パールピアスおすすめ20選｜パールピアスブランド・普段使い向け商品も【ミキモトなど】

普段使いからフォーマルまで幅広いシーンで活躍するパールピアス。パールは冠婚葬祭のマストアイテムで「1つは持っておきたい」という人も多いことでしょう。シンプルなためさまざまなファッションに取り入れやすく、昨今は男性でも着けられるユニセックスなデザインのパールピアスも増えています。

パールピアスは真珠の種類やデザインのバリエーションが豊富なので、自分に合うものを見つけるのは難しいですよね。大きさや色によっても使用するシーンが限定されるため、用途に合わせて選ぶことも重要です。

そこで今回はパールピアスの選び方と、おすすめのパールピアス20選をご紹介します。パールピアスブランドやフォーマル・普段使いにおすすめな真珠ピアスなどをご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

アコヤ真珠はアコヤ貝が作る真珠で本真珠とも呼ばれ、最大10mmのラウンド型になります。アコヤ真珠は品と高級感漂う、奥行きのある輝きが特徴。ホワイト系のアコヤ真珠は年齢や用途を問わず使いやすく、1つ持っておくと便利です。

アコヤ真珠の中で最もグレードが高いのが花珠真珠です。キズやえくぼがなく形が整っていることに加えて、巻きが厚くオーロラがかった美しいテリを持っています。長く使える本物のパールピアスが欲しい人は、平均的なグレードのものや花珠真珠を選ぶのがおすすめです。

弔辞に使われるのが、深みがある黒色が特徴の黒真珠です。黒真珠はお葬式や法事などの弔辞にのみ使う真珠で、結婚式や祝い事には使いません。黒真珠は弔辞専用のパールピアスが欲しい人におすすめです。

ただし、ピーコックカラーの黒真珠は弔辞に不向きなので気を付けましょう。ピーコックとは孔雀のことで、グリーンがかった華やかな黒真珠をピーコックカラーと呼びます。美しい色彩が映えるパーティーなどに適します。

南洋白蝶真珠は、大粒で華やかな真珠です。南洋白蝶貝は大きく育つ真珠貝で、30cm以上に育つことも。白蝶貝は粒が大きく、10mm以上の大粒の真珠が採れます。最大10mmのアコヤ真珠と比べると粒が大きく華やかなのが特徴です。

色味はゴールドリップ系・シルバーリップ系の2種類で、それぞれパールの周縁部がゴールド・シルバーの輝きを見せます。南洋白蝶真珠は値段が高く華やかなので、お祝いやパーティーでの使用にぴったりの真珠です。

淡水パールは本物でありながらリーズナブルな真珠です。淡水パールは海ではなく池や湖に住む貝からできており、1つの貝の中で30～50個の真珠が採れます。他のパールよりも産出量が多いので、本物でも価格を抑えられます。

淡水パールはリーズナブルですが、天然素材ならではのエレガントな輝きが楽しめます。大きさや形が多様なので、幅広いデザインが楽しめるのも魅力です。淡水パールはリーズナブルな本物のパールピアスをお探しの方におすすめです。

プラスチックパールは、プラスチックを核にパール塗料を施したイミテーションパールです。本物に近い見た目のものもありますが、やはりツヤやテリは本物よりも劣ります。非常に軽く、持ってみるとハッキリと偽物だとわかるため安っぽさは否めません。

プラスチックパールの魅力は、汗や皮脂に強いことに加えて傷つきにくいため扱いやすい点です。気軽に普段使いしたい人におすすめします。

貝パールは本物らしい見た目を持つイミテーションパールです。天然の貝核に真珠箔を塗布しているため、自然な見た目と重さに仕上がります。色・ツヤだけでなく重みも本物に近いので、偽物感や安っぽさが気にならないイミテーションパールです。

リーズナブルなので普段使いはもちろんのこと、見た目がよくリアルなので冠婚葬祭用としてもおすすめです。

ガラスパールはガラスビーズを芯にしてパール塗料を施した、イミテーションパールです。ガラスパールの魅力は、なんと言っても高級感がある輝きにあります。表面のツヤと光沢が美しく、華やかなのがガラスパールの特徴です。

見た目が美しいだけでなく、ガラスを核にしているため自然な重さに仕上がります。ガラスパールは高級感や華やかな輝きを求める人におすすめです。

コットンパールは綿を使ったイミテーションパールです。コットンパールは丸くした綿にパール塗料を施して作られます。表面に凹凸があり、一目で本物との違いがわかる独特な風合いが楽しめます。

コットンパールは軽いため、華やかで大ぶりなデザインでも疲れにくく付けやすいのもポイント。カジュアルファッションにはもちろんのこと、パーティーや結婚式にもおすすめです。

世界的に知名度が高いティファニーは、多くの女性の憧れのブランドです。ティファニーはさまざまな素材・デザインのアクセサリーがあり、パールピアスも人気です。

ブランドのお洒落で上品なイメージの通り、流行を取り入れた品がいいパールピアスを取り扱っています。ティファニーは女性への贈り物にも最適な人気ブランドです。贈り物を考えている人は、ぜひチェックしてください。

ミキモトは日本の代表的なジュエリーブランドで、高品質な真珠のジュエリーを数多く作り出しています。ミキモトは現在ダイヤモンドジュエリーも有名ですが、真珠のトップブランドでもあります。世界で初めて真珠の養殖を成功させたことでも有名です。

ミキモトは高品質なパールピアスが欲しい人や、本物志向な人におすすめのブランドです。

タサキはミキモトと並ぶ真珠のトップブランドです。ミキモト同様に、高品質な真珠ジュエリーとダイヤモンドジュエリーが有名です。

タサキの真珠ジュエリーには、巻き・色目・テリ・キズ・大きさの基準をすべててクリアした美しく高品質な真珠が使われています。モダンで斬新なデザインも特徴で、シンプルなパールピアスでは物足りない人にもおすすめです。

パールピアスを選ぶならジュエリーブランド以外に、他のカジュアルブランドもチェックしておきましょう。カジュアルブランドはデザイン性が高く、個性的で流行を取り入れているのが特徴です。

デザイン性を求めるならアガットやアーカー、普段使いにぴったりなものならZARAなどのファストファッションブランドもおすすめ。有名ジュエリーブランドよりもお手頃価格で手に入るので、気軽にパールピアスを楽しみたい人はチェックしてください。

パールピアスを選ぶ時は、まず本物かイミテーションかを決めることが重要です。本物かイミテーションかを決めるには見た目だけでなく、用途を考えると判断しやすくなります。普段使いなら安くて気軽に使えるイミテーションで十分ですが、冠婚葬祭をすべてカバーできる本物を1つ購入した方が便利な場合もあります。

リアルなフェイクパールもありますが、近くで見るとハッキリと違いがわかることも多いです。本物かイミテーションかで迷っている人は、ぜひ実物をチェックしてください。

パールピアスを選ぶ際は、色や形で選ぶのもおすすめです。ここではパールの色や形の特徴や、選ぶ際にチェックすべきポイントをそれぞれ解説します。おすすめの使用シーンやコーディネートもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

シンプルな白・アイボリー系は幅広いシーンで活躍するため、冠婚葬祭すべてをカバーしたい人におすすめの色です。弔辞に活躍するのはブラック・グレー系のパール。黒は弔辞専用ですが、グレーは結婚式や晴れの日やフォーマルなパーティーにも使えます。落ち着いた色味なのでシックなコーディネートにぴったりです。

ピンク系は肌馴染みがよくパールならではの上品さがあるため、フェミニンな印象を与えたい時に最適。大人っぽくクールなグリーン・グレー系は男性にもおすすめの色です。肌色や地金との相性に合わせてパールの色を選ぶと、自分に似合うものを見つけやすくなります。

パールピアスは真珠の形で選ぶのもおすすめです。定番の丸型は、流行やシーンを問わず使いやすいのがメリットです。雫型の真珠はカジュアルでもドレスアップしても馴染み、上品でお洒落にまとめてくれます。楕円やセミラウンドはカジュアルなファッションによく合い、普段使いにおすすめの形です。

凹凸感があり形が不揃いなバロックパールは、シンプルなファッションでもグッとお洒落度をアップします。人とは一味違うファッションを楽しみたい人におすすめです。

パールは使用シーンに合わせるのも重要です。そこで、ここでは使用シーンごとに相応しいパールをそれぞれ解説します。安心してお気に入りのパールピアスを楽しむためにも、マナーとTPOはしっかりと抑えましょう。

冠婚葬祭には白い丸型パールがおすすめです。丸型の白いパールは冠婚葬祭全般に使えるので、1つ持っておくと重宝します。葬儀や法事等の弔辞は黒やグレーも使えます。

いずれも丸型が基本で、大きさは6mm～10mmがおすすめです。最も一般的なのが8mmサイズなので、丸型で8mmのパールを選ぶと長く使えます。使用シーンに相応しくないものを選ぶとマナー違反になり、せっかくのパールが台無しになるので気を付けましょう。

華やかなパーティーの席では、黒以外のパールなら何でもOKです。弔辞に使えるグレーパールも、お祝い事やパーティーに使えます。グレーパールはシックな色合いなので、差し色を使って華やかにすると全体のバランスがよくなります。

10mm以上の大粒なパールもおすすめ。派手なパーティードレスに負けない存在感で、耳元を美しく彩ってくれます。パーティー用のパールは本物・イミテーションを問わず、コーディネートとのバランスを見て選んでください。

オフィス・フォーマルシーンでは、控えめでシンプルなデザインを基本にパールピアスを選ぶようにしましょう。2mm〜5mmの1粒デザインのピアスや、小粒のラインパールデザインがおすすめです。

一口にオフィス・フォーマルと言っても、レセプションやパーティーでは適度な華やかさも必要です。シンプルな一粒デザインでも9～10mm程度の大粒なパールピアスを選べば、明るく華やかな印象を与えられます。

パールは年齢によって似合うサイズが変わります。20代までは7.5mmの控えめなサイズを選ぶと清楚で上品にまとまります。30代は一般的な8mmサイズのパールがぴったりです。程よい大きさのパールが顔色をぱっと明るく、華やかにしてくれます。

40代になると8mm以上の大粒なパールがイヤミなく似合うようになります。50代～60代はさらに大ぶりなものを選ぶと、しっくりと馴染むのでおすすめです。大きさに加えて色・ツヤがいい真珠をしっかり見極めて上質なパールを身に着ければ、さらに気品が上がります。

パールピアスはデザインで選ぶのもおすすめです。ここではシンプルな一粒タイプ・揺れるタイプ・フープタイプの3つのデザインをそれぞれご紹介します。自分の好みに合うデザインを見つけたい人は、ぜひご覧ください。

シンプルな一粒タイプは、幅広いシーンに対応する使いやすいデザインです。シンプルなデザインなので、普段使いからフォーマルまで活躍します。

シーンを選ばないだけでなく、さまざまなファッションに馴染みやすいのもポイント。癖がないベーシックなデザインなので、さりげないお洒落が好きな人や初めてパールピアスを購入する人におすすめです。

揺れるタイプのパールピアスはお洒落でエレガントなのが特徴です。パールピアスは輝きが上品で、動きがないタイプは控えめな印象です。揺れるタイプのパールピアスは動く度に目を引くので、パールのエレガントさがより引き立ちます。

揺れるタイプのピアスを付ける際は、動きがわかるアップスタイルなどの髪型だとより魅力的に見えます。デザインも豊富なので、おしゃれな人にもおすすめです。

フープタイプはおしゃれで華やかなのが特徴です。地金が太めで大ぶりなデザインだとさらにゴージャスになります。地金が細ければ、カジュアルなデザインでもパールならではの上品さを感じられます。

華やかなパールピアスが欲しいなら、地金が太めなものや複数のパールや石と組み合わせたりするデザインがぴったり。フープタイプは女性だけでなく男性でも使用可能です。

フックタイプはフェミニンな印象にしてくれます。パールが揺れないタイプだと大人っぽく、落ち着いた印象にできます。やわらかくでもきちんと感を出したいときにおすすめです。フックの長さやカーブの角度により落ちやすい場合があるので、心配な方はキャッチを併用しましょう。

パールピアスは地金の素材で選ぶのもおすすめです。アコヤ本真珠などの本物の真珠は地金にもこだわると、よりパールの美しさが際立ちます。おすすめはpt950・pt900・18kです。パールの色や自分の好みで決めてください。

アレルギーがあるなら、ポストは医療用ステンレス・チタン・セラミック製のものが安心です。お手軽な樹脂のポストタイプもあります。

パールピアスは値段の幅が大きいため、予算・価格帯で選ぶのもおすすめです。淡水パール・イミテーションパールなら、5000円以下でもさまざまなブランドで可愛らしいデザインのピアスが手に入ります。予算が少なめなら割り切って淡水・イミテーションパールを選ぶのもおすすめです。

本物のアコヤ(本真珠)・白蝶真珠・黒蝶真珠は、粒の大きさやテリ・光沢に加えて鑑別書が付くかどうかで価格に大きく差が出ます。アコヤ真珠などの本物のパールピアスの相場は1.5万円～20万円程なので、予算に応じて選ぶようにしてください。

アコヤ真珠などの本物のパールは表面がツルっと滑らかなので、まずは表面のザラつき感がないかを確認してください。とは言え最近のフェイクパールは精巧な仕上がりで、色味やテリなどの見た目の美しさだけでは本物と見分けが付かないケースもあります。

本物かどうか見極めるにはパッと見の美しさだけでなく、ポスト付近の穴開けした縁に塗料のようなヘリがないかよく見るのもおすすめです。本物の真珠は専用の機械で穴を開けるため、穴を開けた断面が真っ直ぐできれいに仕上がります。

もしガタつきがあったり不自然なヘリがあれば偽物の可能性があるので、必ず確認しておきましょう。

パールピアスの相場は、ブランドや真珠の種類によって大きく異なります。イミテーションパールや淡水パールは1000円～5000円ほどが相場で、気軽なプレゼントに最適です。

アコヤ真珠のパールピアスは鑑別書がないものは、リーズナブルに3000円前後から購入でき、鑑別書付きの品質がいいものや有名メーカーのものは1.5万円～20万円程度が相場です。

彼女や奥さんへのクリスマス・誕生日プレゼントには1～3万円程度を目安としてください。特別なプレゼントをする時は、5万円～10万円以上の高品質なパールピアスがおすすめです。

パールは汗・酸・皮脂に弱いので、使い終わったらメガネ拭きなどの柔らかくきれいな布で拭くようにしてください。通常はさっと拭くだけで十分ですが、汗をかいた時は酸化させないように1粒ずつ丁寧に拭いてください。

特に、真珠同士の接触部分は汗が溜まりやすいので、しっかり拭きましょう。皮脂や汗で汚れやすい夏場に使うなら短時間にするか、プラスチックなどのフェイクパールもおすすめです。

収納時は他のアクセサリーと接触してキズが付かないように、専用ケースや仕切り付きのケースに保管してください。適切なお手入れと保管方法を心掛けて、大切なパールピアスを長く使いましょう。

今回はパールピアスの選び方やおすすめのパールピアスをご紹介しました。パールピアスは真珠の種類やデザインが豊富で、魅力的なものが数多くあるため選ぶのが大変ですよね。もし1つに絞れないなら、使用シーンに合わせていくつか集めるのもおすすめです。選び方に迷ったら、ぜひ今回の記事を参考にしてください。