ソフトボードのおすすめ10選｜ダサいという声も？寿命やウォーターランページも

サーフィンを始めてみたいけれど、なんだか難しそうだと思っている方はいませんか？そんな方におすすめできるのがソフトボード。サーフィン教室でも使用されている注目アイテムです。

ソフトボードはその名の通り柔らかい素材でできたサーフボードのことで、ケガをしづらく、安心して波乗りを始められます。通常のサーフボードに比べてリーズナブルなのも嬉しいポイント。ほかにもメリットがたくさんあります。

今回はソフトボードのメリット・デメリットやおすすめブランドに加えて、おすすめの製品10選もご紹介します。また、リペアやワックスなどの手入れ方法についても解説。自身に合ったソフトボードを選んで、波乗りを楽しみましょう。

ソフトボードとは、スポンジなどの柔らかい素材でできたサーフボードのことです。一般的なサーフボードとは違いコーティングがされていないため、軽くて浮力が大きいのが特徴。

そのため、テイクオフ（ボードの上で立ち上がること）が楽にできます。テイクオフは初心者の方には勇気がいるかと思いますが、ソフトボードは柔らかい素材のためケガをしづらいのが魅力です。さらに、軽いので持ち運びも楽です。

少し前まではソフトボードは初心者のためのボードとして定着していました。しかし、近年では高性能なモデルも多く販売されており、さまざまなパフォーマンスが可能になっています。初心者や子供だけでなく、上級者にも使用者がいる今注目のアイテムです。

ソフトボードが初心者向けのボードとして知られたのは、その扱いやすさからです。普通のサーフボードと比べて安定性があり、浮力が強いため波を捕まえやすくテイクオフがしやすいのも特徴。

また、その名の通り柔らかい素材なので接触によるケガのリスクも軽減できます。壊れづらくリペアの回数が少なく済むのもポイントです。価格はサーフボードより安価で、手軽に波乗りを始められます。

ソフトボードは水の抵抗を受けやすいため、大きい波に乗りたい方には不向きです。軽快なパフォーマンスもしづらく、普通のサーフボードを使用している方の中には操作性に違和感を感じる方もいます。

水を吸う素材なので、乾きづらいのもデメリット。ワックスをつけると汚くなってしまうなど、メンテナンスの面でも不便な点があります。

ショートボードではさまざまなパフォーマンスを楽しめます。安定感には欠けるものの、短い分ボードをコントロールしやすいのが特徴です。

具体的には5フィート(約1.5ｍ)が目安です。最近のソフトボードはサーフボード顔負けのスペックの製品も多いため、中級・上級者におすすめです。2本目のサーフボードとして持つのもいいでしょう。

ロングボードは波に触れる面積が広いため、安定性がありテイクオフが楽にできます。具体的には7フィート(約2ｍ）程の長さがあると安心です。

また、短時間でパドルをすることができるのもメリットの1つ。波をたくさんキャッチしたい方にも向いています。初心者だけでなく、年配サーファーや女性、子供にも適したタイプです。

先端が丸いタイプのラウンドノーズは安定感があるのが特徴です。テイクオフもしやすく、初心者にもおすすめできます。そのため、さまざまなメーカーから販売されています。

波に触れる面が広く、崩れやすい小波でも楽しむことができます。日本の海は小波が多いため、国内での波乗りを考えている方はまずチェックしておきましょう。

先端が尖っているピンノーズは、キレが良く、大きい波にも適したタイプです。ラウンドノーズのボードに比べて強い波にも切り込みやすいのが特徴。

波に触れる面積が狭く、安定感はラウンドノーズに劣ります。そのため、ある程度慣れてから使用すると楽しむことができます。ノーズの形状は波質に合わせたものを選定するのがおすすめです。

ソフトボードの価格相場は3万円台から8万円台と幅広く、中には10万円以上のモデルも。安くはないので、失敗したくないところです。

サーフィン教室などでソフトボードを試しに使用してみるのもおすすめです。また、最近ではアウトレット品や中古品も多数販売されています。慣れるまでは新品ではなく、中古のソフトボードで練習するのも方法の1つの選択肢です。

スポンジはソフトボードの中ではポピュラーな素材です。軽量で持ち運びも楽にできます。女性や子供にも人気の素材です。

サーフィンをしていると、ワイプアウトしたり、時に他のサーファーとぶつかったりというようなシーンも。柔らかい素材のためケガのリスクを軽減できるのも特徴です。安全性の面では大変優れた素材と言えます。

発泡フォームのソフトボードは浮力に優れているのが特徴です。そのため、テイクオフも簡単にでき、初心者でも波を捕まえやすい素材となっています。浮力は〇Lと表記されているため、気になる方はチェックしておきましょう。

普通のサーフボードに比べ、水を吸いやすいソフトボード。乾きづらいため、拭き取っただけだと車内が濡れてしまう事があります。

そのため、ナイロンコーティングがされているものを選んだり、吸水タオルで水気をとるなどの対策が必要です。また、専用のケースも販売されているので、持ち運びの際に使用するといいでしょう。

フィンとはボードの底面につけるヒレのようなもの。舵をとるために必要です。普通のサーフボード同様、フィンがいくつつけられるかもチェックする必要があります。

トライフィン（3つ）かクワッドフィン（4つ）だと安定感があります。また、シングルフィン（1つ）だとスピードが出て、ツインフィン（2つ）だと左右の動きも楽しめます。

ソフトボードは基本的に浮力が高いため、あまり気にする必要はありません。しかし、浮力が高いタイプだとテイクオフも楽で、沈むのが怖い方にもおすすめです。具体的にはボリューム50Lほどを目安とするといいでしょう。

デザインは長く愛用できそうなものを選びましょう。ソフトボードは実にさまざまなデザインの製品があり、きっと好みのものが見つかるはずです。

お洒落なソフトボードは持ち運びの際にもかっこいいですが、壁に立てかけたり、飾ったりしても絵になります。なお、素材にもよりますが、ソフトボードはペイントには向きません。

世界中で大人気のMICK FANNING（ミックファニング）。素材は耐久性に優れた種類が多く、ショートボードが主流です。

特徴として、普通のサーフボードに近い性能の製品が多いことが挙げられます。小波から大波までさまざまな波に対応でき、スピード感が楽しめるモデルが揃います。ハイクオリティを求める中級者・上級者にもおすすめできるブランドです。

オーストラリア発のサーフブランドです。日本でも大変人気のブランドとなっています。初心者用からハイパフォーマンスができる上級者向けまで、ソフトボードのラインナップも豊富。

価格設定もリーズナブルで、デザインもお洒落なボードが揃います。自身に合ったボードが見つからない場合には、まずチェックしたいブランドの1つです。

サンフランシスコ発のブランドです。日本に上陸してからは日が浅いですが、絶大な人気を誇るCRIME（クライム）。先行予約の際にはすぐに完売になってしまいます。

デッキが滑りづらい仕様のモデルが多く、乗り心地もサーフボードに劣らないクオリティ。入手経路が限られているため、事前に販売されているショップを確認するといいでしょう。

WATER RAMPAGE（ウォーターランページ）のソフトボードは軽量のモデルが多いのが特徴。女性にも扱いやすいです。ショートボードからロングボードまでサイズ展開も豊富。

日本の波にも合った仕様で、小波でもとらえやすく、テイクオフしやすいボードが揃います。ムラサキスポーツでの取り扱いもあり手に取って選びやすく、国内でサーフィンをしたい方や初心者にもおすすめです。

CATCH SURF(キャッチサーフ)はデザインもお洒落。ODYSEA（オディシー）などのシリーズが人気です。サーフィン教室でも使用されるなど、初心者にも扱いやすいボードも販売されています。

中・上級者向けのショートボードもあり、小波コンディションでも使用しやすいです。セカンドボードにもおすすめできます。

「サーフィンを始めてみたい！」と思ったとき、初期費用が気になるところです。最初に必要な用具としてはサーフボードのほか、足につける流れ止めのリーシュコード・ボードに貼る滑り止めのデッキパッド・デッキに塗る滑り止めのサーフワックスがあります。

加えて、海に入るときに身につける水着やウェットスーツ、サーフィン後に体を拭くバスタオルも必要です。初期費用は、ショートボードなら10万円以内、ロングボードなら12万円以内が目安となります。

さまざまな商品を取り揃えているコストコにも、実はソフトボードが販売されています。3つのマリンプライストリンガーを備えた優れた成形コアフォームを採用したモデルや、ジェリーロペス監修のモデルなども販売されています。お値段はいずれも1万円台で購入できるので、コスパのいいソフトボードを探している方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

普通のサーフボードにはワックスを使用しますが、ソフトボードに塗ると素材の性質上、汚くなってしまう事があります。そのため、もしワックスを塗るのであればリムーバーも一緒に購入するといいでしょう。また、デッキ部分にワックスが塗布できるタイプやワックス不要タイプのボードも販売されています。

ソフトボードの寿命は一般的に3年ほど。柔らかい素材のため欠けづらく、破損しづらいのもソフトボードの特徴です。

普通のサーフボードとは違い、ソフトボードは修理が難しいです。一般の修理剤では素材を溶かしてしまうものもあります。最近では専用のリペア剤もあるため、多少のひび割れは修繕できますが、大きく破損した場合は寿命となります。

サーファーの中には、「ソフトボードはダサい」と言って敬遠する方もいます。確かに昔のソフトボードは、安っぽい見た目・ゴテゴテした色使いのソフトボードが多かったです。しかし、最近ではかっこいいデザインのソフトボードも増えています。

また、ソフトボードは初心者用のイメージが強いところが、ダサいと言われるもう1つの理由です。ただ、現在はソフトボードを使っているプロサーファーも多いため、一概に初心者用とは言えません。

SUP（Stand Up Paddleboard）とは、ボード上でパドルを漕いで川や海の水上を進むアクティビティで、最近注目されています、最近注目されています。ソフトボードでSUPを遊ぶ場合は、足場が安定するよう、デッキパッドが付いた滑り止め効果の高いボードを選びましょう。

ソフトボードにはさまざまな魅力があり、幅広い方に愛用されています。以前は「初心者のボード」「少々ダサい」といった目で見られてきたソフトボードですが、現在では上級者にも愛用者多く、ハイパフォーマンスなモデルも多数出てきています。ぜひこの記事を参考にして、自身に合ったソフトボードを見つけてください。