筋トレチューブの人気おすすめ16選｜自宅で簡単トレーニング！

トレーニングチューブは医療現場でも使われているゴム製のトレーニング器具です。筋トレの器具としては効果が薄いと思われがちですが、実は筋トレ上級者にも愛用者が多い万能なトレーニンググッズです。

比較的安価で場所も取らず高い効果が得られるトレーニングチューブは、筋トレデビューにもおすすめの品です。しかし、いざ始めようとしても種類や商品数が豊富でどれを選べばよいか迷う方も多いと思います。

そこで、この記事では特にトレーニングチューブ初心者の方に向けて、トレーニングチューブの種類やトレーニング方法をご紹介します。具体的なおすすめ商品16選も掲載していますので、あわせてご覧ください。

トレーニングチューブとはゴムの伸縮性・弾力性をトレーニングに利用するトレーニング器具です。身体のさまざまな部位を使ってゴムを引っ張る動作により、筋肉に負荷をかけてトレーニングやストレッチをすることができます。

手軽で安全性が高く、使い方次第でほぼ全身の筋肉を鍛えられるので、筋トレ初心者はもちろん上級者にもおすすめのアイテムです。

トレーニングチューブを使ったトレーニングにはいろいろなメリットがありますが、特に筋トレ初心者におすすめしたい理由を3点にまとめてご紹介します。

トレーニングチューブは安いものは数百円台から購入でき、設置場所・トレーニング場所ともに取らないため、手を出しやすいトレーニング器具と言えます。

また軽くてコンパクトなので、物によっては鞄に常に入れておくのも苦になりません。そのため、出先で空いた時間に場所を問わずトレーニングできるので、筋トレに取り掛かるハードルが下がり結果的に筋トレの継続性が高まることが期待できます。

筋トレ初心者が自力で新しい器具やトレーニング方法を試すとき、重い器具を誤って落としたり過剰な負荷をかけたりすることがあります。間違った身体の使い方をした結果、かえって身体を痛めてしまったという話も珍しくありません。

トレーニングチューブはゴム製なので、落として怪我をする可能性はありません。また、ゴム製のため自分の筋力以上の負荷がかかることがなく、怪我をしにくいトレーニング器具です。以上から、トレーニングチューブは初心者でも比較的安全に使用できるトレーニング器具と言えます。

ダンベルなどの重量器具は負荷がかかるのは重力方向のみですが、ゴムはどんな向きにも引っ張ることができるのでやり方次第でほぼ全身の筋肉を鍛えることができます。またこの特性からストレッチにもよく使用されます。

リハビリ用から筋トレ上級者にまで使われている理由は、トレーニングの負荷をゴムの強度で簡単に変えられるためです。

負荷の強弱は器具自体を変えるだけではなく使用本数を増やすことでも変えられます。筋トレの成果がゴムの種類や本数という目に見える形で現れるので、モチベーションアップにも繋がります。

トレーニングチューブは使っても思うように効果が出ない、という噂を耳にして購入をためらっている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、トレーニングチューブは正しい使い方をすればしっかり効果が得られる器具です。なぜ効果がないと言われてしまうのか、その理由と対策について解説します。

「トレーニングチューブは効果がない」と言われる理由は主に２つあります。１つは負荷がゴムを引っ張る力＝自分の筋力次第なため、ダンベル等に比べて弱くなりがちなこと。もう１つは使い方の自由度が高いため、正しいやり方がわかりにくいことです。

しかし、正しい使い方でトレーニングすればダンベル並みの負荷をかけることも可能なので、初心者でも筋肥大化を目指すことができます。

トレーニングチューブに限らず、筋トレは正しいフォームで行うことがとても重要です。間違ったフォームで行うと筋トレの効率が下がるだけではなく、ケガにつながる可能性もあります。狙った部位を肥大化する正しいフォームでトレーニングチューブを使うようにしましょう。

特に独学でトレーニングしている方は、全身鏡の前でやるかスマートフォンなどの動画撮影機能で自分のフォームを撮影し、正しいフォームと比較しながら行うといいでしょう。

独学でトレーニングチューブの正しい使い方を学ぶには動画を参考にするのが最適です。その際はメーカー公式サイトやプロトレーナーが監修しているものなど、信頼できる情報を参照するようにしましょう。初心者におすすめの動画のひとつをご紹介します。

トレーニングチューブはいくつかの種類があります。そのうち一般的に購入可能な3種類ゴムバンド型・チューブ型・進化型についてそれぞれの特徴をご紹介します。

ごく薄いゴムでできた平べったい形のトレーニングチューブです。特に輪になっているタイプがメジャーで、輪の中に両手や両足を入れて広げて筋トレをします。

後述のチューブタイプよりはやや自由度は低いですが、より安全で使い方がわかりやすく初心者向きと言えます。強度が違う色違いのものがセットになっているものもあります。デメリットは、とても薄い形状のため破れやすくなっており、他のタイプよりも耐用年数が低いことです。

チューブ型はホースのように細長いひも状の器具です。長い1本のひも状で販売され、自分の身長やメニューに合わせた長さに切って使うタイプのものが多いです。

チューブ同士を結ぶ・壁やイスにくくりつける・数本を束にして負荷を上げるなど、自由度が高いのが特徴です。幅広い使い道があるので、試行錯誤して全身の筋肉を鍛えたいと思っている方には特におすすめのタイプです。

チューブの両端にグリップがついて握りやすくなったものや、3つの輪っかが繋がったものなどがこのタイプに分類されます。サイズや強度が決まっていて自分で調節する必要がないのが特徴です。

強度が弱めに設定されていることが多く、用途の自由度も他タイプより低めで、リハビリ目的の方や筋トレ初心者にお勧めしたいトレーニングチューブです。

まずどんな身体になりたいのか具体的なイメージを持ってから、鍛えたい筋肉の部位や目的に合わせてトレーニングチューブの型を選びましょう。

筋トレに詳しく全身の筋肉をまんべんなく鍛えたいという人にはチューブ型が適します。筋トレ初心者で色々な部位の筋トレを試したい方は比較的安価なバンド型がおすすめです。

強度の違うトレーニングチューブがセットになったものや付属品が豊富なセットも手ごろな値段で多数展開されているので、いろいろなトレーニングを試したい方はこのようなセット商品の選択もご検討ください。

握力に自信がない方はグリップ付きのものを選ぶとトレーニングしやすいです。怪我などで身体を痛めていて特定の部位を特に鍛えたいという方は、その部位にあった進化型のものを選ぶといいでしょう。筋力が完全に回復した後で、上級者向けのトレーニングチューブに移行してください。

ゴムの強度は強すぎても弱すぎても筋トレの効果は得られません。ゴムの強度が自分の筋力よりも強すぎる場合、ほぼ引っ張ることができないので筋肉を鍛えられないのです。

そのため、すこし引っ張るのがキツイくらいの、自分に合ったトレーニングチューブを選びましょう。通販などで買う場合は、何点かがセットになっているものを選ぶと自分に合うものがあるはずです。

同様にゴムの長さも筋トレの種類や効果に影響するので、長さを調節できないタイプのものを購入するときは自分の体形と行いたいトレーニングに合った長さのものを選んでください。

トレーニングチューブにおいて伸縮性は、トレーニング性と耐久性の両面から重要です。伸縮性がある方が手足をひっかけやすいため使いやすく、トレーニングの幅も広くなります。

また、伸縮性が弱いものは耐久性が低い傾向にあります。同じ負荷のものを比べるときはより伸縮性いいものを選びましょう。合成ゴムより多少高額ですが、天然ゴム製品は安全性が高く安心です。

セラバンドはD＆M社が展開する40年以上の歴史をもったトレーニングチューブの先駆けブランドです。医療リハビリ用として開発され、アメリカの理学療法士協会に認められるなど信頼あるブランドです。現在は世界約60か国で使用されています。

切って使えるタイプのチューブ・バンドの種類が豊富でさまざまな強度のラインナップがあり、別売りでハンドルなどの付属品も購入できます。

大阪に本社をおく日本を代表するスポーツメーカーのひとつであるミズノでは、チューブタイプのトレーニングチューブの取り扱いがあります。スポーツや医療現場でよく取り扱われており、国内メーカーの信頼できるブランドのものを使いたい方におすすめです。

サンクトバンドは医療用器具として世界各国で使用されているメーカーです。このブランドの最大の特徴は、ゴムバンドのパウダーフリー化に成功していることです。

これによりラテックスアレルギーの大幅な抑制を実現しているため、アレルギー体質の方に特におすすめです。大手通販サイトでは取り扱いが少ないので、気になった方は大手スポーツ用品店か公式通販サイトでの購入が確実です。

アルインコ社はフィットネス機器やマッサージ器具など幅広く展開している日本のメーカーです。トレーニングチューブとしては進化型の変わった形のものの取り扱いが多くあります。手に取りやすい価格でグリップが持ちやすく工夫されているなど、特に初心者や女性におすすめです。

ダイソーではバンドタイプのトレーニングチューブが販売されており、強度も数種類から選ぶことができます。有名メーカー品より伸縮性や耐用性には劣りますが、100円でトレーニングチューブが購入できるのは魅力的です。

トレーニングチューブで筋トレをやってみたいけれど、あまり高額なものは購入したくない方向けのお試しにぴったりな品です。筋トレを継続したくなった場合は、チューブ型のものを買い足してこれと組み合わせることによってさまざまな筋トレに繋げることも可能です。

トレーニングチューブはゴム製のため、使用しているうちに必ず劣化します。劣化するまでの期間は一概には言えませんが、伸縮性のないものの方が耐用年数が短い傾向にあります。

ゴムの伸び以外にも、切り傷が入ったりするとそこから裂けたりすることもあります。トレーニング中に裂けるとチューブが勢いよく跳ねて思わぬ怪我のもとになるので、使用前に切れ目・ひび割れ・伸びすぎなどの異常がないか必ずチェックしましょう。

万が一裂けても跳ねないような作りになっているような、信頼できるメーカーのものを使用するのもおすすめです。

幅広い使い道のあるトレーニングチューブの特徴や選び方についてご紹介しました。トレーニングチューブは手軽で始めやすいのが大きな魅力です。この記事を読んで筋トレを始めたくなった方は、ぜひ実行に移して強い筋肉を育ててみて下さい。