おいしいサラミのおすすめ15選｜人気！成城石井製やコンビニ商品も

サラミはスパイシーで濃厚な味が魅力です。しかし、美味しいだけで終わらないのがサラミです。サラミには嬉しいメリットがあります。まずは、栄養価が高い点。サラミにはビタミン類やナトリウムや脂質などが多く含まれています。

さらに塩分も含んでいるため効率よくエネルギーチャージができます。そのため、登山やハイキングに携帯する人も多いでしょう。そして、腹持ちがいいのもメリットです。ちょっとお腹がすいた時に、調理が不要で手軽に食べることができます。

ハードタイプのサラミなら、顎を使うため眠気冷ましにもなりますよ。そのため、受験生のおやつにも向いています。この記事ではそんなサラミのおすすめ商品や選び方について解説します。詳しく見ていきましょう。

まずは、サラミと呼ばれるものとサラミに似た主な食品との違いを解説します。違いがわかればサラミを何となく選ぶということがなくなり、好みのものがきちんとチョイスできるようになります。

サラミと類似食品の一番大きな違いは原材料です。サラミの主な原材料は豚のひき肉で、最近では牛肉や牛と豚の合いびき肉のサラミも作られています。サラミはドライソーセージの一種です。「サラミ」とはイタリア語で「sale」、つまり食塩を意味します。

そのため、サラミソーセージと呼ばれます。サラミは豚や牛をみじん切りにし、塩や酢や脂肪、胡椒などのスパイスを混ぜ合わせ、腸詰したものを乾燥熟成させます。国や地域によって赤唐辛子やにんにくを加えるでしょう。

サラミはイタリア発祥ですが、カルパスはロシア発祥のセミドライソーセージです。カルパスという名前は日本が独自に名付けたものです。元々はロシア語でソーセージはカルバサーですが、語感が悪いということでカルパスになりました。

スタンダードなカルパスは、サラミと製法や味は似ていますが、原材料が異なります。サラミは豚肉や牛肉ですが、カルパスはさらに鶏肉を加えます。サラミよりもソフトな食感で日本で売られるカルパスは一口サイズのものがほとんどです。

ペパロニはサラミの一種で、サラミは硬化ソーセージですが、ペパロニはドライソーセージです。サラミと同じで牛肉や豚肉、鶏肉が原材料。サラミと同じく腸詰めしますが、加熱せずに60から90日間ほど乾燥させて作ります。中には乾燥させる前に燻した、茹でたりする製法もあります。

サラミとの一番の違いは香辛料の比率が多いことです。香辛料が効いているため、スパイシーで高い香りが特徴です。ピリッとした刺激があるため、チーズやトマトソースとの相性がいいでしょう。

一般的なサラミは乾燥をさせたり燻製をしたりしたドライソーセージです。水分が飛んでしまっているため、食感は硬くなってしまいます。一方、生サラミは腸詰めするまでは同じ製法で、そのあとじっくり熟成させたものです。

そのため、食感が柔らかく生ハムのようにしっとりしています。時間を掛けて熟成することで、うまみが凝縮されているからです。生サラミと聞くと日持ちがしないイメージですが、イタリアでは保存食として作られてから長い歴史があります。

日本では魚肉ソーセージのように密封性の高いパッケージに入っているので、外袋の上からカットして食べます。

たくさんの種類のサラミから、好みのサラミを選ぶ2つのポイントを解説します。1つ目はサラミを何に使うかで決める、もう1つはサラミの生産国をチェックする方法です。では、2つのポイントを詳しく見ていきましょう。

サラミにはハードタイプとソフトタイプの2種類があります。ハードタイプは乾燥させることで水分を飛ばした歯ごたえのあるサラミ。ソフトタイプは加熱せず熟成させた柔らかい口当たりのサラミです。それぞれの特徴を活かせばサラミの良さが引き出せます。

ハードタイプのサラミは火を通せばカリカリとした食感になります。香ばしく、口に入れた時のアクセントになるでしょう。定番はピザのトッピングで、スパイスの効いたハードタイプのサラミがチーズとベストマッチです。また、サラダやパスタにもトッピングできます。

ソフトタイプのサラミは、サンドウィッチの具材におすすめです。さらに柔らかい生サラミであれば、直接パンに塗ることもできます。クラッカーにチーズや生サラミをのせて、オードブルとして食べるのも美味しいですよ。

サラミと言えばビールのおつまみの定番品でしょう。塩気が効いていて手でつまんで食べられる手軽さがメリットです。おつまみにはハードタイプを選ぶ方が多いですが、ソフトタイプのサラミもお酒に合います。

中でも熟成された生サラミは白カビで覆われ、チーズのような濃厚な味わいです。サラミはじっくりと熟成していく過程で、ペプチドが豊富になります。ペプチドはアルコール分解作用があるため、お酒のお供にぴったりです。

サラミはイタリアが発祥地。そのため、日本では一番馴染みのあるサラミがイタリア産です。イタリアのサラミは地域によって特徴があります。ミラノのサラミはマイルドな味わいでワインやオリーブと相性がいいでしょう。

ナポリのサラミは唐辛子が効いてスパイシーです。ローマのサラミはジューシーさが特徴です。どれも大人が好むワインや料理に合うサラミです。

ハンガリーは畜産が盛んで、ハンガリー固有のマンガリッツァ豚を使用したサラミが有名です。豊かな香味と上質な味は最高級品とされ、ハンガリーを訪れた観光客のお土産の定番になっています。

また、ウインターサラミは自然の熟成方法により貴腐菌の白カビが付着したサラミです。日本では冬サラミとも呼ばれ、かつては冬にしか製造しなかったことから名付けられています。ハンガリーの中で一番人気のあるサラミです。

ニンニクやパプリカを混ぜて作られたチョリソーは、スパイシーさが特徴です。形状は細長く、そのまま食べるのが一般的です。スペインのイベリコ豚を使用したサラミは、イベリコチョリソーと呼ばれています。

最高級ランクのイベリコ豚は甘みがあり、うまみ成分のアミノ酸が豊富です。チョリソーと聞くと辛いイメージがありますが、スペイン産は辛くありません。

海外産のサラミはクセがあって苦手という方は、日本のサラミがおすすめです。日本のサラミの特徴は、日本人の舌に合わせて製造されています。

そのため、クセがなく食べやすいでしょう。国産といっても、地域によって使用する豚や牛が異なりますので、日本産のサラミを食べ比べするのも楽しいですよ。

健康や味にこだわる方は、素材をチェックして購入してください。一般的に、シンプルな素材で作られているサラミほど質が高い傾向があります。原材料だけではなく、産地も気にして選ぶとより好みの味に近づけます。

コンビニで気軽に買えるサラミですが、どれが人気なのか気になりませんか？そこで、大手のコンビニ3社のそれぞれのおすすめサラミを紹介します。

《ローソンの場合｜パリッと食感の腸詰サラミ》

天然腸を使用しているため、その名の通り噛んだ時にパリッとした食感が得られます。あらびき肉にドイツバイエルン州産岩塩を加え、ジューシーさとピリ辛がプラスされ大人向けのサラミに仕上がっています。

《ファミリーマートの場合｜チーズサラミ切り落とし》

チーズに細かく刻んだサラミが入っています。チーズ好きにはたまらない一品。少し炙ると更に美味しさがアップするでしょう。

《セブンイレブンの場合｜サラミ＆ソフトサラミ》

ソフトタイプのサラミソーセージとチーズにサラミを練り込んだ2種類が一度に楽しめます。これだけで立派なオードブルが完成しますね。

サラミといっても国や製法によっていろいろなものが楽しめます。味も食感も香りも異なりますので、好きなワインに合わせて選ぶのも、その日の料理に合わせて選んでもOKです。もちろん、ちょっとしたおつまみにも最適ですので、気軽にサラミを楽しみましょう。