【2024】学習机のおすすめ14選｜人気メーカーやリメイク方法も

子供が小学校に入学する時に購入しておきたいアイテムの一つに「学習机」があります。学習机は、机周りに勉強に必要な道具や教科書をすべてまとめられ、中学・高校へと進級しても活躍するので、スペースがあるのならぜひ購入したいアイテムです。

しかし、学習机には素材やサイズ・収納力の異なる商品が多く、どの商品がいいのか悩んでしまいますよね。大きな家具で、ものによっては5万円〜10万円と大きな買い物になるので、気軽に選べるものではありません。

そこでこの記事では素材やサイズ・レイアウト・収納力など、学習机の選び方のポイントを詳しく紹介します。学習机で人気のメーカー5社の商品の特徴や、おすすめの学習机14選も紹介するので、ぜひ記事をご覧いただき参考にしてください。

学習机を使用するメリットとしては、学習習慣が身に付く点と、教科書をはじめとする学習用品をまとめて整理できる点です。引き出しの容量や数が多いなど収納性が高い学習机なら、すっきり整頓されて学習に集中しやすい空間になります。また、ゲームや絵を描くなど、子供にとって大切なパーソナルスペースとしても必要です。

子供の小学校入学に必要なアイテムは学習机だけではありません。ですので、学習机にかかる大体の費用をた把握しておくことが大切です。

学習机は大手の家具メーカーだと70,000～90,000円くらいが相場です。一方で、ニトリなら50,000円以下の商品が発売しており、アイリスオーヤマやIKEAでは10,000～30,000円の学習机も多く扱っています。

このように、学習机の価格はメーカーにより幅が広くなります。価格に幅があるため、好みのメーカや予算に合わせて商品を選べそうです。

収納量を考えるなら、ラックやキャビネットの付いた商品や引き出し数が多い商品がおすすめです。本棚付きの学習机であれば、本や教科書をきれいに収納できます。長年使用し、なかなか捨てられないものや残しておきたいものなどがたくさんあるはずなので、収納量は多いに越したことはありません。

一方で、収納量が多くなるとその分学習机全体も大きくなるので、スタイリッシュに置きたい方や子供部屋以外への設置を考えている方は、収納量以外を重視してみてもいいかもしれません。

無垢材とは自然の木をそのまま利用し、1枚の板に加工した自然素材です。家具やフローリングによく使用され、手触りや天然木ならではの自然の雰囲気を感じられます。月日が経過するとツヤや色合いが出てきて、長く愛用できます。

しかし、湿気を吸収しやすく、湿気による拡張や収縮が起こりやすい点や、傷つきやすい点がデメリットです。天然木ですので、価格も他の素材よりも高価なことが多く、その点も考慮して商品を選びましょう。

突板は天然木を薄くして、繊維板やパーティクルボードを表面に貼り付けた素材のことです。価格が無垢材よりも安く、学習机の天板によく使用されます。無垢材よりも軽量で変形しにくいといったメリットがあります。

突板は軽量かつ丈夫でしかも価格が安いのが特徴ですが、見た目は無垢材ほどの温かみはありません。高級感や質感は無垢材には劣るので、そこを諦めたくない方は無垢材がおすすめです。丈夫で予算を抑えたいなら突板が向いています。

プリント化粧板は合板や木質繊維板に薄葉紙を合わせた素材です。天然木ではなく、木目などを印刷した紙を表面に張るので、価格が安いです。さまざまな色やデザインに仕上げられ、デザイン性が高い学習机も多くあります。

天然木ではないので、手触りや見た目に高級感はありません。また、商品によっては、表面のシートが剥がれてしまうこともあります。しかし、価格が他の素材よりも安いので、品質よりもデザインや価格にこだわるなら、ぴったりです。

学習机は子供が成長しても快適に学習できるサイズが理想的です。天板のサイズの目安は幅100cm×奥行60cmです。このサイズなら学習に必要なアイテムを置いても、快適に学習できます。

将来的にパソコンも設置するなら、幅120cm×奥行60cm以上の学習机を選びましょう。設置スペースに余裕がなければ、幅90cm×奥行50cm程度でも問題ありません。天板の大きさは参考書などが多くなってきてから意外と気になるものなので、スペースに余裕があるのなら大きめを選んでおきましょう。

学習机にはレイアウトが変更できる商品があります。たとえば、ワゴンの位置を変えられたり、本棚と机でI字型やL字型にレイアウト変更できる商品もあります。レイアウトが変更できると、ライフスタイルに合わせられるのでとても便利です。

学習机に本棚やワゴンがセットになっているタイプは、レイアウトの変更が可能です。将来的にワゴンや棚をデスクの横に設置するなら、設置場所も必要になるので、スペースを確保できるか確認してください。

学習机は組み立て式か完成品かもよく確認してください。組み立て式は商品が届いたら自分で組み立てる必要があります。価格が安めのメーカーは大抵は組み立て式ですが、学習机はかなり大きいものになるので、意外と組み立てるのが難しかったりします。

組み立て作業に自信がない場合は、完成品を購入する方が無難です。ただし、完成品には送料がかかるケースが多いです。組み立て作業の時間や送料など、総合的に考えてどちらかに決めましょう。

システムベッドは、学習机・椅子・棚・ベッドが一体になった家具です。ベッドが学習机や棚の上にあるタイプで、省スペースで設置できるメリットがあります。

子供に必要な家具がすべて揃っていて、家具を一つ一つ揃える必要がありません。子供の成長に合わせて、レイアウトの変更もでき便利ですが、価格が高いのがデメリットです。天井の高さに余裕があればぜひ選択肢の一つにしてみてください。

コイズミファニテックは学習机やデスクを専門に扱うメーカーです。専門に学習机を扱うだけあり、それぞれのライフスタイルに合わせた多種多様な学習机を販売しています。

シンプルでコンパクトな商品から、オーク材を使用した収納力がある商品までさまざまです。レイアウトが変更できる商品もあり、高品質で長く愛用できる学習机を見つけられます。

リーズナブルな価格で人気のニトリ。ニトリは用途に合わせた学習机を豊富に販売しています。レイアウト自由な商品やシステムベッドだけでなく、兄弟や姉妹で使用できる商品もあります。

ニトリの学習机の魅力は何といっても価格です。10,000円以下〜80,000円台の商品まであり、予算や用途に合った商品を選べます。

北欧の人気家具メーカーIKEAの学習机は、シンプルで洗練されたデザインが魅力です。作りに無駄がなく、デスクと本棚は別途で購入します。

引き出し付きのデスクのみなら価格が10,000円以下と非常にリーズナブルです。デスクに本棚や収納ユニットやワゴンを別途で購入しても30,000円以下で揃い、コスパがいいです。ただ、自分で組み立てる必要があるので注意しましょう。

カリモク家具は日本の大手家具メーカーです。カリモク家具の学習机は、ワゴンや本棚のないでデスクのみの商品が多いです。必要に応じて別途で収納家具を購入でき、自由度が高いと言えます。

学習机はオーク材を使用し素材に高級感があります。長く愛用できますが、多くの商品が70,000円以上と高いので、予算と相談するといいでしょう。

くろがね工作所は学習家具を専門に扱う日本のメーカーです。くろがね工作所は天然木を使った学習机を多く販売しています。収納スペースが多く、機能面に優れた子供用の学習机も人気です。

子供用の学習机にはランドセルを掛けられるフックが付いています。天板が広く、足元もゆったりで子供が快適に学習できます。

学習机は、子供が成長した時にリメイクして活用できます。初心者でも簡単に学習机をリメイクする方法もあるので、少しだけ紹介します。

• 机の引き出しにかわいい取っ手を付ける
• 別の色に塗装する
• カッティングシートを天板に貼る
• キッチンのダイニングテーブルやカウンターテーブル、棚にする
• 本棚部分に鏡、机部分に洗面ボウルをはめ込んで洗面台にする
• 引き出しをテレビ台やペットの部屋にする

机と本棚は分けて、それぞれを別々に活用できるようリメイクします。長く愛用した学習机を、おしゃれに活かせたらいいですね。

いらなくなった学習机の捨て方・処分の仕方については以下の通りです。

• 解体してごみに出す
• 粗大ごみとして捨てる
• リサイクルショップに売る
• ネットオークションに出品する
• 不用品の譲渡や売却をする掲示板を利用する

解体は労力がかかりますが、分解して燃えるごみとして出すのも可能です。粗大ごみに出す場合は自治体に連絡して回収に来てもらう必要があります。なるべく費用をかけずに処分したい場合は、譲渡やリサイクルショップに売るなどを検討しましょう。

学習机の価格の幅は広く、予算に合わせて選べます。商品を選ぶ時は、子供が快適に学習できるよう天板のサイズが広いものがおすすめです。また、将来的に収納するアイテムが増えるのを考えると、収納量が十分にあるかも大切なポイントになります。大きな買い物ですので、しっかり選んで購入しましょう。