ビリヤードのおすすめキュー15選｜正しい選び方やマイキューお手入れ方法も解説

そこで本記事では、マイキューを持つことのメリットや自分に合った選び方のポイントを解説します。また、おすすめのキュー15点も厳選しました。ビリヤードキューのお手入れ方法やおすすめのビリヤード場も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

初めてのマイキューにはプレーキューがおすすめです。どんなショットも打てて、メインのキューとして使用できます。柔らかめのバットでシャフトの先端にはレザーのタップがついています。タップは柔らかく、しなるのが特徴です。まず初めに買うべきキューはこのプレーキューです。値段の幅が広いので、しっかり厳選しましょう。

ブレイクショット専用のキューがブレイクキューです。ブレイクショットはゲームの初めにラックを強く割るショットで、パワーが必要になります。プレーキューでブレイクショットを打つことも可能ですが、プレーキューを長く使用するためにも強靭なブレイクキューを使用するのがおすすめです。

ジャンプキューは、斜め上から球をつくジャンプショット用のキューです。ジャンプショットとは、手球と的球の間の障害球を飛び越えるショットのことです。ジャンプキューは、ジャンプショットを打ちやすいよう通常のキューより短めに設計されています。ある程度技術が身につき、さらに上達したい方におすすめです。

ノーマルシャフトは基本的に加工を施しておらず、木ならではの柔らかな触感や滑らかなしなりが特徴です。しなりがあると球がまっすぐに飛ばずに、しなった方向に転がってしまいます。これを専門用語で「トビ」と言います。

このトビを上手く活かして微妙な角度を繊細に調節できるようになると、プレーが格段に上達します。。ハイテクシャフトに比べて安価なため、初心者におすすめです。

ハイテクシャフトは数種類の複合材や木材以外の素材を使用した上で、複雑な加工を施しています。トビが少なく手玉に素早く力が伝わるため、正確なショットを打てるのが特徴です。

ノーマルシャフトに比べて品質のばらつきがないのも魅力の1つです。ただし、細やかな手球のコントロールが必要な点はやや難しさを感じるかもしれません。

特にこだわりがない方は糸巻きか革巻きのどちらかを選びましょう。糸巻きに使われる糸はリネンが多いため、水分をしっかりと吸収してくれます。汗かきの方は糸巻きのグリップがおすすめです。また、革巻きは吸湿性があり、手に馴染みやすいのが特徴です。革の種類やデザインの種類が多く、人気があります。また高級なキューには革巻きのグリップが多いです。

グリップ力を求める方は、ラバーがおすすめです。汗を吸い込む吸湿性はありませんが、ホールド感は抜群です。ラバーグリップを使用するとパワーが増す傾向があるため、ブレイクキューのグリップにおすすめです。最近では特殊なラバーも開発されているため、自分に合ったラバーグリップが見つかるはずです。

グリップに何も巻かないのがノーラップです。手汗をかかない方や、キューをすべらせながら使う方におすすめです。見た目もシンプルでスタイリッシュです。すべりやすくコントロールが難しいため、スタイルを確立した上級者におすすめです。

お気に入りのデザインを使用すれば、気分が上がって楽しくビリヤードできます。ビリヤードキューにはさまざまな装飾があります。キューの装飾の種類はハギ・インレイ・デカールの3種類があります。

ハギは伝統的なデザインで高価なため、いいものを長く使いたい方におすすめです。近年主流のインレイはデザインの種類が多いので、おしゃれな方に向いています。デカールはプリントデザインで安価なので、より価格を抑えたい方はチェックしてください。

Adam（アダム）はビリヤードのトップブランドとして君臨し続けるアメリカのビリヤードキューメーカーです。一度手にするとと他のメーカーでは満足できないほどの使い心地です。品質がすこぶる良く、経験豊富な職人の魂を感じられます。高価ではありますが、いいものを長く使いたい方におすすめです。

Mezz（メッヅ）は先進テクノロジーと卓越した独自技術との融合により、「理想のキュー」を追い求める日本のビリヤードキューブランドです。常に新たな可能性にチャレンジし続ける姿勢が特徴です。プロ向けの実戦用のキューを数多く製作しています。高度なテクニックショットも、メッヅのキューがあれば簡単に習得できるはずです。上級者におすすめのメーカーです。

木材とその特性について熟知していた、偉大な職人ジョージ・バラブシュカの技術と伝統を踏襲した伝説のメーカー「BALABUSHKA（バラブシュカ）」。バラブシュカのキューは「キューのストラディバリウス」と呼ばれるほど貴重な逸品です。現存しているものは少なく、鑑定書が付けられ高額で取引されています。

ビリヤード業界の歴史を塗り替え、世界を圧巻したアメリカのビリヤードキューメーカー「Predator（プレデター）」。独創的な発想で、先進的な開発を続ける姿勢が特徴のメーカーです。それゆえに、プレデターのキューは好き嫌いがはっきりと分かれます。購入の際には口コミなどをしっかりと確認する必要があります。

マイキューはしっかりとメンテナンスし、大切に扱えば、長く愛用できます。特に、先角とタップは定期的に交換しましょう。球を撞く側の先端にあり、一番消耗が激しい部分です。

安定したショットを繰り出すためにも、定期的にメンテナンスを行ってください。きれいに整えたキューで練習すれば上達も早くなります。

「いいビリヤードキューが欲しいけど、価格が高くて躊躇してしまう」といった声も多く聞かれます。いいものを少しでも安く買いたい方は、中古市場をチェックするのがおすすめです。

キューは意外にも中古市場に多く出回っています。熱中してマイキューを購入したが、熱が覚めて売りに出すパターンが多く見られます。メルカリやYahooオークションなどで掘り出し物を探しましょう。

全国各地にビリヤード場があります。マイキューで練習をして上達したら、最高のビリヤード場でプレーを楽しみたいですよね。おすすめのビリヤード場を紹介します。

• BAGUS 池袋店：本格的なビリヤード場で、トップレベルの道具を使用可能
• 山水ビリヤード：50年以上続く有名老舗店で、一度は行きたいと憧れる人が多い
• アンセーズ：大阪にあり、河原千尋プロのレッスンが受けられる
• フォックス 小倉店：小倉にあり、ビリヤード用品の販売や取り寄せも行っている

「ビリヤードが上手くなりたいけど、レッスンを受ける時間がない」といった方には本がおすすめです。こちらがおすすめの4冊です。ぜひ参考にしてください。

1. HOW TO ビリヤー道！
2. ビリヤード・ハナブサへようこそ
3. ビリヤードを100倍楽しむ方法
4. 楽しみながら上手くなるビリヤード・ドリル

ビリヤードキューの正しい持ち方と姿勢に気を付ければ、突く際にブレずに、手玉の方向がよく分かり上達も早くなります。せっかくマイキューを手にするのですから正しい持ち方を覚え、思い通りに突けるようにしましょう。

• 親指はしっかりと中指の上に乗せる
• 打つときは肘を止める
• 顔をキューの上に乗せ低い姿勢で構える

自分に合ったビリヤードキューは見つかりましたか？マイキューでたくさん練習してビリヤードを極めましょう。練習すればするほど上手くなりますし、ビリヤードは生涯楽しめるスポーツです。自分に合ったビリヤードキューを手に入れて、最高の瞬間を楽しみましょう。