メガネ型ルーペのおすすめ16選！拡大鏡に｜使用上の注意点も

最近になってリモートワークが普及したことで、メールを送信する機会が増えています。パソコン上の文字は細かくて見づらい上に、ブルーライトも含まれているため、目が疲れて困っている方も多いですよね。

そんな人におすすめなのが、文字を拡大できて、目に悪い光もカットできるメガネ型ルーペです。老眼鏡のような見た目をしているため、高齢者が着けているイメージがあり遠慮されがちですが、プラモデルの制作を行う若者にも人気があります。

今回は、メガネ型ルーペの選び方を詳しく解説した上で、機能性に優れたおすすめ商品16選を紹介します。メガネ型ルーペの最適な使い方やお手入れ方法についても説明するので、メガネ型ルーペを活用して細かい作業を快適に行いましょう。

光の経路を調整するレンズには、見える物体の大きさを変える作用があるだけでなく、ピントの合う距離を調整する役割も持ちます。老眼鏡に付いているレンズは、ピント調整機能を補助するために設計されているため、物体は拡大されずにそのままの大きさで見えます。

対してメガネ型ルーペに付いているレンズは、物体を大きく映すことを重視して作られています。そのため、メガネ型ルーペを装着しても、ピント調整機能の低下による遠視・乱視に対処できないので、視力を矯正することはできません。

裸眼で拡大して見える物体をうまく捉えられない場合は、老眼鏡の上からメガネ型ルーペを装着して、併用することでピントの調整を行いましょう。

メガネタイプのメガネ型ルーペは、名前通り一般的なメガネに似た形状をしており、サイズが少し大きいのが特徴です。しかし、ヘッドルーペタイプの製品よりもコンパクトで、ゴーグルを装着した時のような圧迫感はないので、着け心地を重視する人におすすめです。

老眼鏡や普通のメガネを活用している方は、メガネの上から着けられる製品を選んでおきましょう。縁のないフレームレスタイプの製品であれば、重ねがけしても視界を遮らずに拡大できます。

ワンタッチでレンズが上がる跳ね上げ式や、メガネの上から挟み込むクリップ式の製品は、簡単にルーペを外せるのが特徴です。そのため、細かい作業をしながら、テレビ画面や家の外の風景を眺めたい人におすすめです。

メガネタイプの製品と異なり、多くの製品で重ねがけを行えるので、老眼鏡を着用している方にも向いています。また、ヘッドルーペタイプの製品に比べて小型・軽量なため、屋外に持ち運びやすいのもメリットです。

ヘッドルーペタイプのメガネ型ルーペは、本体の重さを支えるためにバンドで固定を行うのが特徴です。レンズを交換できる最新型の製品にはLEDライトが搭載されているため、暗い場所でも楽に作業を行えます。

また、他のタイプの製品に比べてレンズの拡大率が大きいので、プラモデル制作やネイリング等の細かい作業を行う人におすすめです。さらに、近未来的なデザインの製品が充実していることから、見た目を重視する方にも向いています。

本・新聞に書かれている細かい文字を読む時や、長時間読書を行う場合におすすめなのが、1.3～1.7倍の低拡大率のメガネ用ルーペです。高拡大率のメガネ型ルーペに比べて、目から遠い文字もはっきり見えるため、前かがみにならずに読書を行えます。長時間利用しても目が疲れにくいので、使い勝手に優れているのもメリットです。

プラモデル制作や裁縫を行う時は、作業を精度よく行わなければならないので、高い拡大率が求められます。拡大率が1.8倍以上のメガネ型ルーペであれば、針の穴や工具の先端もしっかり見えるため、細かい作業も快適に行なえます。

しかし、焦点距離が短いので遠くのものを見づらくなる上に視野も狭くなることから、パソコンや読書を行うのが難しくなります。幅広い用途に対応させたい場合は、レンズ交換機能のあるヘッドルーペを活用しましょう。

分厚いレンズを装着できる、ヘッドルーペタイプのメガネ型ルーペでは、2.5倍以上の拡大率をもつ製品が存在します。微細なものも見えるようになるため、電子工作や骨董品の鑑定等を行う人におすすめです。

低倍率の製品に比べて見える範囲が狭く目が疲れやすいので、メガネ型ルーペを装着するメリットが薄れます。10倍以上の超高倍率では目の前にあるものしか見えなくなるため、宝石の小さなキズを確認する場合はハンディルーペを利用しましょう。

ブルーライトとは光の波長が400nm程度の光であり、可視光線の中では波長が短いため、エネルギーと透過力が強いのが特徴です。パソコンやスマホ等の家電から放出される人工的な光に多く含まれており、紫外線と同様に目に悪い影響を及ぼします。

ブルーライトを長時間浴び続けると、目がチカチカしたり片頭痛が生じたりする場合があります。そのためデスクワークを行っている方は、ブルーライトカット機能を持ったメガネ型ルーペを選びましょう。

新型のヘッドルーペにはレンズ交換機能が搭載されており、製品に付属されている専用レンズを付け替えることで倍率調整を行えます。レンズ交換機能があれば作業内容に応じて最適な拡大率に調整できるため、幅広い用途でメガネ型ルーペを使いたい人におすすめです。

レンズを2枚重ねできる製品であれば、高倍率の付属レンズを組み合わせることで拡大率をさらに上げられます。細かい作業を行う方は、レンズの重ね掛けを行える製品がおすすめです。

屋外でメガネ型ルーペを使用するなら、UVカット機能があるものを選択しましょう。UVカット機能があれば紫外線を防げるので、外でも快適にメガネ型ルーペを使えます。より紫外線を防ぎたい方は、UVカット率をチェックし、より数値が高いものを選びましょう。ただし、直射日光が当たる場所では使用しないようにしてください。

普段とメガネとメガネ型ルーペを併用したい方は、重ねがけできるタイプをチョイスしましょう。重ねがけできるタイプは、メガネを装着した上からサッとかけるだけで使用できます。短時間だけ使用したい方におすすめです。

メガネをなくしやすい方は、首にかけられるものがおすすめです。常に身につけられるので、いざ使用したい時にすぐにつけられます。メガネ型ルーペを探す手間も省け、なくすリスクを抑えられるのがメリットです。

見た目年齢が気になる方は、老眼鏡に見えないようなおしゃれなメガネ型ルーペがおすすめです。メガネ型ルーペは商品のデザインやカラーバリエーションが充実しており、おしゃれなべっ甲フレームを搭載したものも販売されています。

フチが付いている製品は一般的なメガネと同じような見た目をしているので、普段使いしたい人に向いています。

家の外にあるカフェで、パソコン作業や読書を行う機会が多い方は、見た目だけでなく携帯性も考慮する必要があります。折りたたみ機能が付いていれば、かさばらずに持ち運べるので、場所を選ばずに利用可能です。

メガネ型ルーペにはさまざまな価格帯の製品があり、100円で手に入れられるものから、1万円近くかかるものまであります。初めてメガネ型ルーペを購入する方は、1,000～2,000円前後の比較的安価な製品がおすすめです。一方で、家族や祖父母へのギフトとして送る場合は、数千円程度かかる有名ブランドの商品がおすすめです。

テレビ広告のインパクトが強く話題になったことから、メガネ型ルーペを選ぶ時に、ハズキルーペの製品を検討する人が多いです。生理化学を利用した日本製のレンズを搭載しているため、視界の歪みが少なく細かい文字も快適に見れます。

ラージタイプやコンパクトタイプの製品も販売されており、レンズサイズを自由に選べるのでメガネ型ルーペのフィット感を重視する人におすすめです。品質や知名度が非常に高く、プレゼントとして贈呈しやすいのも魅力的です。

大手パソコン用品メーカーであるエレコムでは、高性能なブルーライトカット機能を搭載したメガネ型ルーペを販売しています。目に有害なブルーライトを半減してくれるため、パソコンやスマホを長時間使用する人におすすめです。重ねがけにも対応しているので、老眼鏡を着けながら使えるのもメリットです。

メガネ型ルーペの購入費用を抑えたい人は、ダイソーやセリア等で販売されている、100均のメガネ型ルーペがおすすめです。さまざまな倍率のメガネ型ルーペが用意されていて、拡大率による見え方の違いを気軽に比較できるため、使用感を確かめたい人にも向いています。店頭に行けば掛け心地を確認できるので、商品選びの失敗も防げます。

メガネ型ルーペの最大のメリットは両手で作業できることです。ハンディ型ルーペと異なり、手で持ち続ける必要がないため、拡大率が低ければ長時間使い続けられます。ブルーライトや紫外線等の目に有害な光もカットできるので、パソコンやスマホを安心して使えるのも魅力的です。

しかし、ピントが合わない状態でメガネ型ルーペを利用してしまうと、目がチカチカしたり気持ち悪くなることがあるので、はっきり見えない時は老眼鏡も併用しましょう。また、移動時にメガネ型ルーペを着用し続けると転倒することがあるため、席から離れる際は外しておく必要があります。

一般的なメガネと同様に、メガネ型ルーペもお手入れを行わないと、クリアな視界を維持できなくなります。そのため、利用しない時はメガネケースに入れて、お手入れもこまめに行う必要があります。

メガネ型ルーペの視界を確保する、お手入れの手順は以下の通りです。普通のメガネとは大きさが異なるので、超音波洗浄機を使う時は対応サイズを確認しておきましょう。

【メガネ型ルーペのお手入れ方法】

• 汚れがひどい場合は中性洗剤やメガネクリーナーを塗る（有機溶剤は使わないこと）
• 水道水で洗い流して汚れを落とす
• メガネクロスでホコリや水分を拭き取る
• 洗浄したメガネ型ルーペをケースの中に入れる

メガネ型ルーペを活用することで細かいものも見れますが、着用する製品や使用方法を間違えると、目に大きな負担をかける場合があります。メガネ型ルーペの選び方について理解した上で、利用用途に合ったメガネ型ルーペを正しく活用してください。