ダンスシューズのおすすめ15選｜シャッフルダンス・ヒップホップに使える靴も

ダンスをする時に足が滑ってしまったり足が動かしづらく感じたりしたことはありませんか。ダンスシューズは踊りたいダンスのジャンルに合わせて探すのがおすすめです。ダンスの動きにこだわりたい方は、自分に適したダンスシューズを選びましょう。

ダンスシューズはスポーツ用のシューズとはやや異なり、より足にフィットする製品・衝撃吸収性が高い製品・グリップ力が高く滑りにくい製品・指先までスムーズに動かせる製品などが展開されています。また、ソールの形状や素材をチェックすることも大切です。

こちらの記事では、ダンスシューズの選び方のコツ・おすすめなブランド・おすすめのダンスシューズ15選をご紹介します。ナイキなどの人気メーカーのシューズや、シャッフルダンス・ヒップホップなどに適したダンスシューズも紹介するので参考にしてください。

ジャズダンスには、足の形に沿ったタイプのシューズがおすすめです。ジャズダンスはバレエの形を基調として、よりラフな動きで踊るスタイルが特徴的で、足をしなやかに動かせるシューズであればより動きをスタイリッシュに見せられます。

足の形に沿った形状で装飾が少ないシューズであれば、足の動きが制限されにくく伸び伸びと踊れるのがメリットです。

シャッフルダンスはランニングマン・Tステップ・チャールストンなどのダンスを取り入れた、SNSでも人気のスタイルです。グリップ力が高いタイプのシューズであれば、細かな動きもかっこよく見せられるため、便利に活用できます。

シャッフルダンスは方向を素早く転換させたり、足をスムーズにスライドしたりする必要があるため、グリップ力が高く滑りづらいシューズがおすすめです。

ヒップホップダンスはアップ・ダウンの動きを多く取り入れるのが特徴的なダンスです。衝撃吸収性があるタイプのシューズであれば、大きく動く必要があるヒップホップダンスをする時の体への負担を軽減できます。また、滑りにくい作りのシューズも怪我対策としておすすめです。

長くヒップホップダンスの練習をしていると手足などに疲労が溜まります。足に直接衝撃が伝わらないようウレタンやジェルを使用したシューズを取り入れましょう。

アニメーションダンスはアニメのコマ送りから命名されたダンスで、ロボットダンスやパントマイム・スローモーション・ウェーブなど特殊な動きを取り入れることが多いです。関節やつま先などを柔らかく使って動く必要があるため、指先をゆったりと動かせて体重を支えられるタイプのシューズが適します。

つま先立ちしても足先への負担が少なくなるよう、つま先部分までソールでしっかりカバーされているタイプのシューズを選びましょう。

バレエダンスは子供の頃の習い事として選ばれることも多いなじみ深いダンスで、姿勢はもちろんのこと足先までぴんと伸ばした美しいポーズが求められます。足のフィット性が高いタイプのシューズであれば、しなやかな動きにこだわって動けるのがポイントです。

また、バレエシューズ・トゥシューズなどの名称で販売されていることも多く、専用のシューズが多く展開されているという特徴もあります。

足首の動きを妨げないダンスシューズを探している場合、ローカットの製品を選びましょう。ローカットタイプのシューズは足首をしっかりと回しながら大胆な動きを取り入れてダンスしたい方に適します。さまざまなダンスに活用できる用途が広いシューズとしても活躍するのが魅力的です。

また、足首が出るダンスシューズはソックスを目立たせておしゃれな見た目にできる特色もあります。

足首を守ってダンス中の怪我のリスクや体への負担を軽減させたい方には、ハイカットのダンスシューズがおすすめです。ハイカットのシューズは足首周りをしっかりカバーする作りなので、足首を安定させた状態でダンスしたい方や、素早く足首を動かす際の負担が気になる方に適します。

ターンなどの足首の向きを素早く切り替える必要がある動きを多く取り入れたダンスをする時に使用すれば、練習中の足首への負担を和らげられるのがメリットです。

スニーカータイプのシューズであれば、クッション性が高く足への全体的な負担を軽減できるという強みがあります。特にアニメーションダンス・ヒップホップダンス・ブレイクダンスなどが含まれるストリートダンスをする時に使われることが多いです。

厚みのあるソールを採用した製品が多く、大人だけでなく成長期の子どもにも適します。また、足首や足の指の痛みを和らげたい方にもおすすめです。

革素材のソールには、ターンをスムーズに行えるというメリットがあります。革製のソールは滑らかに床を滑るため、バレエダンスなどで柔らかい動きを取り入れたい時に活躍します。反対に、足をしっかりと止めたり向きをスピーディーに転換させたりする時にはあまり適しません。

革素材のソールで素早く動くダンスをかっこよく見せたい時には、バランスを取るために大切な体幹を鍛える必要があります。

ゴム素材を使用したソールは踏ん張って切り返す動きが多いダンスを踊る時におすすめです。滑り止め効果があるので、ダンス中に滑ってキレのある動きが上手くできない方や、転ばないように対策したい方にも適します。

また、ソールは地面で踊る時とフローリングの床で踊る時で滑りにくさが変わるため、どの場所で踊るのかを確認してから選びましょう。

足にフィットするスプリットソールは、ソールが前と後ろで分かれている構造が特徴的です。特にジャズダンスを好んで行う方に人気で、足裏にしっかりとフィットする靴でダンスができます。

足の指の動きを妨げないシューズとしても活躍するため、繊細な感覚を重要視してダンスをしたい方や、さまざまなダンスに使えるシューズがほしい方におすすめです。

安定性を重視できるフルソールは、ソールが前から後ろまでつながった構造を採用しています。フルソールは製品ごとの作りの質に大きな違いがないため、初めてダンスシューズを購入する場合にもおすすめです。

また、ソールが一体となった作りによって筋力が上がるのもポイントで、運動の一環としてダンスを生活に取り入れたい方・足の筋肉量を増やしたい方に適します。

ダンスシューズのサイズは通常の靴選びと同様に、今履いている靴のサイズを基準にして選びます。大きすぎるシューズは靴擦れなどにつながり、小さすぎるシューズは足を自由に動かしづらい懸念があるため避けましょう。

なお、これから足が大きくなる子どものダンスシューズを探している場合、買い替えの手間を減らすためにやや大き目サイズを選ぶのもおすすめです。バレエシューズはメーカーによってサイズの基準が異なる場合があるため、返品可能な製品を選ぶと万が一の時に交換できます。

靴底の色が床に残ってできる「ヒールマーク」と呼ばれる汚れが発生するダンスシューズは選ばないようにしましょう。公共の施設などでヒールマークが付いてしまうと、管理者に迷惑がかかります。自宅やダンスの練習でも、一度ヒールマークの汚れが付くと落としにくいため注意が必要です。

ナイキ・プーマ・アディダスなどの王道のブランドシューズはヒールマークが付きづらい傾向があります。また、安いシューズほどヒールマークがつきやすい傾向があるため、できるだけ品質の高いものを選びましょう。

長時間ダンスの練習をしていると足が蒸れてしまいます。通気性の高いダンスシューズであれば、蒸れる心配もありません。メッシュ素材が使用されているシューズや、通気用の穴が開いているベンチレーションホールなどの購入を考慮しましょう。

しかし、アッパー全体がメッシュで作られているシューズは気をつけなくてはなりません。動きによっては足まわりをホールドできないからです。初心者だと怪我する恐れもあるため、ホールド力も考慮しながら選ぶのが重要です。

ダンスシューズはデザイン性にも注目して選びましょう。自身の好みのデザインのダンスシューズであればダンスの練習が楽しくなります。また、目を引くデザインのシューズでダンスをすれば、足の動きに注目させられ、ダンスの印象を変えることも可能です。

しかし、流行りのシューズを吟味せずに購入するのはおすすめできません。自分のダンスに合った機能性とデザイン性を備えた製品を活用しましょう。

ダンスシューズの相場は、2,000円から10,000円までと幅広いです。より機能性が高く長く履き続けられるダンスシューズがほしい場合には、8,000円から10,000円台を目安に選びましょう。

ダンスシューズを安く手に入れたい時は2,000円台の製品を探すのも手ですが、その場合も以下のような有名なブランドのシューズがおすすめです。

• ナイキ
• プーマ
• アディダス
• アシックス
• ニューバランス
• リーボック

あまり名前を聞かないブランドのシューズは質が悪いこともあるため、注意しましょう。

アディダスのシューズは年齢を問わず履けるスタイリッシュなデザインが人気です。特に、ソールに厚みがありクッション性が高いシューズであれば、ダンスを練習するシューズとして活躍します。そのため、レディースからキッズまで幅広い層に人気です。

一方でソールが薄い作りのファッション用のシューズやランニングシューズは、ダンスをする時には適しません。軽く幅広設計のアディダスのシューズは、足がこれから大きくなる子供の世代でもゆったりと履けて便利です。

プーマのダンスシューズでは通気性が高い製品も展開しているので、ダンス中の靴の蒸れが気になる方におすすめです。またバレエシューズのような形状やスリッポンのようなデザインなど、自分らしさをアピールできる製品が選べるという魅力もあります。

ナイキのシューズはクッション性が高く、足への負担が大きいストリートダンスの練習をしたい方に適します。足をスムーズに動かせる作りと衝撃吸収性を両立させているため、ダンス以外にランニングなどにも活用できるシューズを探している場合にもおすすめです。

ニューバランスのシューズは足の幅が大きめの方でも、窮屈さを感じにくいゆったりとした設計が魅力的です。靴は繰り返し履くことで自身の足の形に馴染んでいきますが、最初から足幅に余裕を持たせて履けるシューズがほしい方には特にニューバランスの製品が適します。

ダンスシューズをどこで買うのか分からない方もいますよね。ダンスシューズは靴専門店で購入可能です。お店であれば靴の試着もできるため、自分のサイズに合ったものが手に入ります。近所の靴専門店を覗いてみましょう。

また、サイズや欲しい商品が決まっている場合はネット通販で購入するのもおすすめです。店舗に行く必要もなく、自分が欲しい靴をスマホやPCで選ぶだけで簡単に買えます。どちらの選択肢がいいのか考慮しましょう。

おすすめなダンスシューズを活用して、ダンスを楽しみましょう。自分に合ったダンスシューズを探すコツは、ダンスのジャンルや形の種類・ソールの素材・ソールの形状・サイズ・ヒールマーク・デザインなどをチェックすることです。お気に入りのダンスシューズでよりスタイリッシュに踊ってみましょう。