水泳ゴーグル用曇り止めおすすめ15選｜水中眼鏡の曇り対策に【最強の曇り止めも】

泳いでいる最中に、ゴーグルが曇ってしまい気になったことはありませんか。水中メガネが曇ってしまうと、周りがよく見えなくなり、他人や壁にぶつかるおそれがあるので危険です。そんなゴーグルの曇りを解消するには、水泳ゴーグル用の曇り止めがおすすめです。

使う曇り止めの種類や塗り方を間違えると、ゴーグルを傷つけてしまい、すぐ曇るようになってしまいます。曇り止めは効果の違いが分かりづらく、どの商品を選んだらいいか迷う方も多いですよね。

今回は、水泳ゴーグルの曇り止めの選び方や使用方法を解説した上で、最強の持続力を持つおすすめ製品を紹介します。曇り止めが目に悪いのか、ダイソーで販売されているのかといった疑問点にも答えていきますので、ぜひ参考にしてください。

水泳ゴーグルが曇ってしまう原因はほとんどの場合、以下のどれかに当てはまります。数回程度利用すると曇り止めのコーティングが剥がれるので、こまめに塗り直しましょう。

• 曇り止め加工のコーティングが剥がれている
• 水や皮脂汚れが付着している
• 体温とプールの温度差で結露状態になっている

もともと曇り止め加工をされたゴーグルもありますが、その効果も永続するものではありません。時間の経過とともに剥がれるだけでなく、布などで汚れを拭いた時にコーティングまで一緒に落ちてしまうからです。

ゴーグルの内側に塗布する曇り止めの成分が目に悪いのでは？と心配される方もいるようですが、直接目に入れない限り問題はありません。それよりも、視界がクリアになることで安全が確保され、泳ぎに集中できるメリットが際立ちます。

また水泳ゴーグル用の曇り止めには、天然油脂を使用した刺激のない商品もあります。お子様が使用される場合や、目への影響が気になる方はぜひチェックしてみてください。

水泳ゴーグルの曇り止めの為に使うなら、必ず水泳もしくはダイビング用の商品を選んでください。曇り止めにはメガネ・サングラス用や、スキーなどウィンタースポーツ用のゴーグルに使用するタイプもありますが、それら陸上用のものは水泳ゴーグルへの使用はNGです。

陸上用ゴーグルの曇り止めは水中での使用を想定していないため、水ですぐに落ちてしまい効果が持続しません。確実に機能させるためにも、水中で使えるものであるか確認しましょう。

ゴーグル内側に吹きかけるだけの「スプレータイプ」は子供でも簡単に扱えます。学校での水泳の授業や、スイミングスクールに通っているお子様にもおすすめです。

液体やジェルよりも均一にムラなく塗布できるのがメリットですが、持続性はやや低めなので短時間での使用が向いています。毎日泳ぐ方は、こまめに塗布するように意識しましょう。

「ジェル・液体タイプ」は効果が長持ちすることが特徴です。特に、高粘度のジェルタイプは持続性がありコスパにも優れています。長時間のスイミングや海で使用するなど、ハードな泳ぎをする方におすすめです。

使用方法は、液体もしくはジェルを指で伸ばして塗布するのが一般的。ややムラができやすいため、お子さまだけで使用するには少々難易度が高いかもしれません。

手が汚れるのが気になる方には「スティックタイプ」がおすすめです。たいていの曇り止めには油脂が使われているため、一度手に付くとなかなか取れないのがデメリット。

スティックタイプなら液状の曇り止めを、本体についているスポンジや筆を使って塗布するため、指が汚れません。使用後に手を洗う手間もなく、泳ぐ直前に塗ればテンポよく入水可能です。

水泳ゴーグル用曇り止めには、塗ったあとに乾燥が必要なタイプ・不要なタイプの2つがあります。使用スタイルによって、使い勝手のいいタイプを選択しましょう。

乾燥させるタイプは持続性がいいものが多いです。塗布したあと20-30分程度の乾燥時間が必要ですが、水泳前日に準備しておけるので、当日の荷物を減らせます。

対して、乾燥不要なタイプは塗布後に水で簡単にすすぐだけで使用可能。前日に準備する手間が省けるほか、曇り止めをつけ忘れても泳ぐ直前に対応できます。

先述したように、曇り止めを使用しても目に悪影響はありません。しかし、小さいお子さんに使用する場合は、できるだけ刺激の少ないものを選ぶ方がより安心できます。

そのため、「無刺激」「低刺激」と記載があるものをチェックしてみましょう。天然油脂やベビー用品・食品に使用されるような成分で構成されています。記載がないものに関しては、口コミ・成分などを確認してください。

残念ながらダイソーには、現在水泳ゴーグルの曇り止めは扱いがありません。普通のメガネ用の曇り止めが販売されていますが、水中での使用はできないので注意してください。

水泳ゴーグルの曇り止めを購入したい時は、スポーツ用品店や大型スーパー、ドン・キホーテ、Amazonや楽天などのECサイトから購入できます。水着や水中メガネを扱うお店では、併せて曇り止めも販売している場合が多いです。

使用方法については商品によって少し異なりますが、大まかな手順はそう変わりありません。以下、簡単に使用手順をご紹介します。

1. 塗る前にゴーグルをきれいに洗い乾燥させる
2. 液をゴーグルにまんべんなく塗り込む
3. 乾燥不要タイプは、軽く水で流して完了
4. 乾かすタイプは塗布度20-30分程放置する

清潔な状態のゴーグルに塗布することが効果を持続させるポイントです。さらに、ゴーグルの外側にも曇り止めを塗っておくと、両方からの曇りを防止できます。

水泳ゴーグルを使用する前に、一度水に濡らしてから装着してみましょう。ここですぐに曇るようであれば、油膜などによって曇り止めの効果があまり発揮されていません。その際は、ゴーグルの汚れをしっかりと取り除いて、再度曇り止めを塗り直しましょう。

また、どのような曇り止めも長時間使用していると効果が薄れます。1日使用したあたりを目安に、曇り止めの持続具合を確認しておくと安心です。

曇り止めを何回塗ってもすぐに曇ってしまう場合、ゴーグルの汚れや劣化が原因として考えられます。水中や皮脂の汚れが付着していると、曇り止めを塗ってもなかなか効果が発揮されません。ゴーグルを使用したあとは、しっかりと水道水で洗ってケースで保管することが大切です。

また、劣化によりゴーグル自体に傷があると、曇り止めが効きにくくなります。その場合はゴーグルの寿命もあるので買い替えも視野に入れましょう。

曇り止めを家にあるもので代用したいときは、曇りの原因となる油分を取り除けて、コーティング作用を持つものを選ぶ必要があります。両者の条件を満たすシャンプーや中性洗剤であれば、水泳ゴーグルの曇り止めと比較的近い効果を得られます。

ゴーグルの内側に一滴程度を垂らし、濡らした脱脂綿で優しく洗って装着すれば完了です。ただし、効果や持久性については保証できるものではありません。あくまで応急処置的に使用する代用品としておきましょう。

最も手軽な方法として知られているのが、自分の唾を付けておく方法です。ゴーグルの内側に薄い膜を張るようなイメージで塗り付けるだけで完了。プロの海女さんも実践している方法です。あまり持久力は望めませんが、短時間であれば一定の効果が期待できます。

先にご説明したように、普通のメガネ用の曇り止めを水泳ゴーグルに使用するのはNGです。水中での使用を想定していないので効果が得られないだけでなく、ゴーグルそのものを傷つけるリスクがあります。

自動車ガラス用の曇り止めであるガラコについても、メガネ用の曇り止めと同様に、水中メガネの樹脂製レンズへの使用が想定されていません。人体への安全性も担保されていないので、水中メガネには使わないようにしましょう。

スキーゴーグル用の曇り止めであれば、ポリカーボネートレンズに使用しても傷つくおそれがありません。ただし、兼用でないと十分な曇り止め効果が得られないため、水泳にも兼用できる製品を利用しましょう。

安全に泳ぐためにも水泳ゴーグルの曇り止め対策は必須です。身近な代用品もご紹介しましたが、やはり長く快適に泳ぐには専用の曇り止めに勝るものはありません。ぜひ、この機会に曇り止めを使用して、水泳中の小さなストレスから解放されましょう。