【コスパ良し】安いドッグフードおすすめ16選｜市販で買える安全なドッグフードは？

ドッグフードを選ぶとき、何を基準に選んでいますか？原材料・製法・メーカーなどにこだわり、愛犬にとって本当にいいものを選びたいと思っても、高いと続けられない場合もありますよね。しかし、ホームセンターで一番安いドッグフードを選ぶのも不安と思う人は多いはずです。

大容量や獣医おすすめのドッグフードなど、市販で買えるものだけでも、数え切れない種類のドッグフードがあります。いいと思って選んでも、犬が食べてくれなければ意味がありません。また、愛犬の健康を考えるのであれば、安くて安全なものがいいですよね。

そこで、この記事ではドッグフードの選び方と、安心して与えられるコスパ良しのドッグフードを紹介します。コスパ最強のドッグフードを選びたい人はぜひ最後まで読んで役立ててください。

ドッグフード代にいくらまで出せるかは人によって異なりますが、一般的にコスパがいいと思えるのは、1kgあたり1,000円～2,000円前後です。ホームセンターで販売されているドッグフードの中には、1kgあたり数百円の激安価格のものもあります。

しかし、上質な原材料を使い、製法にもこだわると1kgあたり数百円では割に合いません。安い場合、それなりに理由があるものです。今回は、安全性を考えながら1kgあたり1,000円～2,000円前後までの範囲で、コスパがいいドッグフードを紹介します。

ホームセンターでは、大容量＆格安なドッグフードも販売されています。安いと安全性が心配と思われがちですが、現在ではペットフード安全法に則り生産されているため、食べて命を落とすような危険なものはありません。

ただし、安すぎるものは添加物をたくさん使用していたり、犬に必要な栄養素が少なかったりします。パッケージに原材料がはっきり記載されていないものは、品質が悪い材料を使用している可能性があります。ドッグフードは、安さだけでなく安全性も考えて選ぶのが大切です。

ドッグフードにはウェット・セミモイスト・ソフトドライ・ドライの4種類のタイプがあります。愛犬がどのタイプを一番好んで食べるのか、食べやすいのかをチェックしてあげるのがおすすめです。それぞれの特徴を紹介します。

肉食動物の犬には、穀物や野菜を中心とした食事は消化不良や栄養不足の原因になるので不向きです。犬の主食となるドッグフードには、動物性タンパク質を豊富に含むものを選びましょう。ただし、肉だけで餌を作るのは難しいので、少量であれば穀物や野菜が入っていても問題ありません。

穀物や野菜の割合が多く肉類が少ないドッグフードは、価格が安い傾向があります。コスパでドッグフードを選ぶ際は、肉の種類・割合もしっかりチェックしてください。

ドッグフードのパッケージには、原材料名が記載されています。この記載は分量が多い順に記載されるので、肉が最初に記載されているかもチェックポイントです。肉を使用していても、先に肉以外の原材料が記載されている場合、肉は少量しか使用されていないと判断できます。

また、「肉類」のみでは、どんな肉が使用されているかわかりません。チキン・ターキー・ビーフなど具体名で記載があるかも確認しましょう。

添加物にも種類があるため、品質維持に必要なものもあります。しかし、化学的に合成された添加物は本来犬が生きていく上で不要なものです。添加物=危険と神経質になる必要はありませんが、アレルギーの原因になる場合もあるのでしっかり確認しましょう。

安いドッグフードには、添加物が多く使用されている可能性があります。また、赤や緑などカラフルな色付けされたものは、着色料が使われている可能性が高いです。できるだけ色付きのドッグフードは避けましょう。

総合栄養食は、犬の健康維持に必要な栄養素がバランスよく配合されているのが特徴です。総合栄養食を選べば、ドッグフードだけで犬に必要な栄養を補えます。ただし、ドッグフードには総合栄養食の他に、一般食に分類されるものもあります。

一般食だけでは、栄養が偏ったり栄養不足になったりする可能性があります。一般食は、総合栄養食のトッピングとして取り入れるのがおすすめです。

子犬の間は成長により多くの栄養を必要とするので、栄養価の高いドッグフードを与える必要があります。成犬になってからは、健康維持のために必要な栄養を見極めることが重要です。

特に中型犬には運動量に応じたカロリーを与える必要がありますが、中型犬といっても体格差が大きい為、運動量にも個体差が生じます。そのため、運動量と体格を踏まえたうえで、それぞれに合わせたドックフードを見極めましょう。

犬も歳を取ると基礎代謝の低下や病気のリスクが高まります。ドッグフードはライフステージに合わせて、その都度見直しや切り替えも必要です。子犬にはパピー用、成犬にはアダルト用、老犬にはシニア用から最適なものを選びましょう。

コスパを重視したいのであれば、大袋入りや業務用の大容量サイズを選ぶのも手です。ただし、大容量サイズは食べきるまでに時間がかかるため、保存方法が悪いと、酸化や劣化により品質や風味が損なわれます。

大容量や業務用サイズを選ぶ場合は、小分けされているものを選ぶのをおすすめします。小分けされていない場合は、面倒でもジップロックに小分けして保存しましょう。すぐに食べる分はフードストッカーに、すぐに食べられない場合はジップロックに入れて冷凍保存するのもおすすめです。

人口添加物が含まれたドックフードはできるだけ避けましょう。人口添加物のすべてが危険とはいえませんが、発がん性が指摘されるものやアレルギーの原因とされるものは多くあります。合成着色料は見た目をよくする効果がありますが、犬には意味のない添加物で危険性も指摘されています。

合成甘味料が配合さえたドックフードもありますが、体に負担がかかってしまうので、おすすめはしません。また、穀物完全不使用のグレインフリーがおすすめです。いろいろと試しながら、その子にあったドックフードを探していきましょう。

トレーサビリティとはドッグフードの生産者・生産日・生産方法・流通経路などが追跡できるシステムです。トレーサビリティが導入されていると、ドッグフードによって何か不具合が起きた時にさまざまな対処できます。

また、リコール対象になった際、すぐに与えるのを中止するなど安全性を高められます。ドッグフードに製造番号がきちんと印字されているものがおすすめです。愛犬の命や身体の健康を守るなら、トレーサビリティシステムは大切です。

※amazonの価格を参考に1kgあたりの価格を算出し、コスパのいい順に並べています

「安いドッグフードはダメ・長生きできない」という心配をされる方も多いかと思います。しかし、犬の寿命は人間と同じでそれぞれの体の大きさが関係するため、食べているもので寿命すべてが決まるわけではありません。

しかし、毎日食べるドックフードは犬の健康にとても大切な要素になります。長生きしてもらう為に意識したいのは、安い高いなどの価格ではなく、ドックフードの原材料・栄養素・添加物になります。

価格が安くても犬に適した原材料と栄養素で作られ、添加物使用していなければ健康を害する可能性は低くなります。むしろコスパのいいドックフードとなるので、積極的に取り入れるのをおすすめします。

愛犬の健康を考えると安いドッグフードで大丈夫かな？と不安になる人も多いはずです。コスパ重視でも安心して与えられるドッグフードはあるので、今回紹介した選び方や、コスパランキングを参考にしながら、愛犬の嗜好や年齢・犬種に合わせて最適と思えるものを選んでください。