【2023】ハードコンタクトレンズおすすめ10選｜乱視・遠近両用も！

ハードコンタクトレンズというと、硬いプラスチック素材で「目に入れるのが怖い」と感じる人も多いのではないでしょうか。また、ソフトコンタクトレンズに比べて値段が高いと感じている人もいるかもしれません。

たしかにソフトコンタクトレンズは一見低価格なものが多いですが、使用期限が短いのも特徴です。そのため、年間を通して考えると実はハードコンタクトレンズのほうが低コストです。

ハードコンタクトレンズに興味がある人、はじめてのハードコンタクトレンズで何を購入していいかわからない人などに向けて、わかりやすく解説していきます。おすすめのハードコンタクトレンズ10選もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

コンタクトにはハードとソフトの2種類があります。双方の1番の違いは、コンタクトレンズの柔らかさです。ソフトはふにゃふにゃと柔らかく、ハードはソフトより硬いのが特徴です。そのほかにもさまざまな違いがあるので、詳しく解説します。

ハードコンタクトレンズは、ソフトコンタクトレンズと比べると目に負担をかけにくいといわれています。その理由はいくつかありますが、1つ目はハードコンタクトレンズのほうが目の乾燥が抑えられるからです。

2つ目としてハードコンタクトレンズの方が装着が簡単で、はじめての人でも装着しやすい点が挙げられます。装着の容易さやつけている最中の乾燥が少ない点から、ハードコンタクトレンズは目に優しいといえます。

ハードコンタクトレンズに比べて、ソフトコンタクトレンズはどのような特徴があるのか見ていきましょう。ソフトコンタクトレンズは名前の通りレンズが柔らかいことから、装着しても違和感が少ないのが特徴です。

目にゴロゴロとした違和感を感じるのが苦手という人は、ソフトコンタクトレンズを試してみるのもいいかもしれません。ただし、ソフトコンタクトレンズの方が目が乾燥しやすい点には注意してください。

こちらではハードコンタクトレンズの特徴について見ていきます。ハードコンタクトレンズには目が乾燥しにくい・装着しやすい以外にもさまざまな特徴があります。ぜひチェックしてください。

ハードコンタクトレンズは、硬いプラスチック素材です。しかし、硬いプラスチック素材にも種類があることを知っていますか。少し前までは、「ポリメチルメタクリレート」という素材が一般的でした。これは酸素を通さないプラスチックという特徴があります。

しかし、現代では酸素を通すプラスチックとして「含フッ素メタクリレート」や「含シリコンメテクリレート」が使われるようになってきました。同じプラスチックでも、酸素を通すプラスチック素材の方が目への負担が少ないといわれています。

ハードコンタクトレンズは、ソフトコンタクトレンズに比べてピントが合いやすいといわれています。ピントが合いやすいということは、装着時の時短にもなる上に何よりも目への負担が軽減されます。

特にはじめてのコンタクトでピント合わせができるか不安な人は、ぜひハードコンタクトレンズを試してみてください。

ハードコンタクトレンズは、ソフトコンタクトレンズよりも安い値段で購入することができます。ハードコンタクトレンズを眼鏡の代わりとして常用するのであれば、コストについてもしっかりと把握しておくのがおすすめです。

通常ソフトコンタクトレンズは使用期限が短いものが多いですが、ハードコンタクトレンズは2、3年の使用が可能です。ただし、これは紛失や破損がなかったときの年数です。ハードコンタクトレンズの方が最初にかかる値段はソフトコンタクトレンズより高い一方で、持ちがいいのが特徴です。

ハードコンタクトレンズは水道水を使って洗うことができます。コンタクトレンズは「繊細だから取り扱いが怖い」と考えている人でも、取り扱いやすいといえるでしょう。もちろん、水道水で洗った後は、洗浄保存液を入れたレンズケースで保存してください。

ハードコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズより硬い素材です。装着自体はソフトコンタクトレンズよりも簡単ですが、目がゴロゴロする感覚が残る人も多いです。これは慣れの問題もあるので、時間が経てば解決することが多い現象です。

ハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズの1番の違いは、先述した通り柔らかさです。ハードコンタクトレンズの方が手に取りやすく装着も簡単なので、初心者におすすめです。

また、なるべく低コストでコンタクトレンズを使っていきたいと考えている人にも、ハードコンタクトレンズが適しています。ソフトコンタクトレンズに比べて、ハードコンタクトレンズの方がコスパがいいからです。

ハードコンタクトレンズには「近視」「乱視」「遠近両用」の3種類があります。自分がこれら3タイプのどれに該当するかをまず知りましょう。「近視」のハードコンタクトレンズは、遠くを見るためのものです。

「乱視」はものが2重に見えたりブレて見える状態を矯正してくれるものとなります。最後に、遠近両用は近くも遠くも見えるように2種類の度数が入っているコンタクトレンズのことです。これらのどれに当てはまるかで選んでください。

酸素透過性とは、ハードコンタクトレンズがどのくらいの酸素を目に通すかという目安です。一般的には、酸素透過性が高ければ高いほど、目にやさしく負担がかからないといわれています。しかし、酸素透過性が上がれば上がるほど、汚れがレンズに付着しやすいというデメリットもあるのです。

また、目やになどがよく出やすい人も要注意です。そういった方は、酸素透過性が高すぎるものよりも1段階落としたものを選ぶという工夫が必要になります。

ハードコンタクトレンズに限らず、つけ心地は長く装着するうえで欠かせないものです。ハードコンタクトレンズは装着自体が簡単なため、初心者におすすめです。しかし、「目がゴロゴロする」といった違和感や異物感を感じる人も多くいます。

可能であれば1度装着してみて、どんな使用感かを確認してみるといいでしょう。最初はゴロゴロする感じが慣れなくても、少しずつ慣れてくる可能性があります。

ハードコンタクトレンズを使用する際、なるべく長く装着していたいという人もいるでしょう。長い時間装着する予定の人は、連続装用可能タイプのハードコンタクトレンズを選ぶのがおすすめです。

ただし、はじめてハードコンタクトレンズを使用する場合、最初は6時間～8時間程度の短い時間から装着をスタートする必要があります。あまり長時間つけ続けると、眼病の原因となってしまうため気をつけてください。

ハードコンタクトレンズを選ぶ上で重要なのは、耐久性です。一般的にハードコンタクトレンズは、2年、3年はもつといわれています。ソフトコンタクトレンズと比べると、もともとの耐久性は高いといえます。

純粋に耐久性の高いハードコンタクトレンズを探しているのであれば、酸素浸透率が低いタイプがおすすめです。酸素浸透率が高いタイプは目への負担は軽いですが、汚れの付着がはやく結果的に寿命が少し短くなってしまう傾向にあるからです。

こちらでは気になるハードレンズに関する疑問について解説します。ハードコンタクトレンズを使用する前に、よくある疑問を解消しておきましょう。

ハードコンタクトレンズの寿命は、一般的には2、3年です。これは破損や紛失がなかった場合の数字となりますので注意してください。

また、ハードコンタクトレンズには酸素透過性の高いものと低いものがあります。ハードコンタクトレンズの中では、酸素透過性の低いものほど寿命が長く、酸素透過性が高いものほど寿命が短い傾向にあります。

目からハードコンタクトレンズを外したら、流水でよく洗います。このとき、コンタクトレンズ用の洗浄液を少量手に取り、レンズをやさしくこするようにして泡立てます。その後、もう一度流水ですすいでください。泡が流せたら、保存液で満たしたレンズケースに入れて保管します。

ハードタイプのコンタクトレンズは初めての人でもつけやすく、さらに低コストで利用できるのが特徴です。ソフトコンタクトレンズかハードコンタクトレンズかで迷っている人は、ぜひハードコンタクトレンズを選んでみてはいかがでしょうか。