鏡用ウロコ落とし最強おすすめ10選｜傷つけない掃除方法！業務用や100均・クエン酸も

なかなか落ちないウロコ汚れをきれいに落としたいという方は多いのではないでしょうか。お風呂などの頑固な鏡のウロコ取りには、鏡用ウロコ落としがおすすめです。激落ちくんなどのメラニンスポンジでもとれますが、くもり止め加工やコーティングなどがとれる可能性があるので、専用の鏡用うろこ落としを使用してください。

鏡用ウロコ落としは研磨剤や薬品の力で、鏡を磨きます。しかし、鏡を傷つける恐れもあるので、鏡用ウロコ落としは慎重に選ばなければなりません。

そこで今回は鏡用ウロコ落としの選び方とおすすめ10選を紹介します。また家にあるクエン酸や重曹を使って掃除する方法もお伝えします。ヒルナンデスで紹介された鏡用ウロコ落としについても紹介するので、ぜひ本記事を参考にあなたに合った鏡用ウロコ落としを見つけてください。

お風呂の鏡にびっしりついた白いウロコは、水道水に含まれるカルキ成分が固まったものです。水道水が鏡にかかると、水は蒸発してなくなりますが、カルキは残って白く浮き出ます。また石鹸カスもウロコの原因です。

鏡のウロコは一度できると、専用の道具や薬剤を使わないと取れません。ウロコを予防するには毎日のケアが必要です。毎日お風呂が終わったら、鏡を拭きあげるとウロコはできません。また水切りを使って水滴を取ることもウロコ予防になります。

硬くて頑固なウロコには、人工ダイヤモンドを研磨剤として選びましょう。人工ダイヤモンドはウロコよりも硬く、研磨力がとても高いです。人工ダイヤモンドなら、何を試しても取れなかったウロコでも、軽い力でこするだけで簡単に取れます。

しかし研磨力が強いので、擦りすぎには注意が必要です。力を入れてこすると鏡に傷が入ります。どうしても取れないウロコに対してピンポイントでこすって、鏡への負担を最小限にしましょう。

鏡への傷が心配なら、研磨剤はアルミナがおすすめです。アルミナは精密機器の部品研磨にもつかわれる素材で、傷つきにくい特性があります。人工ダイヤモンドよりはウロコを落としにくいものの、時間をかけてこすると長年貯まったウロコも落ちます。

賃貸物件では鏡に大きな傷をつけてしまうと、退去時に新品の鏡の購入費用を取られることがあります。持ち家であっても傷のついた鏡のあるお風呂に入るのは気分がよくありません。頑固なウロコ汚れだけど鏡の傷が心配なら、アルミナを選びましょう。

酸化セリウムはガラス表面のケイ素と化学的に反応し、研磨するものです。また酸化セリウムの硬さを活かして、物理的にウロコを落としていきます。研磨力は弱いですが、鏡への負担は最小限です。

できたばかりのウロコには有効で、鏡を傷つけずにウロコが取れます。毎日のお風呂掃除でちょこっと掃除するだけで、頑固なウロコを作らずに済みますよ。

大きな鏡にびっしりウロコがついているなら、スポンジタイプがいいでしょう。スポンジタイプは研磨剤がついている面が大きく、持ちやすいので広範囲の掃除が可能です。スポンジに水をつけてこするだけなので、使い方も簡単です。弾力のあるスポンジは長時間使っても疲れにくいです。

浴室の側面に一面の大きな鏡がある場合や、頻繁にウロコができる鏡には、広範囲に使えて簡単にウロコが落とせるスポンジタイプがおすすめです。

ゴムタイプの鏡用ウロコ落としは、ヘラの先に研磨剤のついたゴムが取り付けられています。持ち手があるので力が入りやすく、頑固なウロコもしっかり取れます。

しかし研磨する面積が小さいので、広範囲のウロコには向いていません。どうしても取れない頑固なウロコをピンポイントで磨くのに最適な形状です。ピンポイントで磨きやすいので、鏡の傷も最小限に抑えられます。

シートタイプは柔らかく形状が自由に変えられるので、カーブや狭い場所の掃除が簡単です。蛇口の入り組んだ場所はとても細く、スポンジが入りにくい場所があります。シートタイプなら細く持って前後に動かして掃除ができます。

平らな鏡にもシートタイプは使えます。しかし力を入れにくいので、広範囲で頑固なウロコには向いていないでしょう。鏡と蛇口の両方のウロコをなんとかしたいなら、シートタイプがおすすめです。

クレンザータイプの鏡用ウロコ落としには、ペーストとリキッドの2種類があります。微細な粒子が研磨剤として配合されており、汚れに直接つけてスポンジや布で擦って落とします。

研磨剤が入っていないものは、化学的にウロコを分解して汚れを落とします。スプレー状に出てくる薬剤は、使いやすく細かい場所にも薬剤が届きます。酸性度が高いものもあるので、使用する際は手袋とマスクなどで防護してから、換気扇をつけて作業しましょう。

鏡用ウロコ落としのサイズをチェックしましょう。自分の手の大きさや磨くものの大きさなどを考慮して選ぶのがおすすめです。大きな鏡など面積が広いものを磨くなら大きめサイズ、狭い場所や小さいものを磨くなら小さめのサイズが適しています。なるべく持ちやすい片手に収まるサイズがおすすめです。

一般のウロコ落としで落ちない汚れは、業務用をチョイスしましょう。掃除業者が使用している強力なウロコ落としは、研磨効果が高いので頑固なウロコでも落としやすいのが魅力です。ホームセンターやECサイトで手軽に手に入れられるのも嬉しいポイント。研磨効果が高く鏡を傷つけやすいため、しっかり使用方法を確認して使用しましょう。

紙やすりの耐水ペーパーを使って、鏡のウロコを取ることができます。使う目の粗さは、1200番や1500番がおすすめです。800番以下になると鏡に傷ができます。適切な番号を選んでも強く擦りすぎると、傷がつきます。まずは狭い範囲を優しく擦って、様子をみながら進めてください。

霧吹きなどで鏡を濡らしてから、耐水ペーパーを鏡に当てて優しく磨きます。1200番以上の細かい耐水ペーパーなら安心して使えます。しかし番号が大きくなると研磨力は低いので、ウロコを落とす時間はかかります。

ウロコの原因であるカルキや石鹸カスはアルカリ性なので、酸性のクエン酸やお酢が使えます。お酢は水と1:1の割合で薄めて、キッチンペーパーやティッシュに染み込ませて、汚れに貼り付けます。お酢が蒸発しないようにラップをつけて、数時間～1晩放置しましょう。その後スポンジで軽く擦ると、ウロコが取れます。

クエン酸は100mLの水に小さじ半分程度を溶かして、クエン酸液を作ります。お酢のときと同様に、ペーパーを貼り付けて汚れを浮かせます。粉末のクエン酸をラップにつけて擦ると、クエン酸が研磨剤の役割をして、頑固なウロコも取れます。

重曹は研磨剤の役割として物理的にウロコを落とします。重曹の粒子は柔らかいので、傷つきにくいメリットもあります。重曹：水＝2：1の割合で混ぜて、重曹ペーストを作ります。ペーストの硬さをみながら割合は変更できます。ペーストを布やスポンジにつけて、鏡を擦ってください。

重曹ペーストはスポンジや布の他に、ラップで擦ると少ないペースト量で汚れが落ちます。磨き終わったら、水でしっかり流して乾いたタオルで拭きあげてください。

歯磨き粉には研磨剤が入っているので、鏡のウロコを落とせます。歯磨き粉を布やスポンジにつけて、ウロコを擦ります。使い終わった歯ブラシを使うと、蛇口のつなぎ目も磨きやすいです。

しかし研磨剤が入っているので、擦りすぎには注意してください。また広範囲のウロコには向いていません。歯磨き粉は高価なものもあり、広範囲に使うのはもったいないです。狭い範囲をピンポイントで掃除したいなら、歯磨き粉を試してみましょう。

人工ダイヤモンドも強力な薬剤も効かない頑固なウロコには、業務用サンダーを使う手があります。業務用サンダーは毎分12000回も振動する機械で、研磨剤が鏡をピカピカに磨きます。プロが実際に使う道具なので、短時間で確実にきれいになります。

しかし機械は高価で置く場所もとるので、購入は慎重になりましょう。1度きりの使用ではもったいないです。プロの技の掃除が必要なら、浴室を丸ごと掃除してくれる業者に依頼するものおすすめです。

100円ショップのダイソーやセリアにも、鏡用ウロコ落としグッズが売っています。スポンジタイプで、研磨剤がコーティングされています。100円ショップは店舗数が多いので、今すぐウロコを落としたいなら、手軽に買えて便利です。100均のウロコ落としでもクオリティはありますが、サイズが小さいので、広い範囲のウロコには向いていません。

取れない鏡のウロコに悩むあなたに、鏡用ウロコ落としの選び方とおすすめ10選を紹介しました。さらに家にあるものでもウロコが落とせる方法もお伝えしました。鏡のウロコは早めに取らないと、どんどん溜まっていきます。鏡用ウロコ落としを使って、鏡をピカピカにして気持ちよく過ごしましょう。