折りたたみすのこベッドおすすめ15選｜口コミやデメリットも！

湿気の多い梅雨は、カビが最も気になる季節です。ふと布団を裏返すと、カビが生えていてゾッとした方もいるのではないでしょうか。折りたたみすのこベッドなら、布団と床の間に隙間ができて通気性が良くなるため、カビ予防になります。

折り畳んで押し入れなどに収納できるため、部屋を広く使えます。タイプによっては布団干しとしても使えるものもあり、布団を清潔に保つことが可能です。

折りたたみすのこベッドと一口に言っても、さまざまなタイプがあるため、どのすのこベッドがいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。今回は、そんな方のために折りたたみすのこベッドの選び方や口コミ、おすすめ商品15選を紹介します。ぜひ、購入の際の参考にしてください。

折りたたみすのこベッドを試してみたいけれど、その前にメリットとデメリットが知りたいという方もいると思います。そんな方のために、どんな利点と欠点があるのかまとめました。購入する際の参考にしてください。

折りたたみすのこベッドの魅力は、カビ・湿気対策になり、省スペースに収納できることです。タイプにもよりますが、コンパクトに折りたためるため、家具と家具の隙間や部屋のちょっとしたスペースに収納できます。また、2つ折りや4つ折りは立てれば、布団スタンドとしても利用可能です。

通気性がいいため、日当たりのいい場所におけば、寝汗で湿った布団を効率よく乾かせます。そのため、カビ対策をしたい方や部屋を広く使いたい方に適しています。

折りたたみすのこベッドのデメリットは以下の3つです。

• こまめなメンテナンスが必要
• 冬は寒く感じる
• 薄手の布団だと寝心地が悪い

通気性のいいすのこベッドですが、布団を敷いたままにしているとカビが発生するため、定期的に布団を干す必要があります。冬は通気性の良さが裏目に出て、冷気が伝わりやすいです。また、すのこベッドは硬いため、布団が薄いと寝心地が悪いこともあります。

折りたたみすのこベッドの使い勝手について、実際に使った人の声が聞きたいという方もいると思います。そこで、折りたたみすのこベッドを購入して使った人の声を集めて、まとめてみました。買って良かった人と失敗したという人、両方の声を見てみましょう。

まとめると、通気性と使い勝手の良さが高評価でした。夏はむれ対策に、冬は床の冷気対策になり、布団を直に敷くよりも快適に眠れたという声がありました。

キャスター付きのものは手軽に移動できるため、掃除もしやすいという利点もあります。湿気・冷気が気になる方や、手軽に掃除したいという方にはピッタリと言えそうです。

良かった！という声がある反面いまいちだったのは、すのこベッド自体にカビが生えてしまう点と、女性が使うには重い点でした。ハイタイプはともかく、マットタイプは床との距離がないため、通気性が悪くなってしまうこともあるようです。気になる方は、ハイタイプを購入するといいでしょう。

2枚のすのこを真ん中でつなげた2つ折りタイプは、布団干しスタンドとしても使いたい方におすすめです。真ん中を持ち上げて、山型にすれば簡単に布団を干せます。通気性がいいため、寝汗を吸った布団を効率的に乾かすことができます。

欠点は、他のタイプと比べて収納性で劣ることです。ただ、厚みがないため、家具と家具の隙間に入れやすいというメリットもあります。

3つ折りタイプは、縦にスペースがない押し入れに収納したい場合に便利です。2つ折りと比べて厚みがありますが、高さがコンパクトになるため、押し入れに収納しやすいです。また、3つ折りマットレスと相性が良く、一緒に収納できる手軽さがあります。ただし、スタンドとして使うには不便です。

布団スタンドとして使えて、冬は押し入れに収納したい場合は4つ折りがおすすめです。4つ折りは蛇腹に立てれば布団スタンドに、畳めば小さくなって押し入れに収納できます。欠点は、谷折り部分が多いため、寝心地が悪いことです。4つ折りを使用する際は、厚めの布団を用意しましょう。

収納場所が少ないなら、ロールタイプの折りたたみすのこベッドがおすすめです。ロールタイプは筒状に巻き取れるため、最もスペースを取りません。そのため、ワンルームなど収納場所が少ない場合は、特に便利です。ただし、柔らかい床の上だと構造上、寝心地が悪くなります。

ジョイントタイプは、正方形のブロックを繋げて使うタイプです。一枚一枚分割できるため、マット以外にもベランダや押し入れに引くなど、さまざまな使い方ができます。通気性がいいため、押し入れに敷くとカビ対策にもなります。

折りたたみすのこベッドは大きく分けて、床に直接敷くものとベッドのように床から高さがあるものがあります。それぞれ、どういったメリットがあるのか見ていきましょう。

ハイタイプはベッドのように高さがあり、立ち上がりやすいのが特徴です。腰や膝に痛みが出やすく敷布団だと辛い方や高齢の方に向いています。さまざまな高さがあるため、自分にピッタリのものを選びましょう。

また、ハイタイプは高い位置に布団を敷くため、床からの冷気が伝わりにくいのもメリットの1つです。ベッド下にスペースがあるため収納もできます。ただし、マットタイプと比べると重量があるので、移動させたい場合はキャスター付きがおすすめです。

マットタイプは、床に直接敷くタイプの折りたたみすのこベッドです。手軽に使用でき、布団の通気性を良くできるため、カビ予防になります。また、床までの距離がほとんどないため、小さな子供が睡眠中に落ちる心配がありません。

マットタイプはコンパクトにまとまるものが多く、来客用に用意しておきたいという方にもおすすめです。

桐は、軽くて湿気対策に優れているという特徴があります。持ち運びしやすいため、布団スタンドとして日当たりのいい場所へ移動させたい人や、湿気対策としてすのこベッドを使いたい人に向いています。

さらに、熱が全体に伝わりにくいため、季節関係なく快適に利用可能です。特に、暑がり・寒がりな人にピッタリです。

ヒノキは耐久性が高く、香りがいいことが特徴です。強度が高いため、設置した場所から動きにくく気持ちよく眠れます。さらに、ヒノキの香りはリラックス効果があり、入眠しやすくなります。

また、消臭防虫効果も期待できるので、臭いや虫の発生が気になる方にはおすすめです。他の素材に比べると、重いため頻繁に移動させたい場合は不向きです。

プラスチックのすのこベッドは、カビに強く手入れも簡単なことが特徴です。湿気に強く、防カビや抗菌加工が施されている商品が多いため、定期的に手入れができない方に向いています。もし、水に濡れてしまっても拭き取れるため、長く使えるのも魅力です。

木材と比較すると重いのが欠点です。ポリプロピレンという素材がプラスチック素材の中でも軽いので、重さが気になる方はポリプロピレンを選びましょう。

頻繁に布団を干すなら、キャスター付きの折りたたみすのこベッドがおすすめです。キャスター付きなら、ある程度重いものでも少ない力で運べます。布団をかけたまま移動もできるため、家事の手間を減らせます。

重めの布団を使う方や、少しでも楽に布団を干したい方におすすめです。労力を抑えたいならキャスターも確認しましょう。

耐荷重量とは、どのぐらいの重さに耐えられるかを示す数値です。体重はもちろん、すのこベッドの上に乗せたい寝具の重さもプラスされます。すのこベッドにかかる重さが耐荷重よりも大きいと、ベッドが壊れて破片で怪我をする恐れがあります。

購入前に、必ず自分の体重と寝具の重さを確認しましょう。寝返りを打つ際には体重以上の負荷がかかるので、耐荷重の数値はできるだけ大きいものがおすすめです。具体的には、自分の体重と寝具の重さに10%を加えた数値が最低限必要な耐荷重です。

折りたたみすのこベッドは、体重や寝具の重さ・折り畳み時の擦れで床に傷をつけやすい家具です。賃貸物件に住んでいる場合は、引っ越し時に余計な費用がかかります。一軒家でも修繕にお金がかかってしまうため、設置面がクッション素材かどうかもチェックしましょう。

フェルト・ゴム・ウレタンと記載されている商品が該当します。床を傷つけたくない場合は、必ずチェックしてください。

ここでは、折りたたみすのこベッドのお手入れのポイントを紹介します。

• 定期的に干す
  布団・マットレスを敷いたままにすると湿気がこもってカビや臭いの原因となる。ベッドを折りたたんで干すのが大切
• 除湿シート
  夏・梅雨など湿度が高い時期には、ベッドと布団・マットレスの間に除湿シートを入れておくのがおすすめ
• カビが発生した場合
  消毒用エタノールを使用し拭き取る。その後天日干しをして乾燥させる

折りたたみすのこベッドを使用する際は、次の2点に気をつけましょう。

• 直接すのこの上に乗らない
• 頻繁に乾燥させる

すのこベッドは構造上、下が空洞になっている部分があります。空洞部分に体重を乗せると負荷に耐えられず破損してしまうので、直接乗らないように気をつけましょう。乗る際は忘れずに、布団やマットレスを敷いてください。

また、木製の場合は湿気を吸ってしまうため、カビが発生する可能性があります。こまめに乾燥させましょう。

折りたたみすのこベッドは通気性が良く、収納性のいい便利な寝具です。素材によってはリラックス効果もあり、生活の質を上げてくれます。さまざまなタイプがあるので、家族構成や部屋のスペースなどに合わせて最適な折りたたみすのこベッドを選びましょう。