柔道着のおすすめ8選｜ドンキホーテで買える？売ってる店は？【授業用の安いものも】

中学校の体育の授業では武道が必修化となりました。そのため、柔道を習う生徒が増えています。授業や部活などをきっかけに購入を考えている方もいるのではないでしょうか。

柔道着は多様なモデルが販売されており、安価なものから高価なものまで価格もさまざまです。また最近ではECサイトなどや一部のドンキホーテでも購入できるため、どこで選んでいいのか迷ってしまいますね。

この記事では柔道着の選び方や、ミズノ・アディダスなどのメーカー・おすすめの柔道着を紹介します。また、意外と知られていない柔道着のお手入れの方法についても解説するので、柔道着の購入を考えている方はぜひ参考にしてください。

一重織の柔道着は軽量で、動きやすいのが特長です。薄めの生地感で、ほかの仕様に比べて柔らかい着心地の物が多数販売されています。そのため柔道を始める際、最初の1着にもおすすめできるタイプです。

授業用や子供用の柔道着としては最も多く出回っている仕様で、長時間の練習にも適しています。部活で使用する際には練習用の洗い替えとして持っておいてもいいでしょう。また、薄めの生地感のため、洗濯した際に乾きやすいのもポイントで、親御さんにも嬉しいタイプの柔道着です。

一重織のデメリットは耐久性に欠けることです。畳に擦れたりするとほつれしまうこともあります。したがって、部活でハードな練習がメインになる方にはやや不向きです。

二重織の柔道着はその名の通り、生地が二重構造となった柔道着です。そのため、厚手で丈夫な仕様となっています。畳に擦れたり、組手の稽古をしてもほつれづらく、固めの生地感なので伸びません。

冬場の寒い時期の稽古でも温かく着用できます。ハードな稽古にも耐えられるため、練習用・試合用共に購入する方が多い仕様の柔道着です。

デメリットとしては厚手のため、洗濯時に乾きづらいことです。また、一重織の柔道着に比べると、小さなお子様は重く感じてしまうこともあります。生地感が固いため大人でも着づらいと感じる方がいますが、洗濯するうちに少々柔らかくなります。

背継仕様の柔道着は、上衣の背面に継ぎ目が施されているのが特長です。強度が高いため激しい練習でも傷みづらく、部活で使用する方や選手として試合に出ている方におすすめできる仕様です。

背中がたるみづらいためにスムーズな動きがしやすく、動きやすさを重視する方にも向いています。ほかの仕様に比べて背面がすっきりとして見え、見た目もピシッとします。

しかしながら仕立てに手間がかかるため、価格設定は高めの商品が多いです。高いものだと数万円する柔道着もあり、授業用には少々不向きかもしれません。本格的に柔道をするわけではない方や、コストパフォーマンスを重視する方にはほかのタイプがおすすめです。

柔道着の相場はいくらくらいなのかを見てみましょう。

• 練習・授業用…3,000円～5,000円程度
• 公式試合用…15,000円~35,000円程度

授業用など、たまにしか使用しない方は低価格の商品を選ぶ傾向にあります。中には上衣・下衣・帯のセットで3,000円台の商品もあり、リーズナブルに揃えることも可能です。部活などで毎日使用する場合には、ある程度しっかりした商品を選ぶと長く使用できます。

授業で使用する・部活で使用する・選手として大会に出場するなど、柔道着が必要な理由は人によりさまざまです。主に授業や初心者が使用する正課用の柔道着と、選手として大会で着用するIJF規格の柔道着の2種類があります。

IJF規格の柔道着は、選手として大会に出場する方向けの柔道着です。IJFとは国際柔道連盟のことで、大会によってはIJF規格の柔道着でないと参加できない規定を定めている試合もあります。IJFの公認マークがついているのも特徴です。

IJF規格の柔道着の着用規定を定めているのは、国際大会や全日本の試合など大きな大会が多いです。しかしながら、普段から着用して稽古を行っていれば、着心地に違和感を感じずに試合に臨めます。

柔道着は綿やポリエステル素材の物が多く、混合素材の商品も販売されています。素材も購入前に確認した方がいいポイントの1つです。使用されている素材の比率によって着心地や乾きやすさ、縮み具合が変わってくるのでチェックしておきましょう。

綿は多くの柔道着に使用されている素材です。柔らかく、着心地がいいのも特長です。快適に使用できるため、小さなお子様から大人まで幅広い方に人気の素材となっています。

デメリットとしては洗濯時に乾きづらい点が挙げられます。また、生地が縮みやすいのも特徴となっており、購入する際にはサイズをしっかり確認してください。

ポリエステルは綿と混合して柔道着に用いられることが多い素材です。綿素材のみの柔道着に比べて通気性が良く、汗をかいても快適に使用できます。さらに、洗濯の際は乾きやすく縮みづらいのもメリットです。

一方、綿素材の柔道着より生地感が固めなので、着づらいと感じる方もいるようです。固めな分、耐久性には優れており長持ちします。

スポーツブランドとして有名なミズノは、日本柔道連盟のオフィシャルスポンサーでもあります。そのため、全日本選手などさまざまな柔道家がミズノの柔道着を着用しています。

初心者用から国際大会用まで幅広いモデルを展開しており、機能性と着心地に優れた製品を多く揃えているため、柔道着選びに迷ったら、まずチェックしたいブランドです。

九櫻は1918年に創業した老舗武具メーカー。創業から100年、柔道着のパイオニアとしてクオリティの高い製品を揃えているブランドです。国際柔道連盟のオフィシャルサプライヤーでもあるため、IJF規格の柔道着も販売されています。

九櫻の柔道着は破れづらいと評判で、師範にも愛用者が多数います。長く愛用したい方や耐久性を求める方にもおすすめです。

アディダスからも柔道着が販売されており、ブランドロゴが入っているのも特長です。東京五輪金メダリストの阿部一二三選手、妹の詩選手のスポンサーとしても知られ、海外選手にも愛用者が増えてきています。

モデルによりますがＹ体の細身のデザインも多く、かっこよく着こなせます。デザイン性にも優れた柔道着を探している方におすすめです。

株式会社ミツボシは、柔道の他にも剣道、なぎなたといった幅広いジャンルで武道具の製造販売を行っている企業です。創業は2015年と比較的新しい企業ですが、国際柔道連盟の公認を得ていることでも知られています。

柔道着は幼児用から選手用までラインナップも豊富で、幅広い方のニーズに応えられるブランドとなっています。

東洋マーシャルアーツディストリビューション（TMD）の柔道着は、生地や縫製技術に特徴があります。刺子生地を採用した柔道着はクッション性が高く、一般の柔道着より1.5倍の強度を誇り、そのうえ軽量です。

柔道着は、すべて国内で製造している縫製技術の高さもポイントです。

柔道着は九櫻が有名で種類も豊富ですが、授業用の安いものを探しているならECサイトで探してください。Amazonや楽天などでも、さまざまな種類・価格のものから選べます。

また一部のドンキホーテでも取り扱いがあります。どうしても試着したい場合には、近くの武道具店を探してみましょう。

柔道着は洗濯機で洗っても問題ありません。ただし、かさばるので単品での洗濯をおすすめします。以下に洗濯の方法を記載していますので、参考にしてください。

1. 柔道着を裏返して、たっぷりの水で洗い・すすぎを行う。
2. 汚れがひどい部分はつけ置き洗いや手洗いをする。
3. 干すときは必ず陰干しで、風通しのいいところで干す。

柔軟剤を使うことや乾燥機で乾燥することは、柔道着の形崩れを起こしたり生地を傷めたりするする可能性が高くなるので、避けましょう。

柔道着にはさまざまな種類があるため、サイズ・使用用途・素材など使用する方に合ったポイントを押さえることが重要です。特に、お子様には着心地のいいものを選んであげましょう。ぜひ本記事を参考にして、自分にぴったりの柔道着を見つけてください。