スマートドラッグおすすめ10選｜効果や注意点も解説

スマートドラッグはドラッグ・禁止薬物ではありません。医学用語として明確に定義はされていないものの、現在の日本においてスマートドラッグはサプリメントの延長上にあるものと位置づけられています。

そのためスマートドラッグはドラッグストア・通販などで手に入るものも多く、正しく利用すれば健康上のリスクもわずかです。そこで今回は、忙しい現代人に役立つアイテムしてスマートドラッグを取り上げます。

本記事ではスマートドラッグの選び方・使用上の注意点・おすすめ商品10選をご紹介します。また、アスリートが使用したことで話題になったアデロールについても要点をまとめました。盛りだくさんの情報を網羅しましたので、ぜひ最後までご覧ください。

スマートドラッグとは脳機能・能力・記憶力などを高める薬品・物質の総称です。いわゆる通称であり、明確な定義はありません。医薬品のほか栄養素・サプリメント・健康食品などを含める場合もあります。

正しい使い方を守れば命に関わるような危険性がなく、また副作用が生じたとしても使用を中止することで解消できるものを指すのが一般的。総じて手軽に摂取できて安全性が高く、生活の質を向上させるために役立つものをいいます。

スマートドラッグの効能・メリットで代表的なものとしては、体内で生成できない成分・栄養素を摂取して体内活動を促したり、働きかけたりといった作用が挙げられます。

また市販の食材に含まれる成分であってもタイプによっては吸収しづらかったり、加熱によって分解されたりといった場合が珍しくありません。そこでスマートドラッグを服用することにより、摂りづらい成分を手軽に摂取することができます。

スマートドラッグはいわゆる通称であり、内実はいくつかのタイプに分かれています。いわゆるサプリメントとして市販されているものとは別に、医薬品に分類されるタイプは医師の処方箋・指示書が必要です。

医薬品に分類されるタイプのスマートドラッグは市販品よりも刺激が強く、興味本位で安易に服用できないよう規制されています。そのため、専門家である医師の判断が前提になっているのです。

適正量をオーバーしてスマートドラッグを服用した場合は設計された通りの効果が得られないほか、不運な場合は副作用を生じる場合もあります。「過ぎたるは及ばざるが如し」の言葉の通りです。

スマートドラッグの適正量は製品パッケージ・メーカーHPの仕様情報に記載されているため、必ず確認しましょう。具体的には1日あたりの上限・1回あたりの目安、以上2点を押さえておくのがおすすめです。

スマートドラッグには副作用のリスクがあります。主な事例としてはスマートドラッグの効き目が切れた後に倦怠感・疲労感を覚えたり、抑制されていた眠気が急に襲ってきたりといったものが挙げられます。

また、特定の原料にアレルギーを持っている方も要注意。原料によるアレルギー体質を把握していれば、事前に製品仕様情報をチェックすることで副作用のリスクを回避できます。副作用についてはメーカーHPおよび製品パッケージに記載されている場合があるため、購入・服用前に熟読するようにしましょう。

現在、スマートドラッグの個人輸入は禁止されています。規制の背景として、厚生労働省は2018年11月にスマートドラッグ27品目の個人輸入を原則的に禁止することを決定しました。

一般市民の健康被害・乱用をなくすための措置であり、具体的にはスマートドラッグの中でも医薬品に分類されるものが該当します。ただし例外措置として、医師の処方箋・指示書があれば個人輸入もOK。すなわち第三者の専門家による正しい判断が必要です。

ホスファチジルセリンは主として大豆に含まれている成分で、脳機能に関わります。忘れっぽくなってお悩みの方のほか、集中力を要する仕事に取り組む方などにおすすめ。副作用の症例が少ないと言われており、比較的ポピュラーで信頼性の高い成分です。

エゾウコギは寒冷地に自生している落葉低木、エゾウコギの根皮を原料とする成分です。エゾウコギの分布はロシア・中国の一部・北海道と、寒暖の差が大きい地方に限られます。1980年にイギリスでトップアスリートへの投与実績に関する論文が発表され、世界的に知られるようになりました。

アーカリオン・イチョウ葉は記憶力に関する成分です。アーカリオンはスルブチアミンを含み、医薬品に分類されるためドラッグストアのような店頭では市販されていません。イチョウ葉はフラボノイドを多く含む成分で、ドラッグストアや通販で入手可能です。

ロディオラは「イワベンケイ」とも呼ばれる天然のハーブです。ヨーロッパ・アジア・アメリカを中心にエネルギーサポートハーブとして普及しており、その歴史は古代ギリシャ時代に薬としての使用法が記録されているほど。ストレスケアにおすすめの成分です。

DMAEは有機化合物アミンの一種「ジメチルアミノエタノール」の略称です。DMAEはアセチルコリンの前駆体であり、アセチルコリンの生成をサポートします。一般的に成人後はアセチルコリン生成のペースが落ちるため、サプリメントだけでなく化粧品でもDMAEを取り入れるのがトレンドになっています。

スマートドラッグに採用される成分の中でも、特にコスパの高いものはDHA+EPA・チロシン・カフェインの3つです。各成分について詳しく解説します。

DHA+EPAは青魚の油に含まれている成分です。大ヒット曲「おさかな天国」のキャッチーな歌詞により知名度が上がり、関連商品を店頭で見かけることが多くなりました。アメリカでは日本以上に人気があり、トップレベルのサプリメントとして定着しています。

チロシンは神経物質のドーパミンや、アドレナリン・ノルアドレナリンといったホルモンをサポートする成分です。内容量の割に価格が安く、1日の上限まで飲んでも1日あたり38円程度で収まります。モチベーションを上げたい・集中力を高めたいといった場面におすすめです。

日常生活の中に溶け込んでいるカフェインも、スマートドラッグの1種です。コーヒー・緑茶といった飲料にも含まれるため、サプリメント以外からも手軽に摂取できます。サプリメントで飲む場合は一般的な飲料よりも含有量が高いため、短時間で高濃度のカフェインを摂取するのにおすすめです。

アデロールはアンフェタミンの商品名であり、米国でADHD・睡眠障害の治療に用いられる配合剤です。ドーパミン増幅成分を持つ強力な刺激薬であり、日本では禁止薬物・覚醒剤に分類されています。そのため、スマートドラッグには該当しません。

アスリートがドーピング剤としてアデロールを使用した例もあり、検査で陽性反応があった選手は当然処分を受けています。日本で日常生活を送る上でアデロールを入手する機会は基本的になく、個人輸入も禁止です。

現在の日本において、スマートドラッグはサプリメントの延長上にある存在です。メーカーの定める上限を守り、1回あたりの分量に従って服用することで副作用のリスクも下げられます。スマートドラッグは適切に利用すれば心強い味方です。正しい知識の元に、スマートドラッグを有効活用しましょう。