高級シャンパンおすすめ23選｜ドンペリ・ソウメイなど人気銘柄

高級シャンパンは、ギフトや特別な夜などに重宝されているお酒です。シュワシュワとはじける泡と爽やかな口当たりがシャンパンの魅力です。キャバクラやホストのイメージが強く値段が高すぎると思われる高級シャンパンですが、一般のお店でも楽しめる価格で販売されているものもあります。

しかし「ドンペリぐらいは聞いたことがあるけれど、他にどんな銘柄があるのか、人気なランキングとかもわからない」という声が多いのも事実です。そこで今回は、普段シャンパンを飲まない人にもわかりやすく、高級シャンパンについて解説していきます。高級シャンパンの選び方や最高級品を含むおすすめ商品をご紹介します。

高級シャンパンは特別な雰囲気を演出できるアイテムです。「ドンペリより美味しいシャンパンを飲んでみたい！」という方も記事を最後までチェックして高級シャンパンについて詳しく知り、自分に合ったものを選びましょう。

高級シャンパンを選ぶ時に1番重視されるのは味わいです。やはりどんなにいいブランドや高級なシャンパンでも、味が好みでないと幸福感は感じられません。また、自分用に買うのかギフト用なのかでも選び方は変わってきます。

やはりギフト用なら、ある程度の価格やパッケージの高級感は重要です。さらに、誰もが知るブランドの方が喜ばれます。シャンパンを味わいで選ぶ際には、シャンパンの糖分量をチェックすると好みの味わいを見つけられます。

シャンパンとスパークリングワインの違いは、使用されているブドウの品種です。スパークリングワインは、3気圧以上の炭酸ガスを含んだワインを指します。その中からシャンパンと呼ばれるためには、下記の事項を守る必要があります。

• シャンパン方式で作る
• シャルドネまたはピノ・ノワールを使用
• タンニンを取り除きリキュールで味を調える

これらの厳格な製造方法や使用するブドウの品種を守ったものが、シャンパンと呼ばれています。

高級シャンパンのスタンダードは白です。白い高級シャンパンで主流になっているのは、白ブドウと黒ブドウを混ぜて作ったものですが、白ブドウと黒ブドウのみを使ったものもあります。

白ブドウのみを使ったのが「ブラン・ド・ブラン」黒ブドウのみを使ったのが「ブラン・ド・ノワール」と呼ばれています。ロゼよりもリーズナブルなのが白いシャンパンです。

白よりも高級で特別な日に使われるのが、シャンパンのロゼです。クリアなバラ色やピンク色など、シャンパンの色味は種類によって異なります。

華やかな香りがある点から、女性におすすめのアイテムです。作り方はメーカーによって異なりますが、白いシャンパンよりも手間暇かかっているのがロゼのシャンパンです。

甘口のシャンパンは、お酒を飲み慣れていない人でもおいしく飲めます。飲みやすくてもアルコール度数は11～12%あるため、お酒が弱い人は注意が必要です。

甘口と呼ばれるのは、ドゥミセック（糖分32～50g）やドゥー（糖分50g以上）です。これは1Lあたりの糖分量なので、ジュースよりはあっさりしています。

1Lあたりの糖分量が32g以下の中甘口～辛口は、とても種類が豊富でさまざまな料理に合わせられます。中甘口～辛口に分類されるのは以下のものです。

• セック…17～32g
• エクストラ・セック…12～17g
• ブリュット…12g以下

ブリュットはほぼ糖分が入っていないといった意味であるとおり、適度な辛さでさっぱりと楽しめます。

1Lあたりの糖分量が6g以下の物は、極辛口～超辛口と呼ばれています。近年はドサージュを加えずに、ブドウ本来の味わいを生かす超辛口シャンパンがトレンドなので、種類も増えています。

シャンパンの超辛口でも、日本酒の辛口よりは飲みやすいといった声があります。お酒が飲みたいけれど、糖分が気になる人におすすめです。

高級シャンパンは使われているブドウで香りや味わいが変わります。主に使われているブドウはこちらです。

• シャルドネ…酸味が強く柑橘系の香り
• ピノノワール…渋みや酸味が目立たず、フルーティーな味わい
• ムニエ…熟成したコクの余韻が残り、渋みが穏やか

このようにブドウの品種が変われば、香りと味わいが変わります。

最高級のシャンパンを手に入れたい人は、グラン・クリュで作られたものがおすすめです。グランクリュはシャンパン用のブドウを作っている村へ与えられる最高ランクです。

素晴らしい香りと奥行きのある味わいが広がるのが特徴となっています。シャルドネならコート・デ・ブラン地区、ピノ・ノワールならモンターニュ・ド・ランス地区が有名です。

R.M（レコルタン・マニピュラン）は、ブドウの生産だけでなく、シャンパン作りまでトータルで行っている生産者を指します。他の生産者からブドウを買う手間や広告費がかからないので、比較的安価でシャンパンを作っています。RMのシャンパンはギフトには向きませんが、自分へのご褒美として買うのにおすすめです。

ボトルにブドウの収穫年が記載されていないシャンパンを「ノンヴィンテージ」と呼びます。ノンヴィンテージは、品質を安定させるために「あらかじめ混ぜるために作っておいたワイン」を、今年収穫したブドウに混ぜています。

そのため品質が安定していて、お手頃な価格で購入できます。味わいが変わらないシャンパンを飲みたい人におすすめです。

収穫したブドウの品質がよかった年のシャンパンを「ヴィンテージ」と呼んでいます。おいしいのはもちろんですが、収穫された年の気候によって味わいが異なるのが特徴であり魅力です。

ヴィンテージは価格が高いので、あまり詳しくなくお店で飲むなら、ソムリエにおすすめの収穫年を聞くのがおすすめです。年数によって価格が変わるため、予算に合わせて選んでください。

ヴィンテージシャンパンの中から、さらに厳選されたのが「プレステージ」です。極上のブドウを使っていて、1度飲んだら忘れられない味わいだと評されています。

• ドンペリニョンロゼ
• ドンペリニョンP2
• アルマン・ド・ブリニャックスペシャルエディション

有名どころはこのようなものです。レアな銘柄も多いので見つけたときに飲むのがおすすめです。

高級シャンパンをプレゼントにする場合は、贈る相手に合ったものを選んでください。ここでは選び方のポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

• 白い高級シャンパン：男性へのプレゼントに。ゴージャスな雰囲気が楽しめる
• ロゼ：女性へのプレゼントに。見た目に華やかさがあり、ロマンチックな雰囲気。パーティにもおすすめ

通称ドンペリは、あまりお酒に詳しくない人でも知っている有名ブランドです。シャンパンの銘柄には詳しくないけれど、お祝いでボトルを入れたい時に選ぶと外さないブランドです。

ドンペリはブドウの当たり年にしか作られない銘柄で、高級シャンパンの代名詞とも言えます。幻のトンペリプラチナになると、60万円以上の価格がついています。

ドンペリと同じ会社が作っている比較的リーズナブルなのがモエ・エ・シャンドンです。社名と同じブランド名にし、世界的なシェアを獲得するのに成功しました。

ドンペリよりも飲みやすい味わいといった声もあるほど、リーズナブルなのにおいしいシャンパンです。結婚式で使われたり、ギフトに選ばれたりする場合もあります。

ヴーヴ・クリコはビジネスウーマンを表彰しているメーカーです。1805年にまだ女性が銀行口座すら持てなかった事態に、メゾンの社長に就任したのがマダムクリコです。

このマダムクリコの思いが語られている点から、働く女性へのプレゼントといえばヴーヴ・クリコが有名です。また、お店で安価で入れられるボトルでもあります

高品質なノンヴィンテージシャンパンをこだわって作っているのがアルマンドです。アメリカの歌手ビヨンセの夫であるジェイ・Zさんが、MVの中で使ったシャンパンです。

アルマンドは華やかさがある点からホストクラブで定番ボトルとなっています。ホストでアルマンドゴールドを入れた場合、40万前後かかる高級シャンパンです。

ウジェーヌ･エメ･サロンが作り出したのが「伝説のシャンパン」と言われているサロンです。シャンパンをこよなく愛したウジェーヌ･エメ･サロンが、厳選されたブドウのみで作り上げたのがサロンです。

おいしいシャンパンを作りたいといった思いのみで作られたシャンパンなので、ネット通販で購入しても10万円程度する高級品になっています。

シャンパンの中でも飲みやすく、かわいい見た目が人気なのがエンジェルです。エンジェルはいろいろなラインがあり、そのラインによって価格が異なります。

エンジェルをホストクラブで入れると、30万～100万円程度する高級シャンパンです。エンジェルはイギリスの一流ソムリエからも美味しいと評されています。

2017年に発売された比較的新しいブランドがソウメイです。北新地の有名キャバ嬢の引退誕生祭の際、SNSにあげたのがきっかけでまだ新しいシャンパンなのに有名になりました。

有名ホストやキャバ嬢が愛用しているだけでなく、とても飲みやすく糖質オフなのが人気の理由です。スタイルを気にする人におすすめなシャンパンです。

クリュッグは、1843年、フランスでヨーゼフ・クリュッグによって創業された、シャンパーニュの帝王と呼ばれているブランドです。クリュッグを愛する「クリュギスト」と呼ばれる熱狂的なファンもいるほど人気が高く、ワイン愛好家からの人気も高いです。

クリュッグの大きな魅力は、熟成によって洗練された奥深い風味です。1843年の創業から現在に至るまでの伝統的な醸造方法を守っています。華やかなフレーバーが特徴で、滑らかで心地のいい口当たりに加え、飲み込んだ後にはリッチで満足感のある余韻が続きます。

シャンパンは製造方法に手間がかかっているため、他のお酒より値段が高いのが特徴ですが、その中でも世界ランキングトップに高価なのが、「グー・ド・ディアモン／テイスト・オブ・ダイアモンズ」のシャンパンで、その価格は日本円で2億3,000万円となります。

シャンパンの製造にはグラン・クリュ・シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエといった希少性の高い品種が使用されているうえ、ボトルの装飾には19カラットのダイヤモンドや約48gで18金のホワイトゴールドが使われており、その圧倒的な特別感が伺えます。

シャンパンに一番適していると言われているのが、細長いフォルムが特徴のフルートグラスです。フルートグラスは、注いだシャンパンが空気に触れる面積を最小限にしているため、炭酸が抜けにくい構造でシャンパンのおいしさを長く保てます。最高級シャンパンを楽しむなら、リーデル社のフルートグラスがおすすめです。

ワインは、温度によって味わいが変わる繊細な飲み物です。シャンパンも、甘口・辛口に合った適温があります。温度が高いと甘み・味わいが深く酸味は穏やかに、温度が低いと、キリッとした味わいと爽快な喉ごしになります。適温で、高級シャンパンをよりおいしく味わいましょう。

【シャンパンの適温】

• 甘口 ｜4℃ – 5℃
• 辛口 ｜6℃ – 8℃
  
  

高級シャンパンは、買ってから2～3日置いておくのがおすすめです。高級シャンパンを買ってすぐに開けてしまうと、振動によって味が変わった状態を飲まなければいけなくなります。

シャンパンはとてもデリケートなので、寝かす際にもできればワインセラーを使えればベストです。ワインセラーがなくても、振動による変化が落ち着く3日程度寝かすのが理想です。

高級シャンパンはなかなか自分では買わない人が多いです。そのためギフトに選んでも喜ばれるアイテムです。味わいや香りを吟味して、予算の範囲内で選びましょう。