3Dアートペン人気おすすめ11選｜どこで買える？口コミは？使い方も

「3Dアートペン」を知っていますか。立体的な作品を作れるツール「3Dプリンタ」よりも、手軽でリーズナブルに作れるツールとして注目されています。これは特殊な樹脂をペン先から出し、立体的な作品を作るものです。

特に3Dドリームアーツペンは口コミでも評判です。アートペンは平面に絵を描いたりパーツを作って組み立てたりできるほか、空中に立体的なアート作品も描けるんです。子どもも安全に使える熱を扱わないタイプ・人気キャラクターアイテムが作れるタイプなども販売しています。

そこで今回は、アイディア次第でさまざまな作品が作れる3Dアートペンを選ぶポイントやおすすめ製品はどこで買えるのか・100均などで売っているのか・口コミ・3Dアートペンの使い方を解説します。

3Dアートペンは、ペン先から出した高温で溶かした樹脂が瞬時に固まり、空中に立体的な作品を作れるペンです。空中に作品を作れるとはいえ、最初に作品を支える足場を作る必要があるため、基本は足場を作ってから空中に作品を作ります。

3Dアートペンを使えば、最初に作った平面の作品の上に立体的な作品が作れます。普通のペンとは異なり立体的な作品を作れるので、アイディア次第でユニークで幅広い作品を作れるのが、3Dアートペンの魅力です。

3Dアートペンのペン先から出てくる「フィラメント」は、2種類あります。それぞれ特性や安全性が異なるので、まずはフィラメントの違いをチェックして作りたい作品に適した方を選びましょう。

溶融プラスチックは、ペン先から出した高温で溶かしたプラスチックを冷やして作品を作るタイプで、シンプルな仕組みなので3Dアートペンに多く使用されています。カラーバリエーションが豊富なので、本格的な作品を作りやすくプロにもおすすめです。
 
 
プラスチックを溶かすためにペン先が高温になるので、使用の際はやけどに注意が必要です。特に子どもには1人で使わせず、大人の監視の元で使用し事故を防ぎましょう。

光硬化樹脂は、ペン先から特殊なライトで固まる樹脂を出して使用します。フィラメントは常温で使用でき、溶かすために熱を必要としないのでやけどの心配が少なく、子どもでも安全に使用できるのがメリットです。
 
 
光硬化樹脂の3Dアートペンには、樹脂を固めるライトが一体化されているタイプと別になっているタイプがあります。ライトが別のタイプを使う場合は、樹脂を出しながらもう片方の手でライトを当てるため両手がふさがってしまう点がデメリットです。

上記のように、3Dアートペンで使用するフィラメントは異なる種類が存在しています。豊富なカラーを使えるフィラメントで作品を作りたい、カラフルな作品にしたい場合は、3Dアートペンから選んでしまうと使用できるフィラメントが限られてしまいます。そのため、それぞれのペンで使える対応フィラメントから選んでみましょう。
 
 
カラーバリエーション豊富なフィラメントを使いたい場合は、溶融プラスチックに対応するフィラメントがベストです。

3Dアートペンの使用場所がよく変わる方や持ち運んで使いたい方、作業をスムーズに進めたい方は、コードレスタイプの3Dアートペンを選びましょう。コードレスタイプなら作業中でもコードが邪魔にならず、コンセントがない場所でも使えるメリットがあります。
 
 
また、片手で使う場合が多い3Dアートペンは、重量もチェックポイントです。重すぎるとすぐに手が疲れて使いにくくなってしまうため、特に子どもが使う場合は軽量タイプを選びましょう。

3Dアートペンを使っていると、ペン先にフィラメントが詰まってしまう場合があります。そのまま使い続けてしまうと思うようにフィラメントを出せなくなったり、最悪の場合故障してしまいます。スムーズに作品制作をしたいなら、「詰まり防止機能」の有無を確認しましょう。
 
 
また、分解できる3Dアートペンならペン先を掃除して詰まったフィラメントを取り除いたり洗い流したりできるので、分解できるかどうかもチェックポイントです。

3dアートペンを購入する時は、値段もしっかりとチェックするのがおすすめです。安いものだと3000円前後で購入できますが、女の子に人気のすみっコぐらしなどのキャラクターとのコラボ商品や動物などのテーマが決まったものだと4000円前後します。

世界中で人気の「3Doodler」シリーズだと子供向けセットで8000円前後と金額にも幅があります。予算をもとにしっかりと考えましょう。

3Dアートペンは、ネット通販でさまざまな商品が販売されていますが、実物を見られないので不安な方も多いはずです。そんな場合は、実店舗で探してみるのがおすすめです。

3Dアートペンは、実店舗ではヤマダ電機・ヨドバシなどの家電量販店やおもちゃ店「トイザらス」などではドリームアーツペンを取り扱っています。すべての家電量販店で3Dアートペンを取り扱っているわけではありませんが、近隣にこのような実店舗があるなら足を運んでみましょう。

また、100均に売っているかについてですが、100均では「グルーガン」として販売されています。3Dアートペンと似たような使い方ができる商品のため、購入の際はしっかり見比べてください。

「溶解プラスチック」と「光硬化樹脂」の3Dアートペンそれぞれの使い方を紹介します。そもそも「何に書く？」と疑問に思うかと思いますが、おすすめはクリアファイルです。3Dペンのインクはプラスチックなので、適度に剥がしやすいクリアファイルが使いやすいです。初心者の方なら、まずは平面の絵に合わせてなぞったり塗りつぶしたりしながら遊んでみましょう。

まずは溶解プラスチックの使い方の手順です。

• ペンにプラスチックフィラメントを差し込む
• シートの上または空中に絵を描く
• 平面に描いたパーツを組み合わせて接着する

次に光硬化樹脂の場合です。樹脂を出すと同時にライトで固めるタイプと光をあとから当てて固めるタイプによって使い方は異なります。

• ライトを当てながらシートの上または空中に絵を描く
• ライトが別になっているものはもう片方の手でライトを当てるか、平面に描いた後にライトを当てて硬化させる
• 平面に描いたパーツを組み合わせて接着する

立体的な作品を作るには、型を使用してみましょう。円筒の型にぐるっと線を描いたあとに型を外せば、円筒状の立体作品ができます。コツを掴めば、細かなパーツを作って組み立てたり、フリーハンドで空中に立体作品を描いたりもできるようになるので、まずは使い方に慣れてみましょう。

特殊なフィラメントで作品を作る3Dアートペンは、使う際にいくつかの注意点があります。気をつないとケガや事故の原因になる可能性もあるため、3Dアートペンを使う際は注意点を必ず押さえておきましょう。

フィラメントに溶融プラスチックを使った3Dアートペンは一般的なタイプですが、使用する際に高温で溶かす必要となるため、どうしてもペン先が高温になるのでやけどに注意が必要です。

子どもが使用する際はもちろん、3Dアートペンの扱いに慣れていない大人が使用する場合も、うっかりペン先に触れるとやけどをしてしまいます。溶融プラスチックのフィラメントを使う場合は熱の扱いに十分に気をつけながら使用しましょう。

光硬化樹脂を使う3Dアートペンは、溶融プラスチックのように熱で溶かすタイプではないため比較的取り扱いしやすく、やけどが不安な方におすすめです。一方で、フィラメントにライトで光を当てて固める必要があります。

フィラメントに当てるライトは、前述のようにペンと一体化しているタイプと別になっているタイプがあります。特にペンとライトが別になったタイプは強い光を出すため、直接光を見つめたり、目に光を直接当てたりしないようにしましょう。

さらに本格的な立体作品を作りたのであれば、家庭用の3Dプリンターがおすすめです。データを入力するだけで、プロが作ったようなオリジナルの作品が完成します。

3Dプリンターでは、フィギュアのような作品の他にも、スマホケース・歯ブラシ立て・小物入れ・フックなどの実用的な小物も作れます。必要になったら買いに行くのではなく自分で作れるので面白くもありますし、愛着が湧きやすいです。3Dプリンタの選び方などの詳細については下記記事を参考にしてください。

特殊なフィラメントを固めてアートを作れる3Dアートペンを使えば、平面の絵では実現できない立体的な作品を作れます。アイディア次第でユニークな作品も作れるので、3Dアートペンを活用してさまざまな立体作品を作ってみましょう。