バイクカバーおすすめ11選｜125ccタイプも【ホームセンターでも買える】

大切なバイクを安全に保管するには、バイクカバーが必須です。特に、屋根のない屋外にバイクを駐車していると、雨風にさらされて汚れや傷が付きやすく、日光で日焼けすることもありバイクを劣化させる原因になります。さらに、人目につく場所だと盗難やイタズラも心配です。

バイクカバーで保護しておけば、雨風や直射日光から大切な愛車を守れます。また、盗難対策にも役立つので一石二鳥です。しかし、バイクカバーは多くのメーカーから販売されており機能性も価格もさまざまで、何を選ぶのが正解か迷ってしまいませんか？

そこで当記事では、バイクカバーの選び方やおすすめ商品11選、メンテナンス方法などをまとめました。125ccのバイクにおすすめのカバー・ホームセンターや100均で購入できるカバーなど、愛車を美しい状態で保管したい人は、ぜひ最後までご覧ください。

バイクカバーを装着する一番のメリットは、愛車を汚れやキズから保護できるということです。普段はガレージや屋内で保管しているから大丈夫という方も、外出先で駐車するときにカバーをかけておくと、盗難やイタズラからも愛車を守れるので持っていて損はありません。

バイクカバーは商品によって、盗難対策に優れた鍵穴付きのモデルや防炎加工された商品もあり、万が一のトラブルを回避することも可能です。愛車を美しく保つのはもちろん、寿命を延ばす効果も期待できます。

バイクカバーは、装着するバイクのサイズに適合したものを選ぶことが大切です。小さすぎるとバイクが露出して保護性を損ねますし、大きすぎると風に吹かれて飛ばされやすいなど弊害が生じます。

必ずパッケージに記載されている「適合車種」を確認してください。車種の該当がなかったり、原付/小型用などざっくりと書かれている場合は、実寸を計測するもしくは近似サイズの車種を参照すると失敗しにくいです。

着用感が不安なときは、バイク用品店にバイクを持って行って実物を見るのが確実です。店頭では実際に試着させてもらえることもあります。フィット感にこだわりたい場合は、ストレッチ素材の商品もおすすめです。

屋外でバイクを保管している方には、防水・撥水性の高さがとても重要です。まずは長時間バイクが濡れることによる、電気系統の故障・サビを防がなければなりません。外出先で長時間駐車する場合も急な天候悪化を想定して防水・撥水性には注目しましょう。

また、縫い目から水が浸入することがあるので要注意です。防水処理がされた糸もしくは、一枚布であればより防水性能に優れています。

エンジンを切った直後のマフラーはかなり高熱です。そのため耐熱性のないバイクカバーは、エンジン停止後すぐに着用させると溶けてしまうので注意してください。しかし、頻繁にバイクを動かす人は、毎回車体が冷えるまで待つのは面倒です。金額面など大きな理由がない限りは、耐熱性に優れた商品の方が楽に扱えます。

バイクにとって湿気は大敵です。特に日本は多湿なので、夏や梅雨の時期はカバーの中にも湿気がこもりやすくなります。特にガレージなどに長期間駐車することが多いなら、湿気対策に優れたベンチレーション付きがおすすめです。小さな穴が開いており、カバー内部の湿気を外に逃がしてくれます。

常に外気にさらされるバイクカバーは、耐久性の高さが重要です。ここでは、素材ごとの特徴やメリットを解説します。メインの素材は主にポリエステル・オックスフォードの2種ですが、バイクに触れる内側の素材にも注目したいところです。

一般的なバイクカバーによく採用されているポリエステル素材は、耐久性に優れており安価で手に入ります。一方で熱に弱いデメリットもあるので、エンジンを切ってすぐに装着するとマフラーの熱などでカバーが溶けることがあるので要注意。駐車後すぐにカバーをかけたい人は、エンジン回りにゆとりがあり耐熱加工された商品を選ぶようにしましょう。

オックスフォード素材はテントなどに採用されている素材で、耐久性・耐摩擦性・耐候性・速乾性に優れた「多機能性」がメリット。ポリエステルより少々高価な傾向がありますが、使い勝手の良さは抜群です。

耐久性の高さは、生地の厚さ（デニール）によって判断できます。300Dなど数字が表記されているので確認しておきましょう。数字が大きくなるほど厚みが増し、耐久性が高いという意味です。

バイクカバーの着脱時にカバーと車体の摩擦で、細かな傷が付いたり塗装がはがれてしまうことがあります。せっかく傷を防止するためにカバーをしているのに、これでは本末転倒。頻繁にバイクカバーを着脱する方は、カバー内側が車体を傷つけにくい「裏起毛」になっている商品がおすすめです。

高級モデルや美しい新車は、駐車しているだけで存在が人目を引きます。イタズラや盗難などのリスクを回避するためにも防犯性の高さは大切です。しっかりと愛車を守れる機能があるかチェックしましょう。

防犯性を高めるなら、カラーは黒がおすすめです。バイクの存在を主張しないので、イタズラのターゲットになる状況を回避できます。また、犯罪が起こりやすい日が暮れた時間帯には、周りの薄暗さに溶け込ませることで目立たなくする効果も期待できます。特に高級なバイクや大型車などの目立つバイクには、存在を消すことが防犯対策に有効です。

チェーンロックの穴付きの商品は「防犯対策をしてますよ！」というアピールにも繋がります。あえて見える化することが、不要な犯罪を回避する上で重要です。また、カバーごと車体を固定できるので、簡単にボディに触れにくい状態になり防犯対策として有効です。

毎日のようにバイクカバーを着脱する人にとって、装着に時間がかかると使うのが億劫になってしまいます。バイクカバーの中には、ワンタッチベルトで簡単に固定できるものや、ファスナー付きで素早く車体を覆えるものなど、装着性に工夫がある商品も豊富です。極力ストレスなくスムーズに装着できるよう意識して、バイクカバーの構造に目を向けてみましょう。

ツーリングで屋外に停車させる場合や、通勤・通学で駅などに長時間駐車する場合にもバイクカバーがあると安心です。収納バック付きのアイテムなら、コンパクトにして手軽に持ち運ぶことができます。携帯性の高いアイテムが欲しい方は "折りたたみやすさ" も考慮して選ぶと、収納に時間がかからず使い勝手も良好です。

バイクカバーはしっかりと車体に固定しておかなければ、強風などで飛ばされてしまう可能性があります。そのため、手軽に飛ばされないようにできる「ベルトロック付き」がおすすめです。比較的、少ない手順と時短でバイクカバーと車体を固定することが可能です。

ヤマハが販売するバイクカバーは、400cc・sr400への対応はもちろんですが、ヤマハ以外の車種にも対応可能です。ビッグスクーターに装着できるものなど、対応範囲が広いことも嬉しいところ。装着性を考え抜かれたアイテムが多く、ストレスなく着脱できるので毎日使用する人におすすめです。

平山産業のバイクカバーは日本製で生地の裁断・縫製・仕上げをすべて職人がおこなっています。ポリエステル生地の使用と、職人技が合わさることで、耐久性に優れた高品質なバイクカバーになっています。またカラーコーディングを使用している、耐光性能の高いバイクカバーも販売しているのでおすすめです。

レイト商会はオートバイ用品の専門メーカーです。複数展開されているバイクカバーの中でも、職人の技が踏襲された日本製の「匠シリーズ」が絶大な人気を誇っています。耐久性・耐熱性・通気性・防水性など、あらゆる機能面で一級品。愛車をしっかりと保護できるカバーが欲しい人におすすめです。

バリチェロのバイクカバーは、耐久性の高さが一番の売りです。アウトドア用品（テントなど）に使用される生地であるオックスフォード300Dが採用されており、抜群の耐久性を誇ります。また、サイズ展開も豊富で、125ccから幅広いサイズに対応可能。サイズ交換にも応じてくれるので、初めてバイクカバーを購入する方も安心です。

guardiano(ガーディアーノ)の商品は、ビッグスクーターやハーレーなどの、大型バイクに対応したバイクカバーが豊富です。他メーカーでなかなか適合サイズが見つからない方は、一度チェックしてみてください。小型バイク対応の商品も取り扱いがあります。また、耐熱性や防水性に優れており、屋根なしの屋外でバイクを保管する方にもおすすめです。

商品のサイズ感を目で見て確認したい場合は、ホームセンターでの購入がおすすめです。すべてのバイクカバーを広げて見られるかは店舗によりますが、実際の商品を比較できます。また、材質や仕上がりのクオリティなども確認できるので安心です。

原付用のバイクカバーなら、ダイソー・セリア・キャン★ドゥといった100均でも購入可能です。数は多くありませんが、とにかく値段を抑えたい人や、たまに外出するときの予備として購入したい人は、試しに購入してみてもいいのではないでしょうか。ただし、メーカーものと比較すれば耐久性や機能面では劣りますので、毎日のように使用する人は劣化が早く感じるかもしれません。

たくさんの商品ラインナップを比較検討したいなら、楽天やアマゾンなどの大手通販サイトがおすすめです。どの店舗よりも数多くの商品を比べることができます。現物を見て購入できないことがデメリットですが、口コミ・レビューなどを参考にすることで、実際に使った人の声から使用感なども確認できます。

ご自宅の駐車スペースに余裕があるなら、シェルターカバーもおすすめです。常設しておけるので、毎回カバーを着脱させる手間がかかりません。また、ガレージのような感覚で車庫入れできるので、カバーの摩擦による汚れやキズを回避できます。

常に外気にさらされるバイクカバーは、見た目以上に汚れが付着しています。できれば1カ月に1度はメンテナンスするよう心掛けましょう。お手入れ方法は柔らかい布で水拭きして、風通しのいい日陰で干すだけでOKです。ホコリをしっかり取り除けば、カバー自体の劣化を防ぎ、汚れによって車体を傷つけるリスクも軽減されます。

雨に濡れたバイクカバーをそのまま畳んで収納するのはNGです。湿気によりカビが生えたり、悪臭を放つことがあります。また、梅雨の時期などの湿気にも要注意です。使わないときには乾燥した日陰で保管するようにしてください。特にポリエステル素材の場合、しばらく使用しないなら防虫剤・乾燥剤を使用すると虫食いを防ぐことができます。

雨風や紫外線にさらされるバイクカバーは、やはり時間が経つと劣化してきます。素材や使用頻度にもよりますが、一般的には質を保つなら3年ほどでの買い替えることが推奨されています。また3年経たずとも、縫製にほつれが見られたり、カバー自体が破れるなどの "破損" が見られたら、買い替え時です。

お気に入りのバイクカバーは見つかりましたか？バイクは保管状況によって劣化の程度・寿命が大きく左右されます。常に美しく快適に乗れる愛車をキープするためにも、バイクカバーを使用して適切な保管を心掛けましょう。