おすすめの折り畳み傘15選！【レディース・メンズ】コンパクトな軽量モデルも

折り畳み傘を持ち歩いている方は、どのくらいいるでしょうか。女性の持ち歩き率はかなり高い一方で、男性の場合はさほどでもありません。「少々の雨なら走ってしまえば大丈夫」というスタンスの方も少なくないでしょう。

しかし、通勤・通学で水に濡らしたくない資料やパソコンを持ち歩いている方は多く、実際雨に降られればとても困った状況になります。突然の雨も多い昨今、折り畳み傘はできれば常に持っておきたいアイテムです。

そこで本記事では、折り畳み傘を選ぶ際に気にしたいポイント、最近の折り畳み傘の機能、おすすめ商品15選をまとめました。ご自身の用途や好みに合った折り畳み傘を選ぶため、ぜひ参考にしてください。

折り畳み傘を選ぶ際はサイズ感などのほか、持ち運びが前提となる折り畳み傘ならではのポイントをチェックすることが大切です。一つひとつ確認したい項目を見ていきましょう。

折り畳み傘は、ある意味では非常用の装備と言えます。しかし、それでも、普通の長傘に近い使用感と満足感が得られるに越したことはありません。まず、長傘を選ぶときにも気にしておきたい、傘としての基本の部分を押さえましょう。

傘のサイズ上重要なのは差し渡しサイズ、つまり傘を開いたときの実行直径です。小さすぎると雨で身体が濡れるのを防ぎにくくなり、大きすぎるとバランスが悪く扱いにくくなります。

適正な差し渡しサイズは身長によって異なります。たとえば身長170cmの方にとって適正な差し渡しサイズは105～110cmです。折り畳み傘にあまり大きいものはないのが現状ですが、できるだけ必要サイズに近いものを選ぶことをおすすめします。

傘は一般に親骨の数が多ければ多いほど、また傘の重量が重ければ重いほど、丈夫な作りで耐久性が高い傾向があります。しかし、耐久性重視でしっかりした重めの傘を選ぶと、持ち歩きが億劫になってしまう可能性もあります。

最近は軽い素材でも耐久性が高く、壊れにくい商品も多数あります。折り畳み傘を選ぶ際は重量や大きさに加えて、求める強度のバランスを考えて検討しましょう。

折り畳み傘を一度使用したあと、「畳むのが面倒で、しばらくそのままにしてしまった」というような経験はないでしょうか。開きやすさや畳みやすさは、その後の使いやすさに影響します。できるだけ実際に開閉してみて選ぶのをおすすめします。

また、普段の通勤・通学に使用するカバンとの相性も大切です。畳んだときのサイズ感や形状などを考えて、無理なく収まるようなものを選んでください。

傘の撥水性の高さや収納袋の性能は、一度使った傘をしまうときに重要となります。撥水性が高ければ傘からすぐ水を払えますし、水を漏らさない収納袋ならすぐ傘をしまってもカバンの中は濡れません。

特に袋に関しては、別売りの折り畳み傘収納袋をわざわざ買う人もいるほどです。しっかり確認するといいでしょう。

折り畳み傘にとって何より重要なのは、たたんで持ち歩けるということです。したがって、長傘のように多くの機能を備えたものではなく、ある機能だけに特化した商品も少なくありません。自分が重視する機能を考えた上で、折り畳み傘を選ぶのも1つの方法です。

折り畳み傘の平均的な重量は200～250g程度です。しかし、さらなる軽量化を目指した商品もあり、大手のECサイトで確認できるうちでいちばん軽いものは70gを切っています。まったく荷物にならない折り畳み傘を求めるのなら、このような超軽量のものが最適でしょう。

ただし、軽量の傘は強度は弱く、生地も薄いものを採用していることが多いです。大雨や強風時の使用には注意が必要です。

自動開閉式は、傘を開く動作がほぼボタンひとつで済むような設計になっている折り畳み傘です。手動の折り畳み傘よりやや大きめで、重量も重い場合が多いですが、開くときもたたむときも片手で扱えるのはとても便利です。荷物が多いときでも楽に扱えるのは大きな利点と言えるでしょう。

折り畳み傘はどちらかといえば持ち運びの利便性を優先し、強度をやや落としていることが多いです。しかし、骨の素材や構造の工夫により、強風や雪にも耐えうるように作られた折り畳み傘もみられます。

難点は、普通の長傘より重い商品も多いこと・親骨が太く開閉時に扱いづらい場合があること・やや高価格に属することなどです。しかし、特に冬場などに雪や強風にさらされる地域の方にとっては、頼もしい存在です。

晴雨兼用は、文字通り、雨の日は雨傘、晴れの日は日傘として使用できる折り畳み傘です。まだ少数派ではあるものの、猛暑の夏の多さから、男性でも日傘を使う人は増えつつあり、一度使うとその涼しさから手放せなくなる方も多いといいます。季節問わず、外回りが多いという方にはぜひ試してほしいタイプです。

折り畳み傘を選ぶ際に機能面はもちろん、ブランドやメーカーそれぞれのデザインもポイントになるでしょう。気に入るものを選ぶためにも、どんなブランドがあるのかぜひチェックしてください。

折り畳み傘もファッションアイテムのひとつです。傘の機能はもちろん、デザイン性や自分なりのこだわりポイントを重視したい方にとって、ハイブランドや傘に特化した専門メーカーは、魅力的な存在ではないでしょうか。数ある中から3ブランドをピックアップしました。

英国を代表する有名ブランド、バーバリーの「バーバリーチェック」を知らない人はいないでしょう。通気性のいいギャバジンという生地を考案し、19世紀後期のレインウェアに革命的変化をもたらしたのもバーバリーです。

そんなバーバリーの折り畳み傘は、いずれもさすがの品の良さを誇っています。重量はやや重めのものが多いですが、バーバリーが好きならぜひ持ち歩きたい一品です。

1947年創業の前原光榮商店は、高級傘製造・販売の老舗です。傘骨、傘布、すべてのパーツにこだわり、昔から継承している製造方法で、一つひとつの傘を組み上げています。

もちろん折り畳み傘も例に漏れません。丈夫で信頼感のある使用感はもちろん、傘布の裏表の色合わせが洒落ているものも多く魅了されます。なお、東京都台東区のふるさと納税返礼品にも選ばれています。

クニルプスはドイツの傘専門メーカーであり、今は当たり前の存在となった折り畳み傘を世界で初めて生産したブランドです。その後も機能性、デザイン性の両面で傘を進化させ続けており、今ではその製品の使いやすさと質の良さで最先端を行く存在となっています。

クニルプスの折り畳み傘には、「自動開閉式・グラスファイバー採用」といった利便性と耐久性の高い商品が揃っています。種類も多く、選ぶのも楽しい時間になるでしょう。

アウトドアブランドの折り畳み傘は、もともと野外で使用する物品を手がけているだけあって、丈夫、軽量、撥水性など、折り畳み傘にあってほしい機能を網羅した優れた商品が多数です。使いやすい折り畳み傘を探すとき、ぜひチェックしてほしいブランドを集めました。

山男である創業者が、山仲間とともに起ち上げたアウトドアブランドがモンベルです。機能性に優れたウェアやグッズに魅了されるファンは多く、軽度の野外活動でさえ、モンベルの商品を使う人をひとりも見かけないということはまずありません。

折り畳み傘もトレッキングを想定した商品がほとんどです。それだけに軽さ・丈夫さ・持ち歩きしやすさはいずれも申し分ありません。

スノーピークは「人生に、野遊びを」をテーマに、キャンプ用品を主とするアウトドアグッズやウェアなどを提供しています。また、キャンプフィールドの直営からアウトドアイベントの開催まで幅広い事業を展開する企業です。

折り畳み傘は軽量かつスタイリッシュ、UVカット加工ありとキャンプでも街中でも使いやすい仕様となっています。

ドイツの企業、EBERHARD GOBEL社が手がけるユーロシルムは、アウトドアブランドというよりはアウトドア用傘専門のブランドというべき存在です。提供されている傘の中には、バックパックを覆える形状のものや、コンパス内蔵の傘もみられます。

もちろん街中での使用にも問題ありません。小さくたためるほか、強度に優れた軽い素材を骨に採用しているため、近年の豪雨や暴風でも使用に耐えうる設計です。

日用品やファッションを取り扱う大手メーカーも、折り畳み傘を販売しています。街中で使いやすく、デザインのいい商品を手頃で購入したい方にはおすすめです。

「印のない良質な商品」を提供するという使命感のもと創業した無印良品は、現在は家具や生活雑貨から、服飾品、食品まで広い商品を取り扱う企業となっています。

折り畳み傘はいずれも軽量で、カラーバリエーションも豊富です。男性、女性、どちらでも使えるデザインも優秀です。

ニトリは家具とインテリア用品、生活雑貨など、日々の暮らしに近いところにある商品を取り扱う大手企業です。近年はアウトドア用品・健康や美容に関するグッズ・ペット用品など、さらに幅を広げつつあります。折り畳み傘は大人用のシンプルなものから、子ども用の可愛いものまで揃っています。

ユニクロは、言わずと知れた、カジュアル系服飾ブランドの大手です。品質は良くそれでいてリーズナブルなことで知られており、コストパフォーマンスは申し分ありません。

もちろん折り畳み傘にも、低価格にして高品質なものが揃っています。カラーも多数あり、さまざまな人にとって手に取りやすいものとなっています。

創業以来、一貫して傘の製造と販売に注力してきたWaterFrontは、現在は公式オンラインショップに「世界最大級の傘専門店」というキャッチコピーを冠するほどの商品数を取り扱う企業となっています。折り畳み傘のラインナップも豊富なので、さまざまな特徴の商品から、好みのものを選べます。

近年はゲリラ豪雨、猛暑、大雪など、思わぬ天候変化に見舞われることが多くなりました。毎回ビニール傘を購入することもできますが、SDGsが叫ばれる現在でもあります。折り畳み傘を外出時の必需品ととらえるほうがよりベターと言えそうです。ぜひ気に入る一本を見つけて、新たな外出時のパートナーとしてください。