オカムラのオフィスチェアおすすめ12選！高級椅子の評判は？

テレワークの普及に伴い、デスクに向かう機会が多くなった方には自宅用のオフィスチェアをおすすめします。低価格の椅子では、長時間の着座に伴って腰痛・首痛といった問題に悩まされがち。しかしオカムラのオフィスチェアは高機能・高性能でテレワークにぴったりです。

オカムラのオフィスチェアは人間工学に基づいた製品が中心で、前傾・後傾といった姿勢に対応できるものも豊富。注文時には仕様のカスタマイズも行えるため、自分好みの1脚に出会える可能性は十分です。

そこで本記事ではオカムラのオフィスチェアの選び方・人気シリーズ・おすすめ商品12選を口コミ付きでご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

5～10万円のラインナップは価格・品質のバランスが取れたモデルが中心です。モード・ルーチェ・フルーエントといったシリーズが代表的で、上位シリーズにはない独特のデザインや仕組みが備わったモデルも存在します。予算を抑えつつ、機能面にもこだわりたい方には5～10万円の価格帯がおすすめです。

10万円以上では椅子としての基本性能だけでなく、座り心地・負担の少なさといった快適性・満足度を追及した製品設計が中心です。主にエルゴノミクス性能の優れたタイプが多く、シルフィー・バロンといった有名シリーズが集中しています。オカムラのオフィスチェアで最も人気があるのもこの価格帯です。

20万円以上の価格帯はオカムラでもわずかに限られ、コンテッサ・サブリナの上位モデルが中心です。最高級モデルのみに採用されるスマートオペレーションシステムのほか、4Dアームレスト・アンクルチルトリクライニングといったオカムラの独自機能をふんだんに搭載しています。

経営者・エグゼクティブ層向けの上質なオフィスチェアをお探しの方にぴったりです。

シルフィーはバックカーブアジャスト機構・前傾機能付き背座シンクロリクライニングと、オカムラの独自技術を2つ搭載した高機能人間工学チェアです。利用者の体格に合わせて背もたれのカーブが変形し、適度なフィット感を提供します。

腰痛に優しくコストパフォーマンス抜群のため、オカムラのオフィスチェアでもNo.1の人気シリーズです。

コンテッサはオカムラを代表する最高級シリーズです。初期モデルの発表は2002年に遡り、当時としては比較的珍しい高機能エルゴノミックメッシュチェアとして注目を集めました。

現行モデルは「コンテッサセコンダ」で、後述するサブリナの開発時に実用化された「スマートオペレーション」を標準装備しているほか、4Dアジャストアーム・アンクルチルトリクライニングなど豊富な機能を実装しています。

バロンはシルフィー・コンテッサと並んで人気の高いシリーズです。コンテッサに似たデザインですが、より小ぶりなため女性に適しています。コンテッサより価格が安い点も魅力の1つ。アンクルチルトリクライニング・アジャストアームといった上位モデルならではの機能が備わっており、コスパ抜群です。

ビラージュは高品質のエルゴノミクス思想とデザイン性を低価格で提供している、VCシリーズの上位ラインです。全シリーズの中でも珍しいレザー張り仕様をラインナップしているのが特徴で、特に8VC33は社長椅子のような高級感を実現しています。オカムラ製のレザーチェアが欲しい方にぴったりです。

サブリナは伊ジウジアーロ・デザイン社とのコラボモデルです。リクライニング角度・強弱のほか、座面の高さ調整を含む複数の操作を手元で行える「スマートオペレーション」を共同開発しました。優れた機能性が評価され、2013年にはアメリカでグッドデザイン賞を獲得しています。

妖精・小人の名前にちなんだノームは、横幅を抑えたコンパクトなローバックオフィスチェアです。スリムで非常に低価格なため、オフィス開設時に合わせて数を揃えるのに適しています。リクライニング機能こそないもののロッキング機能付きで、休憩時に軽く背筋を伸ばすには十分です。

事務用チェアは最もスタンダードなオフィスチェアです。アームレスト・ヘッドレスト・リクライニングといったパーツ・機能を付けずにコストカットを図る場合が一般的で、1脚当たりの価格が安いのが特徴です。

背もたれもローバックのタイプが多く、コンパクトで取り回し良好。新規開業・オフィス開設といった機会に合わせて大量導入する際、有力な選択肢になるタイプです。

エグゼクティブチェアとは、いわゆる「社長椅子」のような経営者層向けの高級椅子を指します。背もたれはハイバック・エクストラハイバックがスタンダードで、インテリアとしての見栄えも抜群です。

総じて価格は高額ですが、最高級の素材を投入するため手触り・クッション性・耐久性なども廉価品とは大きく異なります。有名メーカー品では10年以上の長期保証を付けている場合もあり、一生ものというべき製品が多いです。

高機能タイプはエゴノミクス（人間工学）に基づき、着座時の負担軽減・体圧分散を計算して設計されたオフィスチェアです。近年特に注目されている分野であり、メーカーによっては体の特徴に合わせて背もたれの形状も変化するといった独自技術を開発しています。

リクライニング・ロッキングといったリラクゼーション面での機能も充実しており、ON・OFFのメリハリを付けて効率的に作業したい方におすすめのタイプです。

前傾機能付シンクロリクライニングは、背もたれと座面が連動して前傾するリクライニング方式です。前傾しても胴体と背もたれに隙間が生じないため、腰・背中の負担を和らげるのに役立ちます。前傾機能付シンクロリクライニングを搭載しているモデルはわずかに限られており、シルフィーが代表格です。

スマートオペレーションはリクライニング角度の調整だけでなく、リクライニングの強弱・座面の高さといった複数の調節操作をワンタッチで行えるようにした画期的なシステムです。

着座のまま手元で操作できるため、屈んでシート下のレバーを探すといった手間が要りません。コンテッサセコンダのような一部の上位モデルに搭載されています。

アンクルチルトリクライニングは足首・くるぶしを支点として後傾する仕組みのリクライニング方式です。ひざを支点とするニーロッキングに代わる形で、1990年代より普及しました。背もたれと連動して座面がスライドするのが特徴で、腰への負担が軽いため長時間のPC作業におすすめです。

ファブリックは耐久性が高く経年劣化に強いため、長期利用に適しています。通気性もメッシュ素材には及ばないものの、レザーと比べると良好です。また価格も安いためランニングコストに優れています。

デメリットとしては他の素材と比べて汚れが目立ちやすく、ホコリも付きやすいためこまめな手入れが必要。特に、液体が付いた場合は素早くケアしないとシミになってしまいます。

メッシュは生地を薄く設計するとともに、通気用の穴も作るタイプです。空気を循環させて熱を逃がすため、通気性に優れており蒸れにくく快適に使えます。一方、熱が逃げる分冬場に寒さを感じやすい点がデメリットです。

生地の厚みを抑えて穴も作る分、投入する原材料の分量は少なめ。そのため、レザー・ファブリックと比べて重量は小さい一方、相応に強度・耐久性も低くなりがちです。

レザーの魅力は所有欲を刺激する高級感と満足感です。実用性・インテリア性を兼ね備え、おしゃれで贅沢な気分を味わえるため日々のモチベーションにつながります。また、撥水性が高いため汚れが付いても落としやすく、手入れしやすいのも利点です。

デメリットとしては温度の影響を受けやすいほか、通気性が悪く蒸れやすい点が挙げられます。安価なPUレザーは経年劣化しやすい点にも要注意です。

ローバックとは背もたれを低く設計したタイプを指します。高さを抑えることで全体のサイズがコンパクトに収まるため、設置の際に場所を取らず、空間における圧迫感も少ないのが特徴です。

また、ハイバック・エクストラハイバックと比べて価格はリーズナブル。事務用回転椅子と相性がいいため、まとめ買いで一度に複数点を配置する場合に適しています。

ハイバックは背もたれを高く設計し、肩甲骨の上までをサポートするタイプです。背中を広くカバーできてゆったり座れるため、大柄な方に適しています。長時間の作業でも疲れにくいほか、リクライニング機能を有効に活かせるため腰痛持ちの方にもおすすめです。

またハイバックの椅子は高級感があり、デザイン・インテリアの面でも見栄えが良くおしゃれ。空間に余裕がある場合にぴったりです。

エクストラハイバックはハイバックよりもさらに背もたれが高く、首までしっかり支えるよう設計されたタイプです。着座時・リクライニング時ともに3タイプで一番快適に過ごせるため、ヘッドレストが付いていなくとも問題ない場合もあります。

造りが豪華なためサイズがかさばるほか、相応に高額なのがデメリット。いわゆる社長椅子に多く採用されています。

オカムラのオフィスチェアは注文の際に仕様のカスタマイズを行えます。具体的にはカラー・素材・ヘッドレストの有無・アームタイプ・脚タイプなどが該当し、価格見積りもWeb上で行えるため非常にスムーズです。

本記事でおすすめ商品としてご紹介するアイテムも、あくまで各シリーズの1モデルです。好みの仕様にカスタマイズすることで、自分にぴったりのオフィスチェアを購入できる可能性が格段に高まります。

安く購入したい方は、セール品やアウトレット品を探してみるのもおすすめです。セールはECサイトなどで行われるものをチェックしてください。中古品やアウトレット商品の場合は、商品によって使用感・ダメージなどが異なります。実物を見て確認すると失敗がありません。

オフィスチェアを購入する際には、実店舗・ネットの2つが選択肢に挙がります。それぞれに異なるメリットがありますが、どちらかといえばネットがおすすめです。ネットの場合は商品の選択肢が多いほか、比較・検討も容易に行えます。

特に同じ商品でも、より安く販売しているサイトを探せるのは大きなメリット。結果的に実店舗で購入するより安く済む場合も珍しくありません。商品の座り心地を確認したい場合は、実店舗がで相談しましょう。

オカムラのオフィスチェアを中古で購入する場合は、上記とは反対に実店舗をおすすめします。中古品には多少なりとも使用歴・ダメージがあるのが当たり前で、しかもメーカー保証は基本的に付きません。

ただしリサイクルショップのような実店舗であれば、商品の外観・コンディションを直接確認できるためおすすめ。店舗によっては独自の保証システムを利用できる場合もあります。

オカムラのオフィスチェアは、アフターサービスが充実していることでも有名です。有料ですがオカムラの商品ならば保証期間外でも修理・メンテナンスを受けられます。

気になる方は、オカムラの公式サイト内の修理依頼フォームから申し込みしてください。出張修理に対応してくれ、追加料金を支払うと当日対応してもらえる場合もあります。

オカムラのオフィスチェアは、シリーズによってそれぞれ特徴が異なります。条件次第では低価格でも希望通りのモデルが見つかる可能性も十分です。ぜひオカムラのオフィスチェアを購入し、快適に作業してください。