美味しいパン粉おすすめ15選！市販で買える人気メーカーの商品はどれ？

パンを粉状にした食材であるパン粉。とんかつ・エビフライ・コロッケなどの揚げ物類の衣や、ハンバーグのつなぎとして料理で大活躍します。

パン粉にはザクッとした食感が特徴の乾燥パン粉・軽い食感の生パン粉などのタイプがあり、使用されている原材料も製品ごとにさまざま。販売されている製品の種類は非常に多く、中にはパンではなく米・おからを使用したパン粉もあります。

こちらの記事では、パン粉の選び方について解説します。また、おすすめのパン粉15選もご紹介するので、ぜひパン粉選びの参考にしてください。お気に入りのパン粉を見つけて、美味しい料理を楽しみましょう。

パン粉を選ぶ際にはまず原材料をチェックしましょう。パン粉は名前の通り基本的にはパンが原材料ですが、国産の材料だけを使用したもの、添加物を使用していない無添加のものなど製品ごとに原材料へのこだわりはさまざまです。

また、中には米・おからを使用したパン粉もあります。おからを使用したパン粉は糖質制限中の方にもぴったり。小麦アレルギーの方・グルテンフリーにこだわっている方・健康志向の方は、ぜひチェックしてください。

家庭料理で使用されることが多い乾燥パン粉。名前の通りパンを乾燥させて作られており、パン粉の中の水分が14%以下と低いのが特徴です。揚げ物の衣として使用するのが主な利用方法で、時間が立っても油っぽくなりにくくザクッとした食感に仕上がります。冷めた状態の揚げ物を入れることが多いお弁当にもおすすめです。

ハンバーグのつなぎとして使用されることが多い生パン粉。パンを細かくした状態で水分も残っているため、パンの風味が強く軽い食感に仕上がるのが特徴です。手軽にお店のような本格的な食感・風味を出しやすいので本格的な味わいを楽しみたい方におすすめ。

ただし、カビが発生しやすく長期保存には向いていないため開封後はできるだけ早く使い切りましょう。

粗目のパン粉は粒が大きい分ボリュームが出やすいのが特徴です。とんかつ・エビフライなどの料理の衣として適しており、ざっくりとした食感を楽しむことができます。火が通るのにやや時間がかかるため、じっくり揚げる揚げ物に向いていますが、粗い分使う量が多くなり、合わせて油の量も必要になる点はデメリットです。

オールマイティーに使用できるパン粉をお探しなら中目の製品がおすすめ。粗目よりボリュームは控えめに仕上がりますが、その分食べやすく油っぽさもやや抑えることができます。

粗目のパン粉だと型くずれしやすいコロッケにぴったりで、サイドのおかずになるような揚げ物に最適です。油の吸収が少ない分、時間が経ってもベタつきにくく美味しさをキープできます。

短時間でサッと揚げるような料理には細目のパン粉がおすすめ。具材に火が通りやすくなるので、肉・魚などの固くなりやすい食材にもぴったりです。食材自体が小さな串カツ・野菜を揚げる際にも適していて、粒が小さい分どんな食材にもしっかり衣をつけることができます。また、細目だと乾燥パン粉・生パン粉の食感の差も小さくなります。

パンに電気を通して加熱することで作られる電極式のパン粉。火を使わないのでパンの表面に焼き目がつかず、白いままで仕上がるのが特徴です。揚げ物をした際は固めのしっかりとした食感が残るため、ザクザクとした食感を楽しみたい方におすすめ。細目でもパンの食感を感じられます。

オーブンでパンを焼き上げてパン粉にしたものが焙煎式です。電極式に比べてソフトな食感に仕上がります。通常のパンと同じように焼き上げて作っているので、一般的なパン粉とは異なる茶色い見た目も特徴です。パンが持つ風味が強く出やすいため、パンの味わいを活かしながら料理を作りたい方におすすめです。

パン粉は湿気に弱い食べ物で、使用後はしっかりと密閉して保存する必要があります。密閉容器を持っている場合は詰め替えて保存すれば問題ありませんが、持っていない場合はチャック付きのパッケージ・保存用ボトルに入ったパン粉を選ぶと楽です。ただし、どんな容器に入れたとしても、基本的にできるだけ早く使い切るようにしてください。

少し使いたいだけだからパン粉を買うのに躊躇する、使おうと思ったのにパン粉がないという場合もありますよね。そんなときにはパン粉を別の食材で代用することもできます。

揚げ物の衣として使うなら、すりおろした高野豆腐がおすすめ。パン粉よりもヘルシーに仕上がる　同じようにヘルシーな食材ならおからでも代用可能です。ザクザクとした食感にこだわるならコーンフレークを砕いて使うという方法もあります。

つなぎ用には小麦粉・片栗粉が使用可能です。小麦粉・片栗粉を使う場合は、混ぜるのではなく表面につけるようにすれば形をまとめやすくなります。

パン粉は高温多湿に弱い食品です。そのため、基本的には開封後はできるだけ早く使い切るようにしてください。もしも、どうしても消費できないという場合には冷凍して保存するのがおすすめです。

パン粉を冷凍保存する場合は、密閉できる袋に入れて中の空気をしっかり抜いた上で冷凍庫に入れましょう。冷凍したパン粉の賞味期限は生パン粉が1ヶ月、乾燥パン粉が2ヶ月程度です。ただし、異変を感じた場合や異臭がした場合などは使用しないでください。

パン粉は一度に大量に消費することが少なく、どうしても余りがちな食材です。揚げ物の衣・ハンバーグのつなぎとして使用されることが多いパン粉ですが、それ以外のアレンジレシピでも美味しく食べられます。

パン粉とお好みのハーブを合わせて味を調整すれば簡単にふりかけが作れます。また、フレンチトーストやクッキーなどのお菓子系にも応用できるので、パン粉が余ってしまった方はぜひ試してください。

おすすめのパン粉15選をご紹介しました。パン粉は衣・つなぎと料理で大活躍する食品。また、ふりかけやフレンチトーストなどのアレンジレシピとしても楽しめます。ぜひこちらの記事を参考にして、お気に入りのパン粉を見つけてください。