飲むオリーブオイルおすすめ13選｜便秘改善におすすめ！

皆さんは、オリーブオイルの体への効果についてご存知ですか？「体にいいのは知ってるけど詳しい効果はわからない」なんて方も多いかと思いますが、オリーブオイルは生活習慣病の予防、便秘解消にも繋がるとても大切な成分です。

この記事では、オリーブオイルの中でも飲む用途に向いたオリーブオイル「エキストラバージンオリーブオイル」について、原産地・選ぶポイントなどを中心に解説していきます。

この記事を最後まで読めば、オリーブオイルの知識が深まるのはもちろん、健康へのヒントも理解できます。購入する際のチェックポイントやおすすめ商品も紹介するので、飲めるオリーブオイルが欲しい方はぜひ参考にしてください。

飲むオリーブオイルが健康や美容にいいのは酸化しにくい油だからだと言われています。その詳しい成分や栄養素は下記の通り。

• オレイン酸 77.3%
• パルミチン酸 10.4%
• ステアリン酸 3.1%
• リノール酸 7.0%
• リノレン酸 0.3%
• その他（微量成分など） 6.6%

この成分をみていくと、主成分がオレイン酸だと分かります。オレイン酸は、オメガ9系の油で悪玉コレステロール濃度を下げるといわれています。そのため、毎日飲むと健康効果が期待でき、ダイエット目的で飲む方も多いです。

さらに、必須脂肪酸であるオメガ3系や6系のリノール酸やリノレン酸も含まれているため、血流改善やコレステロール値の低下なども期待できるといわれています。

エキストラバージンオリーブオイルは、健康や美容面などが気になる方には高品質のものがおすすめ。工程が多く製造に手間がかかるため価格が高いですが、オリーブオイルの中で最も酸化しにくい高品質な油になっています。

味に関しては、オリーブオイル特有の辛みと苦みがあるものが多いです。そのため、苦手な人やなれていない人には、苦痛かもしれませんが、高品質の証拠ですので、その味も楽しめるようになればいいですね。

ピュアオリーブオイルは、オリーブオイル特有の癖がマイルドになっていて、オリーブオイルが苦手な人にも優しいです。エキストラバージンオリーブオイルとの違いは製法にあり、絞っただけのエキストラバージンオリーブオイルに対し、香りや成分の基準を満たすように添加物が入っています。

その分、品質は劣りますが、スーパーなどで気軽に購入でき、価格も安価で癖がマイルドになっているのが特長です。健康や美容に気を付けたいけど、オリーブオイルの風味が苦手な方やコスパを重視したい人にはおすすめといえます。

スペイン産がオリーブオイル生産量1位で年間に120〜140万トンもの生産がされています。濃厚で、快い苦味と辛みがあるフルーティーなオイルやバランスに優れたフルーティーなオリーブオイル。またハーブやアーモンドなどの幅広いアロマが独特のニュアンスを与えてくれるものなど、さまざまあります。

収穫年や充填時の風味などは若干変わる場合があります。しかし、どの時期でも収穫してから24時間以内に油をしぼり取るのを徹底しているなど、品質管理もしっかりされています。

イタリアは、オリーブオイル生産の伝統と格式があり、生産量でも2位となっています。縦長で特徴的な土地柄は、同じイタリアでも北と南でその風味が違います。フルーティーさや若干辛みを感じられる風味、マイルドな風味など、さまざまな品種を楽しめます。

また、イタリア産は一番偽物が出回りやすい傾向にあります。なぜならイタリアがオリーブオイルの産地として伝統と格式があるからです。たとえば、生産国を名乗るために充填も工程のみをイタリアで行う業者も多いです。そのため、イタリア産の中には他国で採れたオリーブが使われている場合があります。

ギリシャのクレタ、カラマタ、レスボス、ペロポネソスの島々はオリーブの生育に最も適している土地で生産量も3位を誇っています。そこで採れるオリーブオイルは、フルーティーな香りとまろやかな味が特徴的です。

石灰石が多く含まれる土壌で育つギリシャのオリーブは、降水量が少ない気候のおかげで栄養を凝縮させています。それらを使ったオリーブオイルは必然と高品質なものになるので、できるだけいいものを使いたいと考えている人にはおすすめです。

トルコ産のオリーブオイルの特長は、えぐ味や苦味が少なくすっきりとした香りを楽しめる点です。品質もよく比較的安く購入が可能です。

そのすっきりとした風味を活かして、クセが強いオリーブオイルにブレンドして味を整えたり、サラダなどにかけて生のまま食べたりする場合が多くあります。

気象学的には異なるもののどことなく地中海に似ている瀬戸内海にある小笠原では、オリーブの生産が盛んに行われています。その生産量は、年間420トンで日本の9割のシェア率を誇っています。

小笠原産のオリーブオイルで使う品種はミッション種といわれ、どちらかといえばマイルドな部類の味わい。爽やかな香りとピリッと辛味が効いているので生のサラダや和食にも合わせられます。

そのままオリーブオイルを飲む方には、フルーティーな味がおすすめです。辛味や酸味が強いものは、よほどオリーブオイルが好きな方以外にとって飲みにくく感じてしまいます。そのまま飲むなら、さらっとして油っこくないフレーティな味のオリーブオイルをチョイスしましょう。

加熱料理に使ったり、サラダのドレッシングとして使ったりする人は辛味のあるオリーブオイルが適しています。オリーブオイルがナチュラルなスパイスとしての役割を果たしてくれて、どんな料理にも合わせやすいです。料理に合わせてオリーブオイルの味を選択するのもおすすめです。

オリーブオイルをジュースに入れて飲む方には、クセが少なくあっさりしたオリーブオイルがうってつけです。クセがないオリーブオイルは、ジュースの味に影響しないので美味しくオイルを摂取できます。オリーブオイルの力でトマトの栄養分の吸収率を高めるトマトジュースがおすすめです。

飲むオリーブオイル選びのポイントは、中身だけではなくボトルも注意して確認する必要があります。もちろん、エキストラバージンオリーブオイルは鮮度が命。購入するとなるべく早く使い切るのが、美味しくオリーブオイルを楽しめるコツなのですが、現実的には難しいですよね。

そこで、できるだけ劣化を防ぐ遮光ボトルがマストになってきます。透明のビンのオリーブオイルだと真夏の炎天下に晒されると、あっという間に風味が飛んでしまいます。しかし、光を通さない遮光ボトルに入れれば、暑い夏の日でも鮮度を落とさず保存が可能になります。

毎日飲むなら大容量でもいいのですが、そうでないなら少容量ボトルがおすすめです。オリーブオイルは開封と共に酸化が始まるので、開封後飲まずに保存していると、無駄に鮮度を落とすばかりです。

数回で飲み切れるようなミニサイズのボトルなら、フレッシュな状態で摂取できます。また、1回使いきりサイズなどもあるので、自分の使用頻度に適したものを選びましょう。

オリーブオイルの品質について、真偽が見極めにくいようになっています。そのため、素人ではなかなか高品質のオリーブオイルを見つけるのは困難になっています。そういう時には、オーガニック認証マークがあると安心です。

オーガニック認証マークがあれば、栽培や製法においてはオーガニックの基準に従っていますので、家庭で使用するときも安心して使えます。もし少しでもいいオリーブオイルを探したいのであれば、オーガニック認証マークを探してみましょう。

オリーブオイルを購入する際には、必ず品種や酸度、賞味期限をラベルで確認するようにしてください。それは同じ産地でも、収穫時期によって内容が変わっているため、ラベルの情報を元にして保存期間や調理方法などを考える必要があります。

これはワインなども同じで、収穫した産地や時期などはすべてラベルから読み取らなければなりません。ただし開封したオリーブオイルに関しては、できるだけ早く召し上がることをおすすめします。加熱しない場合には、2か月までを目途にして使用するようにしましょう。

高品質なものは確かにそれに見合ったものがある場合が多いですが、続けられなければ元も子もありません。コンスタントに飲み続けたいなら、自分が続けやすい価格のものを選ぶのは大切です。とはいえ、あまりに安価過ぎるものはクオリティが不安ですよね。価格とクオリティのバランスの取れたものを選ぶようにしましょう。

「エキストラバージンオリーブオイル」には、偽物と本物が存在するのはご存じですか？実は、スーパーに並んでいる99%のオリーブオイルが偽物だと言われています。そんな偽物と本物の両方が存在し、偽物が多く出回っているとされるオリーブオイルについて、詳しく解説していきます。

結論からお話しすると、世界と日本でエキストラバージンオリーブオイルの基準が異なる点にあります。世界の多くの国々が加盟しているIOC（国際オリーブオイル理事会）は、オリーブオイルを基準によって9種類もの数に分類しています。

日本はそんなIOC（国際オリーブオイル理事会）には加盟せず、JAS（日本農林規格）の基準に従いオリーブオイルを区別しています。

そのため、日本が加盟しているJAS（日本農林規格）では、オリーブオイルについて明確な基準がない点が一番偽物が出回る理由となっています。

エキストラバージンオリーブオイルは何も手を加えられていない、オリーブの果実を絞りろ過したものを指します。

IOC（国際オリーブオイル理事会）では、酸度0.8%以下と基準を定めています。偽物では、化学物質を添加させ、0.8%以下にしたものや、不純物を多く含んだオリーブオイルになっているものもあります。

オリーブオイルの飲み方については、特に決まりがありませんが、飲食前(朝食前)が一番効果的だといった声が多いです。たしかに、食事の前に飲んでおくと、便秘にも効果がありそうですね。とはいえ、翌朝の快便に期待して就寝前に飲む人もいるようです。

これはオレイン酸やリノール酸によって、悪玉コレステロールを減少させる効果があるからです。たとえば、動脈硬化や生活習慣病の予防、便秘の改善といった効果も飲むタイミングによって変わってきます。

ただし、これらの効果は人によってそれぞれ変わってくるので、いろいろと試してみるのは大切です。基本は朝食前として覚えておきましょう。

身体にいいとされるオリーブオイルですが、飲みすぎると太る原因になってしまうなど、逆効果になります。年齢・体格などによっても差はありますが、飲むのは1日大さじ1までを目安にするように心がけてください。

また、寝る前に飲むとエネルギーが使われないため、太る原因になります。朝食前に飲むのがおすすめです。

オリーブオイルは健康や美容の強い味方です。少しでも健康に気を付けたい方にはおすすめです。本記事で紹介した高品質のエキストラバージンオリーブオイルは、辛みと苦みがあるものが多いですが、健康や美容には大変効果が高いので、ぜひ一度試してみてください。