や調理器具にぴったりのおしゃれなおたまがあると映えやすいです。使いやすくおしゃれなおたまが欲しい方は、デザインで選ぶのがおすすめです。

ブログでもさまざまなおたまが紹介されています。シリコンなど素材をピックアップするものもあれば、長年愛用している使いやすいおたまなど、幅広いおたまが紹介されています。使ってみたいおたまがある方は、ブログで愛用している方の感想を参考にするのもおすすめです。

おたまの中には、プロから高評価を受けているものや、見た目がプロが使っているように見えるデザインのものまで幅広くあります。特にプロから高評価を受けているおたまは使いやすいものも多いので、本格的な料理に挑戦したい方におすすめです。

ステンレス製のおたまとナイロン製のおたまは、どっちがいいのか迷う方も多いです。それぞれの良さや特徴をまとめましたので、選ぶ際の参考にしてみてください。

ステンレス製

• 耐久性が高く長く使える
• 匂いがつきにくい
• さびにくい
• 清潔感がありスタイリッシュなデザイン

ナイロン製

• 伝熱に強く火傷しにくい
• 調理器具を傷つけにくい
• さびにくい
• 匂いがつきにくい

素材のところでも解説したように、ステンレス製は主に1つのものを長く使いたい方におすすめで、ナイロン製は火傷防止や鍋などを傷つけたくない方におすすめです。

キッチンツールを選ぶ際に迷うのがシリコン製です。シリコン製のキッチンツールのメリット・デメリットについて見ていきます。

【メリット】

• なべ底や側面にしっかり密着する
• 耐熱性に優れている
• カラーやデザインが豊富

【デメリット】

• 色や匂い移りがしやすい
• 油汚れが落ちにくい

シリコンは柔軟性がありソフトな素材であるため、お鍋やフライパンを傷つけず具材をすくいとってくれます。耐熱性が高いため高温調理にも使え、食洗機で洗えて楽ちんです。また、カラフルなカラーやおしゃれなデザインのものが多く選ぶのが楽しく、キッチンに彩りを与えます。

デメリットは色がつきやすく、匂いが残ってしまう点です。ほかの素材より油汚れが落ちにくいと感じることもあります。

種類豊富なおたまは、鍋や料理によって使いわけもできる便利なキッチンアイテムです。自分好みのおたまを見つけて、料理や収納でおたまをより便利に使いこなしてみるのもおすすめです。その際にはぜひこの記事を参考にしてみてください。