【最強】断熱カーテンのおすすめ17選｜遮熱カーテン・防寒カーテンも紹介

寒さ・暑さは我慢したくないけれど、エアコンを常時使うのは光熱費も心配ですよね。そんなお悩みを抱える方には、節約しながらお部屋を快適な温度に保てる "断熱カーテン" がおすすめです。断熱カーテンは熱が伝わりにくい性質があり、室内の暖めた空気を逃がさず、外の冷気をシャットアウトしてくれます。

夏も外の熱気を防ぎ、1年を通して快適な室温のキープできます。調べてみるとたくさんの種類・機能の断熱カーテンがあるため、迷ってしまう方も多いです。そこで今回は断熱カーテンの選び方や人気メーカー・おすすめの最強17選・口コミをまとめてご紹介します。

防寒カーテン・遮熱カーテン・冷気遮断カーテンとの違いの比較や、断熱カーテンライナー・断熱レースカーテンとの併用で効果アップを狙える豆知識も掲載しますので、1年中コスパよく快適に過ごしたい方はぜひご覧ください。

夏は熱がこもりやすく、冬に底冷えする主な原因は窓にあると言われています。窓から外気が侵入・流出すると、冷暖房を付けていても快適な温度をキープできません。検証したところ夏はおよそ70%の熱が窓から侵入し、冬は50%の熱が逃げると分かっています。

断熱カーテンには特殊加工や素材により、熱が伝わりにくい特徴があります。窓全体を断熱カーテンで覆うと窓を介した外気の出入りを抑制し、夏は涼しく冬は暖かい適温の維持が可能です。おうち時間を快適にしてくれます。

断熱カーテンの遮熱・保温効果により、冷暖房の効率が上がります。エアコンの温度設定をこれまでより控えめにしても快適な室温をキープできるため、消費電力を減らせます。それに伴い、光熱費の負担も減る嬉しい効果もついてきます。また、冷暖房を弱めるとCO2の削減になり、エコにも貢献できるので一石二鳥です。

断熱カーテンが外気と室温の"温度差"を緩和してくれるので、結露防止の効果があります。結露によってカーテンが濡れてしまわず、毎日窓の水滴を掃除する手間を省ける点は大きなメリットです。また、結露によるカビも防止できます。

断熱カーテンには厚手のものが多く、遮音機能があるアイテムも存在します。完全に音を消すのは難しいですが、気になる生活音や外の騒音を緩和する効果が期待できます。特に、帰宅が深夜になる方や、小さなお子様・ペットと暮らしている方には嬉しい効果です。

断熱カーテンを検索すると、似たようなアイテムで遮熱カーテンを見かけます。しかし両者は似て非なるもの。それぞれ効果と用途が異なります。

遮熱カーテンは太陽光の熱、すなわち赤外線のみを遮断する機能があります。日光の明るさはそのまま取り入れられるので、夏の暑い日差しを避けたい時に効果的です。

対して断熱カーテンは、熱の伝導を防ぐのが主な機能です。熱が伝わりにくい素材が使われている他、遮熱カーテンとは構造も異なります。温度差を緩和できるため、寒い冬でも暑い夏でも、冷暖房との併用で効率よく部屋を適温にできます。よってオールシーズン快適に室温を保ちたい場合には、断熱カーテンが適しています。

「防寒カーテン」とは、寒さ対策として使用できるカーテンの総称です。暖めた空気を外に逃がしにくい機能がある断熱カーテンも、防寒カーテンの一種です。他にも、保温効果が高い二重カーテンなどが、まとめて防寒カーテンと呼ばれます。

そのため、「冷気遮断カーテン」と呼ばれるカーテンも防寒カーテンの一種と言えます。こちらは窓から伝わる冷気をシャットダウンする効果があるカーテンで、熱の伝導を防ぐ意味では、遮熱カーテンと同義です。冬の寒さを和らげる断熱カーテンを探している方は、防寒カーテン・冷気遮断カーテンの表記があるカーテンでもOKです。

一般的なカーテンレールに取り付けるタイプです。デザイン・色展開などラインナップが豊富にあり、お部屋やインテリアの雰囲気に合わせて選びやすい魅力があります。また、値段の幅もピンキリですので、予算に応じて購入可能。光を取り入れながら断熱効果も欲しい人は、断熱効果のあるレースカーテンを併用するがおすすめです。

ロールタイプは、カーテンを上下させるだけで楽に開閉が行えます。好きな位置でカーテンの高さを固定できるので、差し込む光の調整も簡単です。

また、他のタイプのように表面にヒダがないので、見ためにスッキリとした印象を与えられます。商品によって壁に穴をあけないと取り付けできないタイプもあるため、事前に取り付け方法は確認しておきましょう。

部屋と部屋との仕切りとして利用する間仕切りタイプは、突っ張り棒に通して設置する商品が多いです。大きな窓を覆うノーマルタイプと比較すると、横幅の小さいコンパクトな商品が目立ちます。玄関口やリビングの扉などの室内に簡易的な壁を作るイメージで設置すると、外からの熱気や冷気の流れ込みを防いでくれます。

徹底してお部屋の空気を逃がさないようにするなら、カーテンの開閉部分にマグネットが仕込まれている商品がおすすめです。カーテン同士がぴったりと合わさり、カーテンとカーテンの間の隙間から空気が流出・侵入するのを防げます。玄関口など、風が強くカーテンがめくれやすい場所などへ設置すると効果的です。

これからカーテン一式を購入予定の方には、レースカーテンがセットで販売されているタイプがおすすめです。レースカーテン自体にも断熱カーテン同様の機能が備わっているものがあり、カーテンと2重にして使用すると、断熱・防寒効果を引き上げられます。

市販のカーテンは一般的な窓や扉のサイズに合わせた、規定サイズで作られているものがほとんどです。しかし、設置する環境によっては規定サイズが合わない場合もあります。

そんな時は、オーダーメイドで最適なサイズにカスタマイズしてもらう方法があります。なかなかサイズが見つからない方は、オーダーメイドに対応している店舗や商品をチェックしてください。

カーテンの素材として代表的なポリエステルは、耐久性が高く型崩れしにくいのが特徴です。洗濯可能なタイプも多く、洗い上がりにシワが残りにくいので楽に扱えます。

また、乾きやすい性質がありカビが繁殖しにくいところもメリットです。カラーやデザイン展開も豊富なので、お部屋のインテリアと合わせて選ぶと気分も上がります。

風を通さないビニール素材は、断熱性に優れています。お部屋からの空気の流出または、外気の侵入を防ぐにはもってこいの素材です。水に濡れても問題ないので、お風呂の仕切りなどにもおすすめです。

見た目の不格好さは否めませんが、カーテンの内側に2重カーテンとして取り付けるなど、工夫次第で効果と見ためのどちらも満たせます。

できる限り日差しをシャットアウトしたい方には、遮光性のある断熱カーテンがおすすめです。強い日光もしっかりと遮断してくれるので、お部屋のインテリアが色褪せ・肌の日焼けが気になる人・ゆっくり睡眠をとりたい人にも人気があります。日焼け防止を求める人は、UVカット機能の有無もチェックしてみましょう。

1年中使用するカーテンには見ため以上に、埃や臭いなどの汚れが付着しています。しかし、大きなカーテンをクリーニング店に持っていくのは手間ですよね。そんな時に、自宅で洗濯できる『ウォッシャブルタイプ』が便利です。形状維持の機能があるものなら、シワも気になりません。アレルギーやハウスダストが気になる方は特に、定期的なお洗濯を心掛けましょう。

1階にお住まいの方や、マンションでベランダが向かい合っているなど、窓を通して外からの目線が気になる方もいるはずです。ミラーレースのカーテンなら、そのような悩みも解決できます。

ミラーレースは室内からは外が見えても、外から室内の様子が見えにくい効果が特徴です。日の光は通すので外からの視線は気にせず、明るい部屋で快適に過ごせます。

マンションなどの集合住宅では、周囲に音が漏れていないか気を遣うストレスもあります。遮音効果のある断熱カーテンなら、室内の音漏れを軽減できます。

加えて、外のうるさい音も緩和できるので、部屋で静かにゆっくり休みたい時にも便利です。小さなお子様やペットと暮らす方や、道路・線路が近くにある環境の方にも、おすすめの機能となっています。

お部屋でタバコを吸う人や、キッチン周りでカーテンを使っているなど、火気の近くにカーテンを設置するなら「防炎加工タイプ」の断熱カーテンがおすすめです。燃え広がりにくい素材で作られているので、もし火が飛んでしまっても早々の炎上を食い止めてくれます。もしもの火災に備える場合には、ぜひチェックいただきたい機能です。

大きな面積を占めるカーテンは、お部屋の印象を大きく左右します。たとえば、明るめの色ならお部屋が広く見える効果があり、濃い色は落ち着いた印象を与えます。シンプルなお部屋には、柄物を採用してアクセントにするのもおしゃれです。お部屋全体の色味やインテリアの雰囲気など、環境にマッチするデザインを選定してください。

王様のカーテンの断熱カーテンは、シンプルな単色から柄物のものまで、デザインの幅広さが魅力です。また、レースカーテンとの4枚セットで販売している製品も多く揃います。新生活をスタートする人や引っ越しする人など、これから断熱カーテン一式を新調したい人にもおすすめです。

くれないの断熱カーテンは、優れた機能性が売りです。断熱効果はもちろん、遮光1級や防炎効果のある製品など、高機能なアイテムが揃っています。また、ほとんどの製品がウォッシャブルなので、手軽に自宅で洗濯できるところも魅力。いつでも清潔かつ快適に過ごせます。

SUNROCK in Livingの断熱カーテンは、1cm刻みでサイズを調整できます。丈も幅もオーダーメイド可能ですので、他でなかなか最適なサイズが見つからない方は、ぜひ一度チェックしてください。

また、カーテンの裏地にはアルミコーティングが施されており、より断熱性・保温性に優れています。効率よく適温に保てるので、電気代の節約を重視している方にもおすすめです。

ニトリの店舗では、生地の質感や色味などを目で見て選べます。製品ごとに複数のサイズ展開がありデザインも豊富に揃うので、幅広いインテリアやお部屋とマッチするアイテムを探しやすいです。

遮光性に優れた、「遮光性1級」のカーテンも取り扱いがあります。また、遮光カーテンであれば無印良品でも実物を見て購入可能です。

プチプチでお馴染みの「エアークッション」は、窓一面に貼ると結露を防ぐ効果があります。エアークッションにより部屋と窓の間に空気の層ができ、結露の原因となる温度差を緩和してくれるからです。加えて冷気の侵入も防いでくれるので、断熱カーテンの機能とタッグを組めば、抜群の断熱・保温効果を発揮します。

先にご紹介したエアークッションと似通った仕組みで、断熱カーテンの機能性を向上させてくれるのが「断熱カーテンライナー」です。

窓ガラスとレースカーテンの間に垂らして使う、ビニル製のカーテンのようなもので、窓から侵入する冷気・熱気をシャットダウンする効果があります。窓に直接貼らなくていいので見ためも損なわず、カーテンと一緒に窓の両サイドに束ねて収納可能です。

外からの視線を遮りつつ、柔らかな光を採り入れてくれるのがレースカーテンです。その中にも、断熱効果があり「断熱レースカーテン」と呼ばれるタイプがあります。より断熱効果を高めたい方は、ドレープカーテンだけでなくレースカーテンも断熱タイプを選びましょう。組み合わせることで、最強の断熱効果が期待できます。

より断熱効果を高めたい方におすすめのアイテムが、断熱カーテンライナーです。床にたらして使用するので、洗えるタイプがおすすめです。

Amazonなどのインターネット・カインズなどのホームセンターでも手軽に購入できますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。おすすめ商品の情報も掲載しますので、ぜひご覧ください。

住宅の構造や立地の問題もあり、部屋の温度には悩んでいる人が多いです。そんなお悩みを手軽に解決できるのが断熱カーテンです。ご紹介した通り、室温キープの他にも便利な機能が盛りだくさん。おうち時間が増える今、快適なお部屋づくりは大切です。ぜひ断熱カーテンを導入して、快適な生活空間を手に入れましょう。