米とぎボウルのおすすめ15選｜いらない？セリアなどの100均・無印にはある？

家事に仕事に忙しい毎日。ごはんを炊こうにも米を研ぐのが億劫になる日もありますよね。寒い冬には手を水につけると思うと余計につらいもの。米とぎするのにボウルをわざわざ出すのは面倒だからと、炊飯器の釜をそのまま使っていませんか？

米とぎボウル(米研ぎボウル)は手早く米とぎができて、家事の時短に役立つアイテムです。軽いもの・丈夫なもの・手を濡らさずに済むものなど、種類がいろいろあるので、自分の使いやすいものを選べます。

ここでは米とぎボウルを使うメリット・選ぶポイントについてお伝えします。さらに使いやすい米とぎボウルのメーカー・おすすめ商品・ごはんがおいしく炊けるとぎ方についても紹介しますので、参考にしてください。

米とぎボウルを使うのは洗い物が増えて非効率だと考えていませんか？実はとぎ汁を捨てる際に米をこぼす心配がなく、スムーズに水切りができてむしろ時短になります。

さらにザルとして洗った野菜の水切りなどに使えるものや、目盛り付きで計量に使えるものもあって便利です。一つで二役以上こなせる道具なら省スペースになるでしょう。また米を炊飯器の釜でとぐと釜の内側のコーティングが剥がれ、寿命を縮める原因になってしまいます。

乾物である米はとぎ始めが特に水を吸いやすく、ゆっくりしているとぬかの臭いや不純物を米が吸ってしまうため、素早く水切りすることが重要です。その点、米とぎボウルを使えばスピーディーに水を切れます。つまり米とぎが楽になるだけでなく、ごはんをおいしく炊くためにも米とぎボウルは有効というわけです。

手を水につけるというのが米とぎを億劫に感じさせる原因のひとつ。そんな悩みを解決してくれる米とぎボウルもあります。

• シェーカーのように米と水を振り混ぜるタイプ
• ふたの穴から水を流し込み水流で米をとぐタイプ
• 米とぎ用のスティックが付いているタイプ

こういったタイプは手を濡らさないので、ネイルをしている方や手荒れが気になる方におすすめです。寒さが厳しい時期や手にけがをしている時でも心強いでしょう。

ボウルに水切り穴が開いているタイプで、1つで完結するシンプルさが特徴です。洗い物が少なく済み、手間を省けます。収納スペースが限られている方におすすめです。水切り穴の位置が商品によって異なり、底の方にあるものは水切りが簡単な反面、水を貯められません。節水を気にする場合は、穴が上の方にあるものを選ぶといいでしょう。

ボウルとザルを重ねて使うタイプで、完全に分離しているものと、留め具で部分的に固定され、ザルを回転させて使うものがあります。2個をそれぞれ洗うことになり、手間とスペースが必要になる点が一体型とは逆です。一方、別々でも使えるので、アイディア次第で幅が広がり、料理の効率化につながるでしょう。

プラスチック製の米とぎボウルは、お手頃価格のものが多く、試しに買ってみようと考えている方におすすめです。軽くて扱いやすいのも嬉しいところ。カラフルな色使いや凝ったデザインの商品もあるので、お気に入りを探してみましょう。ただし、傷がつきやすく劣化による寿命が避けられないことから、長期間の使用には向きません。

ステンレス製の米とぎボウルは、頑丈でさびにくいので、長く使いたい方におすすめです。頻繁に米とぎをしても耐えられます。においがつきにくく、衛生的でもあります。抗菌加工してあるものを選べばさらに安心です。見た目はシンプルなものが多く、どのようなキッチンにもなじみやすいでしょう。ただし、重量と価格がネックになる場合もあります。

3合までの小さめサイズの米とぎボウルは、1人暮らしの方に向いています。米1合は2杯分くらいのごはんになるので、3合あれば十分でしょう。最近は少量でおいしく炊ける炊飯器も出ていて、食べる分だけ炊いてできたてを食べたい！という方にもおすすめです。

3合から5合までのサイズの米とぎボウルが最もメジャーです。3～4人の家族に向いています。まとめて炊いて冷凍保存しておきたい！という方にもおすすめです。大は小を兼ねるということで、小さいサイズで大量の米をとぐのは大変ですが、大きいサイズであれば米とぎや水切りの動作に余裕ができます。

5合以上のサイズの米とぎボウルは、5人以上の家族や食べ盛りの子供がいる方に向いています。また、頻繁に友人を招いてごはんを振る舞う方にもおすすめです。ボウル自体のサイズがかなり大きくなるので、収納スペースをよく確認しておきましょう。シンクの広さにも注意が必要です。

米とぎボウルに取っ手が付いているタイプは、扱いの手軽さが魅力です。取っ手を片手で持ち、ボウルを傾けるだけで水切りができて、両手を使う必要がありません。洗った米を炊飯器に移す時も片手で楽々です。さらに取っ手を吊戸棚などに引っ掛けて収納すれば、スペースの有効活用にもなります。

底面が斜めになっているタイプの米とぎボウルは、斜め部分を下にして置くだけで穴から水が出ていきます。ボウルを持ち上げずに水切りができて重たくありません。水切り穴より下の部分に水をためて吸水もできます。野菜や麺類などを流水で洗いたい場合にも便利です。さらに、傾けやすさからパン生地やひき肉をこねるボウルとしても活躍します。

忘れてはならないポイントが耐熱温度です。米とぎボウルを茹でた麵の湯切りに使う場合、熱湯がかかるので注意しましょう。また食洗器を使う場合は、機種によって50～80℃のお湯で洗うため、耐熱性の低いものは変形してしまうかもしれません。特にプラスチック製の米とぎボウルは耐熱温度をよく確認しましょう。ステンレス製であれば、熱に強く安心です。

リッチェルはプラスチック製品が主体の生活用品メーカーです。家事効率の上がるシンプルで使いやすいキッチン用品などを出しています。そんなリッチェルの米とぎボウルは内側に反り、片方の側面に水切り穴が開いた独特の形状で、くるりと向きを変えるだけで楽に水を切れるアイディア商品です。

イノマタ化学は日本製にこだわった家庭用品メーカーです。米に関連した商品を揃えており、冷蔵庫用の米びつや米とぎ用のスティックも出しています。そんなイノマタ化学の米とぎボウルは米とぎに特化した商品です。米が詰まらない水切り穴のサイズ・底と側面がでっぱった形状と、米とぎのしやすさが追及されています。

家事の悩みを解決するアイテムを多く出しているホームセンター、カインズホームの米とぎスピードボウルはその名の通り、とぎ汁の流れるスピードが特徴。水が絶えず流れるような工夫がしてあります。素早い水切りはごはんを炊く際の重要ポイントの一つということで、ごはんがおいしくなる米とぎボウルと言えるでしょう。

便利なアイテムをリーズナブルな価格で販売しているニトリにも、おすすめの商品があります。それが洗米ボールです。プラスチック製で軽量なので、扱いやすいのが魅力です。また底に穴が空いているため、素早く水を抜くことができます。

一方で水が溜められない構造のため、節水を意識している方はご注意ください。

シンプルでスタイリッシュなアイテムが人気の無印良品からは、米とぎボウルは出ていません。しかし、便利な目盛り付きのステンレスボールがあり、同サイズのザルと合わせれば米とぎに使えます。

あれこれ便利なキッチングッズが気軽に手に入る100均ショップには、米とぎボウルもあります。セリア・ダイソー・キャンドゥなどではプラスチック製の米とぎボウルが販売されており、どれも優秀でコスパがいいと評判です。

1. 米を正確に量る：計量カップに米を山盛りに入れ、しっかり詰まった状態からすり切ります
2. 水を加えて軽く2・3回かき混ぜ、すぐ水を捨てる：水が多く残っていると米同士がこすれず、うまくとげません
3. ソフトボールを握るような手で中身を20回ほどかき回す：米が割れないようやさしく
4. とぎ汁を捨てる：捨てる前に一度底から軽く混ぜます
5. 3回程度水を入れ替えてすすぐ：水の濁り具合は米がうっすら見える程度に

ごはんを食べる家庭では避けて通れない米とぎ。それを楽にしてくれるのが米とぎボウルです。水切りが手早く済み、米とぎ以外にも使えて日々の家事を大いに助けるでしょう。さらにごはんをおいしく炊くのにも役立ちます。自分にとって使いやすい米とぎボウルを選んで、毎日のごはんづくりをおいしく快適にしましょう。