ベッドガードおすすめ14選｜落下防止に！ニトリ商品も紹介【手作りできる？】

ベッドガード（ベッドフェンス）とは、布団や毛布の布団の落下防止や、寝ている人の転落防止に役立つ人気の寝具。日本では生後18ヵ月からの使用が認められており、子どもから大人まであると安心なアイテムです。一般家庭において、ベビーベッドガードを利用しているところも多いです。

ベッド柵の種類は豊富で、赤ちゃん用から介護でも使える大人用までたくさんの後付けできる商品が販売されています。柵タイプ・通気性のいいメッシュタイプ・伸縮できるタイプ・厚いマットレスにも対応できる高さのあるハイタイプなど、機能もさまざまでどれを買ったらいいのか迷ってしまいます。

そこで今回は、子ども用と大人用に分けて合計14点のおすすめベッドガードを紹介。人気メーカーニトリの商品もセレクトしています。その他にも、ベッドガードの手作り・代用が可能なのかも紹介するので参考にしてください。

赤ちゃん・子ども用のベッドガードは、落下事故を防げるのはもちろん、掛け布団や毛布のずり落ち防止にもなります。「気が付いたら赤ちゃんが何も掛けずに寝ていた…」などのケースも少なくなるので、お世話する大人の安眠にもつながります。

大人用のベッドガードは起き上がるための手すりになったり、ベッドへの乗り降りを助ける杖代わりになったりと介助の役目も果たします。赤ちゃんのお世話から介護まで頼れるアイテムです。

まず、子ども用ベッドガードか大人用ベッドガードかを選択します。子ども用は、ベビーベッド用タイプや2歳～向けのメッシュ仕様などに分かれます。日本の「SG基準」でベッドガード使用は18ヵ月以降と定められているので、使用可能年齢とサイズはしっかり確認しましょう。

大人用の場合は目的に合ったサイズ選びが重要です。一般的なベッドは約2ｍなので、転落防止には1m程度のベッドガードがおすすめ。布団の落下防止が目的の人は、もう少し小さめでもOKです。伸縮タイプであれば好きな幅に調整できます。

しかし、幅が2ｍだと大きすぎて逆に不便な場合があります。カバーのずれ落ちなどを防ぐのであれば、80cmあれば問題ありません。寝相が悪いのを理由に大きいサイズを求めている方は、もうちょっと大きい100cmのタイプを考慮してみましょう。

ベッドガードは、ベッドフレームとマットレスの隙間に土台となる部分を差し込むタイプがほとんどです。高さが足りないベッドガードを選んでしまうと、落下防止効果は得られないので、マットレスの厚さを考慮した高さのベッドガードを選びましょう。

マットレスの厚さは、10cm以下のものから30cm以上のものまで差があるので、事前に把握しておきましょう。布団のずり落ち防止のためには、掛け布団の厚みを考慮しておくのも必要です。

企業コンセプトに「楽しいベビーグッズを。」と掲げるカトージは、チャイルドシートやベビーカーなど幅広いベビーグッズを取り扱っています。カトージのベッドガードは使い勝手がよく、赤ちゃんの成長に合わせて使える工夫がされています。

ベビーベッドから大きめのベッドまで使用できる汎用性の高いベッドガードなら、大切なお子さんを長期間守ってくれます。

家具・インテリアメーカーとして有名なニトリのベッドガードは、転落防止や布団・毛布のずれ防止など機能性の高さが特徴です。小さなお子さんから大人用まで、幅広い年代に向けたベッドガードを取り扱っているため、介護用のベッドガードをお探しの方にもおすすめです。

ベッドや布団なども豊富に取り扱っているので、同じメーカーで揃えてインテリア性を上げることができます。機能性の高いベッドガードなら、ぜひニトリをチェックしてみてください。

ベビーカー・洋服・おもちゃ・フードなど、子ども用品を幅広く取り扱っている西松屋でもベッドガードを販売しています。西松屋のベッドガードは、やさしい素材とおしゃれなデザインが魅力です。公式オンラインストアだけでなく実店舗も多数あるので、実物を手に取って確認できます。

全国にホームセンターを展開するカインズでも、ベッドガードを取り扱っています。カインズのベッドガードは価格が2,000円以下で購入でき、リーズナブルです。スチール製で耐久性があり、ベッドフレームとマットレスの間に差し込むだけで簡単に取り付けができます。

赤ちゃん用のベッドガードを選ぶ際には、使い方に合った形状を選ぶのもポイントです。取り付けるベッドによって適切な形状のものを選んでください。

ベビーベッドに取り付けるなら、バンパータイプがおすすめです。バンパータイプには半周型と全周型があるので、赤ちゃんの月齢や寝相に合わせて選んでください。寝返りのできない赤ちゃんには、半周型が向いています。ベッドの半分だけを覆うため、お世話がしやすいのがポイントです。

一方、寝相が激しい赤ちゃんの場合は、全体をぐるりと囲む全周型を選んでください。ベッドとベッドガードに隙間ができないように、ぴったりサイズのものを取り付けるのが鉄則です。全周型のベッドガードなら落下防止として役立つため、安心して寝かせられます。

フェンスタイプは大人のベッドに取り付けられるので、子どもとの添い寝や介護用におすすめです。転落防止だけでなく布団や毛布のずり落ちも防止してくれるので、安心して横になれます。

ただし、フェンスタイプは「生後18ヶ月未満の子どもには使用しない」ように推奨されているため、子どもだけを残してベッドを離れないようにしてください。

スチール製は強度が高いのがメリットです。特に、起き上がるときの手すり代わりにしたりと介護で使用したい場合は、安定性と強度のあるスチール製がおすすめです。木製に比べるとお値段が手ごろなものが多いのも特徴です。一方、冬場など触れたときに冷たいと感じやすい点は、個人の好みが分かれるポイントかもしれません。

木製タイプは、デザイン性に優れたものが多いのが特徴です。スチール製のような無機質なイメージがなく、木の温かみを感じられます。どんなテイストのお部屋にも馴染みやすく、インテリアにこだわりたい人におすすめです。自然素材かつネジや釘を使用していない製品も多いので、安全面が気になる人にも人気です。

スチールなどの骨組みにメッシュの面が付いたタイプです。通気性がよく柔らかいので、ベビーベッドを卒業した2歳以上のお子さんにおすすめです。骨組みの部分がクッションに覆われたタイプなら、安全性はさらに高まります。しかし、メッシュタイプでも1歳以下の赤ちゃんの死亡事故は起きているため、他のベッドガード同様の見守りが必要です。

ベッドガードの柵はスチールやその他金属ですが、ぶつける危険性を考慮し金属面をクッション性のある素材でカバーしたベッドガードもあります。硬い素材では子供が当たったときケガをする恐れもあるため、柔らかい素材であれば安心です。子供だけでなく介護ベッドにも使えます。

ベッドガードには、多様な機能が付いているタイプが存在します。機能性のタイプと特徴・メリットを表にまとめましたので、ベッドガード選びの参考にしてください。

落下を防ぐなど安眠の味方であるベッドガードですが、特に子ども用のベッドガードを選ぶときには、安全性を重視して選ぶのが大切です。

日本のメーカーであれば、一般財団法人「製品安全協会」が定める幼児用ベッドガードの安全基準をクリアした「SGマーク」付きをおすすめします。海外製ならヨーロッパの安全基準「ENマーク」や「CEマーク」、イギリスの安全基準「BSマーク」が付いているかチェックしてください。

転落から守ってくれるベッドガードですが、日本の一般財団法人製品安全協会の安全基準では生後18ヶ月未満は使用しないよう定められています。過去に、赤ちゃんがベッドガードとマットレスの隙間に挟まれる事故が発生しているためです。

通気性のいいメッシュ状のベッドガードでも亡くなってしまったケースがあるため、注意が必要です。事故防止のためには、0～1歳児は柵があるベビーベッドの使用が推奨されています。

検索すると、ワイヤーやすのこなどで代用してベッドガードを手作りする方法もいくつか見られます。DIYが得意な方にとっては大変魅力的ですが、ベッドガードは就寝中の身の安全にかかわる製品なので、最大限の注意を払って製作してください。特に子どもが使うベッドガードは命にかかわるので、慎重に検討しましょう。

転落防止や掛け布団のずり落ち防止に役立つベッドガードを選ぶときは、安全性や機能性の確認が大切です。たくさんの製品の中から、今回は大人用・子ども用に分けておすすめのベッドガードを紹介しました。自分に合ったベッドガードに出会って、安らかな睡眠時間を確保してください。