【うますぎ！】ブルーチーズのおすすめ12選｜カルディ・成城石井にも

独特な香りと味、そして絶妙な塩気が特徴のブルーチーズ。塩気のガツンときいたものから塩気が控えめなものまで、さまざまな種類があります。個性的な味であるため好みは分かれますが、好きな人は虜になってしまうチーズです。

近くのスーパーで売っているものからお取り寄せグルメのような高級なものまで、価格帯もさまざま。そのため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。この記事ではおすすめのブルーチーズを12品紹介します。

ブルーチーズの正しい保存方法や賞味期限についても記載しますので、ぜひ参考にしてください。ブルーチーズをおつまみに、美味しくお酒を飲みましょう。

「カマンベールチーズ」や「チェダーチーズ」など、チーズとひとくちに言ってもさまざまな種類があります。ブルーチーズにはどのような特徴があるのでしょうか？他のチーズとの違いも合わせて調べてみました。

簡潔に説明すると、ブルーチーズは「青カビのチーズ」です。ブルーチーズは、牛乳や羊乳からチーズを作る工程の中で、わざと青カビを入れ、そのまま熟成させたものを指します。表面だけにカビを繁殖させるのではなく、内側からカビを繁殖させることによって、独特の風味が生まれます。

しかし、「カビって本当に食べられるの？」と初めて食べる方は不安になるかもしれません。ブルーチーズの安全性について以下にまとめました。

実は、ブルーチーズに生えるカビとパンなどに生えるカビの成分は全く同じです。そのため、カビの生えたパンを食べると具合が悪くなってしまいます。しかし、この青カビはチーズに生えた場合だけ毒素を出さないことが知られています。

そのため、ブルーチーズに生えたカビは全く毒性がなく、美味しく食べることができるのです。それどころか、かえって健康にいいという調査結果も出ています。「ラクトトリペプチド」という成分が、血圧上昇を抑えたり、血管を広げたりします。

この3種類の中で最もマイルドで、比較的食べやすいのが「ゴルゴンゾーラ」です。ブルーチーズの大きな特徴でもある塩味もそれほど強くなく、まろやかな口当たりが特徴。

ゴルゴンゾーラには「ドルチェ(甘口)」タイプと「ピカンテ(辛口)」タイプがあります。特に「ドルチェ(甘口)」は初心者向けの優しい味わい。少しブルーチーズに慣れてきたら「ピカンテ(辛口)」を食べて味を比較するのもいいでしょう。

「スティルトン」は、やや硬めのベースに青カビが細かく入ったチーズです。ナッツのような香ばしい香りも特徴的ですが、これは他のブルーチーズより表面の皮がやや厚めであることと関係があるのだそう。

イギリスでは大変人気があるスティルトン。甘口のポートワインと一緒に食べられることが多いそうです。デザート感覚で食べられるチーズというのは珍しいですよね。イギリス紅茶との相性もバッチリです。

「ロックフォール」はフランスのブルーチーズ。なんと約2000年以上前から南フランスの洞窟で熟成されてきたというのだから驚きです。塩味もかなり強いため、初めて食べる人はびっくりしてしまう人が多いです。

そんなロックフォールの最大の特徴は「羊の乳からできている」ということです。ゴルゴンゾーラやスティルトンは牛乳から作られていますが、ロックフォールは羊乳からできているため、かなりコクがあり濃厚な味わいです。

ブルーチーズ初心者の方に特におすすめしたいのが「国産」のブルーチーズ。日本人の好みに合うように作られているものが多いため、一般に世界三大ブルーチーズのような輸入品よりもマイルドと感じる人が多いです。

慣れるまでは国産ならではのマイルドな味を楽しんで、より強くブルーチーズの塩味やクセを感じたくなった時に輸入品に挑戦してみるのがいいでしょう。

ブルーチーズと一言にいっても、サイズや形状はさまざまあります。おもな種類の特徴を紹介するので、購入の参考にしてください。

• ブロックタイプ：オーソドックスで汎用性が高い
• カットタイプ：カットする手間がなく手軽に食べられる
• クリームタイプ：料理に使いやすい
• 容器入り：保存しやすい

チーズの産地を見るのに便利なマークが「AOCマーク」と「DOPマーク」です。AOCはフランスの品質保証制度で、伝統的な方法で作られた酪農製品を対象としています。

同様に、DOPはイタリアの品質保証制度で、DOPの認可が下りるためにはその製品がその土地特有の気候や風土などを反映した品質でなければいけません。AOCマークがついていればフランスチーズ、DOPマークがついていればイタリアチーズと見分けることができます。

海外からの輸入製品が多く並ぶカルディや成城石井。見たこともないような商品が売っていてわくわくする場所ですよね。そんなカルディや成城石井で買うことができる人気のブルーチーズをご紹介します。

基本的に、チーズは外側から熟成が進んでいくため、外側にいくほど中身が詰まって柔らかい食感になります。そのため、何も考えずに切り分けると、ゲストによって配られたチーズの熟成具合が変わってしまうので注意が必要です。

特にブルーチーズは外側に塩を塗りこみながら熟成させていくため、皮周辺は青カビが少なく塩味がとても強くなっています。切り分ける際は、まずチーズの上下面を取り去った後、熟成の進行具合に気を付けながら分けるといいでしょう。

せっかくチーズを買ったのだから、正しく保存して美味しく食べたいですよね。ブルーチーズの保存で一番気を使わなければいけないのが「乾燥」です。チーズの切り口にラップをぴったり当てて密封してください。

この時、青カビの色がやや黄灰色になりますが、ラップを広げると元の色に戻るのでご安心ください。青カビは繁殖力が強いため、他の食品にカビがうつらないように、ラップで包んだ後はジッパー付きの袋に入れましょう。

未開封のブルーチーズの場合、賞味期限は一般的に10日～2週間ほど。しかし、一度開封してしまうとどんどん発酵・熟成が進んでいくため、その時はなるべく一週間以内に食べきるようにしましょう。

チーズに青カビではなく白カビが発生していたり、味の刺激が以前より極端に強くなってしまっている場合は要注意。傷んでしまっている可能性があるため、その際は残念ですが処分しましょう。

ここではブルーチーズの美味しい食べ方を紹介します。ブルーチーズの食べ方に迷っている方は必見です。

• はちみつ：王道の組み合わせ。濃厚なスイーツのような深い味わい
• 貴腐ワイン：一般的なワインよりも甘く、ブルーチーズと相性抜群
• ナッツ：食感を楽しみながら、ブルーチーズを味わえる

初心者向けの食べやすいチーズから上級者向けのチーズまでをご紹介しました。ブルーチーズは癖のあるチーズですが、その分魅力もたっぷり。ワインのおともにブルーチーズで乾杯しましょう！