【2024】イカメタルロッドの最強おすすめ20選｜高感度や最高峰モデルも

食べて美味しいイカをエキサイティングに釣るイカメタルゲームをご存知ですか。近年人気急上昇で、食べても美味しく、釣っても楽しいのが、このイカメタルゲームです。今回はイカメタルゲームが具体的にどのようなものなのかご紹介していきます。

イカメタルゲームとは、専用の疑似餌スッテを使って船からイカを狙う釣りです。イカメタルゲームでは、スルメイカ・ヤリイカ・ケンサキイカをターゲットにします。日本海・山陰のイカメタルゲームは特に有名で、シーズン時に楽しい釣りを経験してハマる方も多いです。

そこで本記事では、おすすめのイカメタルロッドを20点厳選して紹介します。また、シマノやダイワなどおすすめ人気メーカーや、2023年発売の新商品についても解説。近年のイカメタルシーンで人気上昇中のオモリグ釣法も紹介するので、本記事を参考にあなたにぴったりのイカメタルロッドを見つけてください。

イカメタルロッドは、非常に小さいイカのアタリを感じやすくするために、穂先が柔らかく感度が高く設計されているのが特徴です。

イカメタルロッドは大きく分けて、穂先が曲がりやすい「掛け調子」と穂先から胴にかけて曲がる「乗せ調子」の2種類があります。繊細なアタリを瞬時に対応する操作性も求められるため、高感度の専用ロッドが必要になります。

繊細なアタリを感じたらすぐにフッキングする必要があります。長いロッドだと操作性に欠けるため、アワセに遅れが出てしまいます。イカメタルにおいて、操作しやすいロッドの長さは6~7ftくらいです。

高感度で操作性も高い長さが6ft前後で、イカメタルロッドの中では比較的ショートタイプと言えます。6ft前後のロッドは軽くて操作性もいいため、ビシビシと積極的に掛けていく釣りにぴったりです。

イカメタルでは7ft前後のロングロッドも使われます。ロングロッドは長めの仕掛けや、オモリグ仕掛けを使用する時に向いています。またロングロッドは遠投ができるため、キャスティングの釣りでアドバンテージになります。

さらに、ロングロッドは船の揺れを吸収してスッテを安定させるため、大しけの時にもおすすめです。ショートロッドと比較すると多彩なアクションができるため、食い渋った時にさまざまな工夫ができます。

ロッドによって扱えるスッテの重さが違います。フィールドや状況に合わせて使用するスッテの重さを変える必要があるので、事前の確認が大切です。

15号以下のスッテを使う場合は、Lクラスのロッドがおすすめです。浅い場所や潮流が遅い場所に適しています。10~20号のスッテを使う場合は、オールラウンドなML・Mクラスのロッドが適しています。

最初の1本目はこのML・Mクラスのロッドがおすすめです。30号程度の重たいスッテを使う場合は、MHクラスのロッドが必要になります。

イカメタルロッドは、柔らかな先調子のロッドが多いです。その中でも掛け調子と乗せ調子の2種類があります。自分に合うロッドはどっちなのか確認しましょう。

ロッドの穂先に近い部分から曲がるロッドを掛け調子といいます。一般的にファストテーパーと呼ばれます。スッテを思うようにアクションしやすく、小さなアタリを感じやすいのが特徴です。

積極的にアタリをとっていくアクティブな釣りにおすすめします。ショートハリスの仕掛けとの相性も抜群です。

ロッドの胴より部分から曲がるロッドを乗せ調子といいます。一般的にレギュラーテーパーと呼ばれます。スッテを安定させる能力が高く、イカをナチュラルに合わせられます。

イカの活性が低く、ロングポーズに反応する状況やロングハリスの仕掛けやオモリグにおすすめです。イカの引きに反発しないため、バラしにくいのがメリットです。

ソリッドティップとは、空洞のない詰まった穂先です。柔軟に曲がるのが特徴で、イカの繊細なアタリを明確に捉えます。スムーズに曲がるため、繊細なアタリを逃がさずイカを釣り上げられます。イカメタルロッドはソリッドティップを搭載しているものが多いです。

チューブラーティップとは、中空になった構造の穂先です。最大のメリットは手感度の良さです。イカの小さなアタリやボトム変化を手元までしっかりと伝えてくれます。また、キビキビしたアクションをつけやすいのも特徴です。ロッドにハリがあるため、重たいスッテやオモリグとの相性も良好です。

チタンティップとは、チタン素材の穂先です。最大のメリットはチタン素材が生み出す超高感度です。感度は他のティップ素材とは一線を画すレベルで、圧倒的な伝達性が魅力です。ソリッドティップとチューブラーティップのいい点を、高次元で兼ね備えた万能ティップです。ただし、高価な点はデメリットといえます。

メタルティップとは、チタンなどの合金を素材とした穂先です。ターゲットが穂先にかかったときに目でしっかり確認できるのが特徴で、アタリを逃すのを防げます。メタルトップの中でも、カーボンが巻かれたものはスーパーメタルティップと呼ばれます。

イカメタルロッドにはスピニングロッドとベイトロッドの2種類があります。それぞれ特徴は全く異なるので、しっかり把握して自分に合ったイカメタルロッドを選びましょう。

スピニングリールはライン放出量が少なく抵抗が少ないため、スッテを早く沈められるところがメリットです。遠投性能も優れているため広範囲のイカを探れます。

軽いスッテも扱いやすく、ライントラブルも少ないです。また、ナカオモリを使ったオモリグの釣りは、キャストが必要になるのでスピニングリールの方が適しています。

イカメタルで使用するリールはベイトが主流です。イカメタルでは棚取りの正確性が重要で、水深が分かるカウンター付きのベイトリールが圧倒的に有利です。ベイトリールは巻き上げ力が強く、パワフルな釣りにも向いています。

また、正確にキャストしやすいため、繊細な釣りにおいて有利になります。キャストしない縦の釣りでも手返しがよくなります。イカメタルに初めて挑戦する方はベイトリールがおすすめです。

商品の価格も、イカメタルロッドを選ぶ上ではきちんとチェックしたい項目です。イカメタルロッドはメーカーや性能によってさまざまな価格帯の製品が展開されています。使用頻度や求める使用感に合わせて予算を決めましょう。

ただしイカメタルはロッドの感度が成果を左右するので、あまりにも安いものはおすすめしません。コスパのいい商品は手軽に購入できるのがメリットですが、たくさん釣りたい方やライントラブルを避けたい方は価格が低すぎないロッドを購入しましょう。

価格が高めのロッドであれば、軽量性や耐久性に優れている製品が多いです。また、糸が絡みにくい、Kガイド・スパイラルガイドを採用したロッドは、高価格な場合が多いです。その分使用感には優れているので、本格的なイカロッドを楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。

最高峰モデルを探している方には、フラッグシップモデルのイカメタルロッドがおすすめです。シマノやダイワといったメーカーが代表的で、価格帯は上がるものの、その分軽量感や感度の優れた、最高峰のイカメタルを楽しめます。

イカメタルロッドのフラッグシップモデルは、販売するメーカーごとにその価格帯もさまざまです。一般的には30,000~50,000円のものが多いですが、メーカーによっては80,000円を超えるものもあります。選択肢が多いので、求める性能に合わせてあらかじめ予算を決めておきましょう。

中でも特におすすめなのは、弾性に優れたチタン製のトップが魅力の、ダイワの「N65ULB-SMT」です。また流れの速いポイントでの釣りを楽しみたい方には、がまかつの「B65MH」がおすすめです。どちらも値段以上の性能を備えた製品なのでぜひチェックしてみてください。

ダイワは日本を代表する釣具メーカーです。特徴としては、最先端技術をいち早く釣具に導入する姿勢です。ダイワのイカ専用ブランド、エメラルダスシリーズが人気があります。

エメラルダスシリーズにはイカメタル専用ロッドがあり、初心者向けのエントリーモデルから上級者向けのハイエンドモデルまで幅広いラインナップが揃っています。初心者にもおすすめのメーカーです。

シマノは日本2大釣具メーカーの1つで、世界中からも人気があります。強度基準が高い中で製造しているため、商品の耐久性が高いのが特徴です。

中でもイカメタル専用ロッドのセフィアシリーズが人気があります。初心者にはセフィアシリーズのBBシリーズがおすすめです。一方、中級者にはセフィアシリーズC14+が適しています。

メジャークラフトはコストパフォーマンスが高く、安くていいものを多く取り扱っている釣具メーカーです。イカメタル専用ロッドも人気があります。

初心者にはクロスステージシリーズがおすすめです。また、ソルパラシリーズも1万円以下の購入しやすいロッドとして初心者に人気があります。

テイルウォークは静岡にある釣り具メーカー「エイテック」のオリジナルブランドです。幅広いジャンルのアイテムを展開していて、イカメタルロッドは「メタルゾン」が2シリーズ、「ソルティシェイプダッシュ メタルイカ」は1シリーズ出ています。コスパに優れていてメイン、サブ問わずおすすめです。

2023年に発売された新作のイカメタルロッドをチェックしましょう。シマノから「セフィアBB」シリーズの新作が発売されました。上位機種の設計ノウハウを受け継いでいて、目まぐるしく変化する最新のイカスッテゲームに対応できます。長さや硬さなど、ラインナップも豊富なので、自分にぴったりのものを選べるのも魅力です。

イカメタル専用にロッドは買えない方や、「初めてするイカメタルゲームを、この先続けるかどうかわからない」と感じる方も多いかもしれません。そこで、ここではイカメタルロッドの代用品について解説します。

イカメタルのアタリは繊細で、代用ロッドでは気付くのが難しいです。釣れても、釣果を伸ばしたり人より多く釣ったりするのはなかなか困難です。繊細で専門性の高い釣りだからこそ、専用ロッドがあります。本格的にイカメタルを始める人は、絶対に専用ロッドの購入がおすすめです。

イカメタルは繊細なアタリをとる釣りのため、高感度で掛け調子の柔らかなロッドがおすすめです。あまりにも長いと操作性が悪くなり、釣りづらいので、長さは汎用性の高い6~7ftが適しています。

イカメタルロッドでは、スルメイカやヤリイカなどの他にも鯛ラバや他ロッドでの使用も可能です。ただし、鯛ラバの場合、誘って仕掛けることを重視しているイカメタルとは異なり、巻いて乗せることを重視している為、釣れても持ち上げられない可能性もあります。また、イカメタルロッドでできる釣りは使用するラインも異なる為、鯛バル用のロッドがあるにこしたことはありません。

他ロッドも使用可能な為、エギングロットやバルロッドなども使用されている方もいます。実際に流用する際にはティッが柔らかいロッドを使用されるのをおすすめします。

イカメタルではスッテと呼ばれる疑似餌を使用します。仕掛けの下に重りの役割も兼ねた鉄スッテをセットし、その上に枝スを介して浮きスッテをセットするのが基本的な使い方です。この仕掛けをイカのいる水深まで落とし、誘いあげてくるのが基本的な釣りスタイルです。

イカメタルの動作は、エギングのように激しくロッドを動かよりもゆっくり持ち上げたり落としたりの繰り返しです。基本的な釣り方は、底に仕掛けを着底させた後持ち上げてアタリを待つ、その後また巻き上げて同じ動作を繰り返します。この他にも釣り方はありますが、初心者はまず基本の形からはいることをおすすめします。

広範囲から大型のイカを狙うなら、近年人気があるオモリグ釣法がおすすめです。オモリグ釣法とは、リーダーとエギの中間にオモリを連結させた中オモリ式の仕掛けでイカを狙う釣法のこと。横方向にじっくりアピールできるため、広範囲を探れるのがメリットです。

また、ハリスが長い仕掛けで船の揺れなどの影響を受けにくいため、不自然な動きを抑えてナチュラルにエギを動かせるのも魅力。低活性なイカを釣るのにうってつけといえます。警戒心が高い大型のイカを狙うのにも適しています。

気になるイカメタルロッドは見つかりましたか。イカメタルゲームはとてもエキサイティングな釣りです。また、自分で釣った新鮮なイカの味は格別です。ぜひお気に入りのロッドを手に入れて、イカメタルゲームを楽しみましょう！