【コスパ最強】安いマットレスのおすすめ人気13選｜ホームセンターの商品も

「寝ていると腰がつらい」「いつも寝起きがすっきりしなくて…」と悩んでいる方は多いのではないですか。手軽に睡眠の質を上げるためには、寝具の中でもマットレスを新調するのがおすすめです。

最近は価格の安いマットレスでも、高級マットレスと遜色ない品質を有する商品が数多く販売されています。折りたたみマットレス・コイルタイプ・高反発マットレス・硬めのマットレス・クイーン・セミダブルなどラインナップが非常に充実しているため、ご自身が求める条件をもとに比較検討するのがおすすめです。

今回は安くていいマットレスに焦点を当てて、適したマットレスの選び方やコスパ最強の人気おすすめ商品を紹介します。自分にぴったりのマットレスを選びたい方はぜひ参考にしてください。ホームセンターで購入できる商品もありますので、ぜひ最後までご覧ください。

マットレスは、体圧を分散して体重が一カ所に集中するのを防ぐ役割をします。寝姿勢は一見負担のない楽な状態のように思われますが、寝具が合っていないと体にさまざまな不調をもたらします。

腰や肩回りが沈んで背骨のS字カーブが崩れてしまったり、特定の部位に体重が集中したりして血行不良が生じてしまい、腰や肩の違和感を招くのです。マットレスは寝姿勢を背筋の伸びた正しい姿勢に誘導し、それを維持するため快適な眠りを提供してくれます。

敷布団はマットレスに比べると厚みがなく、床に直接引くと寒さを感じます。これは冷たい空気が温かい空気に比べて重く、下（床）にたまりやすい性質があるからです。厚みがない分寝返りを打って落下してしまう心配がないため、寝相が悪い方には特に重宝されています。

敷布団にはクッション性のある素材が使われているものが多く、自然な寝姿勢を保てます。またコンパクトに収納できるため、女性でも扱いやすい点は魅力といえます。

マットレスは敷布団に比べて厚みがあり床からの距離があるため、カビや埃を吸い込んでしまう危険性が少ない点は魅力といえます。また通気性を確保するよう設計されたものもあり、マットレス事態にカビやダニが繁殖しにくい対策がなされています。

ただマットレスの上に敷布団を敷いて使用してしまうと、通気性が損なわれてカビやダニの繁殖を増長させる可能性があるため注意が必要です。マットレスは原則単体で使用するのが望ましいです。

ボンネルコイルとは、らせん状のバネを連結させて作られたスプリングコイルです。世間に広く流通しているスプリングマットレスの多くはボンネルコイルであり、最も標準的なマットレスと言えます。

連結したコイルが全身を面で支えてくれるため、沈み込みがないのが特徴です。畳の上に敷いた布団と同じような少しかための寝心地で、寝返りが打ちやすく腰がつらい方に適しています。

ポケットコイルは、ひとつひとつ小さな袋（ポケット）に包んだコイルを敷き詰めた構造です。全身を点で支えるため、高い体圧分散性を発揮します。ポケットコイルは配列の仕方によって寝心地が変わるのが特徴です。

並行配列はコイル間に隙間があるため柔らかい寝心地に、一方交互配列はコイルの数が多くかための寝心地になります。

消費者庁では、マットレスの硬さ（反発性）に対して基準を設けています。低反発マットレスとは、この基準でいうと75N（ニュートン）未満のものを指します。低反発マットレスは体がふんわりと包み込まれるような感覚で、高いフィット感があるのが特徴です。

一方で通気性には若干劣るため、夏場は蒸れやすい点がデメリットといえます。

高反発マットレスは、110N（ニュートン）以上の反発性を持つマットレスを指します。反発力が強いため体の沈み込みがなく、寝返りを打ちやすいのが特徴です。また体圧分散性、通気性にも優れていて、アスリートの愛用者が多いので知られています。

一方で低反発マットレスに比べると価格が高めであり、種類が少ない点はデメリットといえます。

仰向け寝の方には、背骨のS字カーブを自然と維持できる「ふつう」のかたさのマットレスがおすすめです。ふつうのマットレスは体圧をバランスよく分散するため、腰や肩、首回りにかかる負荷を軽減してくれます。

ふつうのかたさを持つ代表的な素材は、以下の通りです。

• 高反発ウレタン
• ラテックス

うつぶせ寝の方には、沈み込みが少なくしっかりと体を支えてくれる「かため」のマットレスがおすすめです。また大柄な人や男性にもかためのマットレスが適しています。うつぶせ寝は腰が反りやすく首にかかる負担も大きいため、正しい寝姿勢を維持するのが大切です。

そのため、反発性（弾力性）の高いマットレスを選ぶようにしましょう。

かための寝心地を提供する代表的な素材は、以下の通りです。

• ボンネルコイル
• 樹脂素材

横向き寝の方、体重が軽い方には、適度な沈み込みがありフィット感に優れた「柔らかめ」のマットレスがおすすめです。横向き寝は肩や腰に体重がかかりやすいため、一極集中しがちな体圧を沈み込みによって適度に分散する必要があります。

ただあまりにも柔らかすぎるとかえって腰や肩に負担がかかってしまうため、柔らかめのマットレスを選ぶ際には沈み込みと弾力の程度をしっかり確認しましょう。柔らかめのマットレスの代表的な構造、素材は以下の通りです。

• 低反発ウレタン
• ポケットコイル

「スペースを取るのはちょっと…」「収納しやすいものがほしい」方には、折りたたみ式のマットレスがおすすめです。折りたたみ式であれば使わないときは折りたたんで収納できるため、スペースを有効的に活用できます。

また縦置きで自立するため換気がしやすく、カビやダニの発生を抑えられる点は大きなメリットといえます。折りたたみ式マットレスは薄型で軽量を基本コンセプトとして開発されているものがほとんどのため、上げ下げが億劫な二段ベッドやロフトなどでの使用にも適しています。

マットレスと聞くとベッドに敷くイメージがありますが、最近では床敷きで使用できる商品が数多く販売されています。床敷き対応のマットレスはベッドのように部屋を占領せず、布団感覚で使用できるのが魅力です。

ただしマットレスを床敷きする際には湿気がこもってカビが発生しないよう、定期的に換気を行ったり除湿シートを敷いたりするなどのお手入れを意識して行いましょう。

マットレスを清潔に使用したい方は、通気性のいい商品がおすすめです。とくにおすすめなのがファイバーを使用したマットレス。ファイバーは軽量で風通しがいいので、湿気がこもりにくくカビを防止できます。

また湿気や熱がこもりやすい夏場でも快適に眠れます。商品によっては丸洗いできるタイプもありますので、気になる方はぜひ検索してみてください。

マットレスは厚さによって、機能性、用途などが変わります。以下で、厚さによって異なるマットレスの特徴と向いている人の条件を紹介します。

部屋や体格に応じたサイズ感で選ぶことは大事です。女性と男性また体格の違いによってシングル・セミダブル・ダブルと快適に横たわれるサイズは変わります。部屋の広さに合っていないサイズを選ぶと窮屈になったり、邪魔になったりもするので用途に合ったサイズを選びましょう。

マットレスを長く愛用できるとコスパが良くなります。そのため、耐久性も確認しておきましょう。通常、マットレスは素材によって耐久性が異なります。低反発のウレタンフォームはリーズナブルですが、耐久性は約3～5年です。

高反発のウレタンフォームの寿命は6～8年と低反発より長くなります。コイルのタイプがボンネルコイルやポケットコイルであれば、さらに耐久性が長く約7～12年使用できます。安い低反発のウレタンフォームはすぐにへたってしまい、耐久性を考えると短いサイクルで買い替えが必要なため、高反発のウレタンフォームがおすすめです。

ニトリのマットレスはコスパが高く、キャッチコピーの通り「お、値段以上」の商品が充実しています。自社開発、生産で厳しい耐久試験に合格したもののみを販売しており、保証制度もしっかりしているのが特徴です。

名中でもニトリのオリジナルマットレス「Nスリープシリーズ」は、高級マットレスに引けを取らない品質を持ちながらも安価な価格設定である点が高い評価を得ていて、愛用者が多いです。

タンスのゲンのマットレスは、サイズを問わず手ごろな価格設定である点が人気を集めています。ラインナップも非常に豊富で寝心地のよさについても定評があるため、コスパの高いマットレスメーカーとしては名の知られた存在です。

1万円前後で購入できるものがほとんどで、他社では高い大型サイズのマットレスでも安価に購入できます。折りたたみ式や厚さのあるスプリングマットレスなど種類も充実しているため、自分に合ったものを見つけられます。

手ごろで使いやすいマットレスがほしい方には、アイリスプラザがおすすめです。累計119万枚以上の販売数を誇る人気シリーズAiryシリーズのほか、ポケットコイルからノンコイルまで豊富なラインナップを取り揃えています。

アイリスプラザでは快適性と清潔性にこだわり、カバー材だけでなく中材も丸洗いできる商品が多いため使い勝手は抜群です。

モットンのマットレスは上記で紹介したメーカーの商品に比べると高価ではありますが、腰のつらさに悩む方向けに開発されており高い機能性を有しています。「腰対策マットレス」として販売されており、ラインナップは高反発マットレスのみです。

体重や好みに合わせて硬さを選べるようになっていて、アスリートの愛用者も多くいます。

しまむらでは、以前機能性寝具の開発、生産を行う専門メーカーとコラボした「起き楽マットレス」が「安いのに寝心地がすごくいい」と一躍世間の注目を集め、3万枚以上の販売しました。

本商品は2020年時点で販売終了となり、しまむらでは現在マットレス自体の取り扱いも行っていませんが、今後の動向は注目しておきたいところです。

マットレスをAmazonなどの通販で購入した場合、店頭で買うよりも安い値段で手に入りやすいです。わざわざ店頭まで行かずに自宅で購入可能なため、簡単に入手できます。しかし、実際の使用感は自宅に届いてからでないと確認できないため気をつけてください。

マットレスをより安く手に入れたい方は、セール時期を把握しておきます。一般的に2月と8月は決算セールがあるため、割引価格で手に入れられる可能性があります。また5月は繁忙期の4月に売れ残った商品の売り切りセールを開催するところがあるため、ねらい目です。

気になるメーカーがある場合には、メルマガなどに登録してセール情報を逐一チェックしておくのがおすすめです。

マットレスの寿命は、低反発か高反発、密度によって変わってきます。低反発は3～5年が寿命です。沈んだら戻らなくなったり反発力が無くなってきたりして、安いと1～2年でヘタることもあります。

高反発の寿命は低反発よりも長い傾向にありますが、安いと3～5年です。高反発のマットレスは、密度により寿命の目安が変わります。数値が30以上だと寿命が長いと言われているので、購入する際はチェックしてみてください。

マットレスは上に直接寝ると想定して作られています。そのため、マットレスの上に敷布団を敷くと、マットレスの効果を十分に発揮できません。寝心地が損なわれるだけでなく、重ねるとカビが発生しやすくなるリスクもあります。

肌触りや感触が苦手な場合には、生地が薄い敷きパッドやカバーなどを活用しましょう。

マットレスの清潔性を保つために、湿気対策を定期的に行いましょう。敷きっぱなしの状態だと湿気がこもりダニやカビが発生しやすくなるため、月に一度はマットレスの表裏を入れ替えたり縦置きしたりして風通しをよくするのが大切です。

また同時に陰干しも行いましょう。

この記事では、安いマットレスの特徴や選び方、人気おすすめ商品を紹介しました。マットレスの中人は、安くても驚くほどの性能、品質を持つ商品が数多くあります。ぜひこの記事を参考に、快適な睡眠に導いてくれる自分にぴったりなマットレスを見つけてくださいね。