縦置き自立式も｜布団収納おすすめ11選【クローゼットや押入れがない場合は？】

オフシーズンの布団や来客用の布団は、収納場所に困ります。押入れやクローゼットは狭くて場所が限られているので、かさばる布団を収納するのは難しいです。長期で保管する布団は衛生面も気になります。

悩ましい布団収納には、布団収納グッズを使うのがおすすめです。布団収納グッズを使えば、かさばる布団をコンパクトに収納できます。また、カビやダニからも布団を守り清潔に保管できます。布団収納グッズは便利ですが、選び方を間違えると上手く収納できません。

そこで今回は、縦置き自立式などの布団収納袋の選び方とおすすめ11選を紹介します。おすすめ商品では円柱形の敷布団収納や圧縮袋もセレクトしています。さらに、上手に保管するためのポイントと便利なアイテムもピックアップしているので参考にしてください。

使用していないオフシーズンの布団や来客用の布団は、出したままでは部屋のスペースを取ってしまいほこりもかぶるため、押入れやクローゼットに収納している方が大半です。押入れとクローゼットの両方があるご家庭では、どちらがいいのかを確認しましょう。

自分の生活スタイルにはどちらが合うかを想像して収納場所を決めましょう。

ボックス型は収納場所が四角であれば、見た目も中身もきれいに収納できます。大容量が入る布団収納もあり、1つのボックスだけで敷布団と掛け布団の収納が完結するのも魅力です。収納場所が狭くてもボックス型ならすっきり置けます。硬い素材でできているボックスを選べば、縦置きも可能です。

収納場所が下段なら、キャスター付きがおすすめです。布団はまとめると重くて持ち上げるのが大変ですが、キャスター付きの収納ラックがあれば重い布団をらくらく出し入れできます。

布団を直接ラックに置く方法に加えて、収納袋に入れてから置く方法もあります。布団の出し入れが頻繁な場合や腰痛がある方には、キャスター付きが便利です。

円柱の形状をした自立型は、収納スペースが狭いところに使えます。オフシーズンのかけ布団や毛布なら、自立型にぴったり収まります。立てて置けば、いびつな形をしたクローゼットの隙間にもすっきり収納できます。

高さのない天袋には、倒して収納もできます。簡単に引っ張り出せるので、出し入れも簡単です。収納スペースの狭いワンルームや子ども部屋の布団収納には、自立型がおすすめです。

布団圧縮袋は、手や掃除機を使って袋の中の空気を抜いて圧縮し、布団のかさを減らします。布団をしまう場所がない場合でも、布団圧縮袋を使えばわずかな隙間に収納できます。

圧縮した布団をボックス型の収納グッズに入れて使うと、大容量で見た目もすっきり収納できます。収納量が上がるのが圧縮袋のメリットですが、圧縮しすぎると布団の柔らかさを失う場合があるので注意しましょう。

しまう場所がまったくないなら、クッションとして使えるクッションケースをチェックしましょう。かわいいデザインのものが多く、布団が入っているとは思えない見た目です。大きなクッションはくつろぐときに便利で、部屋のインテリアの一部としても使えます。クッションケースなら使わない布団を有効活用できます。

収納袋は湿気が逃げやすい、メッシュや不織布でできたものがおすすめです。日本の夏は湿気が多く、収納している布団にも湿気はたまりやすいです。風通しの悪い押し入れやクローゼットは湿気がたまります。

湿気はカビの原因になるため、「布団を使おうと思ったらカビが生えていた」と経験のある方も多いです。ビニールタイプのものは湿気が逃げないので避けてください。大切な布団の保管には、通気性のある生地を選びましょう。

羽毛布団は通気性を保つのが重要です。通気性のある羽毛布団収納袋は、羽毛布団特有のふわふわの状態を保ちます。通気性があるため湿気からも羽毛布団を守ります。

羽毛布団専用の袋には、中に布団のふくらみを抑えるベルトが付いているものがあります。ベルトの太さが太ければ面で固定できるので、ベルトの型が布団に付きません。

布団収納の敵は湿気と害虫です。カビやダニなどの害虫に侵された布団を使うと、健康を害されます。活性炭入りのケースや防ダニ剤の入ったケースであれば、安心して布団を収納できます。大切な布団と健康を守るために、防カビ・防虫機能のある収納グッズを選びましょう。

洗えるタイプは収納ケースをいつも清潔に保てます。布団は収納ケースを使えばホコリやダニから守れますが、ケース本体は汚れています。汚れたケースのまま布団を入れようとすると、ケースの中に汚れを持ち込んでしまいます。布団の入れ替えの時期にケースも洗えれば、ホコリもダニも洗い落とせます。

開口部が大きいものは、布団の出し入れが簡単です。布団収納は面倒でストレスを感じる人も多いです。開口部が小さければ布団が入れにくく、手間がかかります。

開口部が小さいと、重たい布団の場合1人では入れられない場合もあります。面倒な布団の出し入れだからこそ、開口部が大きなものを選んでスムーズに作業を進めてください。

透明の窓付きケースなら、保管時に中身がわかりやすいです。一か所にたくさんの布団を収納すると、どのケースに何が入っているのかわかりません。窓がないと、目的の布団1枚を出すのにすべてのケースを開けて探さなければいけません。

収納する布団の種類が多い場合や、1か所に家族全員の布団を収納する場合は、窓付きがおすすめです。

布団収納グッズは扱いやすいものがおすすめです。季節外れの布団は押し入れの奥や戸袋など高い場所に収納するケースが多いです。高い場所や奥まった所に入れると、取り出しにくくなります。収納袋に取っ手がついていれば、大きなものや重いものでもスムーズに動かせます。

取っ手部分が持ちやすいか、向きが収納したい場所に適しているかなど事前にチェックしておけば扱いやすさがよりアップします。

IKEAのSKUBB（スクッブ）とSTUK（ストゥーク）が布団収納に使えます。SNSでも人気の収納グッズで、はやりの収納を目指すならおすすめのメーカーです。IKEAの布団収納グッズは硬い素材でできているので、自立して縦置きもできるのが特長です。

サイズ展開が多彩で、布団収納以外の大きさもそろっています。クローゼットの収納ケースをすべて同じシリーズにすると、統一感が出てすっきりします。

ニトリの布団収納グッズは、不織布のものや圧縮袋など種類が豊富にあります。価格も安いため、たくさんの布団収納が必要な方にはおすすめのメーカーです。

ニトリには押し入れラックやキャスター付きラックもあるので、欲しい収納グッズが必ず見つかります。今すぐ布団収納をなんとかしたいと思ったら、実際お店に出向いて商品を見比べるのがおすすめです。

無印良品のポリエステル綿麻混ソフトボックスは、優しい生地感のシンプルなデザインです。開口部が大きいので、布団の出し入れが簡単なのがポイントです。丈夫な持ち手が付いており、持ち運びもらくらくできます。縦置きも可能で、天袋にも入りやすい形状です。

ソフトボックスは布団以外に使えるサイズも展開しているので、合わせるとすっきりとした収納ができます。品質も無印良品なら安心です。

収納する前に布団はしっかり乾燥させましょう。湿気が残った状態で収納ケースに入れると、カビが発生する可能性があります。通気性のいい収納ケースを選んでいても、湿気の多い布団を入れるとカビが発生します。天日干しするか、布団乾燥機などを使ってしっかり乾燥させてから、収納してください。

防虫剤を入れて保管すると、ダニなどの害虫の発生を防げます。収納ケース本体に防虫効果のないものは、必ず防虫剤を入れましょう。布団クリーナーや布団乾燥機のダニ対策モードを使った後に、防虫剤を入れて収納すればダニ対策は万全です。匂いのない防虫剤や天然成分で作られた防虫剤を選べば、安心して布団を使えます。

布団をケースに入れるときのコツは、「入れすぎない」です。ぎゅうぎゅうに入れると隙間がなく通気性が悪くなります。また、押しつぶして入れると布団のふんわり感もなくなります。布団は収納ケースに押し込まず、余裕のある程度に入れましょう。

羽毛布団の収納はベルトで固定してから収納ケースに入れると入れやすいです。ふかふかの羽毛布団はたたんでもすぐに広がり、収納ケースに入れにくいです。羽毛布団をたたんだら、ベルトを数か所巻いておけば、広がらずにケース入れやすくなります。固定ベルトは価格も安く、数百円で手に入るものもあります。

押し入れラックは上の空間も上手に使えるアイテムです。押し入れラックを使えば、布団の上の空間を収納場所として使えます。下に荷物を置いて、ラックの上に布団を置くと通気性も抜群です。

ラックの上下に布団を入れれば、下の布団も取り出しやすくなります。少ない収納場所を有効活用して使い勝手がよくなる押し入れラックは、収納場所が狭い場所で大活躍します。

収納ケースに窓がなければ、中身がわかるタグを付けると便利です。ケースに合わせた雰囲気のタグを付ければ、おしゃれな収納になります。

タグは布団収納だけでなく別の収納場所でも使えるので、準備しておきたいアイテムです。マスキングテープを使って中身を記載するだけでも、欲しい布団だけを探したいときに役立ちます。

自宅に押し入れがない、クローゼットはあるけれど狭いから布団の収納ができない方は、工夫をして収納場所を作りましょう。おすすめのアイデア収納方法をご紹介します。

• ベット下のスペースを使う

　　　デットスペースを利用できる

　　　衣装ケースなど布団を入れるものが別に必要　

• 収納棚を取り付ける

　　　外からわかりにくい扉付きがおすすめ

　　　キャスター付きだと移動や掃除が楽

　　　インテリアに合わせたタイプを選んで馴染ませる

カビが発生しないように湿気対策はしっかり行いましょう。

かさばる布団は、収納ケースを使って保管するのがおすすめです。布団収納グッズは布団をホコリや汚れから守り、清潔に保管するための便利なアイテムです。収納場所に合ったタイプの布団収納を選べば、オフシーズンの布団をすっきり収納できます。収納前のポイントも守って、布団を大切に保管しましょう。