【コスパ最強】安い掛け布団のおすすめ15選｜温かい掛け布団で冬も快適に！

敷き布団や枕と同様に、快適な睡眠に欠かせない掛け布団。掛け布団は寒さや暑さを調節する役割が大きく、季節に合わせて選ぶとぐっと快適になります。しかし、掛け布団は快適さだけでなくコスパも重要です。

掛け布団にはさまざまな素材があり、安くて快適に使えるものも多いので高ければ高いほどいいとは言えません。しかし、数ある掛け布団から、自分に合うものを選ぶのは困難です。

そこで今回は、掛け布団の選び方とコスパ最強のおすすめの掛け布団をご紹介します。自分に合う掛け布団の選び方を具体的に解説するほか、掛け布団のお手入れ方法もご説明します。おすすめ商品では季節ごとのおすすめの掛け布団や、オールシーズン快適に使えるものをご紹介するので、ぜひチェックしてください。

羽毛布団は軽さと保温性に優れているのが特徴です。羽毛布団とは、その名の通り中に羽毛が詰められた掛け布団のこと。羽毛には空気をたくさん含む性質があるため保温性に長けています。寝汗をかいても湿気がこもらず、ドレープ性が高いためふんわりと体にフィットするのも魅力です。

羽毛布団にはダウンとフェザーが両方含まれており、ダウンの割合が50%以上なら羽毛布団・50%以下だと羽根布団になります。保温性にこだわるならダウンの割合が多い羽毛布団がおすすめです。

天然素材の掛け布団の中で最も親しまれているのが木綿素材です。木綿素材の掛け布団はお手入れが簡単で、長く使えるのが特徴です。保湿性が高いためオールシーズン快適に使えます。

湿気りやすいものの、天日干しをすれば新品のようなフワフワの感触を取り戻します。木綿の掛け布団は耐久性が高いのもメリットです。通常5年程度もち、打ち直しをすれば15年は使えると言われます。綿を足してお手入れすればさらに長く使えるので、木綿の掛け布団は1つの布団を使い続けたい人におすすめです。

羊毛の掛け布団は保温性と保湿性に優れているのが特徴です。適度な温度に調整し、湿気も逃がしてくれるのでオールシーズン快適に眠れます。湿気が飛びやすいので頻繁に干す必要がなく、軽いのでお手入れもカンタン。天然素材でありながらリーズナブルなのも魅力です。

ただし、羊毛と他の素材をブレンドしている掛け布団は、羊毛のよさを感じられないこともあります。羊毛のメリットを生かすには、50%以上羊毛が含まれているものを選ぶようにしましょう。

ポリエステルは扱いやすくて暖かく、コスパがいいのが特徴の化学繊維です。ポリエステル素材の魅力は、なんと言っても価格が非常にリーズナブルな点。ホコリが出にくいのでアレルギー対策にもぴったりで、耐久性も高めです。

難点としては吸湿性の悪さが挙げられます。湿気がたまりやすいので、寝心地や肌触りはそれほど良くありません。寝心地の良さを重視する人は、天然素材とブレンドされた掛け布団を選びましょう。ポリエステルは安い掛け布団を探している人に特におすすめです。

シルク素材の掛け布団は吸湿性と放湿性が高く、手触りがいいのが特徴です。適度な暖かさで季節を問わず使えます。ホコリが出にくいのでアレルギーが心配な人にもぴったり。

シルクのデメリットはお手入れが大変で高額な点です。シルクは虫に喰われるリスクがあるので、保管には十分気をつけましょう。耐久性が低くて長持ちしないので、気軽に普段使いしたい人には向きません。気兼ねなく使える安い布団が欲しい人は、他の素材を選ぶのが無難です。

クォロフィル綿の掛け布団は、清潔に使いたい人におすすめです。クォロフィル綿はポリエステルに特殊な加工を施した綿で、柔らかく暖かいのが魅力です。ダニやホコリが出にくいので、アレルギーが心配な人にもぴったり。

速乾性があり、洗濯機で丸洗いできるのでお手入れもカンタンです。汚れが気になった時は、自宅の洗濯機やコインランドリーで気軽に洗えます。クォロフィル綿の掛け布団は、寝心地と衛生面が両方気になる人に最適です。

合い掛け布団は適度な厚みが特徴です。合い掛け布団は肌掛け布団と本掛け布団の間の厚みで、夏以外の季節に活躍します。1枚で適度な暖かさを保ってくれるため、厚みで迷った時は合い掛け布団を選ぶのが無難。寒い秋冬は、毛布や肌掛け布団と組み合わせると暖かくなります。

合い掛け布団の魅力は、なんと言っても使い勝手のよさです。ベーシックな掛け布団が欲しいなら、季節を問わず使いやすい合い掛け布団を購入するのがおすすめです。

肌掛け布団は最も薄手の掛け布団で、涼しく過ごしたい夏にぴったりです。さまざまな素材の肌掛け布団があるので、肌触りや好みで選びましょう。羽毛の肌掛け布団はダウンケットとも呼ばれ、軽くて適度に暖かいのが魅力です。

肌掛け布団は主に夏に活躍しますが、寒い秋冬も厚い布団や毛布にプラスすると暖かくなります。軽い素材が多いので、1枚でも重ねても息苦しくならない点も魅力です。肌掛け布団が1枚あると温度調節がしやすくなり、ぐっと快適になるのでおすすめです。

本掛け布団はしっかりと厚みがあって暖かい、冬用の掛け布団です。寒い冬も1枚で暖かく眠れるので、布団を重ねたくない人にぴったりです。1枚で使えるので2枚合わせのデュエットタイプよりも軽く、空気を含みやすいのもメリット。厚手の布団ならではのふんわりとした寝心地が魅力です。

本掛け布団は1枚で快適な暖かさを保てるので、何枚も布団を買う必要がありません。寒い冬に1枚で暖かく眠りたい人や、重い布団が苦手な人に特におすすめです。

合い掛け布団と肌掛け布団が2枚組になっている掛け布団を、「デュエットタイプ」または「2枚合わせ」と言います。デュエットタイプは単体で使ったり組み合わせたりできるので、季節を問わず使いやすいのがメリットです。コンパクトなので収納しやすいのもポイント。

ただし、デュエットタイプは掛け布団2枚分の生地が加算されるため、1枚で使う本掛け布団よりも重いのがデメリットです。重みが気にならない人や、使い勝手がいい布団が欲しい人におすすめです。

掛け布団を選ぶ際はサイズを確認するのも大切です。ベッドマットや敷き布団と同様に、掛け布団にもシングル・ダブル・クイーン・キングなどのサイズがあります。サイズが合わない掛け布団は寝心地が悪く体にもフィットしないので、ベッドや布団のサイズに合う掛け布団を使いましょう。

布団やベッドを共有していると、お互いに掛け布団を引っ張ったり取られたりすることがあります。こんな時は寝具のサイズにこだわらず、それぞれシングルの掛け布団を使うと快適に眠れるのでおすすめです。

汗が気になるなら、吸湿性・放湿性で掛け布団を選ぶのもおすすめです。吸湿性は水分を吸収する性能のことで、吸湿性が高い掛け布団は汗や水分をしっかりと吸収します。放湿性は吸収した水分を逃がす性能で、放湿性が高い掛け布団は湿気がこもりにくいです。

吸湿性・放湿性が低いと汗で布団が蒸れやすく、肌触りも悪いです。蒸れにくくて快適な寝心地の掛け布団が欲しいなら、吸湿性と放湿性が両方優れている掛け布団を選ぶようにしましょう。

布団を清潔に使いたい人にぴったりなのが、衛生的な洗えるタイプの掛け布団です。お子さんやペットがいる家庭では布団が汚れやすく、清潔に保つのが難しい場合もあります。衛生的に使うために頻繁にクリーニングしたり、買い替えたりするのも大変です。

洗えるタイプなら、汚れが気になった時に気軽に洗濯できて清潔に保てます。お金がかからず経済的なのもポイント。布団の汚れが気になる人や清潔に使いたい人は、衛生的な洗える掛け布団がおすすめです。

ダニが気になる人におすすめなのが、防ダニ加工が施された掛け布団です。布団にダニが繁殖すると刺されて痒みが出るだけでなく、フンや死骸はアレルギーの原因にもなります。

ダニはさまざまな不快な症状を引き起こすので、快適な睡眠と健康のためにはダニ対策が必須です。ダニが繁殖しやすいので、湿気がこもる環境には掛け布団を保管しないようにしましょう。その上で、ダニを寄せつけない防ダニ加工の掛け布団を選ぶとさらに効果的です。

ハウスダストアレルギーがある人にとって重要なのが、布団のホコリ対策です。布団からは大量の繊維が出てホコリが発生します。また、ホコリが出やすい掛け布団は掃除も大変です。

こんな時におすすめなのが、ホコリが出にくいタイプの掛け布団。ホコリが出にくい掛け布団はアレルゲンの発生そのものを抑えてくれるので、ハウスダストアレルギーの人も快適に使えます。ホコリが減るので楽に掃除をしたい人にもぴったり。最近はホコリが出にくい掛け布団も多いので、ぜひチェックしておきましょう。

掛け布団はデザインが気に入るかどうかも大切です。かわいいデザインやおしゃれなデザインの掛け布団も多いので、自分の部屋や好みに合うものを選びましょう。気分に合わせてカバーを変えるのもおすすめです。

掛け布団は寝具の中で最も目に入りやすく、お部屋全体の印象も左右します。インテリアと合わないデザインの掛け布団を使うと、浮いて見えたり部屋にまとまりがなくなったりします。掛け布団を選ぶ際は、自分の好みや部屋に合っているかどうかも考慮してください。

ニトリはお手頃な価格で機能的な家具や生活用品を取り扱っているお店です。有名な「お値段以上ニトリ」のキャッチフレーズ通り、安くて使いやすい商品を数多く販売しています。

ニトリの掛け布団は機能的でデザインがシンプルなものが多く、インテリアに馴染みやすいのが特徴です。店舗数が多いことに加えてオンラインショッピングも行っているため、手軽に買えるのも魅力です。

しまむらはコスパがいい衣料品やインテリア用品を取り扱っているお店です。オンラインショッピングにも対応していますが、実店舗の方が品揃え豊富です。

しまむらの掛け布団はリーズナブルなので、気軽に購入できます。カバー類はシンプルなものに加えて、コラボデザインやキャラクター商品を多く取り扱っています。趣味をインテリアに取り入れたい人は、カバーとセットで購入するのもおすすめです。

安いものは手入れや洗濯をこまめにしていても2～3年程度で素材の限界がきます。なので3年ごとに買い替えるのがおすすめです。そして買うタイミングですが、年末年始がいいでしょう。安売りされていることが多いので、お得に買い替えられます。

まずは洗えるかどうかを確認します。洗濯表示に丸洗い可の表示がないものや、キルティングされていないものは洗濯できません。

洗える布団を手洗いする際は、バスタブに布団を入れる前にぬるま湯と洗剤を溶かしてから踏み洗いします。洗った後はバスタブの縁にかけ、1時間程度置いてから干しましょう。真夏の場合は約3日で乾きます。

洗濯機で洗う時は専用ネットを使うか丸めて洗濯機に入れて、布団洗いコースか毛布洗いコースを選んで洗濯しましょう。急いでいる人はコインランドリーもおすすめ。料金は2000円程度で、洗濯から乾燥まで約2時間で終わります。クリーニングよりも安く済み、その日のうちに使えるのが魅力です。

掛け布団のクリーニングは自分では洗えない素材にも対応できて、最小限の傷みで済むのがメリットです。プロならではのキレイな仕上がりもクリーニングの魅力。自宅で洗えない素材や、羽毛や絹などの高級掛け布団はクリーニングがおすすめです。

デメリットは汚れ落ちの悪さと、お金がかかる点です。クリーニングは傷みが少ない反面、水洗いよりは汚れ落ちが劣ります。料金の相場は3000〜6000円でそれなりにお金がかかるので、出費を抑えたい人は洗濯機やコインランドリーを活用しましょう。

掛け布団は日頃のお手入れも大切です。掛け布団は日焼けを防ぐためにカバーはつけたままにし、天気がいい日の午前10時〜午後3時の間に干すのがおすすめ。叩くと傷むので、そのまま干してください。

綿素材は週に2回、3時間前後干しましょう。化繊は週に1度・羊毛は月2回で1〜2時間、羽毛は月1回30分〜1時間干せば十分です。天気が悪い時は布団乾燥機を活用しましょう。収納時は圧縮袋を使わずに、畳んで保管すると傷みが少ないです。湿気らないように布団用の乾燥剤を入れるのもおすすめです。

掛け布団は使うごとに徐々に傷んでいき、約5年が寿命だと言われます。

処分方法としては布団を切って燃えるごみに出すか、粗大ごみに出す方法が一般的です。特別な準備が要らず迅速に処分できるのがメリットで、デメリットは売却と違って利益がないことです。持ち運びや処分する手間をかけたくない時は、無料の引き取りサービスを使うのもおすすめです。

他にはフリマアプリやリユースショップを利用する手もあります。この方法のメリットは処分する掛け布団をお金に変えられる点です。デメリットとしては、引き取りを拒否されたり買い手がつかなかったりして思うように処分できないこと。迅速に処分したい人には向きませんが、時間にゆとりがある場合はおすすめです。

今回は掛け布団の選び方とおすすめの安い掛け布団をご紹介しました。使いやすくて寝心地がいい掛け布団を手に入れるには、選び方のポイントを押さえるのが重要です。最近は安くても機能的な掛け布団がたくさんあるので、この記事でご紹介した選び方を参考にお気に入りを見つけてください。