いわし缶詰おすすめ15選｜そのままでも美味しい水煮缶・味噌煮缶やレシピを紹介

いわしを簡単にまるごと食べられる「いわし缶詰」。手軽・美味しい・栄養満点、それでいて値段が安いといった非常に優れた食材で、常備しておくと食卓にプラス一品したいときに活躍します。

しかし一口にいわし缶と言っても、いわしの味噌煮缶などの味付け缶詰から水煮缶まで種類はさまざま。切り方・メーカーなどもさまざまで、どれを選んだらいいのか迷ってしまいます。

そこで今回は、いわし缶選びのポイントや、おすすめのいわし缶15選をご紹介します。いわし缶をそのまま食べる簡単なレシピもご紹介するので、ぜひ参考にして手軽に健康な食生活をゲットしてくださいね。

いわしには豊富な栄養が含まれています。DHA（ドコサヘキサエン酸）・EPA（エイコサペンタエン酸）は不飽和脂肪酸と呼ばれ、血液をサラサラにすることで心筋梗塞や脳梗塞を予防する効果や、脳を活性化することで記憶力や判断力をアップする効果があります。

その他にも、骨を強くしてくれるカルシウム・リン・ビタミンD、高血圧を予防してくれるカリウム、血液の基になるビタミンB12などが含まれており、いわしを食べるだけで非常に多くの栄養素を摂取できます。

日本で食べられるいわしは主に以下の3種類です。

• 真（マ）いわし：脂がよく乗っていて、とろみのある味。最もポピュラーな種類。
• 潤目（ウルメ）いわし：脂が少なくて、淡泊な味。干物におすすめ。
• 片口（カタクチ）いわし：生が美味しい。稚魚がちりめん・しらすに用いられる。

この中でもいわし缶におすすめするのは「真いわし」です。

身がふっくらとして脂もよく乗っているので、そのままでも美味しく食べられます。

味付けをせずに水や塩水のみでシンプルに仕上げた水煮。いわし本来の味を楽しみたい場合や、自分の好みで味付けをしたい場合には、いわしの水煮缶を選ぶといいでしょう。反対に、いわしの臭いが気になる方は、水煮をそのまま食べるのは避けた方が無難です。

水煮と並んで定番の味噌煮。こってりとした味付けなので、白ご飯のおかずやお酒のつまみにピッタリです。また、いわしの臭いが気になる方は味噌煮がおすすめです。和風料理へのアレンジにも非常に向いています。メーカによって味噌の味が甘めだったり甘さを控えていたりします。

醤油をベースに砂糖などで味付けをしています。日本人好みの味付けなので、味噌煮と同じくそのまま食べてもご飯が進みます。炊き込みご飯に用いることもできます。また、生姜を加えたものは味にアクセントがついて美味しく、体の免疫も高めてくれるのでおすすめです。

蒲焼と言ったらウナギが有名ですが、実はいわしも蒲焼にすると美味しいおかずになります。甘辛い味付けがいわしの臭さを消してくれるので、子どもにもおすすめ。お酒好きの方には、おつまみとしても人気です。日本酒・ビールなどと相性抜群なので、ぜひ試してみてください。

いわゆるオイルサーディンです。洋風な味付けで、唐辛子やニンニクとともに煮ることでいわしの臭いを和らげています。パンやワインにとてもよく合いますし、サラダやパスタなどの洋食へのアレンジにも適しています。また、使用されているオイルにも、大豆油・米油・オリーブオイルなどの種類があるため、お好みのものを選ぶようにしてください。

いわし缶詰の下処理方法には「ぶつ切り」と「開き」があります。

• ぶつ切り：　ゴロっとして食べ応えがあるので、そのまま食べるときにおすすめです。
• 開き：　他の食材と混ぜ合わせやすいので、調理する際におすすめです。

お好みの食べ方に合わせて選ぶようにしてください。

現在ではほとんどのいわし缶が、缶切り不要のイージーオープン缶となっています。しかし稀に缶切りが必要な商品もあるので、いざ買ってみたのに「缶切りがなくて食べられない.....。」なんてことにならないよう、購入の際には念のため確認してください。

いわしの缶詰はおつまみ向けの商品がたくさん販売されています。そのため唐辛子が使われている場合もあります。子ども用のおかずとしていわしの缶詰を購入する際は、必ず原材料の表示を確認してください。辛い食べ物が苦手な方も、チェックしてから購入するのがおすすめです。

いわしと食パンは意外な組み合わせですが、チーズを乗せることでとっても合うんです。乗せて焼くだけで簡単に完成するので、朝ごはんにぜひどうぞ。

【材料】

• いわし缶（水煮）　1缶
• 食パン　1枚
• スライスチーズ　1枚
• マヨネーズ　お好みで

【作り方】

1. 食パンにマヨネーズを塗ります。
2. いわしの身をほぐしながら食パンに乗せます。
3. スライスチーズを上から乗せます。
4. トースターで3分ほど、軽く焼き目がつくまで焼いて完成です。

いわしに合う食材を混ぜて焼くだけで、とっても美味しいやみつき料理の完成です。健康効果も抜群で、いわし・梅干し・チーズが血管と骨を強くし、納豆が腸内環境を整えてくれます。

【材料】

• いわし缶（醤油煮）　1缶
• 梅干し　1個
• 納豆　1パック
• とろけるチーズ　適量

【作り方】

1. お皿にいわし缶・梅干し・納豆を盛ります。
2. 表面を覆うようにとろけるチーズを乗せます。
3. トースターで5分焼いて完成です。

ご家庭で作るにはハードルの高いアヒージョも、オイルサーディンを使えば簡単に楽しむことができます。ワインのおつまみがほしい時に、ささっと作ってみてください。

【材料】

• オイルサーディン　1缶
• オリーブオイル　大さじ2
• ミニトマト　3～6個
• ニンニク　1辺
• 唐辛子　適量

【作り方】

1. オリーブオイルでニンニクを炒めます。
2. ミニトマトを半分に切ります。
3. オイルサーディン・ミニトマト・唐辛子を 1. に入れ、弱火で煮込みます。
4. 火が通ったら完成です。

いわし缶の残り汁は飲むべきなのか疑問に思う方も多くいます。また、残り汁は用途がないためつい捨ててしまいがちです。しかし、いわし缶の残り汁を捨ててしまうのはやめた方がいいと言われています。理由としては、いわしの栄養素がそのまま汁に溶けだしているのでDHAやEPAなどの栄養が多く含まれているからです。

そのため、できるだけいわし缶の残り汁は飲むか、料理の調味料にして工夫しながら食べましょう。特に残り汁には塩味があるので、味噌汁などのスープに使うのがおすすめです。

いかがでしたか？　今回はいわし缶のおすすめ15選をご紹介しました。手軽に食べられて栄養豊富で味のバリエーションも多岐に渡るので、困った時にはいわし缶をぜひ召し上がってください。そのまま食べても美味しいですし、ご紹介したレシピもぜひお試しくださいね。