子犬用ドッグフードのおすすめ11選｜本当に良いドッグフードはどれ？

初めて子犬を家族に迎えるとき、ケージやハウスにおもちゃなど揃えるものがたくさんあります。中でも重要なのが、子犬の健やかな成長に欠かせないドッグフードです。子犬の健康を願うのであれば、本当にいいドッグフードを選びたいものです。

体の機能が未熟な子犬には、成長に必要な栄養素がバランスよく含まれているかも重要です。とはいえ、たくさんのメーカーから販売されているので、何を基準に選べばいいか迷ってしまう人も多いはず。

この記事では、子犬に安心して与えられる高品質なドッグフードの選び方とおすすめ商品を紹介します。他にも初めて子犬を迎える人に役立つ情報も紹介するので、ぜひ最後まで読んで役立ててください。

一般的に犬は、1歳で成犬となります。ただし、犬種による成長速度の違いや、個体差もあるためあくまでも目安です。3ヶ月までは幼犬と呼ばれ、ちょうど離乳期に入る頃です。歯が生え揃うまではドッグフードをふやかすか、柔らかいウェットフードを1日4回～5回に分けて与えます。

歯が生え揃ったら顎を発達させるために、徐々にふやかす時間を短くし1日2回～3回与えます。1歳で成犬とされていますが、1歳になったと同時に成犬用ドッグフードに切り替えなければいけないわけではありません。

ただし、子犬用ドッグフードは栄養価が高いため、いつまでも与え続けると肥満の原因になります。1歳を目安に、愛犬の体の状態を見ながら徐々に成犬用ドッグフードに切り替えましょう。

子犬用ドッグフードは、ホームセンター・ペットショップ・動物病院・専門店で購入できます。ただし、ホームセンターやディスカウントショップで山積みにされ、激安価格で販売されているものは、添加物が多い低品質の商品である可能性が高いので必ずチェックしましょう。

ペットショップや動物病院で扱っているものは、価格が少し高めですが上質なものが多く揃います。原材料や無添加にこだわりたいのであれば、高価ですが専門店や専門店のネットショップから購入するのも手です。

まだ歯が生え揃わない幼犬は、顎の力も弱く硬いものが食べられません。幼犬の間はカリカリとも呼ばれるドライフードをふやかしてもいいですが、柔らかく食べやすい子犬用ウェットフードもおすすめです。

ウェットフードはドライフードに比べて栄養価が低めの傾向がありますが、子犬用は栄養価もカロリーも高めに作られているので、幼犬の間はウェットフードのみでもOKです。

個体差はありますが、乳歯から永久歯に生え変わるのは4ヶ月～6ヶ月頃です。完全に生え変わるのは7ヶ月～1歳前後までかかりますが、抜けそうな乳歯がグラグラしている場合、噛めずに丸呑みすると、消化不良になる可能性があります。乳歯が全部抜けるまでは、カリカリをふやかして与え、全部拔けたら徐々に硬くしていくといいでしょう。

犬は肉食動物なので、子犬用ドッグフードも良質の動物性タンパク質を多く含むものを選ぶことが大切です。粗タンパクが25%以上を目安にしましょう。また肉類だけの表示ではどんな肉が使われているかわからないため、チキンやターキーなど具体的な記載があるかもチェックしてください。

パッケージには、原材料の使用量が多い順に記載されます。肉や魚など動物性タンパク質が最初の方に記載されているかも確認ポイントです。

動物性脂質は、皮膚や被毛の健康維持に欠かせません。タンパク質と同じように、パッケージの記載が動物性脂質だけではなく、サーモン油や鶏油など具体的に記載されているかをチェックしましょう。脂質は最低必要量が8.5%とされているので、8.5%以上を目安にしてください。

肉食動物の犬は穀物をうまく消化できません。特に子犬は消化機能が未発達なので、穀物が多く含まれるドッグフードは消化不良を起こしやすくなります。子犬用ドッグフードには、消化機能に負担をかけない、グレインフリー（穀物不使用）をおすすめします。グレインフリーを選ぶのが難しい場合は、使用量記載順で穀物ができるだけ後の方にあるものを選びましょう。

子犬を家に迎えたばかりの頃は、アレルゲンを見極めにくいです。子犬に関する情報がわからない場合はアレルゲンの少ない、無添加やグレインフリーのドッグフードを選ぶといいでしょう。もしも選んだドッグフードで湿疹やかゆみが出た場合は、獣医師に相談してください。

ドッグフードの品質を保つために必要な添加物もありますが、人工的に作られた酸化防止剤や化学的に合成された保存料などの添加物は、子犬の体に負担をかける可能性があります。また、安価すぎるものは、肉副産物（骨粉・糞など人用には含まれないもの）が含まれる場合もあります。添加物は要チェックです。

ドッグフードの中には、オレンジや緑などカラフルなものが混ざっているものもあります。一見見た目はきれいでも、合成着色料が使用されている可能性大です。ドッグフードに見た目は関係ありませんので、色付きドッグフードは避けた方がいいでしょう。色がついていなくても、念のため着色料や香料が使われていないか確認しておくと安心です。

子犬の時期であって、犬種によって口の大きさは変わります。口が小さい小型犬には小粒のものや、噛み砕きやすいようドーナツ状のものなどを選ぶといいでしょう。噛み砕けずに丸呑みすると、消化不良や吐き戻しの原因になりかねません。口のサイズに合った粒のサイズ以外にも、噛み砕けているかも確認してください。

子犬へのドッグフードの与え方は、ふやかしてあげるのがおすすめです。子犬はすべての歯が生えろっておらず、歯が生えていてもドッグフードは、まだ子犬にとって硬すぎます。基本的には乳歯は生後2～3か月後に生えそろうため、それまでドッグフードを柔らかくしてあげるようにします。

ふやかし方は簡単で、フードがつかるくらいまでぬるま湯にを入れて10～15分程度置き、そのまま与えればOKです。ドライフードに変える際は、徐々にお湯の量を減らしていきながら、7～10日くらいかけて移行していくようにしてください。

子犬用のドッグフードは栄養価が高いので、成犬になってからも与え続けると肥満の原因になる場合があります。切り替えるのは1歳を目安にしますが、個体差もあるので愛犬の成長具合を見ながら見極めることが大切です。

また、突然切り替えるとお腹をこわすので、初めはトッピング程度からスタートし、徐々に成犬用を2割・3割と増やし、最終的に完全に切り替えるのがベストです。

<切り替えタイミングの目安>

• 小型犬：8ヶ月～10ヶ月
• 中型犬：10ヶ月～12ヶ月
• 大型犬：15ヶ月～18ヶ月

子犬を家に迎えたばかりの日や翌日くらいまで、環境の変化がストレスになりご飯を食べようとしないことがあります。初めはブリーダーやペットショップで与えたいたものと同じドッグフードを与えましょう。だいたい1週間程度で新しい環境にも慣れ、ご飯も食べるようになります。

また、体調不良や病気で具合が悪くご飯が食べられない可能性もあります。下痢や嘔吐などの症状があったり、元気がなくぐったりしていたりする場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってください。

ドッグフードを食べない原因としては、おやつの食べすぎでお腹が空いていないという可能性もあります。美味しいおやつに慣れてしまうと、将来的に主食であるドッグフードを食べなくなる可能性や肥満のリスクがあるのでおやつの量はしっかり管理してください。

子犬用ドッグフードだけでもたくさんの種類がありますし、愛犬にとってどれがいいドッグフードなのか見極められないときは、サンプルや試供品からためすのもありです。ホームセンターや動物病院でもサンプルをもらえることがありますし、専門店ではお試しサイズもあるのでチェックしてみるといいでしょう。

子犬の健やかな健康を願うのであれば、安全性の高い上質なドッグフードをおすすめします。今回紹介した子犬用ドッグフードは、原材料にこだわった安全性の高いものを厳選しました。選び方と合わせて、迷ったときの参考にしてください。しっかり見極めて、愛犬に最適なドッグフードを見つけましょう。