ピクチャーレールおすすめ16選｜ダサい？後悔しない選び方・おしゃれな商品も

お気に入りの写真や絵画、ポスターはかっこよくオシャレに飾りたいですよね。しかし、ピンやフックを使って飾ってもダサい見た目になる場合があります。そんな時に役立つのがピクチャーレールです。

ピクチャーレールは、写真や絵画、ポスターを壁や天井からワイヤーで吊り下げて飾れるインテリアグッズです。美術館のような雰囲気で飾れるので、インテリアにこだわる方に今人気があります。アートに限らず、洋服や帽子、観葉植物なども飾れので、活躍の幅が広い点も魅力のひとつです。

今回は、そんな気になるピクチャーレールの後悔しない選び方のポイントや、目立たないおすすめ商品を紹介します。ピクチャーレールの種類やメリット・デメリット、ニトリや無印で購入できるかも紹介するので参考にしてください。

ピクチャーレールの最大のメリットは、壁やアートに穴を開けずにポスターや絵画を飾れる点です。ピクチャーレールには、以下の3つの種類があります。

• ビスで固定するタイプ
• 石膏ボード用のタイプ
• マグネットタイプ

マグネットタイプはスチール面に貼り付けるだけなので、一切壁を傷つけません。また、石膏ボード用のタイプも極細のクギを数本刺すだけなので、目立たない小さな穴だけで済みます。

ピクチャーレールは重量のあるものでも自由に設置できます。壁が石膏ボードの場合は重量のあるものは補強が必要な場合もありますが、ピクチャーレールなら気にしなくても問題ありません。もちろん、耐荷重の範囲内のものに限りますが、比較的重いものでも設置できるのがピクチャーレールの魅力です。

ピクチャーレールはレールとフック、ハンガーと呼ばれるワイヤーで構成されています。レールに繋がったフックはカーテンレールのように左右の移動が自由。飾りたいアートの大きさやお部屋の雰囲気に合わせて簡単に移動させられます。

ピクチャーレールにはそれなりの費用がかかります。ピクチャーレールの商品代はもちろんですが、取り付け工事を行った場合は1～4万円ほどの費用が必要です。工事費用は壁や天井の下地の状態、取り付けする数によって異なりますが、商品代含め数万円の費用が必要だと考えておきましょう。

ピクチャーレールを設置する人の中には、吊り下げるためのワイヤーが視界に入るのが気になる、設置されているレールがダサいと感じる人もいます。ワイヤーは長さ調整ができるほか、金属製や透明・白いものなど種類を選べるので、壁色と合わせた色にする方が無難です。

また、レールも色や素材を選べるので、お部屋の雰囲気に合わせて事前によく選ぶのが重要といえます。

ピクチャーレールの設置方法には、先付け（埋め込み）方式と後付け方式の2種類があります。住宅の内装工事やリフォーム前にレールを取り付ける方式が先付け、既存の住宅に取り付ける方式が後付けです。後付けの場合は、壁や天井への取り付けのための施工工事が必要となります。

ピクチャーレールを設置して後悔した方の中には、デメリットで解説したとおり、ワイヤーやレールの見た目が気になるといった声がありました。逆に、「もっと取り付ければよかった」「他の部屋にも設置すればよかった」など物足りなさで後悔している方もいます。

施工工事が必要なだけに、一気に頼んでしまえばよかったと思う方が多いです。予算や見た目さえ気にならなければ、ピクチャーレールの利便性と満足度はかなり高いといえます。

ピクチャーレールは気に入るデザインである点が大切です。「ピクチャーレールを設置したけど後悔した」といった理由に見た目の内容が多く、やはりデザインは妥協するものではありません。毎日視界に入るものですから、後悔のないように色や素材などの見た目や機能にこだわって選んでください。

ピクチャーレールには天井用や壁用など施工場所に合わせたタイプが販売されています。ピクチャーレールを購入する際は、天井と壁のどちらに設置するかを考えたうえで購入してください。迷っている場合は天井と壁兼用の商品を買うのがおすすめです。

また、天井専用の商品は少ないため、天井に設置したい場合も天井と壁兼用の商品を選ぶほうがいいです。

吊るすものの重量や使用用途によって取り付け方法が異なり、それによって設置できる壁の種類も変わってくるので、しっかりとチェックしておいてください。

重いものを飾りたい場合は耐荷重に優れたネジ止めタイプがおすすめです。レールを直接壁面や天井面にネジを使って取付ける方法で、耐荷重は15～30kgほどがおすすめです。

ネジを取り付ける場所は、壁の中に柱など下地がある丈夫な部分でないと設置できません。壁をノックした際の音の違いや、専用の道具を使ってチェックできます。また、取り付けの際はレールを水平に保たねばならないなど少々コツがいるため、専門の業者に依頼して施工してもらうのもおすすめです。

ピクチャーレールは商品によって耐荷重が異なります。選ぶ際は耐荷重をよく確認してから購入しましょう。飾りたいアートの重さや数を事前に把握しておくのがおすすめです。アートのほか、観葉植物や時計・照明など重量のあるものを設置したい場合は、耐荷重の大きいものを選んでください。

特に、石膏ボードに取り付ける場合は耐荷重が極端に低下するので注意してください。

ピクチャーレールのレールの長さは選べる場合がほとんどです。設置場所の長さを測定した上で、お部屋に合うものをサイズオーダーしましょう。一般的に販売されているピクチャーレールの長さは0.5～3mほどが多いです。

設置したいアートやインテリアの配置によっても選ぶ長さが変わるので、事前に何をどのように飾るかをある程度イメージしておいてください。なお、壁の幅が足りないからと斜めに設置してしまうと、耐荷重が変わってしまうので注意してください。

インテリアメーカーであるTOSO（トーソー）は、ブラインドや間仕切りなどの空間を機能的に使用するインテリアアイテムを取り扱っています。トーソーのピクチャーレールは、とにかく種類が豊富であり、耐荷重が30Kgなどの高強度の商品を取り扱っているのが特徴です。

TAKIYA（タキヤ）は、美術館などの備品を取り扱っているメーカーであり、ピクチャーレールはデザイン性の高さからも多くの美術館で使用されています。種類豊富なバリエーションを揃えているので、展示物の重量や取り付ける環境の条件によって選ぶなど、選択肢が幅広いのが魅力です。

ピクチャーレールはニトリで購入可能であり、残念ながら無印では取り扱っていません。購入したい方は、ニトリのピクチャーレールをチェックしてみてください。

ピクチャーレールをDIYする際に最も大切なのは、壁の下地の確認です。柱か石膏ボードかを確認しましょう。確認方法は、壁をノックして音を聞くことです。「ペチペチ」といった中が詰まった固い音がする場合は柱、「コンコン」と中に空間がありそうな音がする場合は石膏ボードの可能性が高いです。

コンセントの口があればカバーを外して中の素材を直接確認もできます。それぞれの下地にあった取り付け方法をしましょう。柱には通常のビスで、石膏ボードには細い専用ビスで行います。

石膏ボード専用のピクチャーレールは開ける穴が小さく目立たないため、賃貸にもおすすめですが、耐荷重が低くなるので飾りたいアートの重さも含めてよく確認してください。

ピクチャーレールはマンションの共有壁には施工できません。共有壁とは、隣の住戸との境の壁を指します。この壁はマンションの共有部となるため、個人が勝手に工事できないようになっています。共有壁にアートを設置したい場合は天井に設置する方法を選ぶといいです。

ピクチャーレールは、自分の絵や写真を飾る際に使えます。額縁に引っ掛けて使用可能なため、おしゃれな部屋を作り出せます。また、リュックや袋などを引っ掛けておけば、収納袋として用意できるため便利です。自分なりの活用法を探してみましょう。

• 絵や写真を飾るのに利用できる
• リュックや収納袋などを引っ掛けておける
• 壁にテレビを引っ掛けて部屋のスペースを広くできる

ピクチャーレールに大きい絵画などの大型展示物を飾る時は、ワイヤーの設置数を2箇所以下に抑えるようにしてください。展示物が重たいといくつもワイヤーを設置したくなりますが、吊るす位置が増えるとバランスがとりにくくなり、地震などの揺れや衝撃の際にワイヤーから外れて落下する危険性があります。

また、重さの偏りが生じていると、衝撃がなくてもレールに負担がかかり、突然外れたり落下する恐れがあるので気を付けてください。

ピクチャーレールは絵画や写真、ポスターをオシャレに飾るだけではなく、帽子や洋服をかけたり、小さい棚を設置して収納として使ったりできるグッズです。ぜひお部屋の雰囲気や用途にあわせて、ぴったりのものを選んでみてくださいね。