【靴好き必見】靴クリームおすすめ15選と人気ブランドを紹介！100均の靴クリームはどうなの？

毎日のように履く靴は知らない間に汚れたり傷ついたりします。「おしゃれは足元から」と言うように、おしゃれに気を使いたい人は、靴のお手入れをしっかりと行いましょう。特に革靴はこまめに手入れをしないと、傷ついたりひび割れたりしてきます。

お気に入りの靴が長持ちさせたいのなら靴クリームで定期的にメンテナンスしましょう。実は、靴クリームはモウブレイやコロンビアなどの有名メーカーから様々な種類が発売されています。意外と種類が多く、選ぶ基準も様々です。

そこで、この記事では靴クリームの選び方やおすすめ商品を紹介します。記事の最後には役立つ情報も紹介するので、ぜひ最後まで読んで役立ててください。

革は天然由来の生きた素材です。人工的に作られた素材ではないため、お手入れしないとひび割れたり傷ついたりしてボロボロになります。靴クリームで定期的にお手入れすれば、ひび割れも防げますし傷も目立ちません。

また、靴クリームで潤いや栄養を与えると、長持ちするというメリットもあります。生きた素材は潤いや栄養を与えれば、ツヤが出て見栄えもよくなり一石二鳥です。上質な革を使用した靴であれば、メンテナンスをプラスすれば一生履けるものもあります。お気に入りの革靴は、靴クリームで定期的にケアしてあげましょう。

水分を多く含む乳化性クリームは、伸びがよく塗りやすいのが特徴です。少量でもよく伸びるのでお手入れしやすく、コスパを考えて選びたい人にも向いています。初めて靴クリームを使う初心者にも扱いやすいでしょう。また、乳化性クリームは革を柔らかくする作用もあるので、おろしたての靴にもおすすめです。

靴にツヤが欲しいときは、ロウが多めの乳化クリームを選びましょう。テクスチャは水分が多いものより少し硬めですが伸びもよく、ピンポイントで塗りたいときにも便利です。乳化性クリームには、水分・油分・ロウがバランスよく含まれているため、革に栄養を与えたり保護したりという役目もあります。

油性クリームは、水分を含まず油分とロウのみのクリームです。主にツヤを出す用途で使用しますが、乳化性クリームで栄養とうるおいを与え、仕上げに油性クリームでピカピカにするという使い方もできます。靴をいつもピカピカにしておきたい人におすすめです。

足元のおしゃれにこだわりたい人、靴は鏡のようにピカピカにしておきたい人には、油性ワックスをおすすめします。油性クリームよりもロウの割合が多いため、油性クリームよりもさらにツヤがでるのが特徴です。まさに鏡のように美しいツヤを保てます。また、ロウが多く含まれているため、雨を弾いたり汚れがつきにくくなったりするのもメリットです。

靴はクリームはタイプによって使い勝手が仕上がりが変わります。塗りやすさを重視したい場合は乳化性クリーム、ツヤや効果を長持ちさせたい場合は油性ワックスがおすすめです。また、普段使いの靴は手入がしやすい乳化性クリーム、特別な日に履く靴は油性ワックスで鏡のようにピカピカに仕上げるといいでしょう。

ブラック・ブラウン・ブルー・レッドなど、さまざまな色の靴をお手入れしたい場合は、どんな色の靴にも使える無色タイプをおすすめします。靴クリーム自体に色がついていないので、塗っても変色する心配がなく、何足もの靴をまとめてケアしたいときにも便利です。ただし、革によってはクリームが使えないものもあるので注意してください。

靴の色あせを防ぎたいときは、革の色に合わせて色付きの靴クリームを使いましょう。つま先や小指が当たる部分など色あせしやすい部位も、丁寧に塗り込めば色あせを防げます。既に色あせしている部分も、ある程度は目立たなくすることが可能です。ただし、手入れのとき手や服に付くと、落ちなくなる可能性があるので注意してください。

靴クリームの種類によっては、溶剤特有のニオイがキツイと感じることがあります。特有のニオイが苦手な人には、植物系天然オイルを使用したものや、ビーズワックス（蜜ロウワックス）がおすすめです。お手入れするたびに、天然由来の優しい香りが広がります。少し甘めの香りですが、強調しすぎないのでキツイニオイが苦手な人にも使いやすいでしょう。

イタリア生まれのエム・モゥブレイは、熟練の職人が伝統製法で仕上げています。乳化性クリーム・油性クリーム・油性ワックスなど種類も豊富で、用途に合わせて最適な商品を選びたい人におすすめです。靴クリーム以外にシューケアグッズも揃うので、靴好きな人へのプレゼントにも喜ばれるブランドです。

コロンブスは、創業から90年以上続く老舗の国内ブランドです。日本製にこだわりを持ち、上質な靴クリームを作り続けていることから、品質の高さは海外でも高く評価されています。初心者にも使いやすい塗るだけの簡単靴クリームや、靴以外の革製品にも使えるミンクオイルが人気です。

フランス生まれのサフィールは、ラインナップが豊富なだけでなく、70色以上の豊富なカラーバリエーションがあるのも特徴です。濃い色から薄い色まで、靴に合わせて最適な色を選びたい人に向いています。色のニュアンスにこだわりたいときは、サフィールの商品をチェックしてみてください。

ドイツ生まれのコロニルは、初心者から上級者まで幅広い層におすすめのブランドです。使い勝手のよさは世界的にも高く評価されています。看板商品の1909シリーズは、初心者にも使いやすいので、初めて靴クリームを買う人にもおすすめです。革にスーっと浸透してしみになりにくいのもポイントです。

ダイソーやセリアなどの100均でもシューケアグッズを扱っています。仕上がりにこだわる人には少し物足りないと感じるかもしれませんが、100均の靴クリームでも保湿やツヤ出し効果はあります

ただし、シリコンを使っているスポンジタイプのものは、革の穴を塞ぎ通気性が悪くなるため、革の劣化につながる可能性があるので注意が必要です。

革クリームでお手入れする前に、ブラシで全体の汚れを落としておきましょう。革靴には柔らかい馬毛ブラシがおすすめです。次に柔らかいクロスに靴クリームを付け、靴にまんべんなく塗り込んでいきます。

靴クリームは塗りすぎると浸透しない分が表面に残り、通気性が損なわれるので注意してください。全体に塗り込んだら、豚毛ブラシを使い毛穴までクリームを浸透させましょう。仕上げに乾いたクロスで乾拭きすればお手入れは完了です。

1. 馬ブラシでおごれを落とす
2. 柔らかいクロスで靴全体にクリームを塗り込む
3. ブラ毛ブラシでさらに浸透させる
4. 仕上げに乾いたクロスで磨きツヤを出す

毎日履く靴は週に1回、あまり履かない靴でも月に1回を目安にお手入れするといいでしょう。

スエードやムートンは、表面が起毛しているため革クリームが使えません。スエードやムートンに革クリームを使うとシミになるので注意しましょう。スエードやムートンのお手入れには、専用のシューケアグッズを選んでください。

ブラシで汚れを落とし毛並みを整えたら、防水スプレーを全体に吹き付けましょう。こうすることで水を弾き、汚れもつきにくくなります。

革靴は生きた革を使用しているので、手入れをすれば、お気に入りの靴が長持ちします。手入れの仕方は意外に簡単ですし、ひび割れや劣化を防げるのもメリットです。お気に入りの革靴を長持ちさせたい人は、靴クリームでお手入れしましょう。