スキーゴーグル人気おすすめ15選｜オークリーやスワンズ・スミスなどのブランドも

気温が寒くなると、白銀の世界が広がるスキー場に行きたくなりますよね。スキースノーボードなどのウィンタースポーツを楽しむなら、スキーゴーグルは欠かせません。

昨シーズン使っていたスキーゴーグルは壊れていませんか？初めてゲレンデデビューする方は、レンタルもありますが、肌に直接触れるスキーゴーグルは自分専用のものを購入するのがおすすめです。しかし、スキーゴーグルは種類が多く価格もさまざまなので、どれを選べばいいのか難しいアイテムです。

そこで今回は、スキーゴーグルのおすすめ15選を厳選してご紹介します。さらに、選び方・保管方法・曇らない方法などもお伝えするので、自分にぴったりのスキーゴーグルを見つけてください。

スキーゴーグルはスキーやスノーボードを楽しむために必要です。雪山は平地に比べて紫外線量が多く、裸眼のままでは目が焼けてしまいます。スキーゴーグルは転倒の際に、顔と目を守ってくれるプロテクターの役割もあり、ケガの予防にもなります。吹雪や暴風のときには目を守って視界を確保します。

サングラスはまぶしさは抑えられますが、風や雪が隙間から入ってきます。また、外れやすいのでケガの予防はできません。スキースノーボードを安全に思いっきり楽しむために、スキーゴーグルは大変重要なアイテムです。

天気のいい日も悪い日も同じスキーゴーグルを使いたいなら、可視光透過率50%前後のものを選びましょう。可視光透過率とは、目に入ってくる光の量のことです。裸眼で入ってくる可視光透過率は100%です。

可視光透過率50％前後のレンズは、日差しがまぶしい晴れの日から日差しの少ない曇りの日までオールマイティに使えます。天気に合わせてレンズを交換する必要がなく、とても便利です。ナイターをメインに使うのであれば、可視光透過率90％程度のものがおすすめです。

スキーゴーグルのレンズの種類は2種類あります。それぞれ長所と短所があるので、スキーゴーグルに求める要素によって選んでください。

シングルレンズはレンズが1枚のスキーゴーグルです。価格が安く2000円台から購入できます。初めてスキースノーボードに挑戦する初心者の方や、雪遊びメインでスキー場に行く方はシングルレンズがおすすめです。

シングルレンズは曇りやすいことが短所です。曇り止めを併用したり、曇りの原因を取り除いたりすると快適に使えるでしょう。

ダブルレンズのスキーゴーグルは、2枚のレンズの間に空気層があるレンズです。空気層がスキーゴーグルの内と外の気温差を緩和し、曇りにくいしくみになっています。スキーゴーグルが曇ると、視界を妨げ安全に滑走できません。そのためレンズの種類は、ダブルレンズが圧倒的におすすめです。

ダブルレンズの短所は価格が高いことです。しかし、レンズのほかの機能やブランドにこだわらなければ、比較的価格を抑えたタブルレンズのスキーゴーグルも見つかります。

レンズの形状は、球面レンズと平面レンズの2種類あります。それぞれ特長があるので、あなたのスタイルに合わせて選んでください。

球面レンズはレンズ面がアーチ状の形をしています。丸みがあるのでゴーグル内の体積が広く、曇りにくいのが特長です。裸眼に近い距離感で見えます。

平面レンズに比べて価格は高いですが、強度があるので転倒しても壊れにくいです。お気に入りのスキーゴーグルを大切に長く使いたいなら、球面レンズがおすすめです。

平面レンズは左右が広く見えるのが特徴です。目とレンズの距離が近いため、歪みのない視界が確保できます。レンズが柔らかいので、顔にフィットしやすく着け心地もいいものが多いです。耐久性に劣り、転倒時に壊れる可能性があります。球面レンズの比べて価格が安いので、初心者におすすめです。

ブルーやグリーンのレンズは、快晴の日や明るい時間帯におすすめです。コントラストを上げてゲレンデの障害物などが見やすくなります。眩しさを抑えるならグレーなどもおすすめです。ミラー加工されたレンズは見た目がかっこいいだけでなく、眩しさを抑える効果もあります。

曇りや雪の日の光が少ない場合は、オレンジやピンクがおすすめです。夕方の日差しが少なくなってきた時間帯にも使えます。晴れていてもオレンジやピンクは見やすいので、オールマイティに使える色です。幅広い天候と時間帯で使えるレンズの色なので、1つ選ぶなら持っておきたいレンズです。

イエローやクリアは暗い場所でも見やすい色です。イエローは雨や霧の悪天候に最適です。ナイターのゲレンデで濃い色のレンズを付けると、光が遮られ暗くてゲレンデの状態がわかりません。

障害物や凸凹に引っかかって転倒する恐れがあるため、ナイターを楽しみたいなら専用のスキーゴーグルを準備するのがいいでしょう。

アジアンフィットとは、海外メーカーがアジア人の骨格に合わせて作った形のスキーゴーグルです。海外メーカーのものは欧米人の高い鼻に合わせた形になっており、日本人には合わず隙間ができてしまいます。

アジアンフィットではないスキーゴーグルは、隙間から外気が入りやすく曇りの原因になります。フィット感がよくないので着け心地も悪いです。アジアンフィットもしくは日本メーカーのスキーゴーグルがすすめです。

偏光レンズは光の乱反射を抑えるので、雪の凸凹が見やすいです。非圧雪のゲレンデは大きな凸凹が多く、転倒の頻度が高いですが、偏光レンズならゲレンデの状態がわかりやすく快適に楽しめます。乱反射した光は目にストレスを与え、体の疲れにもつながります。

雪山の紫外線は高度の高さと雪の光の跳ね返りで、地上より高い紫外線量です。UVカットレンズなら紫外線を遮断し、目と目の周りの皮膚を日焼けから守ってくれます。

口や鼻はネックウォーマーなどで覆うので紫外線を受けにくいですが、目はスキーゴーグルのレンズを通して紫外線にさらされます。UVカット率は100%に近いほうがより紫外線をカットします。

調光レンズは紫外線量によってレンズの色が変わります。レンズの色が変わることで、可視光透過率を調整します。晴天の日から悪天候の日やナイターまで対応できるので、1つ持っていればすべての天候で使えます。また、急な天候の変化にも対応できるので、代わりのスキーゴーグルを持つ必要がありません。

メガネを付けてスキースノーボードをする方は、メガネ対応ゴーグルを選びましょう。メガネ対応ゴーグルは通常よりもサイズが大きいので、メガネをしたまま使えます。ただし、商品によって大きなメガネでは使えないことがあるため、事前に確認するか試着することをおすすめします。

フレームなしタイプのスキーゴーグルは、広い視野が好みの方に向いています。レンズの付け外しも簡単なので、天気や時間でレンズを変えたい方にもおすすめです。近年見た目のかっこよさから人気のあるデザインです。有名メーカーの主流デザインもフレームレスタイプが増えています。

スキーゴーグルの曇りにお悩みなら、換気ファン付きゴーグルはいかがでしょうか。換気ファンがゴーグル内の空気を循環させ、曇りの原因の結露を防ぎます。

電池とファンの重さがあるため、通常のものより重い着け心地です。レンズが発熱するタイプも曇らないゴーグルとして販売されています。機能が充実しているので価格はやや高めです。

OAKLEY（オークリー）はメガネやアパレル、スポーツウエアなど幅広いジャンルを製造販売するアメリカの会社です。世界的にも有名で、多くのプロスポーツ選手が愛用するメーカーです。

高性能なモデルから低価格のモデルまで、さまざまな種類のスキーゴーグルが揃っているのが特徴です。OAKLEYなら欲しいの機能を持ったスキーゴーグルに出会えます。

SMITH（スミス）は世界初の曇らないゴーグルを開発した会社です。レンズに曇り止めを塗る加工ではなく、水分を吸収し表面積を広くする特殊な加工がされています。簡単にレンズを交換できるシステムも特長です。高いレンズ性能を求めるなら、SMITHがおすすめです。

SWANS（スワンズ）は日本メーカーなので、日本人の骨格に合ったスキーゴーグルがあります。国内のトップ選手だけでなく、多くの日本人の頭部の形をデータベース化し、フレームがデザインされています。フィット感を求めるなら日本メーカーのSWANSが安心です。

uvex（ウベックス）はドイツのメーカーです。プロ選手たちも愛用する有名なブランドで、ヨーロッパで圧倒的なシェアです。内側は曇り止めレンズになっており、欧州安全基準の倍の性能があります。日本人に向けて作られたジャパンフィットもあり、憧れの選手と同じメーカーのスキーゴーグルが着けられます。

DRAGON（ドラゴン）はカリフォルニア生まれのメーカーです。メンズ・レディース問わずに使用できるユニセックスなデザインで、スノーボーダーから人気があります。

多くの海外メーカーのアジアンフィットは、鼻の部分のスポンジの厚さを変えているだけです。一方、DRAGONの日本人向けゴーグルはレンズの形状から日本人の骨格に合わせて作っています。そのため顔とゴーグルの隙間ができず、曇りにくいのが特徴です。

mont-bell（モンベル）は、大阪に本社を置く日本のアウトドア総合メーカーです。高品質のアウトドアグッズやウエアに定評があり、アウトドア愛好家から人気があります。

mont-bellのゴーグルは、すべてのモデルで、どのような環境下でもクリアな視界を確保するアンチフォグシステムを採用しています。日本メーカーのため、日本人の顔にフィットし機能性も高いのが特徴です。

スキーゴーグルのケアと保管方法を紹介します。使い終わたあとのケアと適切な保管が、曇りの予防や長持ちさせるためには重要です。

毎回使い終わったらしっかり乾燥させましょう。ケースや車の中に放置していると、隙間の水分は乾燥しません。水分が残っていると、次の使用の際に曇りの原因になります。

さらに、レンズの曇り止めコーティングが剝がれやすくなります。早く乾燥させたいからと、ストーブの近くに置くのはいけません。フレームが変形しレンズが溶ける可能性があるので注意してください。

スキーゴーグルの保管に一番適しているのは、BOX型の専用ハードケースです。布製などの柔らかい素材のケースに保管しておくと、他の荷物に押されて形が変形します。フレームやスポンジは力が加わると変形し、顔に合わない形になってしまいます。大切なスキーゴーグルは、専用ケースで保管しましょう。

スキーゴーグルの曇りの原因は、ゴーグル内の結露です。結露を防ぐために次の4つを守ると、スキーゴーグルの曇りを防げます。

• ゲレンデでゴーグルを外さない

• 隙間を作らない

• 濡らさない

• 装着前に外気にさらす

結露は空気の温度差によって発生します。ゲレンデの気温は氷点下であることが多いですが、ゴーグル内の空気は顔にフィットしているので温かい状態です。

ゴーグル本体が濡れて水分があると曇ります。ゴーグルは決して濡らさず、もし濡れてしまったらしっかり乾燥してから装着しましょう。

スキーゴーグルはスキースノーボードのウィンタースポーツを、安全で快適に行うために必要です。性能もさまざまで価格帯も広いので、好みのスキーゴーグルを見つけてください。スキーゴーグルを着けて、思いっきりウィンタースポーツを楽しみましょう。