コンソメの人気おすすめ15選｜顆粒・固形・液体タイプまで！【代用も】

コンソメは、肉や野菜をじっくり煮込んでダシを取り、スパイスや香味野菜で香り付けし調味料で味を整えているので、スープや料理に入れるだけでプロの味を可能にしてくれます。通常であれば何時間もかけて煮込む・アクをすくう・濾すなどいくつもの工程が必要です。

しかし、コンソメの素を使えば料理の時短になります。また、味が完成しているため分量を間違わなければ、料理初心者でも美味しく作れるのもメリットです。しかし、コンソメだけでもさまざまな種類があるので、何を選べばいいか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか？

そこで、この記事ではコンソメの選び方とおすすめ商品を紹介します。記事の最後にはコンソメ活用術も紹介するので、ぜひ最後まで読んで役立ててください。

ブイヨンは肉や野菜を煮込んで取るダシのことで、素材の香りや旨みは出ていますが味はありません。コンソメはブイヨンに、スパイス・香味野菜・調味料で香りや味を付けています。すでに味付けまで完成しているので、入れるだけで味が決まります。

ブイヨンもコンソメも洋風ダシというジャンルでは同じですが、ブイヨンはベースとして使用するものなので、単体では料理として未完成です。コンソメはすでに香りと味が付いているので、単体でも使用できます。

キューブタイプはコンソメを固形にしているので、料理にポンと入れるだけでOKです。1個ずつ包装されており、料理に必要な個数だけ取り出して使えます。溶けるまで少し時間はかかりますが、じっくり煮込む料理であればそのまま放っておいても問題ありません。

メーカーによる違いはありますが、300cc～500ccに1個と分量が決まっているので、計量不要で使用できます。ただし、分量以下で使いたい場合は、割るのが難しいので不向きです。

粉末や顆粒は、好みの味に調節しやすいのがメリットです。スープ以外にも、炒めもの・煮込みなど幅広い用途に使えます。溶けやすいので、素早く味付けしたいときにも使いやすいです。その都度計量しますが、少量だけ使いたいときに重宝します。

計量が面倒な場合は数グラムずつ小分けされたスティックタイプを選ぶといいでしょう。瓶やボトル入りは、途中で湿気って固まることがあります。開封後は正しい保存方法で、できるだけ早めに使ってしまいましょう。

液体タイプのコンソメは、肉の下味付けに活躍します。ビニール袋やバットに液体コンソメを入れ、その中に下味を付けたい肉を入れるだけです。もちろん料理の味付けやスープにも使いやすく、溶かさず使えます。

ただし、開封後は長期保存ができません。液体タイプは小分け包装されているものか、消費期限内に使い切れるものを選びましょう。

チキンコンソメは、鶏の旨みもありながら重すぎず、どんな料理にも合わせやすいのがメリットです。強調しすぎずいい引き立て役になってくれます。子供から大人まで幅広い世代にも食べやすいのもメリットです。幅広い用途に活用したいのであれば、チキンコンソメを選びましょう。チキンベースなので、チキンを使った料理に使えばコクが出ます。

ビーフは牛肉以外に牛骨や香味野菜を入れて煮込むので、濃厚でパンチのある仕上がりです。旨みもたっぷりふくまれた贅沢さも感じられます。コンソメ自体が濃厚なため、ビーフシチュー・ミートソース・煮込みハンバーグなどの煮込み料理に向いています。牛の旨味がたっぷりなので、牛肉を使った料理との相性も抜群です。

野菜コンソメは野菜のダシと旨みがたっぷり含まれていますが、野菜だけなので軽い仕上がりです。スープはもちろんのこと、炒めものや煮物まで幅広い用途に使用できます。ポトフに野菜コンソメを使うと、長時間煮込んだような深い味わいになるので試してみてください。

無添加のコンソメは、離乳食作りにも活用できます。ただし、無添加でもコンソメは味付けがされているので、離乳中期以降に使うのがおすすめです。少量だけでも風味が付きますが、適量を見極めること大切です。無添加のコンソメを選べば、赤ちゃん以外に家族にも安心して使えます。

コンソメは塩分が少し高めです。コンソメだけであればさほど気になりませんが、さらに塩やしょう油などを加える場合は塩分が高くなってしまいます。塩分が気になるのであれば、減塩タイプを選ぶといいでしょう。美味しさはそのままに、塩分をカットしているので安心です。減塩タイプを使う場合は、追い調味料をしないなど工夫も取り入れましょう。

贅沢なまでに豊富な原材料を使ったもの、高級な原材料を使用したものは「高級コンソメ」と呼ばれています。材料だけでなく製法にもこだわっているので、上品で深い味わいに仕上がるのが特徴です。プロの味にこだわりたいときや、特別な日の料理には高級コンソメを選んでみましょう。

製造工程で丁寧にアク取りをしたコンソメは、スープ表面の油浮きが少なく高品質の証です。アク取りが雑だと雑味があり、後味もくどいと感じる場合があります。ただし、これは実際に使ってみないとわからないことです。口コミで風味や油浮きの情報がないかチェックするといいでしょう。

コンソメは、スープ以外に料理の隠し味としても使える優秀な調味料です。料理の味付けに何か物足りないと感じたときは、少量のコンソメをプラスしてみてください。もしも、コンソメだけでは物足りないと感じる場合は、料理に合わせて調味料を追加するのもおすすめです。

洋風にはバター、和風にはしょう油、中華にはオイスターソースなどで工夫してみましょう。コンソメのインスタント臭が気になるときは、白ワインやブーケガルニで香り付けするもありです。

いざ、料理する時にコンソメが切れていた場合、家にある調味料で代用できます。まずは、鶏ガラスープの素です。コンソメは洋風ベースですが、鶏がらスープの素は中華ベースの味わいになります。塩分量が少し多いため、少量ずつ入れながら調節してください。

和風だしの素も代用品のひとつです。魚介類や海藻が含まれていて和風ベースの味わいです。コンソメよりもさっぱりしていますが、肉や野菜と一緒に煮込むなら和風だしと相性がよく美味しく仕上がります。素材を活かした料理が完成します。

野菜や果物などがブレンドされたウスターソースは、煮込み料理におすすめです。少量加えるだけでコクが出て、味に深みが出せます。ただ、酸味があるため入れる際は少量にするのがおすすめです。

コンソメは入れるだけで簡単にプロの味を再現できて、かつ時短になるなどメリットがたくさんあります。ベースや形状などによっても使い勝手が変わるので、用途に合わせて選ぶことが大切です。迷ったときは今回紹介した選び方やおすすめ商品を参考にしながら、最適と思えるコンソメを見つけてください。