バイク用メッシュジャケットのおすすめ10選｜おしゃれなもの・ワークマンも

バイク乗りの服装といえばかっこいい革ジャンにグローブですが、夏は暑くて過ごしにくいのが難点です。夏も涼しくツーリングができる服装はないものか、とお悩みの方もいるでしょう。

そんなバイク乗りにおすすめしたいのが、バイク用メッシュジャケットです。バイク用メッシュジャケットなら、風がジャケットの中で循環するので夏も快適に過ごせます。クールでおしゃれなものも多く、デザインを重視する方にもぴったりです。

今回は、そんなバイク用メッシュジャケットの選び方や、デザイン別のおすすめ商品10選を紹介します。バイク用メッシュジャケットを長く使うための、お手入れ方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。

結論から言うと、バイク用メッシュジャケットは必要です。暑い時期だけジャケットを脱いで走れば、バイク用メッシュジャケットは不要に思えます。しかし、万が一事故を起こしてしまった際に、薄い服では体を守れないため危険です。

バイク用メッシュジャケットなら、プロテクター付きのものがあるため、有事の際でも体を守ってくれます。快適性と安全性を両立できるため、あって損のないアイテムです。

バイク用メッシュジャケットは大きく分けて、全体にメッシュが入った「フルメッシュ」と、一部にメッシュを入れた「ハーフメッシュ」の2種類に分けられます。それぞれ特徴があるので、見てみましょう。

「とにかく夏も涼しくツーリングできるジャケットがほしい」という方は「フルメッシュ」のバイク用メッシュジャケットがおすすめです。フルメッシュのジャケットなら、全体がメッシュで通気性が良く、火照った肌を風が冷やしてくれます。

ただし、ジャケットの下が透けて見えるため、気にする方もいます。また、朝夕などの気温が低い時間帯や、山の上などの涼しい場所では寒さを感じることもあります。防風インナーがあると、体温調節しやすくなります。

「ハーフメッシュ」のバイク用ジャケットは、胸や腕に通常の布素材を使用しているため、デザイン性の高いものが多いです。商品によっては普段着として使えるもあります。プロテクター付きのものが多い傾向にあるため、安全性を重視する方にもおすすめです。

反面、フルメッシュと比べると通気性が悪いため、涼しさでは一歩劣ります。そのため、おしゃれや安全面を重視する方に向いています。

真夏も快適にメッシュジャケットを着たいなら、裏地も重要です。夏はメッシュがあっても汗をかくため、ジャケットの裏地が肌にべったりとつき蒸し暑さを感じます。そのため、汗をすぐに吸ってくれる吸汗性に優れた素材や、汗がすぐに乾く速乾素材のものがおすすめです。

吸汗や速乾機能のある素材を裏地に使ったメッシュジャケットなら、汗を吸ってすぐに乾くため、サラッとした着心地でバイクに乗れます。

警視庁によると、死因の原因となった怪我の多くは頭・お腹・胸と言われています。そのため、安全性を求めるなら、少なくともお腹や胸にプロテクターがついているものを選びましょう。加えて、転倒した際に怪我をしやすい肩・肘・脊椎部分にもプロテクターがついていれば安心です。

プロテクターとジャケットが一体となっているものを選ぶなら、胸・肩・肘・脊椎にプロテクターがついているバイク用メッシュジャケットを購入しましょう。

CE規格とは、ヨーロッパで設けられている安全基準です。欧米ではプロテクターを販売する際に必要な規格です。CE規格の認証テストは、寒冷時や雨天など実際の使用シーンに近い環境で行われています。

そのため、この基準を満たした製品は安全性が非常に高いと言っていいでしょう。CE規格にはCEレベル1とCEレベル2があり、レベル2の方がより安全性が高いです。安全性を重視するなら、こちらもチェックしておきましょう。

夜によく走るなら、反射材（リフレクター）付きのものがおすすめです。ジャケットの一部にリフレクターを入れているため、見づらい夜間でも存在感があります。長距離走行をする方や、バイク通勤の方はあると安心です。

バイク用メッシュジャケットを選ぶポイントは、袖丈がちょうどいい長さでフィット感のあるものを選ぶことです。手首が隠れるものがちょうどいいので、実際に試着してみましょう。

特に、立体裁断は人の体に沿って型をとっているため、体にフィットしやすいのが特徴です。フィット感を求めるなら、立体裁断のものを選んでください。

バイク用メッシュジャケットは男性を基準に作られているため、体型に合ったサイズを選べば失敗は少ないです。メッシュジャケットを選ぶ際は、まず自分の適正サイズを知ることから始めましょう。手首が隠れ、前傾姿勢を取ったときに背中が見えないものがおすすめです。

メーカーによって、細身サイズやがっちりサイズなども販売しているので、そちらもチェックしてください。

男女の体型の違いを考えると、女性はレディースサイズのバイク用メッシュジャケットがおすすめです。レディースサイズは種類が少ないため、男性用のSサイズで代用している方もいます。

しかし、女性用のジャケットと比較するとフィット感がありません。動きやすさを求めるなら、「WL」「WM」などのレディースサイズを購入しましょう。

バイク用メッシュジャケットを普段着として流用したいという方は、パーカータイプのジャケットがおすすめです。パーカータイプはおしゃれなものが多く、街着としても使えます。

普段使いはもちろん、バイクで出かけた際にそのまま店内を歩けるので、ジャケットを脱ぎ着するのが面倒な方にもおすすめです。

ワークマンは作業着を中心に販売している大手ですが、バイク用ジャケットのラインナップも年々増えています。商品の中には、バイク用メッシュジャケットも含まれており、高機能で低価格なのが特徴です。コスパ重視の方や、バイク用メッシュジャケットを試してみたい方におすすめです。

クシタニは、静岡県浜松市に本社を置く、古くから続くバイク用品専門の老舗です。デザインや品質、機能性すべてが高水準で安定しています。お値段は少し高めですが、長年積み重ねてきた豊富な知識と確かな技術で、信頼性重視の方におすすめです。デザイン性の高いものも多いため、街着としても使用できます。

コミネの特徴は、安全性や機能性を重視した商品が多いことです。カジュアルなデザインのものが多く、普段着として利用できるジャケットもあります。高機能ですが、お値段は比較的手に取りやすいものが多く、機能性を重視しつつ安価なバイク用メッシュジャケットを探している方にピッタリです。

暑い時期に着用する機会が多いバイク用メッシュジャケットは、汗や皮脂などの汚れがつきやすいです。そのため、快適に使い続けるにはお手入れが必要です。ここからは、お手入れに手間のかからない商品のポイントを紹介するので、見ていきましょう。

お手入れを楽にするポイントは、汚れが目立ちにくい暗めの色を選ぶことです。白などの明るい色は汚れが目立ちやすく、完璧にきれいにしようと思ったら何回も洗濯しなければならないこともあります。暗めの色なら汚れが目立ちにくいので、何回も洗濯する必要がなく、比較的簡単にお手入れできます。

バイク用メッシュジャケットのお手入れは、縫い目がほつれることがあるので手洗いが基本です。しかし、メッシュジャケットの中には洗濯機の手洗いモードで洗えるものがあります。「お手入れに手間をかけたくない」という方は、洗濯機の手洗いモードで洗濯できるものがおすすめです。

バイク用メッシュジャケットを長く使うには、お手入れが必要です。ここからは手洗いや洗濯機で、ジャケットをお手入れする方法を紹介するので、参考にしてください。

バイク用メッシュジャケットの手洗い手順は、以下の6つです。

1. プロテクターをすべて取り出す
2. ブラシでメッシュに詰まっているゴミや汚れを取り除く
3. 大きめのバケツに中性洗剤を入れて、軽くもみ洗いする
4. すすぎともみ洗いを繰り返し、洗剤を落とす
5. プロテクターの体に触れる部分に消臭剤を吹きかける
6. すすぎ終わったジャケットを軽く絞り、風通しのいい場所で陰干しする

上記の他にも洗う際は、ぬるま湯を使うと汚れが落ちやすいです。しっかり汚れを落として、長く使いましょう。

洗濯機で洗う場合は、手洗いモードで洗いましょう。手順は手洗いモードと同じで、事前にプロテクターを取り出し、メッシュ部分をブラシできれいにしてから洗濯機に入れます。もみ洗いやすすぎは洗濯機がやってくれるため、洗い終わったら陰干ししましょう。

バイク用メッシュジャケットを洗うタイミングは使う頻度によりますが、毎日着るなら1週間に1度洗うといいでしょう。厳密に決まっているわけではないので、汚れや臭いが気になったら洗うなど基準を決めておくとより清潔さを保てます。

バイク用メッシュジャケットの選び方やおすすめ商品、使い方について紹介しました。バイク用メッシュジャケットは、暑い夏でも涼しく安全にツーリングできるアイテムです。今回の記事を参考にして、自分好みのバイク用メッシュジャケットを選んでください。