ベビーチェアベルトおすすめ15選｜西松屋・リッチェルや口コミも

赤ちゃんを椅子に座らせるとき、落下しないように椅子に固定する必要があります。しかし、何を使って固定すればいいのか、いつから使えばいいのかわからない方も多いですよね。そんなときは、ベビーチェアベルトがおすすめです。

ベビーチェアベルトを使えば、赤ちゃんを椅子に安全かつ簡単に固定できます。また、立ち上がり防止モデルや、赤ちゃんから少し成長した小さなお子様に使えるものもあります。しかし、種類が多くてどれを選べばいいか悩んでしまいますよね。

本記事では、ベビーチェアベルトの失敗しない選び方を詳しく解説します。人気のキャリフリーの口コミや、リッチェル・西松屋などのベビーチェアベルトのおすすめ商品も紹介しますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

ベビーチェアベルトとは、赤ちゃんを背もたれ付きの椅子に固定するための育児アイテムです。背もたれ付きであれば、ベルト非搭載のベビーチェアがもちろん、大人用の椅子にも装着できます。赤ちゃんを椅子から落下したり、立ち上がったりするのを防げるため安心です。

そのため、外食時に赤ちゃんと一緒でも、落ち着いて食事できます。いつから使始めて、いつからいらないのかなど対象年齢は製品によって異なりますが、基本的に生後7ヶ月頃から3歳頃までを対象としたものが多いです。

装着方法別の詳しい解説記事の前に、それぞれのメリット・デメリットを見やすい一覧表にまとめました。比較がしやすくなりますので、まずはこちらをご覧ください。

「ベルトタイプ」は、椅子の背もたれと赤ちゃんの腰回りをベルトで固定するタイプです。かさばるパーツがなくコンパクトなので持ち運びやすく、着脱に手間がかかりません。また、赤ちゃんを椅子に座らせてから装着でき、椅子のサイズに合わせて締まりを調節しやすいのもメリットです。

一方で、しっかりと赤ちゃんと椅子を固定しないと、落下の危険性があるので、やや安定感に欠けてしまいます。また、赤ちゃんが抜け出しやすい点もデメリットです。

「パンツタイプ」は、その名の通りパンツのように足を通して、腰と股下を包むようにして椅子に固定します。ベビーチェアベルトでは最もスタンダードなタイプで、製品ラインナップが豊富です。「サロペットタイプ」は、肩紐と胸当てで上半身を包んで椅子に固定します。

パンツタイプ・サロペットタイプのどちらも、体をしっかりと固定できるので、安定感が高いのがメリットです。しかし、どちらも着脱にすこし手間がかかってしまいます。また、サロペットタイプは、腰回りを支えられないので、赤ちゃんの腰がしっかりすわってからにしましょう。

ベビーチェアベルト自体が椅子のような形状になっており、そこに赤ちゃんをベルトで固定するのが「椅子一体型タイプ」です。赤ちゃん用の椅子を大人用の椅子に乗せるイメージで、背もたれとの間に隙間がないため、安定感があります。

また、どの椅子に固定してもほぼ同じ座り心地となり、赤ちゃんがいい姿勢を保ちやすいです。一方で、かさばりやすいので、持ち運び用には不向きといえます。中にはコンパクトに折りたためるものもありますが、基本的には自宅用としておすすめのタイプです。

ベビーチェアベルトは、赤ちゃんへの安全性が非常に重要です。赤ちゃんが自分で留め具を外してしまったり、誤って椅子から落下したりしないよう、留め具にも注目しましょう。留め具は主に、強力なマジックテープやバックルなどが採用されています。

どちらも赤ちゃんが自分で外すのは困難ですが、中には自分で外してしまう赤ちゃんもいるのでぃ気をつけましょう。また、固定箇所が5点式のように多いほどしっかりと固定できますが、着脱に時間と手間がかかります。

赤ちゃんの性格を考慮して、安全性とお手軽さのバランスをチェックしましょう。活発な赤ちゃんの場合は、腰と胸どちらも固定できるものや、立ち上がり防止機能を採用したものがおすすめです。

ベビーチェアベルトは、赤ちゃんの食事中に使用する場合が多いです。赤ちゃんは食べ物・飲み物を頻繁にこぼしてしまうので、すぐに汚れてしまいます。そのため、できるだけお手入れのしやすいベビーチェアベルトがおすすめです。

汚れや水をはじく撥水加工が施されていれば、汚れてしまってもサッと拭き取れます。また、手洗いや洗濯機で丸洗いできるウォッシャブル仕様もおすすめです。抗菌防臭加工が施されていれば、さらに清潔に使い続けられます。

ベビーチェアベルトの汎用性を重視するなら、椅子だけでなく、大人の腰にも装着できるものがおすすめです。しっかり固定できるので赤ちゃんを安全に抱っこができ、抱っこしている方の両手が自由に使えるので、自分の食事や赤ちゃんへの食事がスムーズにできます。

また、レジャーシートやベンチなど、背もたれのない場所でも使用できるので、小物が収納できるポケットを装備したものやコンパクトに折りたためるものは、さらに使い勝手に優れます。

よく動き回る赤ちゃんなら、腰ベルトに加えて肩ベルトがあると安心です。前のめりになってもベルトが外れないのでより安全に使えます。また、肩ベルトは姿勢が安定するので、食事に集中しない赤ちゃんでも正しい姿勢が保てる、というメリットも。

ベルトが多いと着脱の手間がかかるので、手軽に使いたい場合には不向きです。使うシーンや赤ちゃんのタイプに合わせて選びましょう。

「リッチェル」は、園芸用品・ペット用品 ・ベビー用品・ライフケア用品などを手がける、日本のプラスチック製品メーカーです。ベビーチェアベルトでは、パンツ・サロペット・椅子一体型など、幅広いタイプを展開しています。

椅子に上半身を固定するベビーチェアベルトからは2wayで使用できるものを発売されています。また、コンパクトに折りたためるものが多く、優れた携帯性も特徴です。利用シーンに合わせて選びたい方におすすめのメーカーといえます。

「日本エイテックス」は、さまざまな育児用品を手がけるメーカーです。ベビーチェアベルトでは、主に携帯性が高くパンツタイプをベースにしたキャリフリーシリーズを手がけています。シンプルな腰回りだけのものや、ショルダーベルトを装備した立ち上がり防止タイプなどさまざまです。

さらに、カラーバリエーションも豊富なので、機能性・デザイン性で選びたい方におすすめのメーカーといえます。

「ディモワ（10mois）」は、豊富なベビーグッズを取り揃える、フランス語で10ヶ月を意味するブランドです。大人の腰にも装着できるものや、赤ちゃんの腰・肩の両方をしっかり固定できるベビーチェアベルトを揃えています。

また、排水加工が施されたものや手洗い可能なウォッシャブル仕様の製品が多いので、お手入れのしやすさを重視する方におすすめのブランドです。

さまざまなベビー用品を取り揃える西松屋は、ベビーチェアベルトも人気です。親子で一緒に取り付けられるキャリフリータイプ、肩ひも付きなどを取り揃えています。さらに、お手頃価格なのも嬉しい特徴です。最近では、ベビーチェアベルトもネットで手軽に購入できますが、直接店舗で商品を見て買いたい方は西松屋がおすすめです。

キャリフリーは、シンプルな腰回りだけのタイプから、立ち上がり防止や固定力に優れたショルダーベルトを装備したものなど、さまざまなタイプがあります。対象年齢は、腰がすわりはじめてから3歳頃まで使用でき、どれも大人の腰に装着が可能です。

また、非常に軽量かつコンパクトに収納できるので、持ち運びに優れています。優れた撥水性や手洗い可能により、お手入れがしやすく、カラーバリエーションが豊富である点も人気の秘密です。

ネットで大人気のキャリフリーですが、実際に使ってみた感じが気になりますよね。ここでは、ユーザーの口コミをいくつか紹介しますので、参考にしてみてください。

人気商品だけあり、高い評価が目立ちます。特に、使い勝手やコスパのよさが高く評価されており、使用してから育児がうんと楽になったといった声が多いです。使う期間が短いとの声や赤ちゃんが固定されるのを嫌うなどネガティブな評価もありますが、それはキャリフリーよりベビーチェアベルト全体に対する意見のようです。

大人気のキャリフリーですが、偽造品が出回っているので気をつけましょう。ここでは、パッケージから判断する偽造品の見分け方を紹介します。

• ブランド名が「キャリフリー（CARRY FREE）」ではない
• タグのロゴが正規品と異なる
• 日本製の表記なし
• EIGHTEXのロゴがない
• 日本エイテックスの社名表示がない

以上の点に気をつけましょう。心配な場合は楽天の公式オンラインストアで購入するのがおすすめです。

ここでは、ベビーチェアベルトの装着方法について解説します。製品によって多少付け方は異なるので、詳しくは説明書を確認しましょう。

【ベルトタイプ】

• 赤ちゃんを椅子に座らせる
• 赤ちゃんの腰まわりと椅子の背もたれを留め具で固定する。

【パンツ・サロペットタイプ】

• パンツタイプは赤ちゃんの足から通してパンツのように装着し、サロペットタイプは肩にベルトを通して装着する
• 赤ちゃんを椅子に座らせて背もたれを留め具で固定する。

【椅子一体型タイプ】

• ベビーチェアベルトを椅子の背もたれに留め具で固定する。
• 赤ちゃんを座らせてベルトで固定する

手元にベビーチェアベルトがないときの代用品について紹介します。代用品として最もおすすめなのが、抱っこ紐です。また、エプロン・風呂敷・スリングなどを適切な形状にして使用するのもおすすめです。しかし、どれも専用品ではないため、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。

また、ベビーチェアベルトを手作りする方法もあります。材料はすべて100均揃えられるためで、費用を抑えられるのもメリットです。以下で作り方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【必要なもの】

• 100cm四方の布
• ベルト用テープ
• ベルト用バックル
• 型紙用の大きな紙

【作り方】

1. 本体の型紙を作る(下半身の前側に位置する部分は大きめにとる)
2. 肩ひもの型紙を作る(ゆとりのある長さでとる)
3. 赤ちゃんを椅子に座らせて、採寸する
4. 採寸したサイズに合うように表地・裏地用の布をカットする
5. ベルト用テープを使い、肩ひもを作る
6. 本体・肩ひもそれぞれにバックルを取り付ける

ベビーチェアベルトを購入すると、ハイチェアなどのベビーチェアも買ったほうがいいのか迷う方もいますよね。結論からいうと、ベビーチェアは必須ではありません。大人用の椅子にベビーチェアベルトを装着すれば問題ないためです。

しかし、ベビーチェアは成長に合わせた使用ができ、長期間使い続けられるメリットがあります。さらに、ポップでかわいいデザインの製品も多く販売されています。以下の記事でベビーチェアについてさらに詳しく解説していますので、ぜひベビーチェアベルトとあわせて検討してみてください。

本記事では、ベビーチェアベルトの選び方とおすすめ商品14選を紹介しました。ベビーチェアベルトを使えば、安心して赤ちゃんを椅子に固定できます。用途や選び方をしっかり押さえて、自分にぴったりのベビーチェアベルトを見つけましょう。