おすすめの折りたたみベッド10選！ニトリのすのこタイプも｜デメリットはある？

「寝室が狭いので毎日たたむベッドが欲しい」「一人暮らしのワンルームでスペースがない」といった方におすすめの「折りたたみベッド」。使用しないときはコンパクトに折りたたんで収納できる、便利なベッドです。来客時の宿泊用の簡易ベッドとしても重宝します。

折りたたみベッドには、マットレスが付いたタイプ・すのこタイプ・フレームタイプなどさまざまな種類があります。キャスターやリクライニングなどの機能が備わった商品もあり、据え置きベッドとしても活用できます。

この記事では、折りたたみベッドの選び方や口コミで人気のおすすめ商品10選をはじめ、メリットやデメリットもまとめてご紹介します。折りたたみベッド選びで迷っている方は参考にしてください。

コンパクトに折りたたみできる「折りたたみベッド」は、さまざまなメリットがあります。どんな使い方に向いているのかを見ていきましょう。

【折りたたみベッドのメリット】

• 折りたたんで使わないときは収納できる
• キャスター付きで移動しやすい
• 比較的価格が安い
• パーツが少なく組み立てが簡単
• 親戚や友人の宿泊など、来客用に便利
• 引っ越しが多い方や、よく模様替えする方には最適

折りたたみベッドはサイズ自体が通常のベッドよりコンパクトなものが多く、狭い部屋でも設置しやすくなっています。また、普段はベッドを出しっぱなしでも、来客時や掃除の時にだけ片付けて部屋をすっきり見せることも可能です。

とても便利な折りたたみベッドですがデメリットもあります。

【折りたたみベッドのデメリット】

• 通常のベッドと比べるときしみやすい。
• マットレスの質があまり良くないので寝心地が劣る。
• セミダブル・ダブルなど大きいサイズが少ない。

寝るとき以外はコンパクトに収納して、部屋のスペースを有効活用できるのが折りたたみベッドの最大のメリットですが、実は折りたたまない人も多いです。毎日たたむつもりで購入した人でも、実際には面倒で据え置きになってしまっていることもあります。

折りたたまないのであれば、通常のベッドのうほうがサイズが豊富で寝心地もいいので、本当に折りたたんで使うかどうかをよく考えてからの購入がおすすめです。

折りたたみベッドはコンパクトさを売りにしている商品だけに、幅約100×奥行210cmくらいのシングルサイズが一般的です。小柄な方や子どもが使うなら、シングルより小さめのセミシングルサイズの商品もあります。

大柄の方やゆったりしたい方にはセミダブル、2人で使う場合はダブルがおすすめですが商品数は少なめです。あまり選択肢がないので注意しましょう。

折りたたみベッドの脚の長さで、床からの高さが変わります。30cm以上の長さなら「ハイタイプ」で立ったり座ったりしやすくなっています。足腰が弱っている年配の方におすすめです。ベッド下が広い分、掃除がしやすく収納スペースとしても使えるのもメリットです。

脚が短くベッドが低めの「ロータイプ」は、圧迫感がないので部屋が広く見えます。部屋に少しでも開放感を出したい方に向いています。また、脚が短い分よりコンパクトに収納可能です。

「マットタイプ」はマットレスがフレームに固定されている、一般的な折りたたみベッドです。別途マットレスを購入する必要が無ないので、直ぐに使用できます。快適な寝心地で、マットレスにはウレタンマットが多く採用されています。

ウレタンには弾力があり硬めの高反発と、沈み込むような柔らかな低反発があるので、自分の身体が痛くない好みのタイプを選びましょう。

「すのこタイプ」は木材を使用しており、通気性の良さが魅力の折りたたみベッドです。汗をかいても蒸れにくくカビの発生を防ぐことができるため、特に夏場におすすめです。しかし、板状でクッション性は低く冬は隙間があって寒く感じてしまいます。使用の際は敷布団やマットを併用してください。

「畳タイプ」は、フレームと畳が固定されている折りたたみベッドです。畳の特性上、保湿性が高いので夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。和室で敷布団で寝ることに慣れている方や、畳みで寝たいけれど足腰が弱くて立ち上がりにくい方におすすめです。種類は少ないものの、年配の方に人気のタイプです。

「フレームタイプ」はメッシュ状でフレームのみの折りたたみベッドです。基本的にはマットレスを乗せて使用します。フレームの厚さだけで折りたたむとかなりコンパクトになるので、来客用などで普段は収納しておきたい方におすすめです。別途マットレスを用意する必要がありますが、その分好みの硬さや素材の寝床にできます。

「ソファタイプ」広げるとベッドに、折りたたむとソファとして使えるタイプの折りたたみベッドです。普段はソファとして使い、寝る時や来客時だけベッドにしたい方におすすめです。クローゼットが狭く使わないときに収納するスペースがない部屋でも、無駄なくスペースを活用できます。

多くの折りたたみベッドには脚にキャスターが付属しています。女性でも簡単に動かせるので、頻繁に移動させたい方におすすめです。また、キャスター付きのものは折りたたみもスムーズで、片手で畳めるタイプもあります。畳んだ後もキャスターで転がせば、収納スペースまで楽に運べます。

「リクライニング機能」は、ベッドの上部分の角度が調整できる機能です。起き上がりに便利で、腰痛の方や高齢者におすすめです。ベッドで本を読んだり食事もしやすいので、療養中の方にも使いやすくなっています。電動タイプのものや細かく角度が調整できるタイプもあるので、ぜひチェックしてください。

「布団やマットはいつも清潔に使いたい」という方におすすめの「布団干し機能」。半分折りたたんで、ベッドに布団を乗せたまま干すことができます。そのまま外に出すのはもちろん、ベランダの窓を開けるだけで天日干しも可能です。通気性が魅力のすのこベッドに多く採用されています。

「基本的にあまり折りたたまない」という方には「宮棚付き」がおすすめです。枕もとの棚にスマホや本のほか、目覚まし時計やルームライトなどの小物が置けます。コンセント付きのタイプあり、スマホ充電にも便利です。折りたたんだ時には宮棚部分が少し出っ張ってしまうので、収納サイズもチェックしておきましょう。

折りたたみベッドは、収納するときの折りたたんだサイズも重要です。幅が薄めのものなら場所を取らずに収納できるので、スペースに余裕がない方は折りたたみ時の形状もチェックしてください。

またキャスター付きのタイプの場合、キャスターにストッパーが付いていると安定感のある収納ができます。普段は使用せず物置きやクローゼットに収納しておきたい方は、安定性も考慮しましょう。

折りたたみベッドはさまざまな種類があるので、どれを選ぶか迷いますよね。ここでは、折りたたみベッドを販売しているおすすめのメーカーを紹介します。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ニトリには表面の生地にメッシュを使用した折りたたみベッドがあります。また、リモコンでリクライニングを調整できる、電動式の折りたたみベッドも販売しています。「コンパクトショートシングル折りたたみベッド」はホワイトとブラウンの2色展開で、部屋の雰囲気や好みに合わせて選べるのが魅力です。

カインズでは、すのこの折りたたみベッドを販売しています。枕元に台が付いており、時計や眼鏡など小物を置いておけるのが特徴です。また、サイドに手すりが付いているので、持ち運ぶときに便利です。付属の六角レンチとスパナを使って、二人で30分ほどで組み立てられます。

キャンプなどのアウトドアで使う、簡易タイプの折りたたみベッドもあります。車で持ち運びやすく、部屋用の折りたたみベッドより軽量で、さらにコンパクトに収納できます。雨風や紫外線などの外気ダメージに強い素材で作られているのも特徴です。

キャンプで折りたたみベッドを使いたい方はもちろん、自宅の庭やベランダで昼寝したい方にもおすすめです。気になる方はチェックしてみましょう。

折りたたみベッドは、使わないときは折りたたんで収納できる便利なベッドです。来客用のベッドとしても重宝し、移動しやすいので引っ越しが多い方や、部屋が狭くすっきりさせたい方におすすめです。折りたたみベッドを活用して、部屋のスペースを有効に使いましょう。