ピアッサーのおすすめ17選！耳たぶのゲージの太さや16gと18gどっちがいいのか

ピアッサーはセルフで簡単にピアスホールを開けられる便利なアイテムです。値段も比較的安価で、はじめてピアスの穴をあける高校生・大学生でも気軽に購入できます。また薬局・ドンキ・アクセサリーショップなどで販売されているのも嬉しいポイントです。

ピアッサーと一言でいっても、ゲージの太さ・素材が異なるたくさんの商品があります。そのため、どういった基準で選べばいいのか悩む方は多いですよね。

この記事では、ピアッサーの注意点・選び方について詳しく解説します。あわせてゲージの太さ別におすすめの商品17選・耳たぶのゲージの太さ・16gと18gどっちがいいのか・一般的なピアスの太さまで解説するので、ぜひ参考にしてください。自分の目的に合ったピアッサーを選びましょう。

ピアッサーの最大のメリットは、はじめてピアスホールを開ける方でも簡単に開けられる点です。難しい手順がないので誰でも簡単に使用できます。その他にも多くのメリットがあるので、以下に簡単にまとめました。ぜひ参考にしてください。

• 使い捨てなので衛生面に優れている
• 病院に行かなくても自分一人でピアスホールを開けられる
• 薬局やドンキなど手軽に手にはいる
• 比較的安価でお求めやすい
• ファーストピアスを別途用意する必要がない
• 開ける瞬間の痛みが少ない
• いつでも開けたいときに短時間で開けられる　など

ピアスを開ける前にまず、学校や職場などがピアス禁止ではないか確認してください。ピアッサーで開けたとしても、ピアスホールが完成するまでには最低でも1ヶ月かかります。個人差があるので3ヶ月以上かかるケースもあり、すぐに完成するわけではありません。

ピアスホールが完成するまでは、ファーストピアスをつけたままにしておく必要があります。そのため、トラブルに発展しないためにもピアスがOKかどうかは必ず確認しておきましょう。

ピアスといえば、まずは耳たぶに開ける人がほとんどです。その場合にはファーストピアスが16G（ゲージ）のものを選ぶといいです。ゲージが太くなるにつれて痛みも感じやすくなるので、耳たぶへのピアッシングが目的であれば16G以下の商品がおすすめです。主流のサイズなのでピアッサーの種類も豊富です。

軟骨やへそなどのボディピアスにピアッシングするのであれば、14G（ゲージ）がおすすめです。軟骨や眉などのボディピアスといわれる部位は、耳たぶよりも硬くて厚いので少し太めの14G程度の商品を選択しましょう。開けたあともボディピアスは穴が完成するまで時間がかかるのも特徴です。

耳たぶへのピアッシングは簡単に開けられて比較的痛みが少ないですが、それでも痛みに弱いなら16Gよりさらに細い18G・19Gの商品がおすすめです。痛みには個人差があるので、無理をしないようにしましょう。

細いピアッサーは痛みが少ないものの、ピアスホールが安定するまで時間がかかるのでそれも考慮したうえで最適なゲージを選択してください。

金属アレルギーの方におすすめなのが、チタン製または純チタン製の素材です。純チタンは金属イオンが汗などで溶け出すリスクが低いため、金属アレルギーの方に向いているといわれています。ピアッサーに付属しているファーストピアスのパーツが純チタン素材であれば、より安心です。

ピアッサーのファーストピアスとして最も一般的な素材が、医療用ステンレス（サージカルステンレス）です。医療用ステンレスは手術用のメスに採用されている素材で、安全性が高い点が特徴として挙げられます。一方で、金属アレルギーの心配がある方には向いていません。以前、かぶれた経験がある人は注意しましょう。

透明で目立ちにくいファーストピアスを探している人であれば、「医療用樹脂」がおすすめです。職場や学校で目立つピアスをつけれない方に適しています。また、樹脂製のピアスは金属アレルギーのリスクも少なく安心して使用できます。一方で、他素材に比べてやわらかい素材であり、細かいキズがつきやすい点には注意が必要です。

ピアッシングは小さいけれど体の一部に穴を開けるので、医療行為にあたります。安全性が高い管理医療機器に認証されているピアッサーがおすすめです。

第三者認証機関によって認証されているか、独立行政法人医薬品医療機器総合機構の審査によって認証されているかを確認してください。安心して使用できる商品を選びましょう。

ポストの長さとは「ファーストピアスの軸部分の長さ」を指します。ピアッサーに装着されているポストの長さは、商品によって異なりますが6ｍｍがスタンダードです。

しかし、8ｍｍのロングタイプであれば、ピアッシング部分にゆとりができピアスホールを傷めにくいのでおすすめです。ピアッシング部分をできるだけ圧迫しないゆとりを持った長さで選びましょう。

ピアスホールが完成するまではファーストピアスを装着したままなので、ファーストピアスのデザインも大切になってきます。デザインはシンプルなものやストーンつきのピアスなど多くのデザインがあるので、自分好みのものを選択しましょう。また、職場や学校で問題ないデザインかもあわせてチェックしてください。

ボディピアスであれば、ピアッサーより貫通させやすいニードルタイプも検討しましょう。部位によっては厚くてピアッサーだと貫通しない場合もあります。ニードルタイプであれば、切れ味が鋭いので貫通しない心配がありません。一方で、ピアッサーに比べて扱いが難しく初心者向けではないので注意してください。

ピアッシングをする際に必要なものと手順についてご紹介します。まずは以下のものを準備しましょう。

【必要なもの】

• 消毒液
• マーキングペン
• 鏡
• 氷（痛みが心配な方はあらかじめピアッシング部分を冷やしておきましょう）

手をきれいに洗ったら、ピアッサーを使ってピアッシングしていきます。ピアッシングするときには、以下のような手順で行いましょう。正しい手順で安全に穴を開けてください。

【正しい手順】

1. ピアッシング部分を消毒する
2. 穴をあける位置にマーキングする
3. ピアッシング部位をはさみながら針先の位置をあわせる
4. ガシャンと音がするまで垂直にまっすぐ貫通する
5. ピアッシング完了

ピアッサーで開けたあとは、必ず毎日しっかりケアをしましょう。開けた直後の穴は、傷口と同じ状態です。そのため、その部分に雑菌が入ると化膿や炎症のトラブルに発展します。ピアス用の消毒ジェルや石けんの泡などで優しくケアしましょう。

消毒液のマキロンは傷を治そうとしてピアスホールの完成が遅くなってしまうリスクがあるので、必ずピアス専用の消毒ジェルを使用してください。もしケアをしていても、化膿や炎症が起きてしまったら病院受診をしましょう。

ホール完成まで耳たぶで平均1〜3か月かかります。キレイなピアスホールを完成させるために、完成までの間ピアスの付け替えは避けましょう。

目立たないように透明なピアスに変えたい方もいますが、完治前の傷が癒着してしまうリスクがあります。それ以外にも以下の点に注意してホール完成までピアスホールを刺激しないようにしましょう。

• ケアの時以外、極力ピアスを触ったりしない
• タオルや服にファーストピアスに引っ掛けない
• ヘアカラーやパーマはホール完成まで極力避ける

ピアッサーはマツモトキヨシなどの薬局・ドンキ・ネット通販などで購入できます。しかしピアッサー自体が医療機器のため、コンビニでの取り扱いはありません。また現段階ではダイソーなどの100均でも販売されていません。ピアッサーがどこで売ってるか迷われている方は、店舗によって取り扱い状況が異なるためあらかじめ店舗に問い合わせるのがおすすめです。

ピアッサーで完全にピアスホールが完成したあとは、自分の好きなピアスでよりおしゃれを楽しめるようになります。増えてきたピアスをきれいに収納できるピアス収納アイテムもチェックしておきましょう。スタンド型やボックス型など、いろいろなデザインや容量の商品があります。

この記事ではピアッサーの選び方について触れながら、おすすめのピアッサーをゲージ別にご紹介しました。ピアッサーは開けたい部位や目的に応じて、最適な商品が異なります。自分にぴったりなピアッサーで正しく開けて、ピアスでおしゃれを楽しみましょう。