初心者向けオカリナおすすめ10選｜人気メーカーや製品比較も！独学はできる？

おうち時間を充実させるために楽器を始めたい方は、オカリナがおすすめです。楽器を演奏したことがなくても、独学で演奏を楽しめます。入門向けのモデルなら数千円で購入できるので、気軽に始められる楽器です。

オカリナは温かみのある美しい音色が特徴です。音を鳴らすだけならリコーダーくらいの難易度で、サイズもコンパクトなので持ち運んで演奏できます。見た目もかわいらしく、インテリアとしてもおすすめです。

オカリナにはアルト管・ソプラノ管などさまざまな種類があり、初心者にとってモデル選びは難しいですよね。そこで本記事では、オカリナの選び方やおすすめ10選をご紹介します。人気のメーカーや練習の仕方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

1つのオカリナで出せる音域は1オクターブ半です。そのため、自分の演奏したい曲に合った種類を選ぶ必要があります。

【オカリナの種類】

• ソプラノ管
• アルト管
• バス管
• さらに各種、C管・F管などに分かれている

合奏のような特別なシーンでの演奏ではない場合はアルトC管を選びましょう。アルトC管は、高すぎず低すぎないちょうどいい高さの音で、音階がドレミファソ(ハ長調)になっています。

【特徴】

• 温かみのある音
• 音程が安定していて演奏しやすい
• 素焼きと本焼きがある
• 価格が高い
• 扱いがデリケート

陶器製は音質を重視する方におすすめです。音程が安定しているため、コンサートや収録にも使用できます。ただし、陶器製のオカリナはプラスチック製よりも高価で割れやすいので、扱いに注意が必要です。

陶器製は素焼きと本焼きがあります。素焼きは内部がコーティングされておらず、お手入れが大変です。本焼きは水洗い可能ですが、気温が下がると音程が下がりやすいです。

【特徴】

• 価格が安い
• 軽量
• 頑丈でお手入れがしやすい
• 音程がズレやすい

プラスチック製は、コスパを重視する方におすすめです。軽量・頑丈で気軽に使えます。また、水洗いできるのでお手入れも簡単です。

ただし、音程がズレやすいのは注意してください。特に、気温が下がると音程が下がるので、演奏前にしっかり楽器を温めるのが大切です。

オカリナにはさまざまな形・デザインのモデルがあります。イルカや亀の形をした特殊なものや、花柄や木目調のようなおしゃれなデザインも多く、インテリアとして飾ってもおしゃれです。

特に初心者の方は、細かい音色の違いがわからないことも多いので、見た目で選んでも問題ありません。気に入ったオカリナで演奏を楽しみましょう。

初めてオカリナを購入する方は、セット販売されている初心者セットを購入するのがおすすめです。中には、音域が違うオカリナが複数セットになっているものもあります。

【あると便利なもの】

• 持ち運び用収納ポーチ・・・教室に通ったり演奏会に持って行ったりするときに役立つ
• 教本・・・初心者に必須のアイテムで、初心者でも独学でオカリナを演奏できる

オカリナは息を吹き込んで演奏する楽器です。モデルによって演奏に必要な肺活量が違うため、自分の肺活量に合ったモデルを選びましょう。

必要な肺活量をチェックするときは、試奏してみるのがおすすめです。肺活量に自信がない方は、少ない息で演奏できるモデルを選びましょう。

オカリナはモデルによってサイズ・形が大きく変わります。形・大きさを選ぶときは、試奏したり口コミをチェックしたりして調べるのがおすすめです。

【ポイント】

• 丸みのある形・スマートな形がおすすめ
• 自分の手の大きさに合っているか
• 吹き口の角度・指穴の位置によって演奏のしやすさが変わる

品質の高いオカリナが欲しい方におすすめです。数千円で購入できるような安価なモデルはありませんが、クオリティが高く初心者から上級者まで愛用者が多いです。

また、教本・楽譜が充実しているので、楽器本体以外のアイテムも販売されています。ただし、全モデルが生産完了品になっていて、現在購入できるモデルは限られています。

ジャズピアノ・オカリナの奏者、明田川荘之氏がプロデュースするオカリナ製作工房です。1928年からオカリナの製作をしている老舗工房で、高い品質が特徴です。

工房の調律師が調律しているため、音程がズレている製品はありません。近くに楽器屋がなく、ネットで購入する方でも安心です。

「ポケットに音楽を、きっと未来が楽しくなる！」というコンセプトでオカリナを製作しているメーカーです。特に価格の安価なプラスチック製オカリナが有名で、これからオカリナを始めたい方におすすめです。陶器製のオカリナは修理可能で、焼き直しが必要な修理も受け付けています。

オカリナを取り扱っている主な販売店は以下のとおりです。参考にお役立てください。

楽器は同じシリーズの製品でも、個体ごとにわずかな違いがあります。オカリナを購入するときも、試奏をした方が自分に合ったモデルを選べます。特に、陶器製は個体差があるモデルが多く、値段も高いので試奏するのは重要です。

また、マイナーなメーカーの製品は検品がされていない場合もあります。音程のズレはチューナーを使用して確認しましょう。

【試奏のメリット】

• 必要な息の量がわかる
• 癖を把握できる
• 音程がズレていないか確認できる
• 音の出やすさをチェックできる

初心者の方は教本に沿って基礎から練習しましょう。オカリナは、比較的音を出すのが簡単な楽器なので、独学でも問題ありません。初心者用教本が1冊あれば、必須の技術・知識を一通り学習できます。

【 初心者用教本で学べること】

• 音の出し方
• 呼吸の仕方
• 運指

自信がない方は、DVD付きの教本がおすすめです。実際の指の動かし方や息の仕方を映像で学習できます。掲載されている曲もレベルに合っているので、楽しみながら練習できます。

オカリナは運指がわかっていれば簡単に音を出せます。演奏したい曲が決まっている場合は、最初から楽譜を入手して曲の練習をするのもおすすめです。また、初心者の練習におすすめの曲もあります。無料で楽譜を入手できる曲も多いので、教本を買うよりもコストを抑えられます。

また、達成感を早く感じられるのもメリットです。ただし、長期的に考えると基礎練習をした方が上達が早い可能性もあります。

【初心者向けのおすすめ曲】

• チューリップ
• メリーさんの羊
• 春の小川
• ふるさと

オカリナはコンパクトで音量も大きくないため、自宅でも気軽に楽しめる楽器です。温かみのある音色が心地よく、初心者でも楽しく演奏できます。安価なものも多く、何か楽器をやってみたいと思っている方におすすめです。本記事を参考に、自分に合ったオカリナを見つけましょう。