ストレッチポールのおすすめ10選！女性に人気のハーフタイプも

テレワークによる首や肩のこり、腰痛など悩みを抱えている方におすすめなのが「ストレッチポール」です。仰向けに寝転がって自宅でも簡単にストレッチができるため注目を集めています。気軽にストレッチ・ダイエットに活用したいと購入を検討する方が増えています。

ストレッチポールは、一見どれも同じに思えますが、サイズや素材などの特徴が異なり、適当に選んでしまうと上手にストレッチができません。さらに「できれば収納場所に困らないサイズがいい」など使い心地以外でも選べるため悩んでしまいます。

今回は、ストレッチポールの選び方とおすすめ商品10選をご紹介します。記事の最後には、ストレッチポールの効果や使い方・併用におすすめなヨガマットについてもご紹介しているので、ぜひご覧ください。

※ストレッチポールに、肩こりや腰痛改善効果が認められたものはありません。本記事では、ストレッチにおすすめの商品をご紹介しています。

ストレッチポールは、身体の緊張を緩めるストレッチをしたり筋トレに使用したりするエクササイズアイテムです。「ストレッチポール」の名称は株式会社LPNの商標登録で、他にも「ストレッチ用ポール」「ヨガポール」「ボディポール」「エクササイズポール」などさまざまな呼ばれ方があります。

正規品は、株式会社LPNの「ストレッチポール」を指し、類似品の場合は「ストレッチ用ポール」「ヨガポール」などと呼ばれている商品を指します。

ここでは、ストレッチポールのメリット・デメリットを詳しくご紹介します。使い方次第では体を痛めてしまうデメリットもあり、きちんと理解した上で購入するのがおすすめです。

ストレッチポールで運動すれば、心地良く体の緊張をほぐせます。自宅で簡単に行えるのもメリットで、初心者でも気軽に始められます。また、短時間でも効果を感じられ、仕事が忙しい方でも毎日の運動として取り入れやすいのも魅力です。

仰向けに寝転がって使用する以外にも筋トレや、足をマッサージするのにも使えます。1つあれば身体全体に使えるのもストレッチポールのメリットです。

ストレッチポールの使い方は簡単ですが、正しい使用方法を守らないと身体を痛めてしまう原因になります。運動不足で急に無理な姿勢を取ると、筋を違えたり筋肉をつってしまったりします。

また、バランスの取りづらいものを使うと転んでしまいます。初心者の方は、バランスの取りやすい形状をした商品を選び、短時間から始めるのがポイントです。

ストレッチポールに似たような形状でよく目にするのが「フォームローラー」です。形が同じですが、ストレッチポールとフォームローラーは別物です。ストレッチポールは「ストレッチ」の用途で使用し、フォームローラーは「筋膜剥がし（筋膜リリース）」の用途で使用します。

どちらも体の緊張を和らげられるアイテムですが、ストレッチポールは「身体全体を緩める」フォームローラーは「筋肉をほぐす」イメージです。また、形状が似ているものの、フォームローラーは硬い素材で作られていて、表面が凸凹しているのが見分ける際のポイントです。

ストレッチポールは、心身ともにリラックスできるのが大きな魅力ですが、万人におすすめできるものでなく、やってはいけない人もいます。下記に当てはまる方は、リスクが高いので ご注意ください。

• 骨粗鬆症である
• ヘルニアや腰痛がある
• 糖尿病を患っている
• 高血圧気味
• 妊娠中、またはその可能性がある　など

平均身長以上や上半身に厚みのある方には、直径15cm×長さ95cm以上のストレッチポールがおすすめです。頭頂部から座高までしっかりカバーできるサイズで、男性にもフィットします。

しかし、初心者や高齢者はバランスが取りづらい場合もあるため、仰向けに寝転がる際は転んでしまわないように注意してください。

平均身長以下の小柄な方におすすめなのが直径12cm×長さ90cm程度のやや小さめのストレッチポールです。バランスが取りやすく、肩幅が狭くても十分に腕を動かしながらストレッチできます。また、バランスに自信がなくても扱いやすく、初心者や高齢者にもおすすめです。

肩まわりや腰に使えて、さらに体幹トレーニングなどの筋トレにも使用可能なのが「ロングタイプ」です。長さ98cm以上の商品を指し、男性の方でも頭から腰までしっかりストレッチできます。また、足を置いてトレーニングしやすい大きさで運動量が多い方でも扱いやすくおすすめです。

直径10cm程度の「スリムタイプ」は運動初心者の方にぴったりです。直径が大きいものに比べてバランスが取りやすく、負荷をかけすぎないで運動できます。バランスに自信がない方や高齢者の方もぜひチェックしてください。

「ハーフカット」は半円状になったストレッチポールです。半円のままでも、マジックテープでくっ付けて筒状でもどちらでも使用可能です。半円ならコロコロと転がらないため、バランス感覚に自信がない方や高齢者の入門用としても扱えます。

ただし、身体にあまり負荷がかからないのも特徴なので、しっかり運動をしたい方には不向きです。

ストレッチポールのなかでも「発泡オレフィン素材」は丈夫で長持ちします。適度な硬さも魅力的で、本格的にストレッチポールを使用したエクササイズを楽しみたい方におすすめです。中には手に取りやすい価格のストレッチポールも販売されているので、ぜひチェックしてください。

「EVA素材」は、さまざまな用途でストレッチポールを使用したい方におすすめです。適度な弾力で身体にフィットしやすく、足を置くなどの寝転がる以外でも使用できます。また、水にも強く使用した後に濡れたタオルで拭き上げるなど清潔に保てるのも魅力的です。

「EPEポリエチレン素材」は価格の低さが魅力的です。初めてストレッチポールを購入する方でも手に取りやすく、お試しで買うのにもぴったりです。また、硬めの素材で固まってしまった首や肩をしっかりほぐせます。耐久性が他の素材よりも劣り、長く使い続けられないのも特徴です。

ストレッチポールの衛生面が気になる場合は、カバー付きの商品がおすすめです。ストレッチやトレーニングで汗をかいて汚してしまったら、濡れたタオルで拭き取るだけで清潔に保てます。加えて耐久性にも注目して選ぶと破けづらく長く使い続けられるので、ぜひチェックしてください。

ストレッチポールを持ち運ぶ場合は「ミニサイズ」もおすすめです。縦にして寝転がるには不向きですが、横向きで使用したり気になる足などの部位に使ったりするのには十分なサイズです。通常よりも短いため、収納場所に困らないストレッチポールを探している方もぜひチェックしてください。

ストレッチポールを縦に置き、その上に仰向けで寝転がれば、首や肩を心地良くマッサージできます。寝転がってゆらゆらと揺れるだけでも肩甲骨周りのストレッチになり、腕を回せば疲れの出やすい首・肩・背中全体をリラックスさせられます。

ストレッチポールを腰に当てて筋肉をほぐせば、腰の負担を軽減できます。テレワークで座って1日を過ごす場合が大半な現代では、腰回りのストレッチは大切です。しかし、直接ストレッチポールを腰に当てる場合、腰痛が悪化する可能性もがあるため注意をしてください。

ストレッチポールは、寝転がってストレッチを行う以外にもさまざまな使い方があります。足を上に置いて肘を付けば「プランク」で体幹を鍛えられます。1回10〜20秒程度で身体全体が鍛えられるため、ダイエットやトレーニングに取り入れるのがおすすめです。

縦に置いたストレッチポールに仰向けで寝転がり、骨盤を浮かせて小さく衝撃を与えると、骨盤周りを心地良くコンディションングできます。また、背骨に合わせてストレッチポールに寝転がれば、猫背の人も背中が伸ばされて気持ち良く、正しい姿勢を体感できます。

ストレッチポールを使用してストレッチを行うことで、身体の柔軟性が高まります。普段動かしていない箇所の可動域が広がるのも魅力的です。寝転がるだけでも効果を感じられるため、猫背などで身体が縮こまっている方にもおすすめのアイテムです。

ストレッチポールに寝た状態で深呼吸を繰り返すと、身体の力が緩まるだけでなく、緊張も和らぎます。そのため、知らず知らずのうちにストレスで身体に力が入ってしまっている方にもおすすめです。朝晩など短時間でも効果を感じられるので、忙しい方でも挑戦しやすいです。

ストレッチポールの使い方がわからない方は、商品に付属している「説明書」や「動画」などを参考にするのがおすすめです。特に動画は、実際にストレッチポールを使いながらでも確認しやすく、見やすいため無理をしないで実践できます。

使用方法の動画は、公式サイトだけでなくブログなどでも掲載されています。初心者の方でも見て真似られるので、ぜひチェックしてください。また、こちらにも正しく使うためのポイントをいくつかご紹介します。

• ストレッチポールの上で仰向けになる際は、背中や腰をぴったりフィットさせるのを意識しましょう。
• ストレッチポールを当てる場所は、筋骨よりも上にしましょう。
• 動かすスピードは ゆっくりを心がけましょう。

では逆に、間違った使い方とはどんなものでしょうか。注意書きと併せてお読みください。

• 腰を浮かせて使う

ストレッチポールから腰を浮かせた状態で使い続けると腰痛の原因になりますので、注意してください。

• 腰や首をぐりぐり押し付ける

早く結果を出そうとぐりぐり押すのは逆効果です。首や腰を痛めてしまいます。また、筋骨を強く押したり怪我をした場所に当てたりするのもやめましょう。

フローリングなど滑りやすい床でストレッチポールを使う場合は「ヨガマット」の併用をしてください。滑りづらい素材で、ヨガのポーズを取りやすいヨガマットは、ストレッチポールも滑りません。汗をかきやすい夏場でもストレッチポールがズレずにストレッチできます。

また、姿勢によってはフローリングが固く肘や膝を痛めでしまう可能性があり、ヨガマットを敷いて負担をかけずに運動をするのがおすすめです。

今回は、ストレッチポールの選び方とおすすめ商品をご紹介しました。ストレッチポールは必ず、身体に合ったサイズや運動量に合った形状の商品を選ばなければなりません。ぜひこちらの記事を参考に、扱いやすくしっかり身体のほぐせるストレッチポールを見つけてください。