畳タイプのジョイントマットおすすめ10選｜畳の上に敷くマットの注意点も

畳には癒しの効果があるため、ひと部屋でも和室があると落ち着く日本人は多くいます。畳タイプのジョイントマットは敷くだけで、簡単にフローリングを和風のお部屋に替えられます。

しかし、畳タイプのジョイントマットにはたくさんの種類があり、どれを選べばいいのか悩む人も多いくいます。ジョイントマットは使われる畳の種類によって機能が違うため、得られるものが大きく変わってきます。

そこで、ここではどのようなポイントに注目して商品を選べばいいのかまとめたうえで「畳タイプのジョイントマットおすすめ10選」を見ていきましょう。ぜひ購入の参考にして快適なお部屋作りに役立ててください。

一言で畳タイプのジョイントマットといっても、種類や機能などはさまざまです。商品を選ぶときのポイントを頭に入れておくと、生活用式に適したものを選べます。

ここでは選び方のポイントとして「素材」「サイズ」「機能」「価格」に分けて紹介していきます。自分自身に合った商品を見つけてくださいね。

畳タイプのジョイントマットには、天然素材の「い草」タイプと、化学素材の「ポリプロピレン」タイプがあります。それぞれに特徴があるので、以下で説明していきます。

天然のい草には、その香りからリラックス効果があります。また、高い吸湿性・放湿性があり天然の除湿器・加湿器としての役割を果たします。 暑い時期には汗を吸収し、寒い時期には保温するため、快適に過ごせるのも特徴の1つです。

また、化学物質を吸収する働きもあるため、汗・ペット・タバコの臭い・ストーブの二酸化窒素などを吸収して、空気を浄化します。

ポリプロピレンのい草風マットは、繊維状のプラスチックを編み込んで作られています。はっ水性が抜群なので、飲み物をこぼしてしまっても汚れを拭き取りやすく、お子様やペットのいるご家庭に適しています。

カビやダニが発生したないため耐久性も高く、手入れがしやすいメリットがあります。また、洋風や現代風の畳などお洒落なデザインが多いのも特徴です。

一番多く売られているサイズは、60～90cmの大判サイズです。ごく一般的なジョイントマットの30～60cmと比べ、大きめに作られています。1枚の面積が広い分ゴミ・ホコリが溜まりづらく、掃除が楽です。

また枚数が少なくて済むので、組み立てがしやすいのも特徴です。このタイプのマットは、汚れた部分だけ買いかえられるのもメリットとしてあげられます。

畳サイズのジョイントマットは、4.5畳や6畳の部屋に敷きやすいです。たとえば、4.5畳のお部屋だと「1畳サイズのものを4枚」と「半畳サイズのものを1枚」を組み合わせると、本格的な和室を作れます。

畳サイズを使うとつなぎ目が少なく、あまり段差が生じません。そのため、お年を召した方がいるご家庭には、このタイプがおすすめです。

ジョイントマットには、4辺に連結させるための凹凸があります。マットに専用のフチを取り付けると、マットを切らずに綺麗に敷き詰められます。フチの凸凹をそのままにしておくと、ゴミが溜まったり、足を引っ掛けたりする恐れがあるので注意が必要です。

フチがセットになっているものと、別売りのものがあるので、必要な人は確認してから購入するようにしてください。

便利な機能の1つ目として、抗菌・防ダニ機能があります。 い草は吸湿性があるため梅雨時期などにはダニやカビが発生しやすいですが、最近は多くの商品で抗菌・防ダニ加工がされています。

また、ポリプロピレンのい草風マットはプラスチックでできているので、ダニやカビが発生しません。ペットや赤ちゃんのいる家庭は床が汚れる機会が多く、ダニやカビの発生につながりやすいので、ポリプロピレンの商品がおすすめです。

2つ目の便利な機能は、滑り止め加工です。裏面に滑り止めが施されている商品は、マットが動かないので転倒防止になります。ペットやお子様がいるご家庭に適しています。

3つ目は床暖・カーペット対応機能です。畳タイプのマットは、冬場はひんやりと感じられます。そのため、冬場も温かく過ごしたい人は、床暖房やホットカーペットに対応しているマットがおすすめです。床暖房に対応していないマットを使うと熱で変形する可能性があるので、使用は控えてください。

畳タイプのジョイントマットは、ニトリ・カインズ・無印良品でも購入できます。ニトリやカインズは商品の値段やデザイン、種類が豊富なのが特徴です。1枚から購入できるので、必要な枚数だけ手に入ります。

無印の畳タイプのジョイントマットも1枚から購入でき、無染色でナチュラルな風合いが魅力です。ニトリ・カインズ・無印良品は、店頭で質感を確かめて購入できるのもポイントです。

畳の上にジョイントマットを敷くと通気性が悪くなり、畳のい草が湿気を吸ってしまうため、ダニとカビの対策が必要です。2〜3ヶ月に1回はジョイントマットを取り払って乾燥させましょう。しっかり乾燥させると、畳が傷む原因であるカビやダニの発生を抑えられます。

大体4～5時間ほど風を通すと効果的です。また、週に一度は掃除機をかけると畳の上にゴミやホコリがたまらず、カビやダニの発生を防げます。こまめに手入れをすると長持ちするので、試してみてください。

畳の上にジョイントマットを敷く場合は、なるべく抗菌・防ダニ加工で通気性のいいものを選ぶようにしましょう。マットを敷くときに、畳全体に敷き詰めてしまうと、湿気がこもりやすくなってしまいます。そのため、マットは部分的に活用して湿気を逃して通気性を良くするのも重要です。

ポリプロピレンのい草風マットなど、もともと通気性が悪いマットや湿気対策の加工がなされていないマットを使う場合は、防湿・防カビシートの併用がおすすめです。

防湿・防カビシートは畳とジョイントマットの間に敷くだけで、簡単にカビやダニを防げます。安全性の高い成分が使われていているものを選べば、赤ちゃんやペットがいても安心して使えます。

畳タイプのジョイントマットは、拭き掃除がおすすめです。中性洗剤に水を入れて薄め、タオルをつけます。硬く絞ったタオルでジョイントマットを拭いてください。

畳タイプはい草が原料なので抗菌防臭作用があります。しかし、子どもがご飯をこぼしたり、ペットが汚したりするため、メンテナンスは必要です。通常の畳と同じように掃除すればOKです。

お部屋の雰囲気を変えると、気分も大きく変わります。畳タイプのジョイントマットを使って、フローリングのお部屋を和風のお部屋に模様替えしてみてください。上の内容を参考にしながら、ご自身に合った商品を見つけてくださいね。